アート・デザイン・ギャラリー

ピエール・ボナール展 オルセー美術館特別企画

ピエール・ボナール展 オルセー美術館特別企画
http://www.nact.jp/exhibition_special/2018/bonnard2018/
国立新美術館
9/26-12/17
 
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ナビ派の画家、その中でも日本かぶれのナビ派とも呼ばれたボナール。ボナールの作品だけの展覧会が開かれるとは!ナビ派とは印象派の後の世代のもので……などの説明っぽいことはさておいて、日本の浮世絵に感化された装飾性、幸せな感じの色合いなどが特徴です。
 
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そう、見ていて幸せそうな感じの世界観なのですよね、ボナールの絵は。比較的苦労しなさそうな(いや、実際はわかりませんが、恋愛関連で少しいざこざはあったようですし)幸せな色合いなのですよ。
 
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あと、ポスターなどのデザイン系のお仕事もしていたようで、これがなかなかセンス良く、勝手にセンスの良いお金持ちのお坊ちゃんと言うイメージを持ちました。猫や犬を描いたり、女性の水浴を描いたり、といろいろで。でも良い絵が多いのですよ。良い展覧会だったのですよ。
 
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まぁ、あの「叫び」が来日!とかいう強い推し作品が無い作家ですし、一般的には知名度もそれほどでしょうし、来場者数は少ないのは判ってはいたのですが、実際に少なかったですね。東山魁夷展とセットで行くのもイイですよ。
 
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本当に勿体無いです。良い展覧会です。みんな観に行きましょう!
 
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あと、ショップの横にボナールの絵の世界を映像で体験できる部屋がありました。
 
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幾つかの額縁の絵からその世界感が360度の映像になって部屋に広がる仕組みです。
 
ぜひ、観に行きましょう。

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生誕110年 東山魁夷展/紙工視点

生誕110年 東山魁夷展
国立新美術館
10/24-12/3
 
東山魁夷、とても好きな絵が多いです。魁夷ブルーと呼ばれる青い色調、輪郭線の無いぼんやりと形作られた山や木々、同色系で揃えた表現で少しづつ色を違えた画面、どれも好きです。
 
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魁夷の絵は構成は単純です。水面に映った景色なども、ほぼ画面の真ん中に水面と地面の切れ目がきます。普通は地面の方が多くなりそうなものなのに、ほぼすべてこの構成。奥行き感もパースがうまく取れているとは言えない絵が沢山あります。精緻さに関してはドイツやオーストリアを描いているものにうまく表現されているのに、日本の景色絵ではあまり精緻さが現される絵はありません。ただ、それなのに、とにかく惹かれるのが魁夷の絵なのです。
 
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10年前、国立近代美術館で開催された東山魁夷展が懐かしいです。そのときの感想をブログで書いていました。なんか今読み直すとエモい感じですが、この時の感想でほぼ魁夷の好きな点を全部言っている気がします。
いい事ばかりではないさ〜東山魁夷展: 今日の献立ev.
 
 
それなので、そこら辺の感想は上記過去エントリに任せて、今回の展覧会の目玉である唐招提寺障壁画について。東山魁夷の集大成とも言えるのがこの唐招提寺御影堂の障壁画。完成までに10年を費やしたと言います。現在、御影堂が修理されているので、まとめて全点、内部の構成そのままに東京で見ることが出来るのです。
 
他の魁夷の絵は景色の絵も白い馬が出てくるものもすべて静かなイメージです。北欧の景色の絵などはその極みかもしれません。基本、魁夷の絵には人が出てこないからでしょうか?(今回の出展作では1点だけ人がいるのを発見しました。他にもあるかもしれません。)
 
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ところがこの障壁画、その中でも「濤声」は特にまるで絵から音が出てきそうなくらいの動きがあります。海が産むうねり、響き、鋭さ。ところが他の襖の面では水墨画の静けさを表現しています。この障壁画を描くことにより、あの白い馬の絵が生まれたといいます。白い馬は祈りの表れだということです。
 
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そして時代を追って最後の部屋にある後期の時代の絵、本当に構図が変わりません。この部屋の一点を初めのほうに持っていっても違和感は無いでしょう(もちろん専門家にはわかるでしょうが)。構図や色合い、描き方などに軸があり、ブレていませんでした。
 
人気が高い作家なので、きっと混雑しそうな展覧会です。期間もそれほど長くは無いので早めに行くことをオススメします。
 
 
 
紙工視点 荒牧 悠/小玉 文/辰野 しずか
SFT GALLERY
10/17-12/24
 
国立新美術館、地下のショップ横のギャラリースペースでの展示。「紙」と言うものに対して3人のデザイナーが取り組んだ作品を展示していました。
 
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辰野 しずか
緩衝材のくしゃくしゃな感じを一つの質感としてあつかったもの。そこからうまれるものが結果として紙というものから自由になっている気がします。
 
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荒牧 悠
紙の組み合わせなどで形や構造をつくり、四角だけではない紙の楽しさを表したようなものたち。結果としてやじろべえに行き着いたものも。
 
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小玉 文
破れる、という紙独特の材質を上手く表現しているもの。金継ぎなどもモチーフにして結果としてカッコいい形になっている気がします。
 

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ムンク展―共鳴する魂の叫び

ムンク展―共鳴する魂の叫び
東京都美術館
10/27-2019/1/20
 
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今年の秋に最も注目の展覧会と言っても良いのではないでしょうか?現在、上野ではムンクとフェルメールとルーベンスをまとめて見ることが出来るという凄いことになっています。その中でもムンクの「叫び」は知っている人も多くて、この展覧会は間違いなく混雑するだろうという前評判どおり、初日から入場待ち時間やショップで行列が出来たとか。
 
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とにかく「叫び」は素晴らしかったです。「叫び」には幾つかのバージョンがあります。最も有名なのは、オスロ国立美術館所蔵の油彩作品ですが、今回が初来日になったのはムンク美術館が所蔵するテンペラ・油彩画の《叫び》です。
 
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※出口にあった半立体「叫び」。人の裏側の処、誰か描き起こしたのよね。
 
この「叫び」、決して人が口に手を当てて叫んでいる姿を描いているのでは無く、自然界の叫びから耳を塞いでいるシーンなのですよね。この絵は「生命のフリーズ」というシリーズの一つで今回は同じシリーズの「絶望」も展示されてました。
 
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※入口にあったムンクの絵を使った4面モーフィング映像。
 
今回の展覧会はすべてがムンク作品の展覧会です。よくあるムンク(数点)とその周辺の作家展とは違います。少し精神を病んだところもあるムンク作品がここぞとばかりに並んでいます。
 
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ある時期はまるでフォーヴ派の様な色合いだし(実際フォーヴ派の画家はムンク作品に影響を受けている人も居るようです)、版画なども多く展示されていて、バリエーションある展覧会になっていました。
 
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そして、「接吻」や「マドンナ」、「吸血鬼」など他の代表作も見ることが出来てほんとうに満足です!月の光が水面にビヨーンと伸びるところなどを幾つも描いているし、太陽が光り輝く様なども、光や色の表現がとにかく独特です。
 
私が行ったのは平日でしたが、それでもそこそこの人が来ていましたので土日は混みそうですね。会期後半になると更に混むだろうから早めに良くのが良いかも。
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ショップはやはり平日でも部屋の外まで行列が出来る混雑。土日は初日で1時間待ちだとか。会期後半はこちらも更に混みそうですね。ポケモンコラボ商品が一番人気でアイフォンケースははじめの土日で売り切れ、再入荷待ち。私はこのスノ-ドーム買いました!
 

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木学 Xylology 起源と起点

木学 Xylology 起源と起点
旧平櫛田中邸アトリエ
10/27-11/10
 
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谷中にある旧平櫛田中邸アトリエという古い家で木彫り彫刻作家15人が集まって展覧会を開いています。この家の元の持ち主である平櫛田中氏も木彫の彫刻家であり、このアトリエ付住宅で開催されるのがピッタリの展覧会です。全点撮影OKと言うのもイイですね。
 
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さて、作品たちは家のあちこちに点在しています。まるでこの家の住民の様。真ん中の犬は中里勇太「つながれたひ」、両脇には中村恒克「白象」「ソグドの剣士-祈り2」。畳の空間にいきなり居る中里勇太の作品である犬がとてもいい感じ。
 
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この部屋には中村恒克「ソグドの剣士-祈り1」や木の卵から産まれたばかりのような少女、永島信也「芽生える少女」も居ました。
 
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個人的に注目は前原冬樹「一刻」。焼き秋刀魚の食べた後の姿を皿ごと一本の木で彫った作品で有名な方。痛んだうさぎ林檎がありました。前原冬樹作品は別の部屋で柿も発見。ミイラになった手のようなものも。
 
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この隣の部屋では小鉢公史の作品が数点とその奥では金巻芳俊の公開制作作品が置かれています。この展覧会の主催リーダーである金巻芳俊の作品「マドイ・カプリス」は2階の部屋にもありました。存在感が凄いです。
 
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窓際や棚にも白尾可奈子、村田勇気、HAROSHIの作品があります。まるで宝探しの様に住宅内を歩き回る楽しさがあります。
 
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入り口を挟んだ逆側の住居の方にも小畑多丘やねがくみこ、先ほどの村田勇気、前原冬樹の作品が。ねがくみこの作品はこの部屋だけでなく屋外にもあるので見逃さないように(冒頭の写真にチラッと写ってます)。
 
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入口にある北彩子「Find Me」も見落としてしまうところでした。タイトルの通りみつけないと!北彩子作品は階段を登った2階にもあり、木彫とアクリルが上手い具合に融合した作品でとてもいい感じです。
 
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2階に上ると石の様に見える佐々木誠の木彫作品やテーブルの上と下にある小畑多丘の作品など。テーブルの上の顔に嵌っているのはUSBですか?
 
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灰原愛の作品も好きです。「原因は意外なことかもしれない」と題された作品、頭の上に乗っているのは鳥のキウイですか?一体何の原因なのでしょう。首の凝りの原因でしょうか?
 
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TENGAone「Fabrication」も目を惹きます。段ボールの様に見えてこれも木彫。「Fabrication」の意味は偽造とかでっちあげと言う意味。
 
会期はあと1週間、上野の美術館(フェルメール、ルーベンスやムンク展などやっています)や谷中や根津に遊びに行ったら是非、ここに寄るのもイイと思います。この会場近くのSCAI THE BATHHOUSEでは名和晃平展が開催されていますのでセットで見るのも良いかと思います。
 
 

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名和晃平 Biomatrix

名和晃平 Biomatrix
SCAI THE BATHHOUSE
10/10-12/8
 
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SCAI THE BATHHOUSEには久々に来ました。谷中にある元銭湯を改装した現代アートギャラリーです。名和さんの展示を見るのは個人的には久々な気がします。韓国で大きな作品を作ったり、ルーブルで新作を発表したり、結婚したりと常に話題はチェックしていましたが。
 
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今回のメインの作品は「LIQUID」シリーズ。シリコンオイルに金属粉や顔料などを混ぜた液体を使ったプールがギャラリーの中央に設置されています。
 
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プールには細胞のような分割区切りがあり、その枡ごとに気泡が浮かび上がるという仕掛け。シリコンは粘度があるので気泡もすぐに割れずにゆっくり持ち上がっていく感じが生き物の様です。
 
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この面に照明が跳ね返って天井も細胞が生まれてくるような様子を醸し出していました。
 
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以前、このシリーズで黒いシリコンオイルを使った時は部屋中にオイルの匂いが充満していたのですが、今回はほぼ無臭。進化していますね。
 
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他にもぼこぼことした作品が数点展示されています。
 
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名和さんの代名詞となっているガラス玉を剥製などの表面に埋め込んだPixCellシリーズを超えて次の代表作になるのは何でしょうかね。
 
 
比較的近くで11/10まで木彫り作家さん15人が集まった展覧会をやっていますのでこちらもセットで見るのもイイかと思います。
 

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WAKU WORK 津森千里の仕事展

WAKU WORK 津森千里の仕事展
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
10/6-10/24
 
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ファッションデザイナー津森千里さんのお仕事を振り返る展覧会です。
 
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ツモリチサト、そういう名のアパレルブランドがあることは知っていて、ただ、ショップなどは寄ったことは無いのでどんなデザインの服を出しているか知りませんでした。
 
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こんなアグレッシブなデザインだったのですね!
 
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まぁ、これはコレクション用のデザインなので、一般販売しているデザインがこのまま出ているわけでは無いでしょうけど。
 
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とにかくツモリチサトさんがパワフルな方だというのはわかります。 
 
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マネキンまで特徴的です。観に行った私は、パワーを貰ったのか、吸い取られたのかどっちでしょう?

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Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2018

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2018
東京ミッドタウン各所
10/19-11/4
 
今年のDESIGN TOUCHもミッドタウンのあちこちで「みらいのアイデア」をテーマにして色々なイベントを開催しています。私は初期の頃に行って来たのでまだ開催されていないものもありましたが、とりあえず観たものを簡単にメモ。
 
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PARK PACK by ULTRA PUBLIC PROJECT
(ミッドタウン・ガーデン及び芝生広場:10月19日~11月4日)
今回芝生広場で展開されているのはRhizomatiks Architecture、ティー・ワイ・オー、電通ライブで立ち上げたユニット。うん、少しいつもよりも企業展示っぽい気がする。
 
 
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Swell
(ミッドタウン・ガーデン:10月19日~11月4日)
「we+」が手がけるキラキラ光るメッシュ素材を使った展示。女性たちが集まっているので何かと思ったらキラキラな素材の前で自撮りしているのですね。こう言う自撮りのネタってどうやって見つけてくるのでしょうか?
 
 
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Salone in Roppongi vol.6 2018
(ミッドタウン・ガーデン:10月19日~11月4日)
建築家の家所亮二さんが手がける展示。何かヒラヒラしているのとブランコベンチがありました。
 
 
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Tokyo Midtown Award 2018
(プラザB1:10月19日~11月11日)
上の人型メトロノームは鈴木康広さん作のトロフィー。
 
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<デザインコンペ>で個人的に良かったのはurucoの「ねこに小判」。お金の形をしたキャットフード。まぁ、型取りしただけなのだがタイトルの勝利ともいえる。
 
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<アートコンペ>青沼 優介さんの「息を建てる/都市を植える」。なんとタンポポの綿毛で作った都市模型。ただ、これ展示していたら壊れて(壊されて?)しまったようです。作家さんはショックだったでしょうね。これからこの都市を修復していくようです。
 
 
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NTTドコモ デザイン展
(アトリウム:10月19日~10月28日)
何か天井か降ってくる、と思ったら携帯電話サイズの色とりどりの紙。鈴木康広さんのまばたきの葉みたい。

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田根 剛展 Archaeology of the Future(ギャラリー間)

田根 剛展 Archaeology of the Future
ギャラリー間
10/18-12/23
 
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建築好きにとっては今年一番注目の展覧会が東京オペラシティアートギャラリーとギャラリー間で共同開催されるこの「田根 剛展 Archaeology of the Future」では無いでしょうか?フランスを拠点に活動している若手建築家 田根 剛さんを取り上げた展覧会です。まずはギャラリー間の展覧会を観てきました。
 
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東京オペラシティアートギャラリーでは「Digging & Building」、場所をめぐる記憶を発掘し、掘り下げ、飛躍させる手法を、ギャラリー・間においては「Search & Research、建築における思考と考察のプロセスの展開を、それぞれ展示しています。まだ若手と言うことで案件はそれほど多くは無いので建築物件としては共通のものが多いと思いますが、どの様に観せ方を変えているか楽しみです。
 
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また、田根さん単独ではなく、ドレル・ゴットメ・田根(DGT.)と言うユニットとしての物件も扱われています。そもそも田根さんがが20代のときにこのユニットでエストニア国立博物館の国際設計競技に勝利したのが注目されるきっかけでもありました。このDGT.は別々の建築事務所に居た若者3人が設計競技応募のために結成した建築家グループです。まだほとんど実績の無い若手の案を採用したのはかなりの英断ではないでしょうか?軍用滑走路の跡地と建物を連続した案が目を惹きます。
 
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また、日本では同じくDGT.として新国立競技場基本構想国際デザイン競技(ザハ・ハディド案選出時)で11人のファイナリストに選ばれた古墳スタジアムで一躍有名になりました。まぁ、このコンペは結局はあんなこんなになっちゃいましたけどね。
 
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このカイタック・ツインタワーの案では建築模型の横に鉱物がモチーフとして置いてありました。この「Archaeological Research(考古学的リサーチ)」から来ている考え方は後付けなのか、本当にそこからの発想なのか気になります。
 
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他にも(仮称)横浜デパートメントストアやDGT.による渋谷デパートメントストアでも鉱物や石の形がモチーフとなっています。
 
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今ならインスタ映えと言う言葉で話題になりそうなシチズンのミラノサローネでの展示「LIGHT is TIME」(こちらもDGT.にて)ですが、今年の12月7日から12月16日まで青山スパイラルで再現展示をするのですね。これは行かねば。展示と言えばオペラシティで以前やっていた「新井淳一の布 伝統と創生」展の会場デザインも田根さんだったということです。あの展示も良かった!
 
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奈良美智さんの展覧会でも有名な青森 弘前のレンガ倉庫をリニューアルする計画、(仮称)弘前市芸術文化施設のプランもあります。これからどうなっていくのか楽しみ。
 
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京友禅着物の千總本社ビルなどの模型も良かったですね。
 
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今回は室内の展示から繋がるように中庭部にも同じような展示が並んでいます。クキオのヴィラ、とらやパリ店、A House for Oisoの模型を見ることが出来ます。
 
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輸送箱、なんてものもありました。模型や資料がここに入ってます。輸送と言うことは、普段の保管用棚と言うわけではなく、今回の展覧会用に作ったのでしょうか?
 
オペラシティの方の展示も早めに観に行きたいです。

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石田尚志 「絵と窓の間」/リチャード・タトル「8, or Hachi」/森村泰昌 「私」の年代記 1985-2018/GIMHONGSOK - EVERY, DAY, ACTS, LIKE, LIFE/ふせなおき 写真展 「名前のない写真」/チェン・ラン「The Lament: Mountain Ghost」/常設展(WAKO WORKS OF ART)

石田尚志 「絵と窓の間」
タカ・イシイギャラリー 東京
10/20-11/17
 
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好きな石田さんの作品。部屋への描画をストップモーションアニメとして作成するというとても気の長い手法で作成される作品。何度観ても凄いと思います。
 
 
 
リチャード・タトル「8, or Hachi」
小山登美夫ギャラリー
10/20-11/17
 
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変なものにもったいぶったタイトルを付けるとそれは現代アートだ、と言ってしまうとそれまでですが、きっと作家にはコンセプトがあるとか、何か別の物が見えているはず。はず。
 
 
 
森村泰昌 「私」の年代記 1985-2018
ShugoArts
10/20-11/24
 
 
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森村さん、変身するのは良いとして、あの手は何?そしてミュージアムを作るの?
 
 
 
GIMHONGSOK - EVERY, DAY, ACTS, LIKE, LIFE
PERROTIN TOKYO
9/21-11/7
 
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フーセンを捻ったようなブロンズ像。風船で作った犬の像は別の作家の作品だけど。
 
 
 
ふせなおき 写真展 「名前のない写真」
ZEN FOTO GALLERY
10/20-11/2
 
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見せ方なのか、量なのか、それとも写真自体なのか、パワーのある展示でした。
 
 
 
チェン・ラン「The Lament: Mountain Ghost」
OTA FINE ARTS | TOKYO
10/13-11/24
 
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映像と周囲のオブジェが繋がっているのか、相反しているのか?古代詩がモチーフになっているそうです。
 
 
 
常設展
WAKO WORKS OF ART
9/21-10/20
 
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ラウル・デ・カイザーと言う方の作品を中心に展示されていました。
 

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「仏像の姿(かたち)」 ~微笑(ほほえ)む・飾る・踊る~

「仏像の姿(かたち)」 ~微笑(ほほえ)む・飾る・踊る~
三井記念美術館
9/15-11/25
 
秋の仏像関連で期待の3つの展覧会の一つ(残り二つは東博の「大報恩寺 快慶・定慶」、サントリー美の三井記念の「京都・醍醐寺」)。結論から言うと私としてはこの三井記念の展覧会イチオシです!
 
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重文指定の仏像などはあるもののスター仏師の作品などは無く、一見他の仏像関連の展覧会よりも地味に見えますが、この展覧会を観て仏像ファンになる人も居るのではないか?と思うような仏像の魅力をわかり易く伝えてくれる展覧会です。
 
仏像の格好や表情、装飾などに注目をしたこの展覧会、もちろんそれぞれの意味するところなどを掘り下げて観ることも出来ますし、単純に造形的な面白さを楽しむこともできます。特に同じモチーフを比較出来るような展示の仕方はわかりやすい。持っているもの、着ている服、微笑んだり睨んだりする表情、手足の動き、これらをじっくり楽しむことが出来ます。
 
仏師として信仰心から仏像を作るところからスタートするのでしょうが、じきに、より迫力を出したり、より魅力を深めたり、より違いを出したりすることを目指す事になるのっだと思います。ここで、現代で言うクリエイターとしての工夫や悩みに遭遇するわけですよね。他よりも神秘的に、他よりも生き生きと、表現力を追求するわけです。もちろん流行の表現や他の良いところ等を取り入れながら。モノを作る人の悩みを見ているようでした。
 
また、最後の部屋は東京藝術大学文化財保存学(彫刻)とのコラボ企画として仏像の研究による模刻作品や修復作品などの展示があります。普通の仏像展示では絶対に出来ないような、組立の仕組みなどがわかるこのコーナーも素晴らしい。
 
オススメの展覧会です!
 

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