アート・デザイン・ギャラリー

単色のリズム 韓国の抽象/懐顧 難波田龍起/三瓶玲奈/原口 典之 新作展/アラン・ビルテレースト

東京オペラシティ アートギャラリーで「単色のリズム 韓国の抽象」「懐顧 難波田龍起」「三瓶玲奈」を、また、近くのギャラリーまで足を伸ばしてケンジタキギャラリーで「原口 典之 新作展 - グレイ」、HAGIWARA PROJECTSでアラン・ビルテレースト「How And About What」を見ました。
 
 
 
「単色のリズム 韓国の抽象」
東京オペラシティ アートギャラリー
10/14-12/24
 
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抽象画でしょ、なんか想像つくよなー、と思っていたのだすが、うん、まぁ半分は確かに思ったようなイメージだったかもしれません。ただ、少なくとも残りの半分は、これは実際に観ないと解らない、この質感が凄かった。色が少ない分、質感で作り上げられているような作品が多いのです。絵の具の質感もあれば紙の質感もあります。日曜に来ると写真撮影可能だと言うので、ブロガーとかは日曜オススメです。はい、日曜だけと言うの忘れて土曜に行ってしまいました……。
 
作品としては李禹煥の静けさは勿論イイです。今回の作家の中では一番有名ですね。形、色かなり計算されているのがわかります。個人的には権寧禹の作品が凄いと思いました。紙の作品。物によっては色も塗っていない紙の質感だけで魅せる作品でした。
 
ただ、問題はね、作家名と作品が頭の中でリンクしていかないのですね。記憶力の問題ですね。次に同じ作家の作品見てもたぶん作家名が思い出せないのが……困りますね。
 
 
収蔵品展060 懐顧 難波田龍起
東京オペラシティ アートギャラリー
10/14-12/24
 
コレクション展は難波田龍起尽くしでした。もちろん難波田さんの作品は嫌いでは無いのですが、あれしか無いとなると……個人的にちょっとキツかったです、笑。
 
 
project N 69 三瓶玲奈
東京オペラシティ アートギャラリー
10/14-12/24
 
いいですね、好きな作品です。作成された時期はほぼ同じなんだけど、通路の後半に行くと少し具体的な形も見えてくる。形が見えているけどざっくり描かれてる後半の方の作品が好きでした。
 
 
原口 典之 新作展 - グレイ
ケンジタキギャラリー
10/19-11/25
 
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タイトルのグレイ、ええ、うまく一言で表現できています、この展覧会のことを。ハニカムパネルや車のトランクの蓋などを灰色に塗装してます。塗装はアートたるものか?問いかけられているようです。
 
 
アラン・ビルテレースト「How And About What」
HAGIWARA PROJECTS
10/7-11/19
 
ストリートで見かけた模様、トラックの荷台にペイントされた模様やフェンスの模様などを絵画として構築する。どこかで見たような、模様を描いた絵画。
 
 

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レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル/物質と境界/デイン・ミッチェル/長井朋子展

六本木ヒルズでレアンドロ・エルリッヒ展、/物質と境界―ハンディウィルマン・サプトラ+千葉正也デイン・ミッチェル長井朋子展 "Thousands of Finches"を見てきました。エルリッヒ展は首を長くして待っていました!
 
 
 
レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル
森美術館
11/18-2018/4/1
 
金沢21世紀美術館にレアンドロ・エルリッヒ展を見に行ったのが2014年でした。金沢21世紀美術館のパブリック作品《スイミング・プール》で有名なアーティストです。日本の美術館での個展は2回目でしょうか?待っていました、の東京での展覧会です。
 
※金沢の展覧会の感想
レアンドロ・エルリッヒ ーありきたりの?:金沢紀行其の壱(アート)
 
さて、東京での展覧会、作品の中に入って楽しめるということもあり、撮影OKと言うのが嬉しいです。
 
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作家名/作品名:レアンドロ・エルリッヒ《建物》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
 
チラシにもなっているこの作品が日本で公開されたのが嬉しいです。建物の外壁や窓に腰掛けたりぶら下がったりするのは展覧会にきたお客さんたち。この作品、床にある建物の半立体の上に来場者たちが寝転び、ミラーに映る面を見るとまるで建物の外壁そのものに自分達が居る様に見えるというものなんです。金沢の時の図録を見ると2013年にこの作品を発表した時に携帯電話で撮った写真がネットで拡散されて話題になったとか。知り合いが言っていましたが「時代がエルリッヒの作品に追いついた」とまさにそうだと思いました。
 
 
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作家名/作品名:レアンドロ・エルリッヒ《反射する港》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
 
ボートがゆらゆらと揺れています。揺れる水面にはボートが映り込んでいます。と思ったら、水面に映っているこの歪んだボートの像、これは立体なんです。水面見えるのけど水は無く、水に浮かんでいるように見せているだけの立体像。
 
 
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作家名/作品名:レアンドロ・エルリッヒ《雲》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
 
都内の霞が関にある飯野ビルディングにパブリック作品としても置いてあるこの作品。立体的な雲に見えますが、積層のガラスで立体的に見せているだけと言うもの。
 
 
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作家名/作品名:レアンドロ・エルリッヒ《試着室》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
 
これも面白かった。ちょっと覗いてみたらそこには入り込める空間。鏡と空洞が虚実入り混ざる迷路に今どこにいるかわからなくなる。実際の鏡も所々にあるのがまた良い。
 
 
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作家名/作品名:レアンドロ・エルリッヒ《失われた庭》
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
 
これ、何度も見ていて仕掛けも判っているのに毎回驚く。向こうの窓に映る自分。うっかりしてたら気づかないかも。
 
 
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作家名/作品名:レアンドロ・エルリッヒ《スイミング・プール》(模型)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
 
他にもいろいろ作品はあります。また、過去の作品の写真の紹介や作品模型などもありました。《スイミング・プール》も模型であります。模型ではありませんでしたが過去作品では《サイドウォーク》と言う作品が大好きで、今回は出ていなかったのが残念。日本では金沢21世紀美術館の時の展覧会やシャネルモバイルアートで発表されています。
 
 
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作家名/作品名:レアンドロ・エルリッヒ《シンボルの民主化》(記録写真)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
 
過去の作品紹介の中で一番好きだったのがブエノスアイレスでタワーの先端を隠し、無くなった様に見せかけ、先端と同じものを複製し地面に置いたという手の込んだ(でも、シンプルな)プロジェクト。
 
こんな風に、エルリッヒの作品はシンプルなんですよね、仕掛けとしては。最先端技術と言うわけでもなくアナログだったりして、正直目新しいわけでもない。言ってみればトリックアートなんですよね、ただそれがとても成度の高いトリックアート。ここまで完成度が高ければアートとして文句はないでしょう、と言う手を抜かずに真剣に素晴らしいアイデアに取り組んだゆえの作品なんです。素晴らしいです。
 
 
 
MAMコレクション006:物質と境界―ハンディウィルマン・サプトラ+千葉正也
森美術館
11/18-2018/4/1
 
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作家名/作品名:ハンディウィルマン・サプトラ 左《根もなく、つぼみもないNo.12》、右《ホールディング・ベース・ビロウ・フック》
この写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
 
サプトラのお餅なのかなんなのかわからないけど、なんなんだろう、変に頭に残る立体、笑。千葉正也の絵も奇妙でした。
 
 
 
MAMプロジェクト024:デイン・ミッチェル
森美術館
11/18-2018/4/1
 
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作家名/作品名:デイン・ミッチェル《アイリス、アイリス、アイリス》(一部)
この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。
 
アイリスと言う言葉を元に展開して、その中でも特に香りというものに注目してインスタレーションにしていました。伏せ籠で衣服に香りをつけたり、線香は香りを出す上に時間を計るものとしても使われていたり、そんな要因を展示にしたもの。
 
 
 
長井朋子展 "Thousands of Finches"
ROPPONGI HILLS A/D GALLERY
11/18-2018/4/1
 
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Finches(小鳥たち)と言うタイトルの割には記憶には熊とかが目に付いたきがする。カワイイ系なのかと思いきや、以外にそうでもない気もする。
 

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三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館/大嶋智子個展/ソピアップ・ピッチ展/GUNMA EXHIBITION/渋谷。超福祉の日常を体験しよう展

「三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館」、大嶋智子個展「パルコでもロイホでもラブホでもいいよ」、後はヒカリエで見たソピアップ・ピッチ展「desire line」/d design travel GUNMA EXHIBITION/2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展あたりのメモを。
 
 
 
三沢厚彦 アニマルハウス 謎の館
松濤美術館
10/7-11/26
 
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良い展覧会でした。館の中に住み着いているようなマヌケ顔のアニマル達。それらを見て子供達が楽しそうに館内で笑ってて賑やかでした。その子供達の声も含めてのこの展覧会な気がします。
 
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三沢厚彦さんの木彫り彫刻である動物達が住み着いており、その創造主である三沢厚彦さんをホストとしてゲストを招くという形で彫刻家の舟越桂さん、画家の小林正人さんと杉戸洋さん、写真家の浅田政志―さんが展示で参加しています。会期中に実際にここで公開作成などもやっていて、個別のキャプションも無い、かなり自由な展覧会でした。楽しいです。 
 
 
大嶋智子個展「パルコでもロイホでもラブホでもいいよ」
GALLERY X BY PARCO
11/10-11/19
 
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観に来ていたのが若い女性多くて気が引けましたが、色塗る前の絵とか設定画とかを見るとやはり良いですね。
 
この展覧会でアレ、薄いゴム製のアレを配っていたので一つ貰って「よし、今日、これで出会いがあって急にあんなことになっても大丈夫だ!」と渋谷の街を歩いていたのですが、はい、ちゃんと未使用のまま持ち帰っています。会場に来ていた女性に「パルコに行こう?それともロイホがいい?」と聞けば良かったでしたかね。まぁ、それでもこの展覧会のタイトルを言ってはくれなかったでしょうね。
 
 
ソピアップ・ピッチ展「desire line」
hikarie 8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
10/27-11/20
 
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竹を使った作品。平面的な立体などもありましたが、この有機的な形をした作品は目を引きました。数日後、六本木でもこの方の展示を見ましたが、こっちの印象の方が強かった。
 
 
d design travel GUNMA EXHIBITION
hikarie 8/ d47 MUSEUM
10/13-11/26
 
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群馬、アート好きとしてはハラミュージアムアークなんだけど、まぁ、だるまだね、やっぱり、はい、だるまでした。
 
 
2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展
hikarie 8/ CUBE 1, 2, 3・COURT
11/7-11/13
 
2020年に向けてどこも走り出し始めましたね。福祉と言う視点で、そこから2020年を望むのはいいかもしれませんね。
 

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ギャラリー関連見たものもろもろ

あちこちギャラリーで見た展示のメモ。
 
【みたもの】
 
味岡伸太郎展 富士山麓20景之内五
RED AND BLUE GALLERY
 
ミカ・タジマ「TOUCHLESS」
TARO NASU
 
鏡と穴- 彫刻と写真の界面 vol.5 石原友明
ギャラリーαM
 
千葉正也 思い出をどうするかについて、ライトボックス風、間接照明、八つ裂き光輪、キスしたい気持ち、家族の物語、相模川ストーンバーガー、わすれてメデューサ、50m先の要素などを用いて
ShugoArts
 
ソピアップ・ピッチ「desire line」
小山登美夫ギャラリー
 
榎倉康二 「Figure」
タカ・イシイギャラリー
 
Nerhol「Strange Attractor」
Yutaka Kikutake Gallery
 
渡辺眸 写真展 「TEKIYA 香具師」
ZEN FOTO GALLERY
 
アンドレアス・スロミンスキー"GOOOD LUCK"
WAKO WORKS OF ART
 
以上の簡単なコメントメモ。
 
 
 
味岡伸太郎展 富士山麓20景之内五
RED AND BLUE GALLERY
11/10-12/09
 
土を持ってきて作り上げる絵画。今回は富士山の土を使っています。この方、実はデザインやタイポグラフィで有名な方だったとか。知りませんでした。一見、具体やモノ派の様にも見えるのですが本人としてはそこら辺の作品を意識したことがないとか。時代が作らせる何かがあるのでしょうか?
 
 
ミカ・タジマ「TOUCHLESS」
TARO NASU
11/11-12/16
 
展示室に入ると聞こえてくる音。壁から噴き出している風の音。映像はたなびく煙。見えないものの可視化とも違う気もする。
 
 
鏡と穴- 彫刻と写真の界面 vol.5 石原友明
ギャラリーαM
10/28-12/2
 
スライス、スライスされた立体、スライスされた立体が混ざった立体、デジタルなのか、アナログなのか、写真なのか、絵なのか、CGなのか、立体なのか。気にせず見ることにする。
 
 
千葉正也 思い出をどうするかについて、ライトボックス風、間接照明、八つ裂き光輪、キスしたい気持ち、家族の物語、相模川ストーンバーガー、わすれてメデューサ、50m先の要素などを用いて
ShugoArts
10/20-11/18
 
不思議な世界観の絵、と言うか不可思議な絵。でも日常っぽい。私達と少し違うところにこう言う世界の日常があってもいい気がする。いや、もしかしたら私達の世界も実はこの様なものかもしれない。
 
 
ソピアップ・ピッチ「desire line」
小山登美夫ギャラリー
10/28-11/25
 
先日、ヒカリエでもこの作家さんの作品は見た(そっちは感想はまだ書いていないけど)。竹を使った立体のような平面のような作品があったり、竹でろうそくの形を作った立体作品があったり。竹と言うもので繋がっているような作品達。
 
 
榎倉康二 「Figure」
タカ・イシイギャラリー
10/20-11/18
 
色塗られたキャンバス地の布が影の様に、濡れているように色が変わっている部分を見せながら壁と一部折れ曲がって床にまで染込むように横たわっている。横たわっている、そんな気がした。
 
 
Nerhol「Strange Attractor」
Yutaka Kikutake Gallery
9/22-11/11
 
紙や写真を幾層にも重ねて削りだしていく彼らの作品。今回は景色だったりするものを荒っぽく尖った感じで削っている。個人的には荒さは少し気になる。細やかな整然とした感じの方が好きかも。
 
 
渡辺眸 写真展 「TEKIYA 香具師」
ZEN FOTO GALLERY
11/18-12/22
 
テキヤ、お祭り、現代にはこう言う人たちはまだ居るのだろうか?子供の頃楽しんだお祭りと言う華やかな世界、そこにはこの様な方々が関わっていたのだな、と。神社などといったところにあった利権など、思わずそういう裏を思ってしまった。
 
 
アンドレアス・スロミンスキー"GOOOD LUCK"
WAKO WORKS OF ART
11/1-12/2
 
ペラペラのポリエチレン製で造られたラッキーアイテムたちのレリーフ。天使、聖母子、馬蹄などの型がレリーフとなって、安っぽい素地そのままで展示されている。

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トゥールーズ=ロートレックと19世紀末パリの版画・ポスター展

トゥールーズ=ロートレックと19世紀末パリの版画・ポスター展
三菱一号館美術館
10/18-2018/1/8
 
ロートレック、イイですよね!そして今回の展覧会では展示室において普段から撮影OKのところがあります。この空間は雰囲気も良いです。また、この部屋含め全部で3部屋に音楽が流れているというのも美術展としては珍しいのではないでしょうか?(前にサティ展で流れていましたね)
 
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ここにはアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックの名作ポスターである《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》があります。これ普通は左下に文字が入ったデザインなのですが、ここに展示されるものには入ってません。おそらくポスターとは別に作家用に刷った貴重なものではないかということでした。あと、個人的にはるムーラン・ルージュの向かって右にあるテオフィル・アレクサンドル・スタンラン《シャ・ノワール巡業公演のためのポスター》が好きです。黒猫のこのデザイン。
 
※以下はブロガー内覧会参加時のものです。基本は内覧会の為に特別に撮影の許可を得ました。
 
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19世紀末のパリにおいて今まで絵画を複製にする手段であった版画が進化によって芸術の一つとして認められるようになったとのこと。リトグラフという技術によって作家の思うような表現が出来るようになったのが一番の要因との事です。今回リトグラフの石版が展示されていました。現代では石版を使ったリトグラフは少なくなっているようですが、今でもこれを元に刷れば作品が生まれるとの事(美術館の方が刷ってみたいと言っていました、笑)。
 
そういう新しいメディアの出現、それにうまく乗ったとも言えるのがロートレックやボナール、ヴュイヤールなどです。アムステルダムのファン・ゴッホ美術館と三菱一号館美術館の版画コレクションから、展覧会英語サブタイトルに付いている様に大衆文化の生活=ストリートのための作品、一部の愛好家=エリートのための実験的な作品、それぞれに向けた作品の集まった展覧会になっていました。
 
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この時期の版画芸術で代表的なのはやはりロートレック。この人は正式な美術教育を受けていないのにとにかく線がうまいです。サラサラッと描いたような素描を観ても人の特徴を捉えるのがうまいのですよね。女の人を必要以上に美人に描かなかったり、意地悪さを前面に出してみたり大衆受けが故の表現でしょうか?
 
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ボナールなんかはしっかりと女性を綺麗に描いています。まぁ、モデルが美しい女優さんだったのかもしれませんが。絵画の公募展などではなく、リトグラフと言う新しいメディアにより街中で話題になり名を上げていくというその構図、まるで現代のネットから生まれてくる人気イラストや漫画のようですよね。ロートレックやボナールは今だったらpix○vとかに参加してそうです、笑。
 
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そして大衆的なものとは別のシーンとして実験的な版画表現がコレクター受けしていた時代でもあるようです。路上ポスターの判りやすさとは逆を行くヴァロットンの謎めいた表現などはその代表的なものでしょう。一部の作家には同じ版を使いながらも色や紙を変えてコレクター心をくすぐる特別エディションを作っていたそうです。
 
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この展覧会、最後の展示室が私は一番好きでした(ここにも音楽が流れています)。ドニの《アムール》とその下絵、これは好きな作品です。
 
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リヴィエールのポストカードなんて欲しいですよね、これ?このまま持って帰りたいです。
 
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他にもゴッホ美術館所蔵の浮世絵(ゴッホがコレクションしていたらしいです)やボナールの屏風なども。
 
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最後にミュージアムショップにあった作品原寸大プリントのグッズ。テーマは原寸大!ヴァロットンのモノクロ手ぬぐいもカッコよかった……。
 

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THE ドラえもん展 TOKYO 2017/増田セバスチャン作品展「YOUR COLORS」

THE ドラえもん展 TOKYO 2017と増田セバスチャン作品展「YOUR COLORS」を観てきました。ドラえもん、楽しかったです!
 
 
 
THE ドラえもん展 TOKYO 2017
森アーツセンターギャラリー
11/1-2018/01/08
 
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ドラえもんファンも、子供連れでも、デートで行っても、そして現代アートファンが観ても満足する、そんな幅の広い展覧会でした。ドラえもん×現代アート、これは会期後半になるにつれて混みそうですね。
 
 
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村上隆の作品はポスターにもなっています。しずかちゃんの裸はポスターではトリミングされていますね。前回の作品もあり。
 
 
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福田美蘭の作品も前回のものと並んでいました。この方の発想力にいつも驚かされます。
 
 
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蜷川実花も前回から引き続き参加。ドラちゃんとデートするというテーマは前回と同様でした。
 
 
現代アートティストがそれぞれ自分なりのドラえもんに取り組んだ作品を作る。以前2002年に開催された「THE ドラえもん展」の第二段として前回参加した作家の新作(前回の作品も一部展示されています)や新たな作家が参加しています。
 
 
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鴻池朋子らしい皮を使った作品は洞窟の壁画のよう。しずかちゃんがテーマになっています。もう一つの映像作品は何か突っ込みたくなる作品。
 
 
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会田誠の作品はそう来るか!と言うもの。毒のある会田さんなりの、それらしいけどギリギリのところの作品。タイトルを観ると、あれを意識……。
 
 
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山口晃作品は飄々とした漫画です。
 
 
と、まぁ、今アート界で注目されている作家ばかりと言うアート好き必見の展覧会になっているのです。もちろんこれ何?と言う現代アートらしい作品もありますが、比較的そうならないで楽しめるものになっているのはドラえもんと言う皆が好きで有名なモチーフをテーマにしているからでしょうか?
 
 
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私の大好きな町田久美作品。和紙に墨や顔料の絵の具で描いたものなんです。是非近くでじっくり見てほしい。目の周りの青い線など見えにくいところを描きこんでます。
 
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あと、この町田久美作品のグッズが良かったです。Tシャツが欲しかったのにMサイズが売り切れ。再入荷あるようなので誰か買ってきてください(入場券がないとショップに入れない様です)。
 
 
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梅佳代らしい、家族などをテーマにした写真作品もイイ。
 
 
今回の展覧会はある程度は撮影OKでした。ただ撮影NGの作品がまた良かった。小谷元彦のリアル猫+人型ロボットはカッコいいし、シシヤマザキのアニメーションも良かった。
 
今回の展覧会で私個人的ベスト3の作品は残念ながら全部撮影NGでした。クワクボリョウタの模型列車が造る影絵の作品、後藤映則の立体ワイヤー模型断面に光で切り取るアニメーション、しりあがり寿のしりあがりさんでなければ造れないあの作品。必見ですよ!
 
 
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奈良美智コーナーは流石の大人気です。みんな奈良さんの絵好きなんですね。前回ジャイアンにリボンを取られたドラミちゃんは依然としてリボンを取られたままでした。
 
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奈良美智作品は前回一番人気だったのじゃないでしょうか?前回の絵も展示されていました。
 
 
後半は比較的若手の作家さんが、映画などの一つの作品を一つ選び、それをテーマにして作った作品が並びます。
 
 
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れなれなの描く黒板アート。チョークでスフマート技法で描かれています。
 
 
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篠原愛は少しグロテスクさを抑えたような感じですが篠原さんの世界観はそのまま。
 
 
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山口英紀 + 伊藤航のペーパークラフト作品とそれと対に水墨で歴史資料的に描かれた作品。三井記念の超絶技巧展で山口英紀作品を見たばかり。
 
 
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近藤智美の鏡面的世界を描いた絵も素敵でした。
 
 
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坂本友由の描いたしずかちゃんはフェティッシュで親が子供を連れて来たときに見せられるギリギリでしたね。
 
 
他にも前半にはMr.、佐藤雅晴、西尾康之、渡邊希、森村泰昌+コイケジュンコの作品。後半には中里勇太、中塚翠涛、増田セバスチャン、山本竜基の作品がありました。
 
と、まぁ、こんな具合で、全体的には子供も観に来るということを意識してか、ドラえもんと言うテーマのせいか過激な作品は少ない気がします。ただ、だからと言って手を抜いた作品は無く、とにかく楽しめる展覧会でした。
 
 
 
増田セバスチャン作品展「YOUR COLORS」
ROPPONGI HILLS A/D GALLERY
10/20-11/12
 
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ドラえもん展にも出ていた増田セバスチャンの個展をやっていました。カワイイ系の作品で、そこそこ一般への知名度もあるので、なかなか狙ってブッキングしてきてますね。
 
 
 

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川合玉堂 ―四季・人々・自然―

川合玉堂 ―四季・人々・自然―
山種美術館
10/28-12/24
 
山種美術館の今年ラストの展覧会は「川合玉堂」展です。内覧会に参加させて頂きました。川合玉堂、初期のころから晩年までの作品80点ほどを集めた展覧会になっています。
 
※写真は内覧会で特別に許可を得て撮影したものです。
※作品はすべて川合玉堂筆です。
 
 
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《鵜飼》 山種美術館所蔵
展示会場初めにある《鵜飼》は初期のころ、22歳の時の作品。玉堂が少年時代に実際に見ていたと言うこともあってか鵜飼のシーンを描いた絵が多いですね。今回の展覧会にも何点かありました。
 
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《鵜飼》 山種美術館所蔵
同じ鵜飼を描いた絵ですが、こちらは66歳の頃の作品。かがり火の表現に金泥を使っています。こちらはの今回の展覧会での撮影可能作品になっています。
 
 
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《紅白梅》 玉堂美術館所蔵
若い頃に京都で円山四条派を学び、その後に橋本雅邦と出会って狩野派の技法も学んだ玉堂ですが、以外にも(?)琳派風の描き方をしている絵もありました。この《紅白梅》は幹の描き方といい思い切り琳派風ですね。この当時、琳派の再評価の流れがあり、他の画家と同じように玉堂も影響を受けたようです。
 
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《早乙女》 山種美術館所蔵
山種美術館で何度か見たことのあるこの絵も、良く見ると畦道に琳派風のたらしこみ技法が使われていたります。この《早乙女》に描かれている女性達などもそうなのですが、玉堂の描く人間はなんかくるっとしたずんぐりさがありかわいいですよね。
 
 
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《猿》 山種美術館所蔵
個人的には人間よりも動物や風景の絵の方が好きなのでそちらに目がいってしまうのですが、玉堂は猿の絵を好んで描いていたようです。
 
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《写生画巻》(部分) 玉堂美術館所蔵
スケッチで細かく猿を観察して描き、説明付きで残しています。子猿を実際に飼っていた様で一人で寝かすのが可哀相だから毎晩抱いて寝ていたとか。
 
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《猫》 山種美術館所蔵
最後の部屋にあったこの猫はイイですよね。隣にある写真の様子といい、先の子猿の話といい動物好きだったんだろうなぁ、と思ってしまいます。
 
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左《荒海》、右《虎》 共に山種美術館所蔵
同じ猫科でも虎の絵は迫力あります。虎は千里走るという言い伝えを基に戦争に行く人に虎の絵を送っていたとか。左の《荒海》も戦争の頃の不安な世の中を表しているとも言います。戦争画を描かなかった玉堂独自の戦争へのかかわり方なのでしょうか。
 
 
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左《夏雨五位鷺図》、右《夏雨五位鷺図》(部分) 玉堂美術館所蔵
今回の展覧会で個人的に一番好きな絵がこれ。雨の中のゴイサギが描かれています。玉堂の描く雨の様子って凄く上手いなぁ、と思うのです。ハッキリとした線とまではいかない、でもぼんやりすぎもせず、その加減が絶妙だと思います。
 
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左《水声雨声》、右《水声雨声》(部分) 山種美術館所蔵
これも好きな絵です。長谷川等伯の松林図屏風や、朦朧体などの影響もあるかもしれませんがただぼんやりしているだけでなくギリギリな感じで雨の線の具合もあります。このぼんやりしているのだけど、少しシャープ、この具合が好きですねぇ。
 
 
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左《漁村晩晴》、右《漁村晩晴》(部分) 山種美術館所蔵
そんな具合にいい感じの絵を描いてみたと思ったら……実は抜きどころも楽しいのが玉堂だったりします。この漁村の家の描きかた!ひょろひょろですね。
 
 
 
さて、山種美術館、来年からはじまる次の展示は横山大観ですね。なんと山種美術館所蔵の大観作品全点を一挙公開だそうです。
 
横山大観 ―東京画壇の精鋭―
山種美術館
2018/1/3-2/25
 
横山大観は生誕150年と言うことで近代美術館でも大きな展覧会が開かれます。
 
横山大観展
東京国立近代美術館
2018/4/13-5/27
※この展覧会はこの後、京都国立近代美術館に巡回
 
大観をまとめて見直すのに相応しい年になりそうです。楽しみです。
 
 

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安藤忠雄展―挑戦―

安藤忠雄展―挑戦―
国立新美術館
9/27-12/18
 
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まぁ、私は特に安藤忠雄信者と言うわけではありませんが、安藤忠雄設計の実建築を観ると、これカッコいいなぁ、と思ってしまうのも事実なのですよね。あれは、なんなのだろう?と。安藤忠雄展、今までも何度か観ているのでそこまで新しい発見などは無いでしょうし、今の時代はもうこの方の建築に合う時代ではなくなっている気もするし、まぁ、でも建築好きとしては観ておくかなぁ、と言う程度の気持ちではあったのですけどね。
 
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と、なんかノリ気でないけど、結局行っちゃった的なことをつらつら書いてみましたが、その割には展覧会が始まってすぐの土日に行ってるし、消化出来なくてなかなか感想をブログに書けないし、結構真面目に観てしまっています、笑。
 
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展覧会は「原点/住まい」「光」「余白の空間」「場所を読む」「あるものを生かしてないものをつくる」「育てる」と6章だてになっています。内容としては比較的初期の頃の作品も含まれる「原点/住まい」「光」あたりのはじめの方の展示が好きです。特に住宅関連の展示は充実していましたね。
 
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そしてやはり今回の展示の目玉なのが「光の教会」原寸再現。これは実際に建築物として増築の申請をしてこの場所に建てているとのことです。十字のスリットから差し込む光自体が十字を形作る。この発想はイイですよね。
 
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後半の展示は内容はそんなに……まぁ、あれですが、展示演出と仕方として良かったです。大きな展示室使いの真ん中にジオラマシアターを作り、ここに直島関連のプロジェクトを全部集めてます。
 
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私は何度か直島に行ったこともあるので、この模型と映像見てまた直島に行きたくなりました。ただ、直島関連に関しての説明などはあまりないので、直島に詳しくない人がこれを見るとどう思うのでしょうね?
 
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あと、図録が安くてお買い得だったり、グッズが洒落ていたりと、建築好き若者などはこれ買っちゃうんだろうなぁ、と言うくすぐるものが多かったです。
 
 
東京都内のANDO建築作品をめぐってスタンプを集めよう!
 
都内周辺の安藤建築をめぐるスタンプラリーがありました。この展覧会会場、21_21 DESIGN SIGHT、国立国会図書館 国際子ども図書館、東京大学 情報学環・福武ホール、東京アートミュージアム、表参道ヒルズ、東急東横線渋谷駅、東急大井町線上野毛駅と8箇所全部廻れば抽選に参加できるというもの。
 
全部廻らなくてはいけない&それでようやく抽選の権利と言うハードルの高さで参加は断念しました。が、21_21 DESIGN SIGHTはすぐ近くだし、偶然次の週に東京大学近くに行ったし、展覧会観に上野に行くから子ども図書館にも行けるしともしかしたらスタンプ集まったかもしれません。
 
私にとって一番行きにくいのは東京アートミュージアムですかね。仙川に行く機会がなかなか無いので、この8箇所の中で今までで一度も見たことない唯一の建物です。五島美術館にも最近行っていないので上野毛駅も行きにくいエリアかも。
 

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怖い絵展/驚異の超絶技巧!-明治工芸から現代アートへ-/東郷青児展 抒情と美のひみつ

上野の森美術館の「怖い絵展」、三井記念美術館の「驚異の超絶技巧!」展、損保ジャパン日本興亜美術館で「東郷青児展 抒情と美のひみつ」展を見てきました。
 
 
 
怖い絵展
上野の森美術館
10/7-12/17
 
毎日入場待ちの行列が出来ているこの展覧会。中野京子さんの本『怖い絵』の世界を展覧会にした、と言う珍しい経緯のものです。展覧会の目玉作品でもあるポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》は確かに素晴らしい絵でした。写真はミュージアムショップで売っていた《レディ・ジェーン・グレイの処刑》モチーフのお菓子。
 
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しかし、想像以上の人気です。私が行ったのは夜間開館時間でしたが70分待ちの表示が出ていました。実際には50分待たずに入れましたね。怖いと言うイメージを好んで比較的若い客層が来ているからでしょうか?夜間でも人の波は途切れませんでした。
 
本を読んだことのあるファンも来ているでしょうし。会場が狭くて場内が混んでいる、説明が長くて絵の前に長い時間立ち止まってしまう、と言うような展示の上での問題もあります。狭い囲みを造っているエリアなどは2列目にも廻れないくらいでした。
 
ただ、そう言う構造や運営上の問題はありつつも、並んでまでして観たい、と思わせるそう言う魅力がある展覧会なんだと思います。《レディ・ジェーン・グレイの処刑》目的もあるでしょうけど、それ1点だけではない展覧会としてのコンセプトの魅力。作品や作家で呼ぶのではなく、コンセプトの仕掛けで、こう人気が出たものって最近あったっけな?企画力の展覧会、こう言うものはもっとあってもいいですよね。
 
 
 
驚異の超絶技巧!-明治工芸から現代アートへ-
三井記念美術館
9/16-12/3
 
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前回の超絶技巧展からパワーアップして第2弾の開催。前回は2014年だったのですね。そうか、あれから3年も経っていたのか。前回同様に明治から大正にかけての精密な工芸に加えて、今回はそれを現代に引き継いでいるような現代アート作家の作品展示もあります。
 
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並河靖之の七宝、安藤緑山の牙彫、宮川香山の陶磁、その他にも金工、木彫、自在、漆工などの作品はやはり目を惹きます。
 
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現代アート側も凄いです。橋本雅也の鹿の角を使った牙彫、春田幸彦のだまし絵のような七宝作品、繊細すぎて気が遠くなる稲崎栄利子の陶磁、山口英紀のまるで写真のような水墨、前原冬樹の秋刀魚の骨が乗っている皿まで一木の木彫、高橋賢吾の細かいパーツが凄い金工、青山悟の光る刺繍絵画など。個人的には水の入ったペットボトルをガラスで作った臼井良平の作品なども好きです。
 
 
 
生誕120年 東郷青児展 抒情と美のひみつ
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
9/16-11/12
 
東郷青児と言うと……なんか女好きなイケメン、と言うイメージ。奥さんが居ながら別の女性と同棲したり、浮名を流したりそういうイメージが強いからですかね。まぁ、宇野千代と一緒に住んでいたのは宇野千代の方も狙って東郷青児を落としたという面もありそうですが……。
 
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まぁ、でも女好きでないと描けないそう言う色気ってあるのかなぁ、とも思うわけです。東郷青児ははじめはキュビズム的な絵も描いているのですが、まぁそこに描いてある女性像もキュビズム的な絵なのになんか色っぽいのですよ。カッコよさと色気、そういうのを体感してわかっている人だったのかな、と思いました。下北沢に建てた自宅アトリエはバウハウス様式でやたらとカッコいいし。デザイン的な仕事をしていてもどこかオリジナリティが入っているというスタイルを貫く姿はイイですね。
 

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リボーンアート・フェスティバル 東京展

リボーンアート・フェスティバル 東京展
ワタリウム美術館
10/20-12/10
 
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今年の夏、宮城県で開催されたアートイベント「リボーンアート・フェスティバル」、それの東京展が開催されています。
 
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もちろん、宮城での開催は屋外展示や家や店を丸ごと使った展示などもあるので、まるごと再現と言うわけではありません。
 
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あのフェスの触りでも感じることが出来れば、まぁ、そういう展覧会ではあります。
おそらく実際に宮城で見た人にとっては物足りない展示になっているとは思います。
 
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宮城に行くことは出来ませんでしたが、このイベントの意味などを考えれば、それでも、せめてこの東京展に触れようとは思いました。
 
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宮城で、前に何が起こったのか、そしてこの夏何が開催されたのか、そのアーカイブとしての展覧会です。
 

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