器・工芸

福田利之展|吉祥寺の森/ロバート・クシュナー展/東京カメラ部2018写真展/ 47 REPAIR & CARE/シブピカ博2018

吉祥寺美術館の福田利之展|吉祥寺の森展、ヒカリエで見たロバート・クシュナー展/東京カメラ部2018写真展/47 REPAIR & CARE/シブピカ博など。
 
 
 
福田利之展|吉祥寺の森
武蔵野市立吉祥寺美術館
4/7-5/20
 
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福田利之さん、この方のイラストは私はスピッツのCDジャケットで知りました。
 
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とても雰囲気ある、そして少し懐かしい素敵な絵ですね。様々な本やCD、ほぼ日での活躍など広範囲に活躍している方です。懐かしい感じと言っても決して古い時代の方ではなく、今の時代の作家さん。
 
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テキスタイルのデザインなども良かったです。絵本の絵も描いていました。
 
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今回はなんとコピス吉祥寺が協賛。この美術館の入ってるコピス吉祥寺内をスタンプラリーで巡れば絵葉書が貰えるのです。これは嬉しいです。チラシも美術館用とコピス用二種類を新作で描かれたそうです。
 
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お店などのロゴも手がけていて、これはお願いしたくなります(私はお店やっていないけど)。この展覧会はいろいろとオススメ!
 
 
ロバート・クシュナー 展「未知の霧の中へ」
8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
4/4-4/30
 
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琳派風の日本の植物をコラージュの上に描くというのが素敵でした。今まで日本でも展覧会などやっているのですね、知りませんでした。
 
 
 
東京カメラ部2018写真展 Mastodon部門/cherish photo days部門 作品展示
8/ CUBE 1, 2, 3
4/26-5/5
 
なんか知らないけど東京カメラ部と言う8億人だとかなんとか、ようは大掛かりなものに選ばれたとかなんとかの写真展。
 
 
 
47 REPAIR & CARE -47都道府県の修理と手入れ展-
8/ d47 MUSEUM
4/5-6/11
 
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リペア、修理ですが、その中には日本的な漆継ぎなどもあり、そうか、これもリペアなんだな、と。物を大事に使っていきましょうと言う昔からのメッセージもあるような気がします。
 
 
 
渋谷ヒカリエ開業6周年「シブピカ博2018 THE MARKET Fes」
8/ COURT
4/19-5/6
 
4/26-30のリトルオキナワの期間に行ってきました。普段は沖縄でしか買えないもの、接することのできない作家さんのものなどをじかに見る良い機会でしたね。今はネットで色々と買えるけどやはり一度は手にとってみたい、実際に見たいものってあります。

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光琳と乾山 芸術家兄弟・響き合う美意識

光琳と乾山 芸術家兄弟・響き合う美意識
根津美術館
4/14-5/13
 
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根津美術館の庭にカキツバタが咲くこの季節、毎年恒例の尾形光琳「燕子花図屏風」(国宝)が公開される展覧会となります。今年も見てきました、庭のカキツバタと国宝のカキツバタの競演。
 
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今年は自由奔放な兄の尾形光琳、そしてしっかり者の尾形乾山、この二人の兄弟に注目した展覧会です。
 
後期展示を観てきました。まずは尾形光琳で秋草図屏風から燕子花図屏風、夏草図屏風と続きます。燕子花図屏風は比較的初期の作品。型紙を使ったコピペ技、大胆な構図など、そうかこれらは若いからこその荒っぽさなんだと。夏草図屏風は晩年の作。こちらは少しじっくり描きこんでいる。なんか余裕がみえる。
 
個人的には墨梅図が見所。シュっと伸びた枝。縦長の構図を上手く使っています。これは上手い。
 
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乾山の器に光琳の絵などの兄弟コラボ作品などもありましたが、今回の展覧会の見所は乾山単体作品ではないかと思います。2年ほど前に乾山のみの展覧会がありましたが、乾山の作品をこれだけ見たのはそれ以来だと思います。
 
正直絵は上手いとは思えない乾山ですが、アイデアやコンセプトが素晴らしい。ある程度、器としての歴史や技法を学び、それを当時のモダンに落とし込む。葉や花の間に切込み穴を入れ込んだり、内側に絵を描いたり(細長の器の内側の絵なんかどうやって描いたの?)、モチーフなんかも色々勉強していますね。
 
天才の兄を同じ路線では越えられないが故の器の世界の選択、と勘ぐってしまいますが、その世界で見事マエストロとして花を咲かせます。乾山の器に渡辺始興が絵を描いていたことに関しても、兄の弟子に描いてもらったというだけでなく、兄とは違うものを生み出すことなども考えていたのではないでしょうか。
 
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と、まぁ、色々妄想してしまいますが、日本の誇る芸術家兄弟は最強でした。
 

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原俊夫による原美術館コレクション展/竹工家 初田徹個展「カタチノタネ」/河鍋暁斎記念美術館「あそびつくし」展

さて幾つかまとめて感想UPとなっていますが、原美術館のコレクション展は後期展示はまだやっています。竹工家 初田徹個展は終わってしまいました。河鍋暁斎記念美術館でやっていた「あそびつくし」展も今週終わりですね。
 
 
 
現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展
原美術館
前期 1/6-3/11、後期 3/21-6/3
 
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後期展示に行ってきました。原美術館館長である原俊夫氏のレベルの高い現代アートコレクション。いきなり入口にあるのがジャン=ピエール レイノー 「アタッシュケース」。これはこの建物によく来ている人からすると思わずニヤリとしてしまう演出。
 
はじめの部屋には目を惹く加藤泉の彫刻など、1階の廊下にアラーキー、1階の大きな部屋ではやなぎみわ、ボルタンスキー、そしてエルネスト・ネト!このネトを見ること出来ただけで来た甲斐があったかも。
 
2階には野口里佳、米田知子、束芋、蜷川実花、杉本博司、ウィリアム ケントリッジ、佐藤雅晴、奈良美智、横尾忠則、名和晃平などなど。このお屋敷に似合う作品ばかりが並んでいます。満足でした。
 
 
 
竹工家 初田 徹 個展「カタチノタネ」
4/13-4/15 12:00~19:00
西荻窪 SPACE YAUPON
 
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西荻窪の南側にある長い商店街「神明通り」の先にあるギャラリーでの竹を使った作品の作家、初田徹氏の展示。今までに見た籠や菓子切りや箸などの日用品のほかにも竹を編みこんだオブジェや写真なども展示されている。写真は竹と言うものの美しさを伝えたいという作家の思いによるもので竹の様々な表情を切り取っている。正直、竹や陶器とかは使ってなんぼ的な気もしているのでアート的な形状のものなどは、まぁ、面白いけど買いませんよね、的な気分で見ていたのだけど、それらが竹と言う身近なものだかからか、初田氏とは何度もお話していて気楽になっているからか、このオブジェみたいなものを飾ったらどう使おうか?何かアレンジが出来ないか?などと、これを手元に置いたらどうなるかを、考えていた。
 
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きっとそれらがはまる時、はまる物と言うのがどこかでふと現れるような気もする。お金があれば積極的にはめて見るのだが、まぁ、そうでない私は今はピッタリはまってくるのをなんとなく待っている。作家の狙いとして普段の「用」でないべつの「用」をタネとして撒き人の内面に関わっていきたい、ということもあるようなのでそこら辺にうまく誘導されていている気もするけど。まぁ、竹作品として用の工芸と作品であるところの可能性の中間を見つけた気もするので、次の機会の展覧会を見に行く時は今までよりも少し気を引き締めて見に行かないとな、と。
 
このギャラリーは普段はインテリアデザイン関連の事務所/アトリエなのだがその一部をギャラリーやイベントスペースとして使っているとのこと。この神明通りには他にもカレーバーや古くからやっているお煎餅屋、木材を使って内装や家具を作っているお店、そこのイベントスペースで予約のいらないヨガなど新しいお店古いお店、西荻らしい自然派的なお店様々入り混じっている面白い通りでした。
 
 
 
「あそびつくし」展
河鍋暁斎記念美術館
3/2-4/25
 
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西川口から歩いていける距離(バスを使うのが推奨かも)にある河鍋暁斎記念美術館に初めて行ってきました。この時は暁斎や娘の暁翠が遊びを楽しむ人の絵や遊びに使うもののための絵などの展示をやっていました。双六や絵札などの元絵はこれは依頼仕事だったのでしょうか?人気の絵師だったというのが良くわかります。
 
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実は西川口には最近話題の西川口中華を食べに行くのが目的でした(なんと、ここから美術館に歩いていけると気づいたのは後からでした)。かなりコアな中華屋が多い街です。今話題の蘭州ラーメンで有名なザムザムの泉。酸味白菜を使った水餃子が美味しかった巨大鉄鍋のある「勝記熟食坊」。焼き小籠包やもち米焼売がビールに合う「外灘」。焼売と餃子gた絶品の「異味香」と4軒はしごしました。間の美術館が丁度良い腹ごなしに……。
 
 
 
そして暁斎とその娘の暁翠の展覧会と言うとこちらが現在開催中ですね。こちらも見に行かねば!
 
暁斎・暁翠伝─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─
東京富士美術館
4/1-6/24(前期・4/1-5/13/後期・5/15-6/24)
 

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寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽

寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽
サントリー美術館
2/14-4/8
 
もう眼福と言うしかない。素晴らしい展覧会でした。これぞ眼福。
 
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年明けてからいろいろと書きたいものもあるのですが、バタバタ中で色々と保留(じきに簡単にでも書きます)。ただ、それらをとりあえず棚に上げてもこれは書いておきたくなった展覧会、それがこの「寛永の雅」。ホントにサントリー美術館って、凄く良く考えられた展覧会をやりますよね、最近、すごいです。
 
さてこの展覧会、江戸時代の初期のころにあった「寛永」と言う20年間における雅な文化を遠州・仁清・探幽の三人を中心に紹介しています。桃山文化の様に豪華なわけでもなく、琳派などの様に派手なわけでもなく、織部焼きの様に変わった形をしているのでもなく、ただただ、美しいというものたち。ちなみにチラシやポスター、図録なども、他のものと並べて映えるかどうかはともかくですが、渋くカッコいいデザインです。
 
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上のフロアでは寛永の前の慶長時代から始まり光悦+宗達のコラボ、修学院離宮を造る後水尾天皇住吉派の絵巻、東福門院和子の所蔵品など。書では寛永の三筆と呼ばれた本阿弥光悦近衛信尹松花堂昭乗が出ています。この三筆の書は展示替えによって三人同時に見ることが出来ないので後期展示も行かねば……。
 
 
下のフロアは小堀遠州エリア、野々村仁清エリア、狩野探幽エリアと3つに分かれています。
 
小堀遠州が集めた素晴らしい茶入、将軍の為の茶会用の光悦茶碗など。徹底した遠州ならではの美意識の世界。ここの部屋には何時間でも居る事ができそうです。
 
 
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野々村仁清は色絵が有名ではありますが、色絵作品より前の時代につくっていた金森宗和プロデュースのきれい侘び作品が今回の展示の中心。中には現代デザインの様な器もあります。色がない分、仁清の非凡さが伝わってくるようです。
 
 
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そして新たな狩野派を作り上げた狩野探幽。豪華絢爛なる狩野派のイメージを変えた、新時代の天才です。写真はこの美術館の以前の展示「おもしろ美術ワンダーランド」で撮った探幽の屏風。他に探幽の描いた富士山が素晴らしかった(これが、仁清の器に描かれた富士山に繋がっていくのです)。
 
 
先に書いたように眼福と言うしかない展覧会ですが、一見すると物凄く地味です。世の中の日本美術の流行、浮世絵や若冲だの琳派だのとはまったく違って華やかさは無いです。一般受けなどは全く意識せず、遠目にはただただ茶色いものが展示室に並んでいるだけ(笑)。
 
ただ近くで見ると一つ一つが物凄く輝けるものばかりで、更に各部屋毎でも、展覧会全体としても統一感がありました。これは極上の日本の美だと思います。特に後半の遠州・仁清・探幽の三人それぞれの展示エリアが本当に素晴らしかったです。
 
 

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2017年の展覧会、今年の10本

毎年恒例の今年見た展覧会の、私的によかったもの10本!今年もやりました。
 
ちなみに、去年までのその年の10本エントリは以下に。
 
 
 
さて、2017年の振り返り!今年見た美術館やギャラリーでの展覧会、アートイベントは200本ほど。今までに比べて少し減りました。比較的大きな展覧会でも趣味では無さそうなもの、無理しないと行けないようなものは早めに諦めました。まぁ、その本数に入っていないものでは直島に行ったりもしました。後は関西方面に行けなかったのがちょっと残念でした。
 
 
【総括】 
今年は関西のほうで良い展覧会が沢山開催されていたような気がします。残念ですが私は全く見る事ができませんでした。海北友松展快慶展奈良美智展長沢芦雪展国宝展末法展とコアな美術ファンが喜ぶ様な展覧会がありました。本当に行けなかったのが残念です。そして、コアなマニア受けとは逆と言っても良いかもしれないエンターテインメント性が高かったり、一般受けが良いような展覧会も多かったと思います。私は関西に行けなかった反動で今年はそういう展覧会を改めて10本に入れてみました。
 
 
 
いつもどおり今年の10本を選定。基本的には順位はつけず、見た順番で古いところから書いていきます。
 
 
デヴィッド・ボウイ大回顧展「DAVID BOWIE is」
寺田倉庫G1 ビル
※えー、順位はつけずと言いましたが、もうこれ、この展覧気なくしては私の今年はありませんでしたと言う一番思い入れあるものです。イギリスでやったボウイの展覧会が日本に巡回、それもボウイの誕生日に初日を持ってくるとは。内容とか云々でなくそれだけで充分の展覧会です。
 
 
リニューアル記念 特別名品展 + 杉本博司「海景 ATAMI」
MOA美術館
※これ、展覧会と言うよりもリニューアルした美術館の内装が凄かった。杉本さんのこだわり大炸裂な感じでしたね。もちろんリニューアルのこのオープニング展覧会も良かったです。
 
 
ミュシャ展「スラヴ叙事詩」
国立新美術館
※これは本当に凄い展覧会でしたね。ミュシャの展覧会というだけで入るのにまさかのスラブ抒情詩の来日。今年の入場者数第一位の展覧会なんですよね。いや、しかし、良いものを見た。
 
 
パロディ、二重の声 ――日本の一九七〇年代前後左右
東京ステーションギャラリー
※ちょっとマニアックなところですが、これ楽しめました。キュレーションをしっかりやって展覧会のストーリーを伝えていく。毎年幾つかそう言う展覧会は話題になりますね。展覧会として大事にしていきたいの一つの流れでもある気がします。
 
 
茶の湯展
東京国立博物館平成館
※国宝展を観ていればもしかしたらこれは10本に入らなかったかもしれませんが、まぁ、器好きの私にとって、これが今年の国宝展と言っても良いくらいの国宝ごろごろ的展覧会でした。国宝展、行きたかったけど。
 
 
カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命
八王子夢美術館
※これも10本に入れるか悩みましたが、うん、個人的な好みの物を一つ入れたいな、と思ったらこれが出てきました。うん、良い展覧会でした。
 
 
BankART Life Ⅴ -- 観光
BankART Studio NYK
※これ、アートファン以外に行った人は少ないとは思いますが、アートファンでなくても楽しめる良い展覧会だったと思います。現代アートの良いところがたくさんあった展覧会だと思います。
 
 
運慶展
東京国立博物館平成館
※これは、もう本当にトーハクでしか出来ない、仏像展示の一つの答えだと思います。マニアックな層にはどうかわかりませんが、これで仏像ファンが増えたんではないでしょうか?東博以外にはこんなことやらないだろうけど。
 
 
THE ドラえもん展 TOKYO 2017
森アーツセンターギャラリー
※現代アートとしてのレベルの高さがあり、個人的にかなり好みの作家さんが出ていたので10本に入れました。正直このモチーフに強い思い入れがあった訳ではありませんが、その分、冷静にこのモチーフの料理の仕方を面白く見ることが出来ました。
 
 
レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル
森美術館
※うん、これ10本に入れるかどうか悩んだのですが、やはりアート展と言うものへのハードルを低くする一つの答えだし、やり方だろうし、今の世の中でアートが生きていく一つの方法かもしれないな、と思いましたね。と少し難しく考えた理屈を無理やり付けて10本に入れてみた。
 
 
 
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とまぁ、10本選んでみましたが、それ以外にも今年いろいろと残る展覧会などはあったので幾つかメモしておきます。
 
 
 
建築系では東京国立近代美術館やパナソニック汐留ミュージアムなどで展覧会をやっていましたが、まぁ、展覧会としてずば抜けていたのはやはり安藤忠雄展でしょうか。個人的には今年は直島/豊島に行って安藤建築もたっぷり観てきたのでそことリンクするものもありました。しかし豊島美術館は凄かったです。もう一度行きたい……。ミッドタウンに来たアーク・ノヴァも記憶に残りますね。
 
安藤忠雄展―挑戦―
 
直島・豊島紀行 其の七 旅程全体まとめ ご飯/その他アートなど
 
直島・豊島紀行 其の一 豊島 豊島美術館
 
ルツェルン・フェスティバル アーク・ノヴァ 2017 in 東京ミッドタウン
 
 
 
現代アートでは横浜トリエンナーレは良かったですね。草間彌生展ジャコメッティ展などの大型展もあればChim↑Pomの高円寺の展覧会も面白かった。ダヤニータ・シンの展覧会もふと入った割には印象的でした。
 
ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」
 
草間彌生 わが永遠の魂
 
ジャコメッティ展
 
Chim↑Pom「Sukurappu ando Birudoプロジェクト 道が拓ける」
 
ダヤニータ・シン インドの大きな家の美術館
 
 
 
西洋美術は企画に目を引くものが多かったかも。判りやすいコンセプトで、普段美術館に行かない人まで取り込み、行列が出来た怖い絵展。まさかのダ・ヴィンチとミケランジェロの組み合わせのレオナルド×ミケランジェロ展。三菱一号館美術館はその後のロートレック展も見せ方は良かったですね。そしてあんなに入るとは思わなかったアルチンボルド展
 
怖い絵展
 
レオナルド×ミケランジェロ展
 
トゥールーズ=ロートレックと19世紀末パリの版画・ポスター展
 
アルチンボルド展
 
 
 
日本美術は国宝展には行けずじまいでしたがなんと言っても国宝イヤーはあちこちで盛り上がっていました。数年ぶりのおもしろびじゅつワンダーランドも面白かった。琳派関連はそれ程多くは無かったですが江戸の琳派芸術燕子花図と夏秋渓流図花*Flower*華は各館ごとに趣向をこらしていてどれも面白かった。
 
週刊ニッポンの国宝100創刊
 
おもしろびじゅつワンダーランド2017
 
江戸の琳派芸術
 
燕子花図と夏秋渓流図
 
花*Flower*華―琳派から現代へ―
 
 
 
今年も美術関連の映画は多かったですが、その中でも飛びぬけていたのがメットガラでしょうか。ファッションと美術館と言う別ジャンルの組み合わせが良かったのですかね。美術館と別ジャンルの組み合わせと言う点でカフェと組み合わせた本『カフェのある美術館』も今年でしたね。
 
メットガラ
 
青い日記帳監修『カフェのある美術館』刊行記念 6次元「カフェのある美術館ナイト」
 
 
 
まぁ、でも、「今年」と言うと私に取ってはデビッド・ボウイが亡くなり(亡くなったのは去年)、DAVID BOWIE ISが日本で開催されることをきっかけに幾つもの追悼展覧会が開かれた年として記憶に残っています。去年映画で見た「DAVID BOWIE IS」が日本で開催されて、沢山の人に愛されているんだな、と改めて感じた年でした。
 
鋤田正義 デヴィッド・ボウイ写真展 SUKITA meets BOWIE“SPEED of LIFE”
 
Blows up David Bowie & Iggy Pop
 
DAVID BOWIE is IN FASHION
 
追悼 David Bowie様(去年、亡くなった時のエントリ)
 
映画「DAVID BOWIE IS」とPaul SmithでのDAVID BOWIE追悼展示(去年、映画を見たときのエントリ)
 
 
 
以前2012年に10年間の振り返りと言うのをやりましたが、そこから5年、次の10年の折り返しになったのですね。早いもので……。
 
 
 
 
 
と言うことで。見ることが出来なかったたくさんの展覧会があり、それは残念ですが、見ることが出来た展覧会でこんなに素敵なものがたくさんあって、それを楽しめると言うのは素敵なことだと思いました。また来年も素敵な展覧会をたくさん開催してくれる方々に感謝をし、それを観に行けることにも感謝し、イイ展覧会に、イイ作品に出会えるといいな、と思います。

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怖い絵展/驚異の超絶技巧!-明治工芸から現代アートへ-/東郷青児展 抒情と美のひみつ

上野の森美術館の「怖い絵展」、三井記念美術館の「驚異の超絶技巧!」展、損保ジャパン日本興亜美術館で「東郷青児展 抒情と美のひみつ」展を見てきました。
 
 
 
怖い絵展
上野の森美術館
10/7-12/17
 
毎日入場待ちの行列が出来ているこの展覧会。中野京子さんの本『怖い絵』の世界を展覧会にした、と言う珍しい経緯のものです。展覧会の目玉作品でもあるポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》は確かに素晴らしい絵でした。写真はミュージアムショップで売っていた《レディ・ジェーン・グレイの処刑》モチーフのお菓子。
 
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しかし、想像以上の人気です。私が行ったのは夜間開館時間でしたが70分待ちの表示が出ていました。実際には50分待たずに入れましたね。怖いと言うイメージを好んで比較的若い客層が来ているからでしょうか?夜間でも人の波は途切れませんでした。
 
本を読んだことのあるファンも来ているでしょうし。会場が狭くて場内が混んでいる、説明が長くて絵の前に長い時間立ち止まってしまう、と言うような展示の上での問題もあります。狭い囲みを造っているエリアなどは2列目にも廻れないくらいでした。
 
ただ、そう言う構造や運営上の問題はありつつも、並んでまでして観たい、と思わせるそう言う魅力がある展覧会なんだと思います。《レディ・ジェーン・グレイの処刑》目的もあるでしょうけど、それ1点だけではない展覧会としてのコンセプトの魅力。作品や作家で呼ぶのではなく、コンセプトの仕掛けで、こう人気が出たものって最近あったっけな?企画力の展覧会、こう言うものはもっとあってもいいですよね。
 
 
 
驚異の超絶技巧!-明治工芸から現代アートへ-
三井記念美術館
9/16-12/3
 
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前回の超絶技巧展からパワーアップして第2弾の開催。前回は2014年だったのですね。そうか、あれから3年も経っていたのか。前回同様に明治から大正にかけての精密な工芸に加えて、今回はそれを現代に引き継いでいるような現代アート作家の作品展示もあります。
 
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並河靖之の七宝、安藤緑山の牙彫、宮川香山の陶磁、その他にも金工、木彫、自在、漆工などの作品はやはり目を惹きます。
 
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現代アート側も凄いです。橋本雅也の鹿の角を使った牙彫、春田幸彦のだまし絵のような七宝作品、繊細すぎて気が遠くなる稲崎栄利子の陶磁、山口英紀のまるで写真のような水墨、前原冬樹の秋刀魚の骨が乗っている皿まで一木の木彫、高橋賢吾の細かいパーツが凄い金工、青山悟の光る刺繍絵画など。個人的には水の入ったペットボトルをガラスで作った臼井良平の作品なども好きです。
 
 
 
生誕120年 東郷青児展 抒情と美のひみつ
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
9/16-11/12
 
東郷青児と言うと……なんか女好きなイケメン、と言うイメージ。奥さんが居ながら別の女性と同棲したり、浮名を流したりそういうイメージが強いからですかね。まぁ、宇野千代と一緒に住んでいたのは宇野千代の方も狙って東郷青児を落としたという面もありそうですが……。
 
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まぁ、でも女好きでないと描けないそう言う色気ってあるのかなぁ、とも思うわけです。東郷青児ははじめはキュビズム的な絵も描いているのですが、まぁそこに描いてある女性像もキュビズム的な絵なのになんか色っぽいのですよ。カッコよさと色気、そういうのを体感してわかっている人だったのかな、と思いました。下北沢に建てた自宅アトリエはバウハウス様式でやたらとカッコいいし。デザイン的な仕事をしていてもどこかオリジナリティが入っているというスタイルを貫く姿はイイですね。
 

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「国宝応援プロジェクト」先陣を切って週刊ニッポンの国宝100の創刊号発売!

昨日、9月5日創刊号発売の『週刊ニッポンの国宝100』、創刊号の付録鳥獣戯画トラベルケースが欲しくて2つ入手してしまいました……。これで500円(創刊号限定)はイイですよ……
 
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週刊ニッポンの国宝100
 
 
先日「国宝応援プロジェクト」と言うものが発表されました。小学館、東海旅客鉄道、日清食品、日本出版販売が参加しています。応援大使は、はなさんです。
 
国宝応援プロジェクト(Facebook)
 
 
JR東海のコンテンツはなんと国宝新幹線!団体専用の新幹線で山下裕二先生と井浦新さんの車内国宝解説アナウンスなどがあるファンにはたまらないものですね。他にも国宝展と絡めたツアーなど。内覧会に入れるツアーなどもあるのですね。
 
JR東海「国宝新幹線」運行決定
 
「国宝新幹線」アナウンス収録メーキング
 
 
日清食品が火焔土器型のカップヌードルクッカー!和樂とのコラボでつくるそうです。いやー、これは……本気だ、欲しい。一番国宝と関係無さそうなメーカーですが、実は一番気になるコラボですよね、笑。
 
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日本出版販売は国宝検定。初級は小学館の『週刊ニッポンの国宝100』の内容から8割出題されるとの事。
 
国宝検定
 
 
小学館は『週刊ニッポンの国宝100』の刊行。全50巻。1巻で2つの国宝を紹介するので全部で100の国宝を紹介する全集のようなものになります。また、国宝応援団と言うTwitterアカウント(@kokuhou_project)も発足されています。
 
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週刊ニッポンの国宝100
 
 
そして仏像女子でもある、はなさんが応援大使です(大事なことだから二度言いました)。
 
 
「国宝応援プロジェクト」発足
 
 
今年は京都博物館の国宝展が開催されますし、茶の湯展やこれからの運慶展なども含めて日本美術好きにとっては国宝ザクザクでかなり嬉しい一年なんですよね。
 
開館120周年記念 特別展覧会 国宝 | 京都国立博物館
 
特別展「運慶」
 
 
 
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この国宝応援プロジェクトの先陣を切って昨日発売された『週刊ニッポンの国宝100』の創刊号を早速買ってきました。先にも書いたように付録のトラベルケースがかなりいい出来です。中にも鳥獣戯画のイラストが印刷されています。これで創刊号500円。まぁ、創刊号は安くしてその後は急に高くするのかと思ってたら2号以降でも630円。こんなにカラー写真のページ使っててこの値段で大丈夫でしょうか?と心配になってきます。
 
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内容に関してもかなり充実しています。創刊号は「国宝二大スーパースター 阿修羅/風神雷神図屛風」。国宝の一部を原寸で紹介したり、世界の名宝と比較したりしています。国宝界のイケメンアイドル阿修羅に至ってはダビデ像と比べられ、顔面3面比較され、CTスキャン撮られています。さらには腕フェチな人が居たのでしょうか、笑?国宝解体新書とした腕特集のようなページがかなり気合入っています。
 
他にも国宝を観に行く旅や京都や奈良のお寺へのアクセスなど「旅」に焦点を当てたページがあったり、後は地味ーに有り難いのが表紙裏にある「今週見られる国宝」。どこかの美術館や博物館、企画展で今見ることが可能な国宝を紹介しています。
 
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これから将来国宝にしたい作品の紹介をする「明日の国宝」や個人的に思い入れのあるものを紹介する「MY国宝」(ツイッターで #MY国宝 で既につぶやき広がっています)などの企画もあるようです、楽しみ楽しみ。
 
今後も2号「東大寺 金剛力士立像/松林図屏風」、3号「燕子花図屛風/金印」……と続きます。個人的には18号の「紅白梅図屛風/舟橋蒔絵硯箱」が気になるなぁ。これで日本美術に興味を持つ人が増えるといいなぁ。百貨店の展覧会でも昔はモネとかルノワールとかセザンヌとかの展示の方が入ったそうなんですよ。最近はそれよりも琳派とか若冲とか日本美術の展示が混む様になっていると言う話も聞いたことがあります。
 
「週刊ニッポンの国宝100」創刊号CM
 
ただ、それでもまだ日本美術とか国宝とか言うと難しいと思う人もいるかもしれないですが、個人的には難しいことが判らなくても圧倒推される何か、それが迫力だったり美しさだったりしますが、それを持っているのが国宝だったりするのですよね。もちろん本当に難しいところに価値があるタイプの国宝もありますけど。
 
なので、今まであまり日本美術に触れてこなかった、歴史をあまり知らない、そういう人にとって国宝から触れていくというのはありだと思っています。大丈夫、そこから入って、もう一度国宝を観に行くとさらに深い面が見えてきて、さらに深い沼に入り込むことに……、いえいえ、とりあえず凄いもの見に行こう!感じで京都の国宝展行かねばですね。
 
 
 

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金沢百枝監修 ロマネスクと工芸1 修道院

金沢百枝監修 ロマネスクと工芸1 修道院
工芸青花
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工芸青花を出版している青花の会の展覧会、美術史家 金沢百枝先生監修「ロマネスクと工芸1 修道院」です。金沢先生もたまに顔を出されているようです。私も見ていたらいらっしゃっいましたので直接お話をお伺いする事が出来ました。会場は由緒ある国登録有形文化財の建物です。これを見に来るだけでも眼福です。
 
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ロマネスクに影響受けている工芸や修道院で使われていた食器などが展示されていました。販売もしています。オランダのスリップウェアが柳宗悦の民芸運動っぽい柄だなぁ、と思っていたら、オランダ民芸がイギリス民芸に影響与えてるとか。なるほど、そしてそのイギリスから日本の民芸につながっていくのですね。
 
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個人的に好きなものは窓際にあったガラスのコップとバター型。いやー、バター型欲しい!これはいいですね。使わないけどね、笑。これでフルーチェとかプリンとか作れば良いのかな?(ロマンが無くなる)
 
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シルバーの鳥のアクセも良かったなぁ。天使の羽とか星とかメルヘンチックなのもありましたが鳥の間抜けさは素晴らしかったです(誉めてます)。
 
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青磁タイルに金沢先生の本コーナーも迫力ありますね。この本、先生のコレクションで非売品だそうです。展示の演出でしょうかね。勝手に売られて持って帰られたら泣くでしょうね……。
 
 

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おもしろびじゅつワンダーランド2017

おもしろびじゅつワンダーランド2017
サントリー美術館
8/1-8/31
 
もう5年も前になるのですね、2012年にやった「おもしろびじゅつワンダーランド」の1回目を見に行って、日本美術をこんなに楽しく体験できるなんて!と感動したものでした。
 
来て、見て、感じて、驚いちゃって!おもしろびじゅつワンダーランド(2012年)
 
その2回目になる展覧会です。基本は日本美術を楽しく体験してみようというのは変わらず。おそらくは子供たちに向けた夏やすみ企画として開催されているものです。
 
前回よりは少し地味になったかな、と言う感は拭えませんが、やはりおとなも楽しめる、そういう展示になっています。
 
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入ってすぐには鳳凰が描かれている屏風がモニターに映っていて、まるで一休さんの話に出てくる屏風の虎の様に屏風から抜け出していきます(いや、虎は結局抜け出なかったのでしたね)。
 
Img_6385狩野探幽「桐鳳凰図屏風」
その奥には本物の屏風があります。
 
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狩野探幽「桐鳳凰図屏風」に描かれている高貴な鳳凰さま
 
ちなみに会場の案内役で出てくるのは鶴の香合をモチーフにしたツル太君と言うキャラ。入口でこれだけ鳳凰をメインに出しているのだから鳳凰をキャラで出せなかったのかな?と思ったのですが、まぁ、鳳凰ほどの人気者にもなると肖像権が高くつくのか、なかなか出演してくれないのでしょうかね(実際は色が多くて複雑なのでデザイン化や毎回描くのが大変だというところかと睨んでます、はい、おとなの事情ですかね)。
 
Img_6396「切子 蓋付三段重」
次は切子コーナー。サントリーがやっている美術館ですもの、ガラス製品の扱いはお得意。本当に綺麗にガラスの細工を見せてくれています。
 
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そして宝尽ルーム。皿や絵に描かれている様々な宝物や吉祥模様などを解説。
 
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宝物クッションがあるところに寝転びたい……(子供が中に入ってました。大人も入っていいそうですが、この時は誰も居ませんでした)。
 
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通路を歩くと上のほうには金の雲が飛んでいます。そう、よく屏風に描かれている、あの金の雲です。よく見るとそこにネズミさんがいるので探してみると良いですね。後半のコーナーにはこのネズミさんたちが活躍する絵巻コーナーもありました。
 
Img_6409「染付吹墨文大徳利」
そして、賑やかな1コーナー。吹墨文と言う模様の徳利があります。
 
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マイクに向かって「大きな声」を吹き込むと、その声にあわせて様々な色の吹墨文の模様が壷の模型にと投影されるというもの。普段は静かにしてなくてはいけない美術館で大きな声を出すことが出来るチャンスです!はい、やりました。
 
Img_6414「白泥染付金彩芒文蓋物」尾形乾山 
模様を見ながらどんな擬音が合うのかを考えるコーナーもあります。この後には先ほどのネズミさんが出てくる絵巻コーナーも。でもね、この絵巻物語見て思うのは姫君のお世話係である侍従の局が一番悪いと思うんだよね。色々確かめもせずに勝手に結婚相手決めちゃうとかね。
 
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最後は着物をデザインできるコーナー。5年前の展示では鍋島のお皿を自分でデザイン出来たけど、こんどは着物です。
 
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着物のベース色を選び幾つかの模様の中から気に入ったものを幾つか選んで配置。回転したりサイズを変えたりも出来る。
 
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そして、大きなモニタに自分のデザインした着物が表示されます。これは混んでない時なら何度でもチャレンジしたい!
 
そもそも日本美術ってとっつき難いところがあると思われているので、こういう展示にふれて美術館とかを好きになってくれる子供が増えると良いですね。また、数年後にも開催して欲しい展覧会です。
 
 

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増田 セバスチャン展/田原桂一展/ミヤギフトシ展/武田五一の建築標本/ロギール・アウテンボーガルト × 建築家 隈研吾/岡本作礼展

銀座で見た幾つかの展示のメモ。
 
・増田 セバスチャン「Point-Rhythm World -モネの小宇宙-」
・田原桂一「Les Sens」
・ミヤギフトシ「How Many Nights」
・武田五一の建築標本 -近代を語る材料とデザイン-
・高知県梼原町の和紙職人 ロギール・アウテンボーガルト × 建築家 隈研吾
・岡本作礼展 -祈りの系譜-
 
 
 
 
増田 セバスチャン「Point-Rhythm World -モネの小宇宙-」
POLA MUSEUM ANNEX
7/21-9/3
 
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カワイイ文化を牽引すると言ってもいい増田セバスチャンがモネの睡蓮の池をテーマにインスタレーション。残念だったなのはVRを使った映像が見難かったです。
 
 
 
田原桂一「Les Sens」
POLA MUSEUM ANNEX
6/9-7/9
 
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上記、増田セバスチャン展の前にやっていた展示。この展覧会が始まる少し前に亡くなられました。空間では光を使い、印象的で力強い写真作品でした。
 
 
 
ミヤギフトシ「How Many Nights」
ギャラリー小柳
7/7-8/30
 
映像に出てくる女性達。展示物や映像からそのイメージは捕らえられそうにはあるが、結局私はそれは判らない。その判らない、と言うことがやたらと心に残る。
 
 
 
武田五一の建築標本 -近代を語る材料とデザイン-
LIXILギャラリー1
6/8-8/26
 
楽しい。金具や建具、ガラスなど建築を構成するパーツを集め標本とした五一さん。関西に行ったら五一建築を観て周りたいです。
 
 
 
高知県梼原町の和紙職人 ロギール・アウテンボーガルト × 建築家 隈研吾
LIXILギャラリー2
7/6-9/26
 
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和紙職人のつくった和紙で部屋を構成。感知器とかは大丈夫なのかな?ちょっと思ってしまったけど、どうなの?
 
 
 
岡本作礼展 -祈りの系譜-
LIXILギャラリー3
7/7-9/5
 
器って、食器以外にも祭事などで使われるんだよなぁ、そうか。と改めて思った。最も身近なものの一つなのに神聖でも有り得るという。
 
 

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