建築・インテリア

大分県立美術館 OPAM:建築/パブリックアート(建築設計:坂茂)

今年の初めに行った九州大分旅行、ここは行かねばです、な建築設計:坂茂の大分県立美術館。通称OPAM。
 
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大分県立美術館
https://www.opam.jp/
 
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坂茂の設計。道路側はガラス貼りなので入りやすい感じ。このガラス壁、1階部分が開くらしい(が、あまりそういう使い方してないようです)。
  
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道を挟んだiichiko文化センターから渡り廊下で2階から入るルートもあり。1階で企画展、2階はカフェと情報センター、3階は常設展。3階の屋根がいかにも坂さん設計の木組みでした。
 
 
 
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2階のカフェ「cafe Charite(カフェ シャリテ)」 も坂茂デザイン。
 
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ここぞとばかりに紙管使っています。食材には紙管は使っていませんでした。
 
 
 
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サインなどのデザインはCDL(コミュニケーションデザイン研究所) 平野敬子×工藤青石。色を使ったサイン什器なども担当。
 
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このインフォメーションデスク、裏側に何か出っ張ってるなぁ、と思ったら、これ上から見たら?マークになっているらしい。上から撮るの忘れた!
 
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ちなみにショップのカウンターはS型になっています。
  
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サインデザインもわかりやすい感じで、今風の優しいグラフィカルなピクトグラム。
 
 
 
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1階のアトリウム周辺には様々なパブリックアート。アトリウム全体を「ユーラシアの庭」としている。
  
ユーラシアの庭
http://www.opam.jp/page/garden.html
 
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須藤玲子≪ユーラシアの庭「水分峠の水草」≫
http://www.opam.jp/page/works/sudoreiko.html
 
2階の床レベルを水面、1階を水中に見立て、そこに浮かぶ水草を表現した須藤玲子の作品
 
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押すとゆらゆら揺れるのが怖いようで面白いマルセル・ワンダースのバルーン作品。
 
マルセル・ワンダース≪ユーラシアン・ガーデン・スピリット≫
http://www.opam.jp/page/works/marcelwanders.html
 
 
 
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アトリウムの奥側にはミヤケマイの作品が幾つか。
 
大分観光壁
http://www.opam.jp/page/oita_tourismwall.html
 
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ミヤケマイ「水府 覆水難収・フクスイオサメガタシ」
プールの作品。水面に見えるのは複層のガラス板。なんと上に乗れます。良く見ると魚や人がガラス面にいるのです。
 
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ミヤケマイ「世界は届けい・セカイハトドケイ 大分の中心で家内安全を叫ぶ」
壁には鳩時計。様々な国の時刻を表す時計があります。西日が当るので壁を作ることになって、この面を作品で埋めることをミヤケさんにお願いしたとか。
 
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ミヤケマイ「おかえりなさい。」
大分の切子燈籠、信仰などを表現した作品。

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ミヤケマイ「もどる場所があるということ」
ミヤケさん得意のハニカム材を使った作品。正面から見ると図柄が見えるが、斜めからは見えなくなる。大分に関わるモチーフが描かれている。
  
 
 
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3階にある空を望む中庭には工芸作品の展示。
 
天庭(あまにわ) 工芸を超える現代三人衆
「徳丸 鏡子(陶)、礒﨑 真理子(陶)、高橋 禎彦(ガラス)」
http://www.opam.jp/page/amaniwa.html
 
 
 
あちこちに椅子やアート作品があって、開かれた美術館という狙いでしょう。
 
アトリウム・屋外展示作品について
http://www.opam.jp/page/works.html
 
どこまでその開かれた館が実現出来ているのかはわからないし、椅子等もコロナ禍では使えないものもあるかもしれません。ただ、コロナ騒ぎからの復活にいち早く体制を整え名乗りをあげたのがこの館でした。前へすすむ力はありそうです。
 

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COMICO ART MUSEUM YUFUIN(建築設計:隈研吾)

COMICO ART MUSEUM YUFUIN
https://camy.oita.jp/
開館時間 09:30-17:30(ツアー時間は09:40-16:00)、事前予約制のツアー形式(約60分)
休館日 隔週月曜日
入館料 一般:1,500円、学生(高校・中学・小学生):1000円、子ども (小学生未満):無料
 
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今年の初め、九州 大分にある温泉地、由布院温泉に行きました。ここに隈研吾が設計した現代アートの美術館があるということでみてきました。由布院駅から歩いて15分ほど、観光で賑わっている湯の坪街道すぐ脇。建物の裏には川が流れていて、由布岳をみることができます。
 
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漫画アプリCOMICOを運営している韓国の会社 NHNが作った小さくても質の良い美術館 「COMICO ART MUSEUM YUFUIN」。事前予約制、ツアーガイドで中を見て歩く形式となります。
 
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建築設計は隈研吾。焼き杉を使った黒い外観が特徴的。根津美術館、明治神宮ミュージアムなどの庇と似た感じです。村上隆、杉本博司、奈良美智と言う3人の現代アート作品を展示するための美術館です。
 
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ロゴのデザインをしたのはデザイナーの原研哉。この組み合わせも明治神宮ミュージアムと同じですね。
 
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予約をした時間に行くと、受付にガイドツアー参加者が集まっています。ガイドが始まり、まず館の説明。館内サインも焼き杉を使って居ました。
 
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そして一つ目の展示室へ。ここには村上隆の作品が7点あります。比較的初期の頃の作品でしょうか。キャラクターのDOB君が出て来る絵です。展示室の端にはガラスの壁と水盤。ガラスの向こう側にある第二展示室はここから見えるのですが、このまま行くことは出来ません。
 
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第二展示室に行くには一度建物から出て、中庭を通って行くことに。幾つかの小さな建物で構成しているこの美術館。村がコンセプトになっているとのこと。NHN写社員の研修でも使われているとか。
 
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そして第二展示室へ。ここには杉本博司の作品「海景」シリーズが5点あります。ガイドさんが説明していましたが、ツアー制にしている理由の一つは向こうの部屋を空の状態で見ることが出来るようにしたいから、だそうです。
 
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展示室を見終わったら、受付へ戻り、二階へ。多目的ラウンジで一休み。ここにはCOMICOの出版物や建築家やアーティストに関する本などを閲覧できます。
 
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部屋の外には奈良美智の作品「your dog」と背後に壮大な由布岳。ここは前は枯山水の庭園だったようです。それを無くして奈良美智作品を設置(2019年の冬)したようです。
 
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外に出て近くに、後ろからと眺めることが出来ました。
 
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いまトピにこの美術館のことを書いていますのでこちらも参考に是非。
 
【今すぐ行きたい】知ってる?有名温泉地にあるとても素敵な美術館
https://ima.goo.ne.jp/column/article/7984.html
 

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高輪ゲートウェイ(建築設計 隈研吾)

そういえば新しく出来た「高輪ゲートウェイ」駅にも行っていましたのでその写真をあげます。
 
高輪ゲートウェイ駅
建築設計 隈研吾 
 
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開放的な空間。床は木目をプリントした磁器タイルです。
 
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照明が吊り下げてあります。天井面につけなかったのはデザインなのか、上から照らすだけの照度のものでは無いからなのか。
  
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サイン関連はなんか縦にも横にも飛び出ているものが多いですね。この時は駅の外には出なかったので例の明朝体駅名サインは見ませんでした。
 
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話題になったデジタルサイネージの女の子案内も見てきました。デザインとしては別に良いかと思いますが、仕草などあざとい面があるので、演出の問題かもしれません。
  
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椅子は隈研吾(の事務所)のデザインなのでしょうね。
 
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新型改札はスイカを当てる角度や位置が変更。慣れるまではどこに当ててよいのかわかりません。
  
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ひらがな表記はかっこ悪いですね。
 

 

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神宮の杜 野外彫刻展「天空海闊(てんくうかいかつ)」

神宮の杜 野外彫刻展「天空海闊(てんくうかいかつ)」
https://jingu-artfest.jp/tenkukaikatsu/
明治神宮 内苑
2020/3/20-12/13
 
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明治神宮の杜で開催されている野外彫刻展です。3月からはじまりましたが、屋外の展示なので実はこのコロナ禍のなかでも接触など気にせず見ることの出来る展示です。
 
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とは言ってもそこに行くまでの電車などの移動があるので、まぁ、12月までやっているので、ゆっくり後ほど行っても大丈夫です。私は3月に行っていたのですが普段は観光客で賑わうこの内苑も今は人が少ない感じでした。
 
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天空海闊展 名和晃平「White Deer (Meiji Jingu)」
緑茂る森の中にいる白く神々しい鹿
  
さて、森の中をめぐって作品たちに出会うこの展覧会。明治神宮 内苑に設置されたアート作品は全部で4点です。名和晃平、船井美佐、松山智一、三沢厚彦という4人の作品が明治神宮 内苑に点在しています。
 
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天空海闊展 船井美佐「Paradise/Boundary-SINME-」
鏡に森が映りこみ、不思議な世界感の作品
 
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天空海闊展 三沢厚彦「Animal 2012-01B」
愛嬌ある虎もその一つ、三沢厚彦の作品。
 
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天空海闊展 松山智一「Wheels of Fortune」
森を巡り作品を探すのも面白い
 
今年2020年、明治神宮の創建100年のタイミングで明治神宮の杜を舞台とした芸術と文化のフェスティバルが開催されます。この野外彫刻展も
そのフェスティバルの1コンテンツ。他にもこれから美術展や、神宮周辺で発展した現代文化の企画展を年間を通して実施するようです(イベントなど中止やスケジュール変更のものも多そうなのでHPを要チェック)。
 
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「神宮の杜芸術祝祭」
https://jingu-artfest.jp/
明治神宮
 
鎮座百年を祝賀するシンボルマークは原研哉のデザイン。この「神宮の杜芸術祝祭」の期間中を通して大きなものとしては3つの美術展「天空海闊」「紫幹翠葉」「気韻生動」が開催です。先駆けて開催されたのが今開催されている野外彫刻展「天空海闊」。
 
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百年の杜のアート「紫幹翠葉(しかんすいよう)」
https://jingu-artfest.jp/shikan-suiyo/
明治神宮ミュージアム
2020/6/12-9/27
  
こちらは明治神宮ミュージアムで開催される、30人を超える現代アーティストが参加の展示です。開催期間は変更されそうですね。ちなみにこのミュージアムは去年の10月に出来たばかり。
 
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明治神宮ミュージアム
建築家 隈研吾設計
 
同じ隈研吾設計のCOMICO ART MUSEUM YUFUINや根津美術館と庇の感じなどが似ています。
 
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ミュージアムのロゴはグラフィックデザイナー 原研哉のデザイン。明の字から日と月をモチーフにしたロゴにしています。隈研吾といい原研哉といい、官公庁などの仕事を任せるにはやり方、実績、プレゼン力、ねっとわーくなど兼ね備えているので発注しやすいのでしょうね。
 
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彫刻の系譜—平櫛田中から名和晃平まで「気韻生動(きいんせいどう)」
https://jingu-artfest.jp/kiin-seido/
明治神宮 宝物殿
2020/7/15-9/30
 
こちらは重要文化財である明治神宮 宝物殿の空間を使って開催される明治以降の近代美術から現代美術までの彫刻の系譜を辿る展示。
 
 
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明治神宮鎮座百年
http://www.meijijingu.or.jp/enshrined100/index.html
 
創建100年の明治神宮をゆっくり楽しむのも良いと思います。木製では日本一の大鳥居「第二鳥居」などを見てまわりましょう。
 
「神宮の杜芸術祝祭」ではデジタルによる取り組みもあります。展示の解説パネルなどに設置されているQRコードを読み取るとアーティストや作品についての解説などあり。
 
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フォレストテラス明治神宮
https://www.meijikinenkan.gr.jp/forestterrace/
 
2018年にオープンした「フォレストテラス明治神宮」はお土産物やレストラン、カフェなども入った施設。こちらでお茶もできます。※営業に関してはホームページを確認。
 
 
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そういえば原宿駅も新しくなりました。明治神宮から橋を渡らずに直接アクセスできます。この改札側の神宮入口にもカフェのようなものがありました。
 
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新駅舎のところから旧駅舎が見えます。これも取り壊されるのですかね。
 
この明治神宮の屋外展示については「いまトピ」でも紹介しています。こちらも参考までにどうぞ。
 
【落ち着いたら行こう】密集を避け都内の森でアートを楽しむ
https://ima.goo.ne.jp/column/article/8244.html
 
隈研吾 設計のCOMICO ART MUSEUM YUFUINについても「いまトピ」に書いたのでこちらもぜひ見てください。
 
【今すぐ行きたい】知ってる?有名温泉地にあるとても素敵な美術館
https://ima.goo.ne.jp/column/article/7984.html
 
 

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ハマスホイとデンマーク絵画/もうひとつの歌川派?!/はいからモダン袴スタイル展/東京大学福武ホール

展覧会もうしばらく公開されなさそうですので、前に見た展覧会振り返り。感想書くのが遅れたとも言う。
 
ハマスホイとデンマーク絵画
https://www.tobikan.jp/exhibition/2019_hammershoi.html
東京都美術館
2020/1/21-3/26
 
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12年前に大好評だったハンマースホイ展。今は表記を変えてハマスホイ。実は12年前の展示は見ていません。なんか見にいく気がしなかった。で、今回のハマスホイ展。ハマスホイとデンマーク絵画の有名な流派たち、みたいな展覧会になっていました。感想は、とにかく暗い。見ていて何度も行った言葉、暗い。この暗さ、静かな空気ともいう。
 
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きっと北欧のこの静かな空気を纏った部屋の絵たちは強く染み込んでくる。人によってはこの絵が忘れられなくなるくらいに。人によっては暗くなるくらいに。
 
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この世界感を物哀しげとするか、情緒的とするか、暗いとするか、静けさとするか、燻みカラーとするか、きっと人それぞれ。ただ12年前観に行かなかった理由はなんと無くわかった気がする。
 
 
もうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yayoi/exhibition/now.html
弥生美術館
2020/1/7-3/29
 
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清方の流れではない、もう一つの歌川派の流れを紹介。今ではそれほど知られてはいないが、当時は清方と並ぶ人気でもあった英朋を中心とした明治、大正、昭和のイラストレータでもあり画家たちの紹介。とにかく面白かったです。まだまだ知らないこともたくさんあるな、と。色々と見ているのとこの人の絵が好き、とかたくさん出てきます。国芳・芳年などの大御所の絵もあるのが良いですね。
 
 
 
はいからモダン袴スタイル展
http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/yumeji/exhibition/now.html
竹久夢二美術館
2020/1/7-3/29
 
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袴の展示。しかし展示や作品とは関係ないけど夢二さんの女性関係はよろしくないですよね。といつもここ来て思う。
 
 
 
東京大学 情報学環・福武ホール
設計 安藤忠雄 
 
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近くに来たので、2回目の訪問ですが、安藤忠雄の建築設計の建物を見に来ました。とは言っても休みの日なので建物の中には入れず。
 
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この建物を学生たちはどう思っていますかね。普通に施設として使っている感じなのかとは思うけど。 
 

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Rhizomatiks inspired by Perfume/渋谷PARCO/DIEGO「I’m looking at you.」/NEWoMan ART wall. vol.18 今井俊介

Rhizomatiks inspired by Perfume 2020
https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=346
PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F) 
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PerfumeのライブやPVの演出をしているライゾマ。テクニカルで驚きの演出はいつも話題になります。演出や技術の説明、一部体験できるコーナーなどがあり。
 
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ちなみに〈PARCO MUSEUM TOKYO〉、ロゴはTOMATO、内装はインテリアデザイナー山本大介と雨水義敬による〈de:sign〉が担当。 
 
 
 
渋谷PARCO
https://shibuya.parco.jp
 
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リニューアルオープンしたばかりのこの渋谷パルコは建築設計 竹中工務店、商業空間デザインの基本構想 デザイン事務所Benoyによるもの。
 
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渋谷パルコB1Fの〈CHAOS KITCHEN〉は環境デザイン 藤本壮介が担当。 ごちゃっとした入り組んだデザインの空間を鏡面の床や天井で広くみせている。彫刻家/デザイナー 五十嵐威暢の旧渋谷PARCOネオンサインも演出として空間に残してある。
 
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サイン計画は誰が手掛けたなのかな?後、旧渋谷PARCOネオンサインは地下のC以外にも別フロアにありました。
 
 
 
DIEGO「I’m looking at you.」
http://oil-gallery.bijutsutecho.com/exhibition/im-looking-at-you/
OIL by 美術手帖
2020/1/17-2/5
 
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ストリートアートの方の絵はやはり四角くまとまった中では違うのかなぁ、といつも思います。
  
 
 
NEWoMan ART wall. vol.18 今井俊介 w/ ANOMALY
https://www.newoman.jp/art/art_details.php?article_no=11
NEWoMan ART wall. (新宿駅ミライナタワー改札横)
2019/12/26-2020/1/31
 
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少し前に初台のギャラリーでみた今井さんの作品がウィンドウに。過去に見たことある人は色々と楽しめるけど、ふと見るだけだとポップな模様に見えますよね。
 

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見えてくる光景 コレクションの現在地(アーティゾン美術館 リニューアル)

見えてくる光景 コレクションの現在地
https://www.artizon.museum/exhibition_sp/emerging_artscape/
アーティゾン美術館
2020/1/18-3/31
 
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開館記念展「見えてくる光景 コレクションの現在地」。アプリをダウンロードしておけば作品の解説を聞くことができる(イヤホンは必要)。場所を感知して反応するが、使い方についてはちょっと迷った。初めて来た人は使い方が良く判らない人も多いのではないかな?
 
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ブリヂストン美術館時代のコレクションと休館中に新たに所蔵したコレクションのお披露目。古代から現代までを幅広く網羅。
 
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前のブリヂストン時代と比べてとにかく広い。大きな一枚ガラスの日本美術(屏風専用?)室や、ほっと一息室(眺めが良い?夜なのでわからなかった)なども。
 
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建物の設計を説明する部屋もありました。
 
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美術館デザインはTONERICO(トネリコ)。受付周辺のメッシュのようなものが目を惹きますね。 
 
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天井の高いインフォメーション・ルームのデザインやカフェの椅子などのデザインもTONERICO(トネリコ)。 
 
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美術館の入口近くには倉俣史朗デザインの椅子などもありますね。これ前の館の時にあったのかな?今回のリニューアルで用意したの?
 
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サインは廣村正彰のデザイン。廣村さん得意の柔らかくわかりやすいデザインですね。
 
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LED内蔵で細いのに光っています。メンテナンスが大変そうだけど、LEDだから壊れないだろうということですかね。 
 
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これだけ線が細いのに見えやすいのはやはり光っているからでしょうか。立体的になので角度や影で実際より大きく見えるのかも。
 

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青木野枝 霧と鉄と山と/府中市美術館常設展/高嶋英男 からっぽに満たされる/メゾンアオアオ(青木淳設計+青木野枝彫刻)/杉並区大宮前体育館(青木淳設計)

美術館の臨時休館もいつまで続くか判らないので、この期に過去の展覧会を振り返りましょう、と言い訳してあげてない展覧会感想を書く。
 
青木野枝 霧と鉄と山と
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kikakuten/kikakuitiran/noeaoki_kiritotetsutoyamato.html
府中市美術館
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パブリックアートとして見る青木野枝の作品。まとまって見るのは初めてです。東京ガーデンテラス紀尾井町やポーラ美術館に作品がありましたね。豊島にもあるようです。そして後述しますがなんと吉祥寺で見ることが出来ます。今後青木さんの作品に出会ったときに今までと違った目で接することが出来そうな気がします。


 
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鉄の作品は展覧会ごとに組み立てているとの事なので、中で溶接とかするのかしら?入口近くにあったカラフルな石の作品?と思ったら使いかけの石鹸を使った作品「立山/府中」でした。使いかけの石鹸という生活をイメージするものが鉄の枠の中に並ぶ。このカラフルさは何を意味するのか?
 
 
 
常設展 「戦後」の美術/武蔵野のアトリエ/牛島憲之の色とかたち
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/jyosetu/ichiran/r1.html
府中市美術館
2019/12/14-2020/3/1
 
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コレクション展、高松次郎や中西利雄、瑛九など。
 
 
 
公開制作77 高嶋英男 からっぽに満たされる
https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/kokai/kokaiitiran/kokaiseisaku_takashima.html
府中市美術館
2019/12/14-2020/3/1
 
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壷が頭の人を作る高嶋さん。この場所で公開制作です。行ったときは不在の日でしたがここでワークショップなどもやっていたようです。
 
 
 
メゾンアオアオ(青木淳設計+青木野枝彫刻)
http://www.aokijun.com/works/maison-aoao/
http://www.aokinoe.jp/project/aoao_2010.html
 
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吉祥寺から少しあるたところにあるこの集合住宅、設計 青木淳で彫刻装飾 青木野枝というもの。え?青木+青木でアオアオなのかな?
 
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はじめ見たときに青木野枝っぽいなぁ、と思ったのだけど、まさかマンションに青木野枝使わないでしょう、と思いスルーしたものの、調べてみたらまさかの青+青だったとは!
 
 
 
杉並区大宮前体育館(青木淳設計)
https://www.city.suginami.tokyo.jp/shisetsu/sports/taiikukan/1007040.html
 
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設計 青木淳の杉並区の体育施設です。現状コロナ騒ぎの影響で休館していますが、プールに行ったことがあります。施設の大半を地下に埋めているので地上に見える部分の高さを低く抑え提ています。住宅街の中の施設と言うことで意識したのでしょう。サインは菊地敦己デザイン。
 
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上記、青木展とメゾンアオアオと全て近いタイミングでたまたま見ました。低い楕円形の建物に地下に掘り下げて体育館やプールを入れ込んでいる。写真の体育館は施設の中央に地下3フロア分は掘り下げられて設置されています。この壁が近くで見るとうねっているのはわざとそうしているようですね。元々小学校だったこの場所にあった銀杏の木々の一部をそのまま入口近に残してあるとのこと。提案採用時からは色々とプランが変わっているようですね。

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パッション20/今井麗「MARCH」/新木優子『ハニー』/東京メトロ座線渋谷駅(内藤廣設計)/NEWoMan ART 池田衆

美術館の臨時休館もいつまで続くか判らないので、この期に過去の展覧会を振り返りましょう、と言い訳してあげてない展覧会感想を書く。
 
パッション20 今みておきたい工芸の想い
https://www.momat.go.jp/archives//cg/exhibition/passions2019/index.htm
東京国立近代美術館工芸館
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今年の夏から金沢へ移転する東京国立近代美術館工芸館。この建物はここに残ると思いますが、使い方によっては気軽に入ることが出来るのはこの展覧会が最後だったのかもしれない。
 
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「さらば」、そう、東京にある工芸館として最後の展覧会なので工芸全体を振り返るような展示。コロナ騒ぎによる臨時休館で繰り上がった最終日に行って来ました。建物の写真を撮っている人も多かったです。
 
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出し惜しみ無し、鈴木長吉《十二の鷹》や小名木陽一《赤い手ぶくろ》が並ぶ様は圧巻です。
 
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四谷シモン《解剖学の少年》の球体間接人形や宮川香山の花瓶、他にも志村ふくみの着物などとにかく幅広いジャンルの展示でした。
 
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バーナードリーチや河井寛次郎、濱田庄司などの民芸的名ものや竹細工、焼き物、漆、様々なものがあります。東京でこれだけまとめて見ることが出来るのはこれが最後でしょうか……。
 
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芹沢銈介のカレンダーやマッチ箱やウチワ、杉浦 非水のポスターなど平面的なものも良いですね。
 
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展示室内の椅子も名作ばかり。とても贅沢ですよね。時間に余裕があれば全部座るチャレンジしたかったな。
 
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この空間、今後は何に使うのでしょうね?きっとまた何かの機会で入れることもあるかもしれません。
 
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「さらば」、閉館最後の時間まで居ました。本当にありがとうございます。次は金沢で会いましょう!
 
 
 
今井麗「MARCH」
https://oil-gallery.bijutsutecho.com/
「OIL by 美術手帖」ギャラリー
2020/2/28-3/15
 
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近くはオペラシティでの展示がありました(白髪展と併催)今井麗の展示です。タイトルはパルコアラからコアラのマーチと3月の英語表記のマーチとをかけて、行進のマーチに繋げているのでしょうか?
 
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トーストの絵で有名な方ですが、私は今回ハムエッグの絵にとても惹かれてしまいました。ちょっと欲しくなりましたね。人気の作家さんなので売約済みでした。
 
 
 
新木優子写真集&Blu-ray発売記念Limited Gallery『ハニー』
https://art.parco.jp/galleryx/detail/?id=378
渋谷パルコ GALLERY X
2020/2/28-3/9
 
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モデルの新木優子の写真集と映像作品の発売を記念した展示でした。ベッドルーム的な写真を集めたコーナーがあったり。
 
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イラストレーターたなかみさきとのコラボもあります。グッズもありましたね。
 
 
 
東京メトロ銀座線渋谷駅(内藤廣設計)
https://www.tokyometro.jp/ginza/topics/20200110_227.html
2020/1/3 オープン
 
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話題の銀座線渋谷駅を通りました。M字型のフレームが特徴的です。このアーチ構造で柱が無く広く使えているようです。設計は内藤廣建築設計事務所。
 
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肋骨の中を抜けて行くようにも見えます。将来この上に歩行者デッキが作られることもあり、それを支えるための形状の様です。内藤廣さんは渋谷駅の東口、駅からヒカリエに続くデッキの設計もやっているのですね。
 
 
 
NEWoMan ART wall. vol.19 池田衆 w/ Maki Fine Arts
https://www.newoman.jp/art/art_details.php?article_no=12
NEWoMan ART wall.
2020/2/1-3/16
 
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新宿のNEWoManのアートウォール(アートのショーウィンドウ)では池田衆の作品。
 
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写真を切り抜いた作品。切り抜いた跡の余白が効果的でぱっと見は絵のようにも見えました。
 

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2019年の展覧会、今年の10本

今年見た展覧会の、私的によかったもの10本!毎年恒例になりましたが今年もやりました。今年は秋から忙しくいつもよりも本数は少なかったです。ブログの更新も後半はちょっと簡単になっています。※去年までの「今年の10本」のリンクは一番下に貼っておきます。
 
【総括】
今年は圧倒的に現代アートの年でした。私の趣味としては毎年、西洋美術がノミネートすることはそもそも少ないのですが、今年は日本美術も個人的にコレ!と言うものが少なかったです。結果10本すべて現代アートということになりました。
 
いつもどおり今年の10本、基本的には順位はつけず、見た順番で古いところから書いていきます。
 
石川直樹 この星の光の地図を写す
東京オペラシティアートギャラリー 1/12-3/24
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/01/post-efcd.html
※今まで散々見てきた石川さんの作品、よく見てきた分だけ最近は流していたのかもしれません。改めて石川さんの作品に、生き方に、動いてきた道のりに、それらに対峙するのにふさわしい展覧会でした。
 
 
「ピアニスト」向井山朋子展
銀座メゾンエルメス フォーラム 2/5-2/28
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/02/bug-nets-2895.html
※ちょっと特殊な展覧会だと思いますが、心に残ったという点では一番だったかもしれません。音、というものが展示要素として、そして生演奏問言うことにこだわった、うん、これはピアニストを展示するとこうなるという一つの形です。
  
 
志賀理江子 ヒューマン・スプリング
東京都写真美術館 3/5-5/6
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/post-53c8.html
※見せ方がよかったです。今まで写真の展覧会で見たことのないやり方。立体の天面をカーブミラーで見るところを発見したときはニヤッとしてしまいました。
 
 
トム・サックス ティーセレモニー
東京オペラシティ アートギャラリー 4/20-6/23
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/04/post-e09b90.html
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-6e7586.html
※もうこの人のユーモア、元ネタへの愛、飛び抜け方がとても好きで。くだらない?いや、最高でしょう!これぞ現代アートだというこの世界観、大好きです。
 
 
飯川雄大 DECORATORCRAB ―0人もしくは1人以上の観客に向けて―
Art Center Ongoing 5/10-5/19
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-02fe4c.html
※一発でやられました。ギャラリー展示ですが、これは印象として残る展示で今年の10本に入れたいと、そう思いました。なんか私の中では他の9本と全く違う基準での選定な気もしますが、それでも残った展示でした。
 
 
クリスチャン・ボルタンスキー – Lifetime
国立新美術館 6/12-9/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-358857.html
※これだけしっかりとまとめて美術館という箱の中でボルタンスキーの作品を見る機会はそうそうないのではないかと。いろんな意味で貴重な展覧会だと思います。
 
 
塩田千春展:魂がふるえる
森美術館 6/20-10/27
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-dd9da7.html
※塩田さんの作品は昔から見てきたので、その集大成としても満足する展覧会。好きな作家さんをこのように見ることができて嬉しいですし、話題になったのも良かった。
 
 
シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート
ポーラ美術館 8/10-12/1
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/09/post-3a5764.html
※とても良くできた展覧会でした。ポーラのコレクションを新たにじっくりと見る機会にもなりました。組み合わされていた現代アートも素晴らしかった。文句なしの展覧会。
 
 
目 非常にはっきりとわからない
千葉市美術館 11/2-12/28
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-7f650a.html
※資生堂や埼トリには敵わないかもしれないけど、それとは違う面白さや楽しみがあり、これはやはり今年の10本としては入れないとダメでしょう、な展覧会です、私としては。
 
 
カミーユ・アンロ|蛇を踏む
東京オペラシティ アートギャラリー 10/16-12/15
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-27afd0.html
※実は最後まで10本に入っていなかったもの。年末振り返りをしていたら最後の部屋の映像作品とその前の青い部屋が頭に蘇り、多分、今年一番記憶に残る展示の印象だと。展覧会というよりその作品の記憶に残り具合で急遽10本に入れました。
 
 
さて、10本には入りませんがこの展示に関しても。今年亡くなった佐藤雅晴さんの展示です。同世代のそれもまだ若いアーティストが亡くなると言う衝撃。追悼枠としてあげたいと思います。
 
「死神先生」佐藤雅晴
KEN NAKAHASHI 2/15-3/16
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/2019-e896.html
 
 
 
さて、他にも色々あった今年の展覧会のメモです。
 
【その他、西洋美術】
10本には入れませんでしたが、西洋美術もいいものがありました。クリムト/ウィーン関連では目黒区美のものが一番好きでした。モリスも良かったし、一号館美術館のフォルチュニと言う天才の展示も良かったです。
  
世紀末ウィーンのグラフィック
目黒区美術館 4/13-6/9
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/04/post-7bda09.html
 
ウィリアム・モリスと英国の壁紙展-美しい生活をもとめて-
そごう美術館 4/20-6/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-ed0dd5.html
 
マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展
三菱一号館美術館 7/6-10/6
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/07/post-e662d9.html
 
  
【その他、日本美術・工芸】
日本美術も良いものがありました。下田の上原美術館で見た年初めの展示は良かった。奇想の系譜展は10本に入れるか迷った展覧会。東寺展の立体曼荼羅の迫力(加えて分かり易い解説)、奈良を含めて曜変天目茶碗3つをコンプリートしたのも記憶に残ります。工芸館の竹工芸の展示も素晴らしかったし、出光美のやきものの展示はわかりやすく本当におすすめです!
 
春をおもう―東洋と西洋、それぞれの春―
上原美術館 仏教館 2018/12/15-2019/3/31
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/01/post-c6bc.html
 
奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド
東京都美術館 2/9-4/7(前期:2/9-3/10 後期:3/12-4/7)
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/post-436e.html
 
国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅
東京国立博物館 3/26-6/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/04/post-2bbaf3.html
 
国宝の殿堂 藤田美術館展 曜変天目茶碗と仏教美術のきらめき(曜変天目3碗制覇)
奈良国立博物館 4/13-6/9
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-36f32f.html
 
大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋(曜変天目3碗制覇)
MIHO MUSEUM 3/21-5/19
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-93ef1a.html
 
日本刀の華 備前刀(曜変天目3碗制覇)
静嘉堂文庫美術館 4/13-6/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-d66697.html
 
メトロポリタン美術館所蔵 竹工芸名品展 ― ニューヨークのアビー・コレクション
東京国立近代美術館 工芸館 9/13-12/8
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-8b14d0.html
 
やきもの入門 ─色彩・文様・造形をたのしむ
出光美術館 2019/11/23-2020/2/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-e45be8.html
 
 
【その他、現代美術】
10本以外にも今年は良い現代アート展がありました。アジアの木版画は濃かったし、横浜美術館のコレクションと現代アートの組み合わせ展は素晴らしかった。ジュリアンオピーも良いし、窓展も現代アートの選定が良かったです。
  
闇に刻む光 アジアの木版画運動1930s-2010s
アーツ前橋 2/2-3/24
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/1930s-2010s-7ae.html
 
Meet the Collection -アートと人と、美術館
横浜美術館 4/13-6/23
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-d0c6ea.html
 
ジュリアン・オピー
東京オペラシティ アートギャラリー 7/10-9/23
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-8b14d0.html
  
窓展:窓をめぐるアートと建築の旅
東京国立近代美術館 11/1-2020/2/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-cfb574.html
 
 
【その他、デザイン/建築】
建築デザイン系は以下の展示が良かった。汐留ミュージアムでの子どものための建築展や埼玉のインポッシブルアーキテクチャも良いし、初めて行った太田市美術館・図書館も建築やサインが楽しかったです。information or inspiration? はnendoの会場構成が(難はあれども)実験的でした。ちひろ美でショーン・タンの絵本をじっくり見れたのも良い。中山英之展では完成してから始まるという当たり前のことだけどそれを建築展で初めて見る。板橋区美では好きな駒形克己さんの絵本を堪能。デザイナー達の頭の中を覗くような㊙展も面白かったです。
 
子どものための建築と空間展
パナソニック汐留ミュージアム 1/12-3/24
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/02/post-1328.html
 
インポッシブル・アーキテクチャー
埼玉県立近代美術館 2/2-3/24
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/momas-0c93.html
 
太田市美術館・図書館/アーツ前橋/旧井上房一郎邸(高崎市美術館)
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/03/post-b50d.html
 
information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美
サントリー美術館 4/27-6/2
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-52f218.html
 
ショーン・タンの世界展
ちひろ美術館・東京 5/11-7/28
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/05/post-ba0807.html
 
中山英之展 , and then
TOTOギャラリー・間 5/23-8/4
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/06/post-a4b63c.html
 
小さなデザイン 駒形克己展
板橋区立美術館 11/23-2020/1/13
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-8031b5.html
 
㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画
21_21 DESIGN SIGHT 11/22-2020/3/8
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-3df68f.html
 
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
東京都現代美術館 11/16-2020/2/16
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2019/12/post-368ea9.html
 
 
 
来年はどんな展覧会を見ることができるでしょうか?楽しみです。
 
 
以前2012年に10年間の振り返りと言うのをやりました。10年後2022年にもう一度やろうかな。
 
過去10年で印象に残った展覧会10本選定
過去10年で印象に残った展覧会洗出し編

 




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