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闇に刻む光 アジアの木版画運動1930s-2010s/近藤嘉男と憧れのヨーロッパ航路

闇に刻む光 アジアの木版画運動1930s-2010s
アーツ前橋
2/2-3/24
 
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アーツ前橋に初めて行って来ました。旧西友だった建物を改修した施設です。ファサードのパンチングメタルが特徴的。サインもそこに書かれている文字も含めパンチングメタルを使ったものでした。ここら辺は別に建築系、サイン系まとめエントリを立てています。
 
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さて開催されている木版画の展覧会がとても濃厚なものでした。芸術としての木版画ではなく、政治や社会運動の表現としての木版画の展覧会。こんなの初めて見ました。
福岡アジア美術館で開催された展覧会にアーツ前橋ではインドネシアの現代アーティストのイルワン・アーメット&ティタ・サリナの展示を最後に加えています。
 
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木版画と言うそれほどコストもかからず、拡散も出来るというメディア。その原始的であり、パワフルなところが反体制などへ繋がり木版画運動へとなる。言って見ればモチモチの木で見たような版画の、あの粗さ、力強さ、感情の溢れ感のタッチでプロパガンダをするような感じ。
 
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共産主義や毛沢東等などの歴史に関して知識があればもっと深く観る事が出来たのになぁ、と残念。ただ、その分、そこら辺に興味がある人が見ると全部を見るのに何時間もかかってしまいそう。
 
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幾つかの館から作品は借りて来ているが、どこからこう言う資料がその館にあることを知ることができるのか。研究者のネットワークなどがあるのでしょうが、ここら辺は福岡アジア美術館の凄さなんでしょう。これを研究、収集して展示まで持って来るのは大変そうです。
 
 
 
近藤嘉男と憧れのヨーロッパ航路
アーツ前橋
2/2-3/24
 
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地域ゆかりの作家さんの展示です。前橋に住んでいた近藤嘉男さんがヨーロッパ渡航した時の絵が展示されていました。晩年の色が鮮やかな絵の方が好きです。
 
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また、前橋に産まれながらも海外で暮らしていた高畑早苗さんと南城一夫さんの作品も展示されています。高畑早苗さんの絵はかなりインパクト高し。
 

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モダンデザインが結ぶ暮らしの夢

モダンデザインが結ぶ暮らしの夢
高崎市美術館
2/2-3/31
 
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ブルーノ・タウト、アントニン・レーモンド、剣持勇、ジョージ・ナカシマ、イサム・ノグチを取り上げモダンデザインのつながりを読み解く展覧会。
 
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高崎市美術館の各展示室でそれぞれを紹介して居ました。個々への堀り下げはもう少し欲しいところでしたが、モダンデザイン全体をざっくり知るには良い展覧会でした。特に個人的にはジョージ・ナカシマの椅子をまとめて見るよい機会でしたね。
 
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さて、この展示は汐留ミュージアムに巡回しますが、この高崎市美術館で観る事をオススメしたいのは、ここにはレーモンド宅の写しである旧井上房一郎邸があること。
 
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この美術館の敷地内にある旧井上房一郎邸はレーモンド邸を気に入った井上房一郎が職人をレーモンド邸に送り込み実測させて(一部材料をグレードアップさせて)写しとったもの。
 
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すでに実存しないレーモンド邸の記録としてとても良い材料として残っています。そして、この建物での暮らしを想起させる雰囲気は、今回の展覧会であるモダンデザインを使った生活そのまま直結となるものでした。実際にノグチのあかりが飾られた部屋を見ることができます。
 
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今回、この旧井上房一郎邸入口部に花が飾ってありました。モダンデザインの暮らし、というのはカッコいい家具がある家、と言うことだけでなく、このように季節や花を愛でる余裕も含めたくらいなのかな、と思わせるものでした。この旧井上房一郎邸については他にも写真があるので別に建築系まとめエントリを既に立てていますのでそちらも参考までに。
 
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一つだけ、このサイン、無●良品に見えてしまいます……。
 
ちなみに5月から東京国立近代美術館工芸館で開催される展覧会「デザインの(居)場所」でもここら辺の時代が出てきそうなので併せて観たいところです。
 
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所蔵作品展―デザインの(居)場所
東京国立近代美術館工芸館
5/21-6/30
 
 

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飯塚小玕齋展―絵画から竹工芸の道へ―

太田の美術vol.2「生誕100年 飯塚小玕齋展―絵画から竹工芸の道へ―」
太田市美術館・図書館
2/2-4/7
 
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太田市美術館・図書館に初めて行ってきました。平田晃久さんの建築設計です。屋内、屋外をぐるっとめぐる建築は面白いつくりですね。雨で屋外に出れ無かったのが残念。また特徴的なサインデザインはグラフィックデザイナー平野篤史さん。ここら辺に関しては別に建築系、サイン系のまとめエントリをたてて詳しくあげています。
 
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太田市ゆかりの作家、人間国宝の竹工芸家 飯塚小玕齋さんの展覧会です。同じ竹工芸家の父、飯塚琅玕齋の次男に産まれた為、初めは跡を継ぐつもりもなく画家になろうとしたが、兄が亡くなり、跡を告ぐことになり、結果、絵画を学んだ知識やセンスを竹工芸にも生かし、見事な作品を生み出します。
 
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若き日の絵画作品から、初期の装飾的な工芸品、後期の用の美を取り入れた見事な工芸品などが展示されていました。展示数はそれほどありませんが、前期後期で絵画以外はほぼ入れ換えですので通して見ればそこそこの数を見ることが出来ます。初期の装飾的なものに関しては竹で創ったアールデコ風(?)な模様がある屏風がありました。ただ、やはり「見事」と言えないのが後期の作品。細編み、粗編みを駆使して制作されたそれらは意思を持って動き出しそうだし、細やかな網目はどれだけ緻密な作業なのか想像もつきません。細やかさと粗いパワーを両立するそのセンスには本当にため息が出ます。
 
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展示室を繋ぐスロープにあったのは萩原朔太郎さんの詩「竹」。萩原さんは群馬の前橋出身なのですね。
 
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美術館と一緒になっている図書館内には以前こちらの展示に参加された淺井裕介さんの作品が残っています。こんな感じで地域に残る施設としてアートも一緒に残っていくと良いですね。
 
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この施設にはカフェもありました。地元のコーヒーショップがお店を出しているそうです。食べ物はホットサンドなどの軽食が中心。
 
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展示も、施設も本当にオススメです。今回はここから前橋や高崎の方に足を伸ばしましたが、足利方面に行っても良いかもしれませんね。そちら方面には栗田美術館、あしかがフラワーパークなどがあります。
 

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太田市美術館・図書館/アーツ前橋(サイン編)

この前のぐるっと群馬ツアーで見た美術館の中で太田市美術館・図書館とアーツ前橋のサインデザインが特徴的でしたので取り上げてみます。建築に関しては別のエントリでまとめてあります。
 
群馬ぐるっと建築巡り:太田市美術館・図書館/アーツ前橋/旧井上房一郎邸(高崎市美術館)
 
太田市美術館・図書館(建築/内装編)
 
 
 
さて、サイン関連まずは太田市美術館・図書館から。館内の撮影は許可制ですので受付で撮影希望の旨を伝える必要があります。
 
太田市美術館・図書館
 
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この建築は建築家、平田晃久さん設計ですが、その中でも目を惹く特徴的なサインデザインはグラフィックデザイナー平野篤史さんの担当。柔らかな漢字の文字は線が細いのでメインのサインに使うは弱い字体だとは思いますが白地に黒文字をベースに枠線で囲ったりして、もしくは光らせたりとそこは各所で工夫してます。
 
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比較的柔らかめの感じで判りやすいアイコンと一緒に表示されているというのは最近のスタンダードになっていますね。
 
個人的にこのタイプのサインの走りではないかと思うのは横須賀美術館の廣村正彰さんのデザインです。以前それを観に行った時のエントリも参照下さい。
 ↓
横須賀美術館、其の壱:サイン編
 
 
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ここの建物は5つの箱を繋いでいく形で通路やスロープを設けているので動線は比較的複雑。それが面白い反面、迷う人も居そうです。こう言う建物においてサインの役割は重要です。
 
この建物にある大きなスロープのカーブにあるカーブミラーにもサインが入ってました。建築内にカーブミラーがあるこっと自体珍しいですね。そしてそこにサインを入れるとは!ミラー面にサインを入れるので少し見にくい感はありますが、建物が白色基調なので、それが背景に映っている時は、まぁ、それほどでもなく、見る角度によりけりでした。
 
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この系は文字の柔らかな雰囲気と併せてグラフィックのわかり易さが求められます。それを独自に施設ごとに起こしていくのは大変ですけど、まぁ、そこがデザイナーの腕の見せ所なんでしょう。
 
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この建物、平面的にも複雑ですし、外も内も大きなスロープで上下に繋がっているので平面的な表現も難しいです。フロア図も苦労されていますね。建物の形をそのまま生かさずデフォルメしても良かったのかなぁ、と思いますが、それはそれで難しいのかな。
 
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運用カウンターは分厚い天板の側面にサイン。これは近くに来ないと判らないですが、空間的にカウンターが見えればそれで大丈夫という感じですかね。天板上のICカードサインは判りやすい。そういえば天井から吊り下げる系のサインはあまり無かったかも。そこはちゃんと見なかったので見落としてるかも。
 
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天吊サインと言えば、絵本コーナーのネオンサインは他とは違う感じでやたらと目立っていますが、街中でみるものを看板的にサインに取り込むというコンセプトの様です。運用的なものと箇所箇所でアピールするところは切り分けている感じ。トレイのサインはハーフミラー加工のドアですので人が居て中が明るい時は見にくいかも。
 
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ミラー面+サインと言うのが比較的多かったですね。個人的にはこの組み合わせはまず見にくいので好きではありませんが、ここでは文字の大きさや、映りこむ背景の色などによってかそこまで見にくい感じは無かったです。
 
 
 
アーツ前橋
 
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上記、太田市美術館・図書館の後に行ったアーツ前橋のサインも特徴的だったのでここに。このアーツ前橋は坂倉建築研究所の設計の建物(旧西友リヴィン前橋店WALK館)を水谷俊博建築設計事務所の設計で改修。サインなどのビジュアル・アイデンティティについてはエイトブランディングデザインの西澤昭洋さんが担当しています。
 
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リニューアルされた建築はファサードのパンチングメタルが特徴的。サインもそこに書かれている文字も含めパンチングメタルを使ったものでした。
 
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白いパンチングメタルの穴に黒いゴムチューブを通して文字を書く、このシステムは凄いですね。綺麗に文字を作るのは大変そうですが、
 
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これらは簡単な文章的なものにも採用されていました。運営サインやコーナー表記など様々なところに関わってくるのでの場合、サインデザインをする時には表記のルールというものを作るのですが、そのルールを作るほうも大変そう。大きさの制限、文字の角度の制限、画数が多い漢字などはどうするか決め事は沢山ありそうです。ただ、それを乗り越えても目を惹く、そして楽しそうなサインですね。
 
 

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太田市美術館・図書館(建築/内装編)

太田市美術館・図書館に行ってきました。この日は群馬あたりぐるっと廻って他にもアーツ前橋や旧井上房一郎邸などの建築を観たので一つ前にそれらのまとめエントリを上げてますのでそちらも見てください。
 
群馬ぐるっと建築巡り:太田市美術館・図書館/アーツ前橋/旧井上房一郎邸(高崎市美術館)
 
 
 
では、太田市美術館・図書館、写真が多いので単独で建築や内装に関して取り上げてみます。ちなみに館内の撮影は許可制ですので受付で撮影希望の旨を伝える必要があります。
  
太田市美術館・図書館
 
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ここは建築家、平田晃久さんの建築設計。思ったより小さい施設ですが随所にこだわりもあり、構成も面白い。駅の北口すぐ目の前と言う立地ですが、他にランドマークになるようなものも無いのでそれほど大きくなくても目立ちます。地域の人たちとワークショップを開き何度も議論をしながら決めていった建物だということです。美術館と図書館はレイアウト的には分断されてなく、大きな空間の中で点在する部屋の割り振りのような感じでわかれていました。もちろんその中で美術館(この時は有料でした)として使っている部屋だけ廻れるルートの区分けはしっかりと出来ています。
 
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建物の構造としては敷地内に5つの箱を配置して、それらをぐるぐる巡る様に繋いでいく。その巡っている部分が屋内の通路やスロープや階段になり、そして屋外部のスロープや階段にもなっている。
 
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1階から2階へ登っていく窓側のスロープと2階から3階へのスロープ+階段がクロスしていくのが外観でわかります。
 
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屋内に関して言えばその箱と箱の間は通路感は無いです。柱や部屋で仕切られているので大きな空間の中でざっくりと構造で仕切られている感じです。その分、なんとなくウロウロするのにいい具合の入り組んだ構成になっていて、歩いているだけで楽しい。上の写真のサインを見るとその箱間のレイアウトが判りますね。
 
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特徴的なサインデザインはグラフィックデザイナー平野篤史さん。サイン系は別にエントリをあげています。
 
太田市美術館・図書館/アーツ前橋(サイン編
 
カーブミラーが付いている建物って始めてみたかも!更にそこにサインを取り込むとは。
 
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結構内部はアップダウンがあり、複雑な構造が楽しくもあります。ただ、迷う人も居るかもしれませんね。そういう意味でもサインの位置づけは重要かも。
 
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雨の日は屋外締め切りだそうで、残念ながら外に出ることはこの日は出来ませんでしたが、本を読めるテラスや、緑化部はゆったりできる庭みたいな造りにもなっているようです。天気の良い日は子ども達を遊ばせる様なエリアになっているのでしょうか。
 
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蔵書はアート関連や子供向けが多いので、ある程度置いてある本はジャンルを絞って、それ以外の一般書籍で必要な本は随時取り寄せするような運営でしょうか。
 
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本棚は途中までは靴のまま登れる構造。高いところ対策ですね。トイレのドアがハーフミラー加工です。遠くからはミラーに見えますが中の明りがついていて近づくと中が見えます。レイアウト的に用を足すところは直接見えないにしろ、これはこれで良いのかな、特に女性用とかはどうなんでしょう(場所によっては中が見にくいようなフィルムが貼ってありました)。
 
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閲覧机、運営カウンターなどは下部は黒めで消して、MDF(圧縮木材)の天板ということで共通されていました。
 
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一部エリアの照明や別エリアの椅子が六角形がベースとなったデザインで、この形は他にモチーフが出てこないですよね?建築と一緒にデザインされているのか、それともこれは別の扱いか?
 
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細かい点ですがこの建物で特徴的な点の一つがエッジが無くフラットにみえること。ぱっと見てフラットな視界を求めたのか、建物と屋外の切れ目にガラスをはめ込む袴がありません。地面に埋め込んで固定してあります。スロープの端も最低限下に物が落ちないように程度の少しの立ち上がりしかない。
 
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スロープの端も何も立ち上がりがないです。物が転がっていく、子どもが足を踏み外すということはおそらく運営上気をつけるようにしているのでしょう。流石に2階以上の手すり部には人や物の落下防止用に透明なアクリル板がありますが、これも後付けの様に見えますので、設計段階では端には何も立ち上がりを付けたくなかったのかと思われます。
 
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イベントスペースはこの日は何もやっていませんでしたがちょっと明るい空間ですね。カーテンはあるものの映像などを使うイベントは想定して無さそう。カフェは軽食のみでしたが、コーヒーは市内にあるこだわりのお店の様でにぎわっていました。ちゃんとしたご飯出すと周囲のご飯やさんへの妨害になるのかな?

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群馬ぐるっと建築巡り:太田市美術館・図書館/アーツ前橋/旧井上房一郎邸(高崎市美術館)

群馬方面に美術館巡りをしに行ったら、結局はぐるっと建築巡りツアーになっていましたので建築関連のまとめエントリをしておきます。
 
今回行ったのは以下の3箇所
 
・太田市美術館・図書館
・アーツ前橋
・旧井上房一郎邸
 
そういえば以前にも群馬での建築関連エントリまとめたことありました。
 
群馬建築巡り:群馬県立近代美術館/ハラミュージアムアーク/旧井上房一郎邸、他
 
 
 
まずは太田市美術館ですがここは写真が多く詳細エントリは別に立てますのでここではざっくりと。こちら、館内の撮影は許可制ですので受付で撮影希望の旨を伝える必要があります。
 
太田市美術館・図書館
 
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太田市美術館・図書館には初めて行って来ました。建築家、平田晃久さんの建築設計。思ったより小さい施設ですが随所にこだわりもあり、構成も面白い。
 
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この施設の一番大きな特徴は屋外および屋内それぞれでぐるっとスロープや階段で外周を登っていく様な構造。
 
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そのため、内部でも窓に面した部分で大きな上り下りのスペースがあり、また、小分けされた空間の間をウロウロするのにいい具合の構成になっています。
 
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雨の日は屋外締め切りだそうで、残念ならが外に出ることはこの日は出来ませんでしたが、庭みたいな造りにもなっています。天気の良い日は子ども達を遊ばせる様なエリアになっているのでしょうか。
 
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とにかく内部も外部も歩いてるだけで楽しいです。蔵書もアート関連や子供向けが多いので、ある程度置いてある本は選んで、それ以外に必要な本は随時取り寄せするような運営でしょうか。
 
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特徴的なサインデザインはグラフィックデザイナー平野篤史さん。写真が多いのでこの建物単独で建築エントリあげます。サイン系も別にエントリをあげることにします。
 
太田市美術館・図書館(建築/内装編)
 
太田市美術館・図書館/アーツ前橋(サイン編)
 
 
 
さて、次に前橋に行きました。
 
アーツ前橋
 
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次に行ったのがアーツ前橋、こちらも初めてです。ファサードのパンチングメタルが特徴的。坂倉建築研究所の設計の建物(旧西友リヴィン前橋店WALK館)を水谷俊博建築設計事務所の設計で改修。
 
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デパートから美術館への改装ですが、元の形をうまく残しながらの改装です。上の写真のガラスで囲われた部分はなんとエスカレーターがあった部分をカッコいい吹き抜けにしたというもの。サインもそこに書かれている文字も含めパンチングメタルを使ったものでした。サインなどはエイトブランディングデザインの西澤昭洋さんが担当。ここもサインに関しては太田市美術館・図書館と一緒に別エントリでまとめています。
 
 
 
群馬ぐるっとめぐり、最後は高崎市美術館の中にある旧井上房一郎邸です。
 
旧井上房一郎邸
 
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東京の笄町に建てられたレーモンド邸の写しが高崎市美術館の敷地内にあります。美術館を利用すると見ることが出来ます。レーモンド邸を気に入った井上房一郎さんがレーモンドに許可を得て職人を送り込み実測、材料などは勝手にグレードアップして、自分の家として再現したもの。平屋の木造建築。日差しを避けるための長い軒が特徴的。
 
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玄関部のパティオに面した大きな居間には家具やストーブなど。現在隣の美術館で開催されているモダンデザインがここに再現されています。
 
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パティオに面したもう一つの部屋は旧寝室として使っていた部屋。他の部屋もそうですが屋根は梁などの構造が剥き出しで、空調のダクトが横に流れています。
 
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台所やバス・トイレの部屋は外から覗けます。
 
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離れの茶室や、家の裏にも廻ることが出来ます。写しと言う形で現存していないレーモンドの建築を体験することが出来るのは良いですね。
 
 

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江之浦測候所 | 小田原文化財団 2018年8月メモ(去年の話)

もう去年の夏のことなんですけど、夏休みは湯河原と箱根へ行って来ました。その時のことを細かく書いていなかったのでここで改めて。さて、その旅行の一番の目的は、念願の江之浦測候所に行くこと。とにかく凄いところでした。アート好き、建築好き、歴史好きは行くべしです。
 
その時の全体工程のざっくりしたまとめはこちら。
夏休みの湯河原/箱根の記録(江之浦測候所、岡田美術館、ポーラ美術館、温泉など)
 
この江之浦測候所のlことを「いまトピ」に書きました。見どころのまとめ、どんな場所?というのはこちらをご参照下さい。
もう行きました?「江之浦測候所」が凄かった!アート&建築、歴史好きにオススメ
 
去年10月には見学エリアが広がったり、見学時間が長くなって2部制(私が行った時は3部制)になったり、当日に空きがあれば予約OKになったりと運営的にも変更しています。私が行った段階は去年8月、変更前の内容になります。
 
 
江之浦測候所 | 小田原文化財団(2018/08月段階)
 
こちらは現代美術作家の杉本博司を中心にした小田原文化財団が作った施設。杉本博司+建築家の榊田倫之で手がけた現代の建築、杉本博司の収集した古美術や名石、そして杉本自身の現代アート作品を組み合わせて観る事が出来るという、凄く贅沢な施設です。
また、「人類とアートの起源」と言うテーマを持っていて、生活の原点である春分、夏至、秋分、冬至などの季節の節目、日本古代からの信仰にあったような自然の観測、そしてその中での自身の場を確認するという意味を持った施設だとのこと。
 
この施設の一部もその節目の太陽の軌道を設定して作られているのが特徴です。それで「測候所」ということなのですね(登記上は「美術館」らしいです)。昔、財閥の人たちは日本の文化への貢献として様々な芸術品などを収集して、現在美術館などで公開していますが、杉本博司なりのそのような施設といったところでしょうか?杉本博司好み爆裂しています。
 
 
 
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名月門
 
さて、事前に予約した時間に施設に到着。根府川の駅から出ているシャトルバスか車で行くことになります。予約段階で駐車場又はバスを申込み。そして入場前に観るのはこの門「名月門」。鎌倉の明月院の正門として建てられた後、幾つか渡った後に根津美術館正門として使われていたもの。
 
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待合棟
 
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待合棟のテーブル
 
そしてガラスで覆われた現代建築である「待合棟」でこの施設のルール説明を受けます。テーブルは樹齢一千年を超える屋久杉の天板で、テーブルの片側の支えに「大観寺の水鉢」を埋め込んであります。
 
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待合棟内 杉本博司「放電場」
 
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この「待合棟」の地下には杉本博司の写真作品(この時は「放電場」や「劇場シリーズ」でした)などもあるので見落とさないように。また、建物入口前にある古井戸も由緒あるものです。
 
 
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー外側
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー内部
 
一番目を惹く施設なのがこの「夏至光遥拝100メートルギャラリー」。片側の壁が全面ガラス、もう片側の壁が大谷石の現代建築です。夏至の日の出の方向に向かって建てられているので、夏至の朝にはこの空間を太陽光がまっすぐに差し込むという仕組みになっています。
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー内 杉本博司「海景シリーズ」
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー内ガラス面衝突防止
 
大谷石側には「海景シリーズ」が展示されていて、ガラス面の衝突防止用に光学硝子を足にした衝突防止がありました。「待合棟」の目の前にこの建物があるので、ルール説明後に皆が一度ここに集まり少し混みますが、見学時間枠後半にもう一度来たらゆったりこの空間を独り占めできました。
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー海側先端
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー先端から見た景色
 
この先は海側へ突き出ていて展望スペースになっています。ここで海景シリーズっぽく撮りたくなるのですよね……。
 
 
 
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冬至光遥拝隧道内部
 
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冬至光遥拝隧道入口側 円形石舞台 
 
そしてもう一つの特徴的な建造物がこの「冬至光遥拝隧道」。冬至の日の出の方向を向いているトンネルです。冬至を一年の終点であり始点であると考え、冬至の朝には朝日がこのトンネルのなかに差し込むようです。トンネルの先には「円形石舞台」がありこれを照らし出すとか。
 
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冬至光遥拝隧道内部 光井戸
 
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冬至光遥拝隧道内部 光井戸の光学硝子
 
このトンネルの中ほどにある「光井戸」。上部は開いているので雨が降るとこの井戸の中に敷き詰められている光学硝子に雨粒が当るのが見るそうです。雨を視覚化する装置とも言えます。
 
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冬至光遥拝隧道内部 止め石
 
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冬至光遥拝隧道外側
 
トンネルの先にはそれ以上行かないようにと言う意味合いの「止め石」があります。ここ以外にもあちこちあるのでこれより先には行かないようにしましょう。「冬至光遥拝隧道」は外から見るとかなり突き出しています。
 
 
 
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冬至光遥拝隧道、光学硝子舞台
 
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冬至光遥拝隧道、光学硝子舞台
 
このトンネルの外側にあるのが「光学硝子舞台」。この舞台を古代ローマの円形劇場遺跡の再現をした客席が取り囲んでいます。舞台の基礎は檜の懸造りで組まれています。
 
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冬至光遥拝隧道、光学硝子舞台
 
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光学硝子舞台のガラス
 
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冬至光遥拝隧道上部の止め石 
 
隋道の上は止め石までは行くことが出来るのですが、高所恐怖症の私にはとてもそこまでたどり着くことは出来ず……。ガラス舞台の上は見学時は上には乗れません。
 
 
 
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茶室 雨聴天
 
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茶室 雨聴天(にじり口)
 
さて施設内には茶室が一軒あります。千利休作と伝えられる「待庵」の寸法などをそのまま写してはいますが、この土地にあった蜜柑小屋のトタン屋根を茶室の屋根にしていたり、いわゆる「本歌取り」のような形で構成されています。雨が降るとこのトタン屋根に雨音が響き、それを聴くことから名前が付けられました。にじり口の沓脱ぎ石は光学硝子です。
 
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掛け軸 杉本博司「日々是口実」
 
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竹箒の垣根
 
中にある掛け軸は「日々是口実」。杉本博司作品です。洒落ですね、洒落てますね。この横にある垣根も杉本博司作品の竹箒。
 
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石造鳥居
 
茶室のにじり口から海側を見ると「石造鳥居」があります。この方向は春分秋分の日の光のラインを向いています。
 
 
 
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石舞台
 
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三角塚
 
さて、他にも様々な歴史あるものや名石などが施設内にゴロゴロあります。能舞台の寸法で計画された「石舞台」。この舞台の橋掛りの巨石が向く方向は春分秋分の日の光のラインです。夜明け前に能を初め、演者が冥界へ帰る時にその背に朝日を受けるという設計だとのこと。「三角塚」は海を向く頂点が春分秋分の正午の太陽の方向を指しています。
 
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浮橋、亀石
 
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生命の樹 石彫大理石レリーフ
 
「浮橋」の向こうに見えるのは「亀石」。「亀石」が向いている北東は鬼門であり、そして首都の方向である。何万年後、この施設が太古の遺跡となったときに昔、栄えた都の方向をこの亀石が刺していると言うストーリー。この施設は近代文明が滅んだ時に何が残り、どう見えるかを考えながら作られたらしい。「生命の樹 石彫大理石レリーフ」は浮橋から光学硝子舞台へ抜ける入口の上にあります。
 
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百済寺 石橋、藤原京 石橋、大官大寺 瓦
 
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京都市電 軌道敷石
 
この施設内にある巨石の中でも一番見応えがあったのが縦に置かれている「藤原京 石橋」。その手前に下に敷かれているのが「百済寺 石橋」。その奥の水鉢の中には「大官大寺 瓦」がある。あちこちにある敷石は「京都市電 軌道敷石」を使っています。他にもそこかしこにある塔や石、水鉢、灯篭などすべて歴史あるものでした。
 
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建設中の「竹林」エリア
 
私が行った時はまだ建設中でオープンしていませんでしたが、昨年10月に新たな見学エリア「竹林」がオープンしたそうです。杉本博司のコレクションである化石が置かれている「化石窟」や杉本博司作品の「数理模型」などがあるようです。見学コースが広がったのもありますが、様々な季節の、様々天候におけるこの施設の姿を見てみたいですね。測候所とはピッタリのネーミングかもしれません。
 

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ポーラ美術館:ルドン ひらかれた夢/平野薫展、その他コレクション展(去年の話)

去年の夏休みは湯河原と箱根へ行ってました、が、まだここに書いていなかったので改めて。
 
その時の全体工程のざっくりしたまとめはこちら。
夏休みの湯河原/箱根の記録(江之浦測候所、岡田美術館、ポーラ美術館、温泉など)
 
箱根で行ったポーラ美術館ではルドン展とコレクション展などを見ました。
 
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ルドン ひらかれた夢―幻想の世紀末から現代へ―
ポーラ美術館
7/22-12/2
 
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ルドン作品、ルドンが影響を受けた先達や同時代の画家の作品、そしてルドンの影響を受けた現代作家作品を鑑賞できる展覧会。現代アートだけでなく漫画まで扱う展覧会は見ていて面白い。
 
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ルドンと言えば最近三菱一号館で展覧会がありましたが、あちらはルドンの花の絵を中心の展覧会でした。こちらは黒の時代も含めた作品と、それに併せてルドンに影響を受けた他の作家の作品が展示されていました。
 
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同時代の作家あり、現代アートもあり、漫画もあり。モネ、スーラ、鴻池朋子、イケムラレイコ、漫画「寄生獣」岩明均など。『悪の華』の関連もあるのか黒の時代の方が影響が濃い気もします、
 
 
 
平野薫 記憶と歴史
ポーラ美術館
7/22-9/24
 
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古着や古い道具などの糸を解き、そこから作品を作り出し、インスタレーションにするという作家さんでした。
 
 
 
西洋絵画名作選
ポーラ美術館
7/22-12/2
 
フジタからの贈りもの―新収蔵作品を中心に
ポーラ美術館
7/22-12/2
 
ガラス工芸名作選-花の様式
ポーラ美術館
7/22-12/2
 
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モネやルノワールなどの西洋絵画のコレクションやガレやドーム兄弟、ティファニーなどのガラス工芸の本当に名品と呼ぶに相応しいものを観ることが出来ます。その中に最近の作家の作品なども一緒に展示しているのもいいですね。このときは橋爪彩の作品がありました。お得意のフジタのコレクションなども。
 
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美術鑑賞本『いちばんやさしい美術鑑賞』を読んだばかりなのでモネやセザンヌやピカソ(本に載っていた作品は出てなかった)、ガレのガラス作品などを観るのにちょうど良かった!
 
 
 
増田セバスチャン×クロード・モネ "Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-"
ポーラ美術館
7/22-12/2
 
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増田セバスチャンの展示は以前ポーラミュージアムアネックスで見たものをベースにしていましたね。
 

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岡田美術館:田中一村の絵画/その他常設展示(去年の話)

去年の夏休みは湯河原と箱根へ行ってました、が、まだここに書いていなかったので改めて。
 
その時の全体工程のざっくりしたまとめはこちら。
夏休みの湯河原/箱根の記録(江之浦測候所、岡田美術館、ポーラ美術館、温泉など)
 
箱根で行った岡田美術館では「田中一村の絵画」展をやっていました。良い作品でした。常設なども見ました。
 
 
初公開 田中一村の絵画 ―奄美を愛した孤高の画家―
岡田美術館
4/6-9/24
 
企画展出品目録
 
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千葉から奄美へ移り住み、日本画で奄美の自然を描いた画家。一目で吸い込まれる様な絵でした。「昭和の若冲」などと呼ばれ、琳派の影響もあり。一村の作品は少ないですが、琳派や若冲もあって見応えありました。
 
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自然を描いた作品は確かに琳派っぽい感じもあります。描かれているのが南の景色なので少し色が濃く鮮やかですね。かなり好きな作品です。作品数が多くなかったのが残念。当時、関西で展覧会をやっていたので観に行きたくなりました。それより奄美に田中一村美術館があるのでそちらに行かねば、かな。
 
 
 
岡田美術館 常設展示(2018/08月)
 
1階、2階展示室(陶磁・金工・玉器・ガラス)目録※PDFです
 
2階、3階、5階(絵画・仏教美術)目録※PDFです
 
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風神雷神図を壁面に拡大した建物
 
コレクション展示もあいかわらず充実。これ、2時間じゃ全部見ること出来ないよね。陶磁器関連は一度見ているし(展示替えはしていると思うけど)ある程度早めに見たのですが、それでもかなりのボリューム。
 
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風神雷神図を壁面に拡大した建物
 
特に2階の日本の陶磁器やガラス器はどうしても足を止めてみてしまいます。乾山や仁清もありました。歌麿の雪月花は複製展示ですが、それでも雰囲気は良く判ります。絵画は琳派から浮世絵、近代までの名品も多い。いつも本当に時間が足りない!
 
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風神雷神図を壁面に拡大した建物
 
そうは言いつつも、入館チケットで入れる足湯カフェは(足湯だけの利用も可能)外せません!足湯に入りながら見ることの出来るこの外観は毎回の楽しみです。
 

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温泉と建築 湯河原駅前広場(隈研吾設計)/湯河原温泉 上野屋/姥子温泉 秀明館(去年の話)

去年の夏休みは湯河原と箱根へ行ってました、が、まだここに書いていなかったので改めて。
 
その時の全体工程のざっくりしたまとめはこちら。
夏休みの湯河原/箱根の記録(江之浦測候所、岡田美術館、ポーラ美術館、温泉など)
 
 
 
湯河原の駅前が隈研吾設計でリニューアルしているということでちょっと観に行きました。
 
湯河原駅前広場 - 隈研吾建築都市設計事務所
 
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まあ、確かに綺麗にはなっているけど、うん、まぁ、少ない予算で何とかしたのかな……的なところも感じられましたね。
 
 
 
湯河原温泉 上野屋
 
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宿泊は湯河原温泉の上野屋。かなり歴史ある旅館で迷路のような館内が楽しい。しかし、湯河原はお湯が良いです。お盆でもそんなに混んでいないし、歴史ある旅館でも周囲の温泉地よりも安めでオススメ!
 
 
 
姥子温泉 秀明館
 
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翌日は箱根へ。姥子温泉 秀明館に行きました。湯治場をリニューアルした温泉。アメニティなどはほぼ無く熱いお湯に入るという喜びの為だけに行くところ。とにかくお湯が良い。ここはオススメです!
 

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