包む-日本の伝統パッケージ
包む-日本の伝統パッケージ
https://mmat.jp/exhibition/archive/2021/20210713-358.html
目黒区美術館
2021/7/13-9/5
目黒区美術館「包む」展、10年前に開催して話題になった岡秀行コレクションの展覧会のリニューアル版。デザイナーとしての岡さんの経歴紹介コーナーもありました。
包むと言う行為を通して、そこにある日本古来からの知恵、自然との繋がりなどを感じる展覧会になっています。良い展示でした。
竹、木、笹、藁、土、紙など部材による区分けを中心に展示。同じ竹でも編んだものも有れば皮に包んだものもある。土は陶器の入れ物なので、包むと言うより入れ物そのままじゃない!と思いつつもデザインの多様性が面白い。
隙間からの通気性、再包装性、携帯性などの機能を盛り込んだ藁の編み込み技術も面白い。その辺が判る映像コーナーはオススメです。
素材、季節や土地の特徴、歴史、それらの風土が作り上げたもの達。包むと言う知恵、技術、その継承の展覧会です。
私はこれらを、デザインとして見ているのか、民藝として見ているのか、工芸として見ているのか、そこがわからなくなって混ざっている感じがあり、またそれを楽しんだとこもあります。
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