オムニスカルプチャーズ/膠を旅する/片山利弘+武蔵野美術大学 図書館(藤本壮介)、武蔵野美術大学建築(芦原義信)
オムニスカルプチャーズ-彫刻となる場所
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/16432/
武蔵野美術大学美術館
2020/4/5-6/20
緊急事態宣言があけて再開、ただし一般の入場は土日のみ、前の日までの予約制ということで、予定つかなさそうだったのをなんとか間に合って行けました。タイトルの下に三沢厚彦作品の熊。
参加作家は戸谷成雄、舟越桂、伊藤誠、青木野枝、三沢厚彦、西尾康之、棚田康司、須田悦弘、小谷元彦、金氏徹平、長谷川さち。豪華なメンバーです。杉戸洋さんが会場構成及び会場図、全体の監修を三沢厚彦さんが担当。
会場で目を引くのが三沢厚彦作品のキメラ。どーんと鎮座。よく見るとあちこちに隠れキャラが!
須田悦弘作品は4か所確認。この日、トークでご本人が来ていたからどこかに1点くらい増やしていったとか無いだろうか……?
小谷元彦作品。足フェチなので足を。この作品が出ていた藝大の展覧会に行けなかったのでここで見れてよかった。そして小谷元彦作品の細部は仏教的。
舟越桂、顔だけでも船越桂。絶対的に桂作品になってしまうのですね。
青木野枝、DNAループな螺旋の輪っかと石鹸。
クリムトな棚田康司作品、ジーザスな西尾康之作品。
他にも金氏徹平の立体作品など。様々な立体作品の形態を見ることができる展覧会でした。
膠を旅する—表現をつなぐ文化の源流
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/17269/
武蔵野美術大学美術館
2020/5/12-6/20
この「膠を旅する」展も良かった。ニカワという日本画に欠かせないもの。でもそれを深掘りしたことはないはず。
接着剤というイメージだけの膠がやけに生々しく、生き物から生まれた素材として、手間暇かけてつくられたものとして目の前に現れていました。こんなに苦労して、生き物のエッセンスを使っているなんて。
現在の膠はもっと簡易的に作られたものもあるようですが、やはり昔からの作り方のものとは違うようです。煮こごりとかコラーゲンとか思い出してすっぽん鍋とか食べたくなりました。膠で修復した作品として丸木さんの作品などもありましたね。
片山利弘—領域を越える造形の世界
https://mauml.musabi.ac.jp/museum/events/16441/
武蔵野美術大学美術館
2020/4/5-6/20
こちらの展示も見応えあり。NSビル吹き抜け床のデザインはこの方なんですね。あと、カレンダーが凄く良い。このデザインのカレンダー欲しいな。平面のものでも立体のデザインを意識して生まれているのかな、と。
そして、ここに来たら図書館見ないと。
藤本壮介設計の武蔵野美術大学 図書館。木々の緑が映り込んで綺麗。
そして武蔵野美術大学のあちこちにある建築、芦原義信の設計。アトリエ棟は特に独特です。芦原さんはこの前ブログに書いた杉並アニメーションミュージアムの入っている杉並会館を設計した人ですね。
最寄駅から玉川上水緑道を通って行く道がとても気持ちよかった。
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