没後70年 吉田博展
没後70年 吉田博展
https://www.tobikan.jp/exhibition/2020_yoshidahiroshi.html
東京都美術館
2021/1/26-3/28
新版画イヤーの今年、目玉の一つがこの吉田博展 。太田記念の笠松紫浪、平塚やSOMPOのこれから開催される川瀬巴水展、練馬の電線絵画展などへも出品された新版画、本当に今年は新版画があついです。
油彩、水彩なども手がけている吉田博ですが、今回の展覧会はその版画作品に注目したものになっています。水や空気(空)などの表現がすごいです(擦り師さんが可哀想)。微妙な細やかさに加え、版画ならではの解像度をうまく活かして、山肌、光、水面の乱れなどの美しさをこんな風に表現してるのは版画技術を熟知してるからなのでしょうね(擦り師さんが可哀想)。
擦り師さんがかわいそうと書きましたが、刷りの特徴を理解しながら何十回もの擦りを行う吉田博の新版画作品は本当に美しいので、摺り師も仕事のし甲斐があったと同時にプレッシャーもあっただろうし、かなりやり直しやダメ出し、修正など多かったでしょう。
画家仲間のためもふくめ、作品を抱えアメリカに売りに行ったり、そこでうまくいかなかったら、マーケットが版画にあることに絞って、それを試したり、行動力と実業家的なセンスもあった人の様です。
そういえば、イサム・ノグチ展のポスターがありましたね。楽しみです。
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