博物館に初もうで ウシにひかれてトーハクまいり
博物館に初もうで ウシにひかれてトーハクまいり
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東京国立博物館 本館
2021/1/2-1/31
正月初めての展覧会は、2日からやっている博物館に初もうで。今年は獅子舞とかいろんなイベントも中止になったみたいですね。ばったり友人夫婦にあったりしました。
正月らしさといえば東博のあの階段の正面に生花が。まずは本館を見て、その後に表慶館でたてもの展を観る予定(たてもの展は別エントリにしました)。
さて、正月ならではの企画展が丑年にちなんだ「ウシにひかれてトーハクまいり」。このタイトルの元ネタは牛に引かれて善光寺参りということで「牛に引かれて善光寺参り」の景色を描いた図とかがありました。他にも牛の顔をした古代インドの仏像など。渡辺華山の描いた牛もあり、牛づくしの展示コーナー。
さて、ここに来たらコレクション展示の方も見なければ。猿の埴輪、なんかスペインかどこかで修復されたキリストみたいですね。長谷川等伯「松林図屏風」も正月に見ることができる国宝としてもう定着してますね。
そして伊藤若冲「松梅群鶏図屏風」。テレビで若冲ドラマやっていたのでその影響もあるのか、この絵の周りに人が集まっています。
点描で執拗に描かれた灯籠、ヒョッと迷いなく描かれている鶏の尾、まんまるくて可愛いひよこ。目を引く絵ですよね。
書の関連もかなり良いものが並びますが、その中で注目だったのが小林一茶「詠草」。歌に書いてある琵琶の湖畔の線や点は亀を指しているのか、つまりイラスト入りの書の掛け軸!?あと、応挙の良い作品も並んでいます。
仁清のスマートな器、樂家の四代目、一入の黒樂なども見応えあります。
そして表慶館の図面コーナーが胸熱!この後、たてもの展でいく歴史ある建物の図面をじっくりと!
いやいや、この本館の建物も見逃せない。素敵なところがたくさんあります。蔦系の模様が繰り返し使われていました。
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