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1894 Visions ルドン、ロートレック展

開館10周年記念 1894 Visions ルドン、ロートレック展
https://mimt.jp/visions/
三菱一号館美術館
2020/10/24-2021/1/17
 
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三菱一号館美術館「1894 Visions ルドン、ロートレック展」に行ってきました。今のこの美術館は復元された建築ですが、おおもとの三菱一号館という建物(設計はジョサイア・コンドル)が竣工したのが1894年。この1894年の前後に注目をした展覧会です。ルドンが色彩の作品を初めて発表した年。ロートレック、ゴーギャンなどの活動もこのあたり。展覧会ではこの前後に活動していた印象派、ポスト印象派、ナビ派、日本の画家までを網羅していました。
 
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ルドンのブラックな面やカラフルな狂気、そしてロートレックのセンス良い作品たちが並んでいますが、実は他の作家たちの作品が贅沢でとても良いです。一か所、ルドン、ピサロ、ロートレック、ヴァロットンの版画作品が並んでて、版画でもそれぞれ個性が出て、それを見比べることができて面白い。
 
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ルドンのヒリヒリするような黒とロートレックの色使いの対称が印象に残ります。そしてルドンの色彩を使った作品も、やはりロートレックの色とは違う。同じ時代に生きていてもここまで違うんだな、と。そういえば、ゴーギャンのタヒチの作品も黒が印象的だったり、カラフルだったり、とても強い印象でした。しかしロートレックの色使いや構図はセンスが良いです。商業デザインをやるために生まれた才能な気がします。
 
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三菱一号館とつながりが深い岐阜県美術館の所蔵品がたくさん来ています。ここはルドン作品を多く持っているのですね。本来はこのルドン、ロートレックの作品に現代アーティストのソフィ・カルが加わる形の展覧会でした。このコロナの影響でソフィ・カルの参加は出来なくなり、今回の様な形の開催に。ソフィ・カルが加わった場合がどの様な展覧会になっていたのかとても気になりますが、ソフィ・カル本人が別の形で何かやる、ということを言ってくれているのでそれを楽しみにしています。その時は企画に高橋元館長がゲスト参加してほしいところ!
  

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