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ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」

ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」
https://www.yokohamatriennale.jp/2020/
横浜美術館、プロット48 他
2020/7/17-10/11
 
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横浜トリエンナーレ?ヨコハマトリエンナーレ?正しい表記はどちらでしょう?ホームページTOPや記事内には2020付きの「ヨコハマ」のカタカナ表記、ホームページの一番下には数値無しの「横浜」漢字表記。と言う事は今までも含めた連続したフェスとしての表記は漢字。その中で今年の2020に限ったイベントタイトルがカタカナと言う事でしょうか。
 
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さて、今までの横トリ(ハマトリの方がメジャーな呼び方かも)ですが、毎回、ガラッと変わるので結構個人的な好き嫌いはあり。今までの評価は……
 
2001:面白い
2005:最高
2008:イマイチだなぁ(特に新港ピアの映像)
2011:こじんまり(ここから横浜美術館参加)
2014:難しい(森村さんらしいけど)
2017:バランス良い
 
という感じでした。結論から言うと、ボジョレー風に
 
2020:2017年の以来のバランスの良さで少し地味目な仕上がり。
 
という感じでした。まぁ、こじんまりとして地味だけどバランスは良かったかな。というところ。いつも幾つかはあるガツンとくる作品は無く、横浜美術館全体を使った現代美術展という感じで、まとまってはいるけど地味なイメージ。
 
映像は多くて全部見るのは無理だし、私もかなりスルーしたけど、全体的に小難しすぎないし、でも物凄く記憶に残る作品があるわけでもなく、ほどほどに。フェス感は薄く、普通に現代アート展と言う感じなのでアートファン以外の動員は見込めたのだろうか?このご時世ならどちらにしろ難しいから、まぁ、これで良いのか?  
 
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この建物を覆う幕。イヴァナ・フランケの作品。これ台風とかの風が強い時でも大丈夫なのかな?そう言う時は外してるのかな?と、こう言う作品の強度を考えてしまう仕事柄です。
 
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美術館入ってすぐのこのニック・ケイヴ(同名のミュージシャンを思い出してしまう)の作品はそうは言いつつも印象に残ります。まぁ、綺麗、で終わってしまいそうな作品でもありますが。よく見ると銃などの物騒なモチーフもある。
 
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新井 卓の千人針を拡大して見せる作品。初めはこれなんだろう?と写真を見ていたら、その正体がこれだとは。さっき、小難しくないと言ったものの、今回はテーマは強いものはある。見せ方でそれを変に難しくしていないのが良い。

  
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汚れを取っていったら文字が現れるロバート・アンドリューの作品。金氏 徹平の頭部が白いニュルニュルに覆われた人形。
 
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チェン・ズ(陳 哲) の作品は窓とその景色。エリアス・シメの作品は電子器具などで構成されている絵(?)。
他にも写真は載せていませんがズザ・ゴリンスカの立体カーペットを靴を脱いで歩く経験も面白いです。
 
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エヴァ・ファブレガスの腸のぬいぐるみ。これみんな気持ち悪がらずにここで和んでました。規模を大きくすると感覚はマヒするのですね。タウス・マハチェヴァのあり得ないスポーツ器具たち。流れているアナウンスがまたジェンダーを示唆している内容。
  
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ツェリン・シェルパの作品はパズルのように順番を変えている絵画。
 
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さとうりさの和む作品がイイですね。タイスィール・バトニジの作品は一つの砂時計で時が止まるという表現をしているのが凄い。
 
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ヨコトリで若い女性が佐藤雅晴さんの絵を見て「これ、カッコいい!」と言っていた。この作家が去年に若くして亡くなった事を知っているかは不明だが(解説読めばわかるが)、それよりも、今、これを見てカッコいいと思っている人がいて、そう言う絵が残っているのが、やはりアートって凄いなぁ、と。 
 
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佐藤雅晴の作品は作家がなくなった時に新宿のギャラリーで展示していた内容の再構築。私は偶然その時の展示を見ていたが、やはり作家が癌になり余命も残り少ないことを知っている時につくられた作品だと知ると見方がかわる。特に「now」は時や分がなく今をカウントする秒針とこのタイトルにいろいろ考えてしまう。
 

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ジャン・シュウ・ジャン(張徐 展)は紙で作った生き物や森をアニメーションで撮る映像。奥に人形やセットが置いてあってびっくりしました。
 
   
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さて、横浜美術館を出て、もう一つの大きな会場「プロット48 」までは歩いて10分もかからないところ。移動にオリジナルの傘を貸出してくれる様なので暑いときや雨の日は便利ですね。このデザインは良い。この「プロット48 」、元々はアンパンマンミュージアムが入っていた施設らしい。
 
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デニス・タン(陳 文偉) の木についている自転車のベルを鳴らす作品。アモル・K・パティルの作品はカセットテープがエンドレスで回っていたり、砂が回転していたり面白い。
 
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ハイグ・アイヴァジアンの作品は壁にあるチョークボールの跡を投光器で照らしていて何やら意味ありげ。
 
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アンドレアス・グライナーはピアノの振動で夜光虫が光るものだが、並んでいたので静かな時の展示のみ見る。エレナ・ノックスのエビのためのポルノはとても混んでました。繁殖しなくなったエビのためのセクシーな展示。面白い作品です
 
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ラヒマ・ガンボの作品は、この建物の広間だったんだろうなぁ、という植栽の中で映像が流れていました。壁に突然現れた額縁もここに以前何か装飾の作品があったの名残なのでしょう。
 
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飯川 雄大の体験作品は残念ながら予約がいっぱいで体験できず。前に別の展示で体験したときに楽しかったので体験したかったなぁ……。
  
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せっかく横浜に来たので横浜中華街へ……仲間と食事。
 

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