Chocomoo EXHIBITION -OUR SECRET PARTY-
Chocomoo EXHIBITION -OUR SECRET PARTY-
https://chocomoo-exhibition.com/
WITH HARAJUKU HALL
2020/8/13-9/28
イラストレーター Chocomoo個展「Chocomoo EXHIBITION -OUR SECRET PARTY-」に行ってきました。会場は原宿駅のすぐ前、IKEAやユニクロが入っているビル「WITH HARAJUKU」の中のホールです。
このWITH HARAJUKUは建築家 伊東豊雄が設計にかかわっているビル。吹き抜けやテナントの間にある通路をぶらぶら歩き、そこから見ることの出来る景色などを楽しむような建築でした。
3階、神宮の森を眺めるテラスにはグザヴィエ・ヴェイヤンの作品。良い眺めです。この景色だけでもここに寄りたくなります。
さて、展覧会ですが、Chocomooさんはいろいろな広告やメーカーとのコラボ作品などで活躍中の方。モノトーンな絵でありながらも目を引くポップな世界感はどこかで見たことがあるのではないでしょうか。
モノトーンの中には白黒のみの絵もあり、単色の色を地として使ったものもあり、差し色でアクセントを付けているものもありと色々なパターンが見えます。
60-70年代のグラフィティに繋がる雰囲気だなぁと思いながら見ていたところ、入ってすぐのところにウォーホルやバスキアなどの写真へのペインティングを発見。これらのアーティストへのラブレターの様ですよね 。
音楽と相性が良いのか今までも安室奈美恵、AI、きゃりーぱみゅぱみゅなどとのコラボを実施。先ほどの写真ペイントにはラモーンズのジョーイ・ラモーンも居ましたね。ピアノへペイントしたものも展示されています。
おそらくご本人も音楽が好きなようで、様々な音楽に関する絵がありましたその中でもこの絵に注目。手に取っているのはマイケル・ジャクソンやビートルズ。壁にはパンクミュージシャン、リチャード・ヘルのポスターも。
そしてデビッド・ボウイのアルバム「アラジン・セイン」が頭だけ出しているのも見逃がせません。ヴェルヴェット・アンダーグラウンドがあったかと思えば、ビョークなどの最近の音楽もあるという、音楽好きには見ていて楽しい絵。
展示では撮影コーナーあり、ライブペインティングあり、ミラー張りフレームで自撮りできる作品もあり、と様々な工夫がありました。今どきの若い人たち向けた展覧会になっています。
また、丸やハートなどの変形画版などへの配置のうまさやタイポグラフィとしての文字のデザインも良い。ここら辺のうまさがメーカーとのコラボに繋がっている気もします。
びっくりしたのが、グッズの豊富さ。種類が多くて、まるでライブ会場のグッズコーナーみたい。身近に置いておきたい親しみやすさで人気なのでしょうか。
今ならアートファンは明治神宮ミュージアムや太田記念美術館と絡めても良いですし、同じビルに入っているIKEAに遊びに行くのも楽しいですね。パンケーキの美味しい店もあり、原宿はいろいろ便利な場所です。
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