鴻池朋子 ちゅうがえり/Cosmo-Eggs | 宇宙の卵/アーティゾン美術館コレクション展示
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×鴻池朋子
鴻池朋子 ちゅうがえり
https://www.artizon.museum/collection-museum/exhibition/detail/2
アーティゾン美術館
2020/6/23-10/25 変更
鴻池朋子 ちゅうがえり。会場内に滑り台があり、毛皮がぶら下がっていて、とても生々しいものになっている。生きる死ぬなどの感じもある。混沌を現しているようにもみえる。
鴻池らしいストーリーを感じる展示。襖の絵も天地創造のような感じでした。その坩堝に上から滑っていくのは神話で混沌をかき回して国土を作った矛のようなイメージでした。
石が降る(?)ところから石が散る(?)ところへ移っていくようにも見えます。カタツムリの背に世界が乗っている。襖に石、襖が開かないじゃない!というのは、まぁ、いいよね。
鴻池さん、いつものごとくパワフルな展示だが、個人的には以前の神奈川の展示の方がパワーを受け止められた(今回は疲れていたからかも)。
影絵も何かの命の形のよう。いのち、私達はいのちを抱えて、そしてそれは死と向き合うようでもある。展示と言う虚構の中でリアルに生きること、死ぬことを展示で見せているようでもあります。
往復する鹿の角や毛皮も必要なのであればそれは命を頂くこと。あちこちにある顔もそれは命の芽生えでしょうか?うまれることは常に死ぬことにも繋がっていますが、それは決して終わりではない、悲しい事ではない。そんな気がします。
今回石橋財団のコレクションを取り込んだ鴻池さんの展示と言うイメージでしたが、思ったよりもコレクション作品は少なかったですね。と言うか、鴻池さんが濃すぎかな。
第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展
Cosmo-Eggs | 宇宙の卵
https://www.artizon.museum/collection-museum/exhibition/detail/3
アーティゾン美術館
2020/6/23-10/25 変更
2019年 ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館展示の帰国展示。世界のあちこちに伝わる、卵からこの世が創造されると言う話を元に一つの神話を創り上げ、下道基行の津波で地上に運ばれた巨石、津波石の写真をつなげています。
メインの展示では真ん中の黄色い部分に乗ると、その圧で周囲で音を出しているリコーダーの音が変わります。この黄色い部分はヴェネチアの日本館では建物の下から生えて、床の穴を通って今回見える部分が出ていたのですね(日本館は2階部分が展示に使われ、1階部分は屋外になっている)。
アーティゾン美術館 コレクション展示
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 新収蔵作品特別展示:パウル・クレー
https://www.artizon.museum/collection-museum/exhibition/detail/4
石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 印象派の女性画家たち
https://www.artizon.museum/collection-museum/exhibition/detail/6
アーティゾン美術館
2020/6/23-10/25 変更
本当に贅沢なコレクションですね。他の館の人が羨ましがるのではないかと言うくらいに名作ばかり。セザンヌやモネの絵、それもかなり良いものが並びます。
カイユボット、ルノワール、他にもピカソ、マティ、雪舟、カンディンスキー、ポロックなども。
途中にあった印象派の女性画家たちは実施予定のモネ展と合わせる予定だったのでしょうか?カサット、モリゾなどが並びます。
そして今回の企画コーナーはクレー。そういえばこれ、全部石橋財団のコレクションなのかな?凄いなぁ。
アーティゾン美術館、7月から予定していモネ展は延期になりました。このご時勢でオルセー美術館から持って来れないでしょうし、何より、今、モネ展やったら混雑必至ですよね。延期は2021年夏、その頃には落ち着いていますように、来年を楽しみにしています。
ビュースペースから見える景色は工事中。今は目線が通りますが、こっち側にビルが建ったらビルの側面しか見えなくなるのかな?椅子にディスタンス取るサインとして収蔵品を配したテープが貼ってありました。
カフェやロビー周辺の椅子にもディスタンス用収蔵品テープ。これマステにして売ってほしいです。カフェのある美術館のカフェで飲んだジンジャーエールは生姜絞り汁と言って良いくらい生姜が生々しくて美味しかったです。
美術館のエレベーターにあった足元マーク、これ乗っている間は壁側を見てなくてはいけないですね。もちろん飛沫防止のためなんですけど。
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