« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »

阿佐谷七夕まつり/阿佐谷 BATA ART EXHIBITION/高円寺阿波踊り(中央線のお祭り)

中央線の夏の風物詩、阿佐ヶ谷の七夕まつり、高円寺の阿波踊りの二つ。毎年行ってます。
 
阿佐谷七夕まつり 2019
http://www.asagaya.or.jp/
阿佐谷パールセンター 8/3-8/7
 
Img_9159
 
Img_9092
 
今年も行ってきました。長いアーケード商店街の中を沢山の七夕飾りが彩り、お店の前には屋台が出てにぎわいます。
 
Img_9082
 
Img_9162
【日本三大七夕!?】あの漫画にも出てきた七夕まつりと街の「謎」。
https://ima.goo.ne.jp/column/article/7347.html
 
ちなみに今年はいまトピに阿佐ヶ谷七夕の記事を書きましたのでこちらも見て下さい。
 
Img_9029
 
Img_9173
 
Img_9284
 
会期前にこの商店街を通ると未完成状態のはりぼてを見ることも出来ますので面白いです。七夕飾りはかなりの力作揃い。
 
Img_9111
 
Img_9128
  
もちろんビールを飲みながら、屋台で食べ物を買って食べるのもお祭りの楽しさ。
 
Img_9194
 
Img_9118
 
毎年恒例のパスタパエリアは外せない。七夕飾りのはりぼてを見上げながら色々とおいしそうなものが出ているのを見るという楽しさ。

 
 
阿佐谷 BATA ART EXHIBITION 2019
https://www.bataart.tokyo/
阿佐ヶ谷各所
8/3-8/11
 
Img_9071
 
さて、七夕まつり連動企画(なのかな?)としてアートイベントが阿佐ヶ谷各所で開催されていました。去年もやっていたようですね。
 
Img_9215
 
Img_9147
 
中学校の校庭を使った明りのインスタレーションや釣り堀を使った展示。
 
Img_9223
 
Img_9074
 
街中に作品があったり、ホテルの入口に日本の文様の造作があったり。
 
 
 
高円寺阿波踊り 2019
http://www.koenji-awaodori.com/
高円寺各所
8/24-8/25
 
Img_9913
 
さて、中央線で一番大きなイベントと言えば高円寺の阿波踊りでは無いでしょうか?こちらもビールを飲みながら。近くの神社で同時開催されているお祭りの屋台もいいですね。
 
Img_9885

Img_9910
 
街の中を踊りの連が練り歩きます。大通りでは見事な構成でダイナミックな踊りを見ることが出来ます。
 
Img_9898
 






この投稿をInstagramで見る

高円寺阿波踊り 美しさ #高円寺 #高円寺阿波踊り #高円寺阿波踊り2019 #阿波踊り

@ kin69kumiがシェアした投稿 -

 
男踊り(この男、女は踊りのスタイルの違いで、実際に踊っているのは男女共にいます)の躍動感、女踊りの美しさは見事なものです。
 
Img_9887
 
Img_9899
 
子どもたちも踊っていました。あとは忘れてはいけないのが、鳴り物と呼ばれる楽器の人たち。この人たちのおかげでのこの躍動感なのですから。
 
Img_9904
 
小さな商店街の方でも踊っていて、こちらは目の前、手が届くところで踊っているという、圧巻的な迫力を体感できます。
 
Img_9912
 
東洲斎連というのを発見。他にも写楽連というのもあるのですよね。皆さん写楽好きなのでしょうか?
 

| | コメント (0)

みんなのミュシャ/Summer Art Sale 2019/Fermentation Tourism Nippon/令和土偶 ソフビクレイジー2

みんなのミュシャ
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/19_mucha/
Bunkamura ザ・ミュージアム
7/13-9/29
 
Img_8578
 
Img_8576
 
みんなのミュシャ、誰の?と思いましたが、今回の展覧会はミュシャの作品展示だけでなく、それがどの様に後へ影響を与えたかを掘り下げている展覧会ですよね。そこであの人もこの人もミュシャに影響を受けているよ、「みんな」影響を受けてる(みんなは言い過ぎかもしれないけど)、「みんな」知っているあの人もこの人もね!という展覧会なんです……よね。きっと?
 
Img_8619
 
ミュシャの展示の1部屋のみ撮影OKのコーナーでしたが、私が行った初期の頃ですらそこそこの混雑で、引きで撮影はすでに難しい状態でした。会期後半になるにつれてさらに混むのでしょうね。
 
Img_8610
 
Img_8624
 
さてミュシャの作品はもう言うまでも無くすばらしく(撮影可能がそのコーナーだけなので写真はそれが続きますが)、ミュシャの描いた構図などを判りやすく解説してくれています。
 
Img_8598
 
この展覧会の独自の点は展示の後半から始まる、「みんなミュシャに影響を受けた」コーナー。ヒッピー文化に代表するサイケデリックムーブメントがその際たるもので、他にもアメコミや日本の漫画にもその影響を見ることが出来ます。
 
Img_8615
 
ただ、「みんな」は言いすぎですよね。サイケデリックムーブメントは確かに様式としてもミュシャっぽいですし、展示にあったようにミュシャの影響を明言しているデザイナーも居ます。ただ、あの名アルバムのデザインもそうです、みたいにみんなそうなんですよ、みたいな見せ方はちょっと違う気もしました。
 
Img_8587
 
個人的にはグレイトフル・デッド、ローリング・ストーンズ、キング・クリムゾン、イエス、ピンク・フロイドなどの70年代のロックバンドのアルバムジャケットやポスターなどを美術館で見ることが出来るのはとても嬉しいのですが。
 
Img_8596
 
アメコミへの影響はもっと直接的な気もします。そのまま!な感じでオマージュと言うかインスピレーションと言うかパクリと言うか、なものもあったり。日本への影響に関しては明治時代、『明星』の表紙デザインへの影響に関してはなるほど、でしたね。
 
Img_8575
 
現代の漫画への影響に関しては、まぁ、ファンタジー系を通って来ている人なら、まぁ、直接的にか間接的にか、そりゃ影響受けているよねと言う感じもあり。直接的なところをもっと深彫りして見て見たかったかも。
 
 
 
Summer Art Sale 2019
https://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/190713sale.html
Bunkamura Gallery
7/13-7/29
 
Img_8577
 
夏のアート作品販売セール展!と言うことでウォーホル、シャガール、ピカソなどの人気作品が並んでいます。東山魁夷、片岡球子、草間彌生、奈良美智などの日本人の作品も。
 
 
 
Fermentation Tourism Nippon 発酵から再発見する日本の旅
http://www.hikarie8.com/d47museum/2018/11/fermentation-tourism-nippon.shtml
d47 MUSEUM
4/26-7/22
 
Img_8639
 
発酵というキーワードを元に各県一つづつ代表的な発酵食品を取り上げた展示。被らないように同じ製品の展示は避けているので、県によっては「この製品を推したいのに……」みたいなものも他の県で取り上げているから別の物になってしまっているのもあるでしょうね。
 
Img_8629
 
ただ、それだけ発酵と言う文化が身の回りにあるということです。発酵食品は比較的好きなので(もちろんお酒も含む)嬉しい企画でした。
 
 
 
令和土偶 ソフビクレイジー2
http://www.hikarie8.com/cube/2019/05/post-69.shtml
渋谷ヒカリエ 8/CUBE 1, 2, 3
7/9-7/15
 
Img_8625
 
土偶をソフトビニール人形で作ると、それは土偶なの?と思いつつも、ソフビの新しい価値観を作っていこうとしているのは面白いな、と思いました。
 

| | コメント (0)

ジュリアン・オピー/池田良二の仕事/末松由華利

ジュリアン・オピー
https://www.operacity.jp/ag/exh223/
東京オペラシティ アートギャラリー
7/10-9/23
 
Img_8930
 
Img_8940
 
良い展覧会でした。何年か前に水戸芸術館で開催されたオピー展を見逃してしまった私としては、この展覧会はかなり期待していました。正直作品数はそれほど多くないと思いますが、サイズの大きな作品があったり、シンプルな構成はこれで十分だろうという内容だと思います。
  
Img_8932
 
Img_8942
 
Img_9021 
 
オピーの描くシンプルな線、省略した表現、色の平坦な塗りつぶしなどはグラフィックやイラスト的なイメージを与えます。それがまた都会的なイメージに繋がるのもあるかもしれません。
 
Img_8949
 
Img_8939
 
Img_9020
  
絵に出て来る人も都会的なファッションの人が多いですよね。スタイリッシュだったり、太った人なども居て、顔は見えないのに、キャラクターとして、ああ、こんな人居そう、と思わせるような人たちです。
 
Img_8941
 
Img_8999
 
黄緑の背景のヘッドホンをしている女性が良かったです。他も同様なのですが、顔がわからないのに描かれている女性が魅力的です。服や持ち物、スタイルなどでその人がどんな人なのかを表現しているのですね。
 
Img_8984
 
Img_8972
 
この金物をカットして輪郭だけの立体造形も面白い。首がないのに……と思ったらイヤホンのコードで繋がっている!
 
Img_8952
 
Img_9013
 
大きな作品を見ると輪郭線が凹んでいるのが判ります。地の壁や板を黒く塗り、その上に色の付いたパーツを貼り付けていくようで、線が地色という発想なんですね。
 
Img_9002
 
Img_9006
 
都会的なイメージといいましたが、今回の展覧会には自然の風景の絵も出ています。これら自然の景色を描いたもの線が地色を拾っている部分だというのも同様です。鳥が凹んでいたりでっぱっていたりもしてますね。ただ、やはりグラデーションなどがない色の塗りつぶしの絵は自然を描いても現代的に見えますね。
 
Img_8989
 
Img_8987
 
鯉の作品は池に泳ぐ鯉をみるようです。日本的な要素がる作品ですね。オピーは浮世絵の収集家でもあるようですので、意識してか自然にかはわかりませんが日本的な要素は入ってくるのだと思います。日本的要素ではありませんが同じLED表現のカラスも面白いです。たまにフンをします、こいつら。
 
Img_8956 
 
Img_8967
 
羊達は石の彫刻です。これは四国にある琴電高松築港駅前の石の彫刻の流れでしょうか。四国にあるのは高松の地元の石作業の職人と一緒に作ったもの。同じところで作っているのかな?電源や固定金具を隠すために、床と同じ素材を使って台をつくっているのもこだわり感があって面白い。
 
 
 
収蔵品展067 池田良二の仕事
https://www.operacity.jp/ag/exh224.php
東京オペラシティ アートギャラリー
7/10-9/23
 
池田良二の銅版画、様々なものがコラージュされているのに構図としてはすっきりとして間がある感じです。北海道生まれだと聞いて、北海道の地平線を思い浮かべました(北海道のどこかによっては全く関係ないと思うけど)。
 
 
 
project N 76 末松由華利
https://www.operacity.jp/ag/exh225.php
東京オペラシティ アートギャラリー
7/10-9/23
 
Img_8998
 
末松由華利の描く絵画は、絵の具がにんじでいたり垂れていたり、意図しない、自然に発生する要素による表現もあるように見えます。描くイメージと実際に描かれているものをどの様に埋めていくのか?それとも埋めていかないのか?気になります。
 

| | コメント (0)

伊庭靖子展 まなざしのあわい/トーハク BEER NIGHT! 2019

伊庭靖子展 まなざしのあわい
https://www.tobikan.jp/exhibition/2019_yasukoiba.html
東京都美術館
7/20-10/9
 
Img_8902 
  
Img_8899
 
伊庭さんはかなり前から好きな作家さんでしたが大きな展覧会としてみるのは久々でした。今回の展覧会ではかなり前の作品から最新作までを一通りみる事ができます。初期クッションや布団などのやわらかな質感を描くもの。陶器やガラスなどの硬質な感じの絵。シズル感がうまく表現されているこれらの絵は物凄くリアルに見えますが、近くでみると絵の具の塗りがわかる様に意外にざっくり描かれているところもあったりします。
 
Img_8875
 
Img_8879
 
ゼリーやプリンなどの食べ物シリーズが無かったのが残念ですが、陶器シリーズの後半から最新のシリーズへ繋がっていきます。地下のエリアには最新のアクリルケースシリーズが並びます。撮影がOKだったのはこの最新作エリアでした。
 
Img_8864
 
Img_8882
 
アクリルケースの中にある器などを描いたものですが、ただ器を描いているだけではなく、アクリルに写り込んだものまで描いているのです。さらには物体の器へのピントを外して、ぼんやりとしたアクリルの写りこみの方にピントを合わせて描いてしまうのですから、完成した絵はどこに焦点を当ててよいかわからないものに。
 
Img_8884
 
ただ、それがとても美しい、きっとこれが伊庭さんの目を通した世界観なんだな、と思います。ただ、一つだけ立体視苦手なのであれは止めて欲しかった……。
  
 
 
トーハク BEER NIGHT! 2019
https://www.tnm.jp/modules/r_event/index.php?controller=past_dtl&cid=5&id=10128
東京国立博物館 平成館前庭【特設ビアガーデン】
7/26-7/27
 
Img_8912
 
Img_8913
  
さて、もうだいぶ前ですが、トーハクで夜ビール飲んでました。上記、伊庭展を観た後ですね。もう一ヶ月前の話なんですね。ビアナイト、実は始めての参加でした。
 

| | コメント (0)

Seed 山種美術館 日本画アワード 2019 ― 未来をになう日本画新世代 ―

Seed 山種美術館 日本画アワード 2019 ― 未来をになう日本画新世代 ―
http://www.yamatane-museum.jp/exh/2019/seed2019.html
山種美術館
8/10-8/23
 
山種美術館が現代の日本画家のための公募展を新たに設立したのが2016年でした。そしてその2回目「Seed 山種美術館 日本画アワード 2019 ― 未来をになう日本画新世代 ―」が今年開催されました。前回の時に、まぁ、知らない作家さんばかりだし、と観に行くのを後回しにしていたのですが、実際に行ってみたらすごく良い作品ばかりだったのが記憶にあります。
 
Img_9411
 
結論から言うと今回の受賞・入選作品44点もかなり見応えありました。同時代を生きる、今だからこその日本画をみることがこんなに楽しいとは!いや、同時代だから、同じ感覚をもつからこその楽しさなのかもしれませんね。
 
前回の感想

Seed 山種美術館 日本画アワード 2016 ―未来をになう日本画新世代―
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2016/06/seed-2016-51b6.html
 
今回も私なりの好きな作品をあげたいと思います、が、その前に今回の大賞、優秀賞、特別賞の3点のご紹介。この3点のみ撮影OKでした。
 
 
Img_9394
 
Img_9399
 
大賞 安原成美 《雨後のほほ》
大賞のこちらは鮮やかな青が印象的な絵で、この色使いがとても綺麗だと思います。枝などはたらしこみの技法で描かれていたり伝統をしっかりと下地にしているのがわかります。これは私も好きな作品の一つです。
 
 
Img_9396
 
Img_9402
 
優秀賞 青木秀明 《鴯鶓ノ図 -飛べない鳥-》
飛べない鳥のエミューと、そこにオーバーラップして重なるように空を飛ぶ猛禽類のイメージ。花や蝶も描かれていて、ストーリー性が感じられる作品でした。
 
 
Img_9404
 
Img_9408
 
特別賞 近藤守 《nostalgie》
森のイメージと駅のイメージを重ねて描かれています。まるで写真のコラージュのような作品ですが、これが日本画として描かれているというのが驚きます。
 
 
Img_9393
 
さて、と言うことで「Seed 山種美術館 日本画アワード2019」で私が好きだった作品、勝手にアワードをはじめます。
 
個人的大賞 小川遥 《やすらい花》
この絵は素晴らしかったです。ただ、写真や図録をみても判らない、実物を見ないとわからない良さ。事前にホームページ等でチェックしていた時はこの絵はノーチェックでした。オレンジ色の地に白く盛り上がる藤の花。構図や間も良く、色のない花の絵なのに、それらが浮き出てくるように奥行き感を感じます。近くで見て、ふと目を留めてしまう作品でした。
 
個人的優秀賞 北川安希子 《新天地》
この絵は見上げた感じの構図が素晴らしいのです。目の眩み、色のにじみを見ていると、この先に明るさがある、そこへ向かって行きたいと思ってしまうような、とにかく見ていて気持ちが良く、前に進みたくなる、そんな絵でした。この方は前回のアワードで、ハシビロコウの絵を描いていましたね。あれも印象に残っています。
 
個人的特別賞 小谷里奈 《彩光》
こちらも実物を見ないと判りにくい絵かもしれません。色のない像を通してその周りにある空気の色を見るような作品。白く点描の様に細かく描かれ、こちらも奥行き感が感じられる作品でした。
 
個人的激励賞 武田裕子《春光の庭》
あ、これ欲しい、と思った絵です。目を引いた絵が必ず欲しい訳でもないのが不思議ですが、実はこの作家さん、前回のアワードでも同じ「欲しい」という理由で選に入れたので、きっと好みなのでしょう。
 
そのほかに気になった作品
 
加藤丈史 《澪つくし》:白の情景が良いです。そう言えば前回の時も白が印象的でした。
川上椰乃子《画室の猫》:幾つかの対象に目線が移っていく様な構図が好きです。
柴田梓 《古人の山》:表現される世界感が好きです。
水津達大 《揺らぐ森》:色が綺麗で、これも欲しい絵の一つでした。
日向一夫《昆虫散華》:1枚の絵に時間を閉じ込めたような絵ですね。
桝谷友子《1月26日》:静かな世界観。絵の切れ目をうまく生かした手法も面白い。
山口暁子 《菊慈童》:表現がうまいですね。他の絵も見てみたいと思いました。
楊喩淇 《暁星沈》:タッチは荒々しく見えるのに、少し離れると繊細に見える絵。
渡邉志保 《翠影》:同系色の色づかいで埋めていく感じのセンスが好きでした。
 
 
美術館の館内やフェイスブックでも人気投票をやっていますね。
 
Seed 山種美術館 日本画アワード 2019―未来をになう日本画新世代― 人気投票開催!
https://www.facebook.com/seed2019yamatane/
 
皆さんの好きな絵はどれでしたか? 
 

| | コメント (0)

中谷ミチコ : 白昼のマスク / 夜を固める/日本の素朴絵/TOKAS-Emerging 2019

中谷ミチコ : 白昼のマスク / 夜を固める
https://www.artfrontgallery.com/exhibition/archive/2019_06/3830.html
アートフロントギャラリー
8/9-9/1
 
Img_9333
 
Img_9337
 
内側へ凹んだ彫刻作品に絵を描き、その表面に透明な樹脂を流し込むタイプの作品が有名です。この作家さんの作品は今までも何度か見ていますがとても好きな作品。
 
Img_9335
 
Img_9338
 
凹型のレリーフのそれらは近くによると樹脂で埋められた空間の存在感を感じます。凹んでいて、透明なのにそこに空間があることが認識されます。
 
Img_9352
 
Img_9350
  
凹面に描かれている絵がその空いているけど空いてないという空間の存在を強めているようです。表面のツルツルの質感がそこに透明に埋められた空間があることを主張しています。 スケッチも中谷さんらしい空気をまとっています。
 
Img_9349
 
Img_9348
 
もう一つの部屋には黒いキューブがあり、その側面に凹彫刻がほどこされているという作品がありました。「夜を固める」というたいとるに相応しい、時間ごとこの黒に閉じこめてしまった様な作品でした。中谷さんは現在、三重県立美術館で大規模な個展を開催中。これは観に行きたいです。
 
 
 
日本の素朴絵―ゆるい、かわいい、たのしい美術―
http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html
三井記念美術館
7/6-9/1
 
Img_9357
 
素朴絵、へたうま系やゆるい感じの日本美術を集めた展覧会です。この系の展覧会、最近たまに開催されていますが、どれも人気ですよね。素朴絵、とタイトルにありますがまずは埴輪などの立体作品から始まります。それから絵巻や茶道の世界など広く展開されています。茶道などのように敢えてのヘタウマもあれば、単純に技術が無くて下手になっているのでは?なんでこんな絵で残そうとしたの?みたいなものも様々。突っ込みどころの多い展示品たちでした。
 
 
 
TOKAS-Emerging 2019
https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2019/20190720-6428.html
トーキョーアーツアンドスペース 本郷(TOKAS Hongo)
第1期:7/20-8/18(谷崎桃子 砂田百合香 小田原のどか)
第2期:8/31-9/29(芦川瑞季 宮坂直樹 北條知子)
 
Img_9379
 
公募展「トーキョーワンダーウォール」の入選者の展示を見せる「TOKAS-Emerging 2019」、その1期展示を見てきました。
 
Img_9358
 
谷崎桃子「lonely girl もう時間」 
1階の部屋は谷崎桃子さんの絵画とインスタレーション。見る人を揺さぶってくるような絵でしたね。
 
Img_9380
 
Img_9368
 
砂田百合香「engram」
2階の部屋は砂田百合香さんの金物などを使った作品で構成されたインスタレーション。この感じは私は好きでしたね。
 
Img_9361
 
Img_9363
 
砂田百合香さんの入ってすぐの部屋では金物の円環が回転して、そこに刺さっている棒が動くことにより音がなると言う作品。これが一番気に入りました。
 
Img_9374 
 
小田原のどか「近代を彫刻/超克する」
3階は小田原のどかさんの展示。パブリックの彫刻をテーマにしてその彫刻について考えさせるよな投げかけをしてくる展示でした。
 

| | コメント (0)

メスキータ/more than Reason/台所見聞録/中田雅巳展

メスキータ
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/201906_mesquita.html
東京ステーションギャラリー
6/29-8/18
 
Img_8819
 
Img_8809
 
正直好きなタッチの作品ではなく、行くのを後回しにしていたのですが、行ってみたら、なるほど、面白いなと。まぁ、実際に見ても好きかどうかで言うと嫌いなタイプの作品になります、個人的に。
 
Img_8824
 
Img_8825
 
ただ、おそらく今後これだけメスキータの作品をまとめて見ることは無さそうですし、展示の構成なども面白いですし、作品を見るということ以外にもいろいろと楽しめる要素のあった展覧会でしたね。
 
 
 
more than Reason 隈研吾+山口一郎(NF/サカナクション)+森永邦彦(ANREALAGE) 展
https://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g2-1907/
LIXILギャラリー
7/20-9/24
 
Nbvo9781 
 
白と黒、の抽象的な女性の像が浮いています。その像から発するように空間を埋め着くす黒と白の幾何学的な立体。そこに流れる音。情報としては少なく、削り取ったような展示ではあります。
 
Gfyp2046
 
入口にあった言葉のカードの裏からアクセスする3種類の音楽を聴きながら見ていくと、音楽によってその見方が変わっていく気がします。何でもないものをその見方で感じ方がどう変わっていくか、それを体験するような展示に思えました。
 
 
 
台所見聞録-人と暮らしの万華鏡-
https://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g-1903/
LIXILギャラリー
6/6-8/24
 
Img_8788
 
Img_8791
 
台所をその機能や目的をつかみながら時代や国や設計者などで解体していくような展示で面白かったです。台所の主役が水なのか火なのか。北と南で変わるその主役。模型やイラスト、建築家の作った台所の写真などが展示されていました。
 
 
 
中田雅巳展 -SEN-
https://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g3-1906/
LIXILギャラリー
6/147-8/27
 
Img_8781
 
九谷焼の作家さんですが、シンプルな造形と色の作品が並びます。ただ、その作品の作り方は繊細でかなり手間がかかるやり方。この様なチャレンジが新しい久谷の一つの姿なのかもしれません。
 
 
 
つくり手と暮らしを結ぶ 「炊く」 ごはんをおいしくいただく道具たち
https://www.livingculture.lixil/topics/culture/nodes-1906/
LIXIL:GINZA
6/27-9/30
 
Img_8800
 
ご飯の回りにある道具たち。木や竹などの材料、それらを作る技術などを踏まえて、「炊く」と言うのをテーマにして展示されていました。
 
 
 
Img_8806
 
Img_8807
 
この日、京橋と東京駅の間を歩いたのですが、旧ブリヂストン美術館が出来上がってきましたね。楽しみです。 
 

| | コメント (0)

shiseido art egg 小林 清乃展/SHISEIDO WINDOW GALLERY<水>の章 2019/水野里奈「思わず、たち止まざるをえない。」/Archives: Bauhaus 展/『変える。エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”』展/田名網敬一の観光/shiseido art egg 今村 文展/西川c友美展「dou?」

shiseido art egg 小林 清乃展
https://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/
資生堂ギャラリー
8/2-8/25
 
Img_9249
 
Img_9256
  
今年の「shiseido art egg」の二人目。言葉をテーマにした作品を作る作家さんだとのこと。言葉は書かれる、読まれる。形がある時、無い時、様々である。
 
Img_9251
 
Img_9267
  
今回は読むという行為を中心にしたインスタレーション。もちろん読む前には書かれている。戦時中の女学校を卒業した女性の書いた手紙を朗読するという作品。
 
Img_9266
 
Img_9259
 
女性たちは会うことができたのか?今はどうしているのか?この作品の前ではそれは私の妄想の中ではあるのだが、どこかにそれとは別に現実があるという。
 
 
 
SHISEIDO WINDOW GALLERY<水>の章 2019:ミヤケマイ+宮永愛子/川又栄風
http://www.maimiyake.com/works/20190620_shiseido-water.html
SHISEIDO THE STORE ウィンドウギャラリー
6/20-9/17
 
Img_9234
 
資生堂GINZAのショーウィンドウがミヤケマイさんのディレクションによって宮永愛子さんと川又栄風さんを取り上げたものになっていました。
 
Img_9239
 
正面側はナフタリンの儚さのある宮永愛子さんの作品を中心に展開されています。
 
Img_9240
 
側面側は川又栄風さんの桶とミヤケマイさんの絵を組み合わせたもの。
 
 
 
水野里奈「思わず、たち止まざるをえない。」
https://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/archive/detail_201907.html
ポーラ ミュージアム アネックス
7/12-7/28
 
Img_8488
  
Img_8489
 
水墨画や中東の絵画の要素を取り込みながらも現代風の作品になっています。作品の外の壁にまで広がっていく作品。空間へ滲出していくようです。

 
 
 
Archives: Bauhaus 展
https://www.muji.com/jp/ateliermuji/exhibition/g2_190429/
ATELIER MUJI GINZA Gallery2
6/28-9/23
 
Img_8502
 
Img_8505
 
バウハウス創立100年目。バウハウスのデザインのプロダクトと無印良品のプロダクトが並んで展示されています。バウハウス製品と自社製品を比較するとは……無印良品強気ですね、勇気あります。
 
 
 
『変える。エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”』展
https://www.muji.com/jp/ateliermuji/exhibition/g1_190404/
ATELIER MUJI GINZA Gallery2
4/4-7/21
 
Img_8498
 
エンツォ・マーリのデザインした製品の展示。エンツォ・マーリって無印良品の製品デザインを手がけていたのですね。
 
 
 
田名網敬一の観光
http://www.dnp.co.jp/CGI/gallery/schedule/detail.cgi?l=1&t=1&seq=00000739
ギンザ・グラフィック・ギャラリー
7/5-8/21
 
Img_8515
 
田名網さん、本当にパワフルですね。色の洪水、キャラクターやアイテムが襲い掛かってくるように、どこまでも追いかけてきます。
 
Img_8533
 
Img_8530
 
良く見ると様々な日本画の要素も張っていますが、ここまであくが強いとぱっと見ではそんな細かい一つ一つのアイテムが気にならなくなります。
 
Img_8521
 
Img_8522
 
 
このあくの強さそのままでポスターなどの商業的なデザイン仕事などもやっているのですよね。スーパーカーのCDは持ってました。
 
 
 
shiseido art egg 今村 文展
https://www.shiseidogroup.jp/gallery/exhibition/
資生堂ギャラリー
7/5-7/28
 
Img_8544
 
Img_8546
 
今年の「shiseido art egg」一人目の展示です。花や虫を紙で作り、それらが部屋の中に、家具に侵出していきます。これらは庭なのか?部屋なのか?
 
Img_8560
  
Img_8565
 
去年もそうですが、shiseido art eggでインスタレーション的な展示が多くなっている気もします。浮けるイメージが似てきている気もします。
 
 
 
西川c友美展「dou?」
http://rcc.recruit.co.jp/gg/exhibition/19gra_nishikawactomomi/19gra_nishikawactomomi.html
ガーディアン・ガーデン
6/25-7/20
 
Img_8573
 
Img_8569
 
日本画のようにも見えてイラストレーションのようにも見えて、平坦に見えるのに奥行きもある気もします。琳派の屏風を思い浮かべました。
 

| | コメント (0)

塩田 千春/松延 総司"See the Shades" /ポール・ヘニングセン生誕125周年展示

塩田 千春
https://www.kenjitaki.com/pages/intro1_j.html
KENJI TAKI GALLERY
6/21-8/3
 
Img_8921
 
森美術館の展覧会も好評な塩田千春さんの作品がギャラリーで間近で見ることが出来ました。インスタレーションはありませんが、基本は森美術館で展示されている作品と同じコンセプトや手法の作品です。
 
Img_8920
 
Img_8917
 
糸を使っている作品を中心になっています。塩田さんは本当に昔から見ていますが、根っこにあるものがブレない作家さんだと思います。
 
 
 
松延 総司"See the Shades"
https://www.hagiwaraprojects.com/
HAGIWARA PROJECTS
7/20-8/11
 
Img_8925
 
少し離れてみると壁紙のようなパターン模様。同じパターンがサイズ違いで繰り返されいます。コピーアンドペーストで連続する模様。
 
Img_8927
 
Img_8926
 
近づいているとその一つのパターンがフリーハンドで描かれた模様だということがわかります。手描きの手法とそれを連続することによって工業製品の様に構成するというその違和感を見せてくれています。
 
 
 
ポール・ヘニングセン生誕125周年展示
https://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/816
3F OZONE ウェルカムプラザ
7/4-7/30
 
Img_8916
 
デンマークの照明デザイナー、ポール・ヘニングセンの紹介。ポール・ヘニングセンがデザインした照明メーカー・ルイスポールセンの器具はどこかで見たことがあるのではないでしょうか?
 

| | コメント (0)

« 2019年7月 | トップページ | 2019年9月 »