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マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展

マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展
https://mimt.jp/fortuny/
三菱一号館美術館
7/6-10/6
 
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マリアノ・フォルチュニ、この展覧会で始めて聞いた名前ですが、服飾界ではとても有名な人のようです。ただ、普通のファッションデザイナーではなく、画家でもあり、写真や舞台美術なども手がけているマルチデザイナーのような人でした。舞台などを代表する「総合芸術」を目指したといいます。
 
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画家の父、芸術家一家出身の母と言う家系を持つマリアノ・フォルチュニ、本人もまずは画家を目指します。自分のベースとなるものは画家だということを本人も語っているようです。また、15歳から始めた写真に関してもかなり真剣に取り組んでいたようで展覧会には絵画や写真の展示が多くありました。
 
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#マリアノフォルチュニ 織りなすデザイン展 公式フォトギャラリーより
 
この展覧会、基本撮影禁止なのですがなんと、公式ホームページにフォトギャラリーがあり、 #マリアノフォルチュニ のハッシュタグを使えばここの写真をSNSに使用可能と言う太っ腹な企画があるのです。このブログでも早速使わせて頂きます(公式フォトギャラリーより、の表記のものは全て以下の公式ページからの写真です)。
 ↓
マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展 公式フォトギャラリー
 
 
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#マリアノフォルチュニ 織りなすデザイン展 公式フォトギャラリーより
 
やはりそれらの中でも今回の展覧会で目を引くのはやはり服飾関連の展示でしょう。彼の作品の中でも代表作ともいえるのが細かなプリーツで構成されたドレス「デルフォス」。女性をコルセットから解放したデザインの一つとして知られています。この服はギリシアの古代遺跡から発見された《デルフォイの御者》からインスパイアされたデザインだとの事です。一体この細かなヒダはどうやって作っているのか?そのアイデアが素晴らしいです。
 
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#マリアノフォルチュニ 織りなすデザイン展 公式フォトギャラリーより
 
正直、フォルチュニのことは「イタリアで有名なデザイナーで他の国ではそれ程知られていないのでは?」と思っていたのですが、展示品の所蔵先を観るとイタリアのフォルチュニ美術館以外に「東京家政大学」「神戸ファッション美術館」「共立女子大学博物館」「京都服飾研究文化財団」など日本の名だたる服飾関連団体の名前が上がっています。それだけ日本の服飾界にも知られていたのですね。
 
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所蔵者の中に藤田真理子氏という方が居ましたがこの方はどの様な方なのか気になります。検索してみると庭園美術館の服飾系の展示の時にもこの方のコレクションの一部が展示されていたようです。ヨーロッパ系の服飾に強いコレクターの方のようですが、服飾界の大物なのか、どこかのデザイナーや社長なのでしょうか?
 
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#マリアノフォルチュニ 織りなすデザイン展 公式フォトギャラリーより
 
他にもフォルチュの作品には日本の影響などもみられます。彼の母親が持っていた着物などに影響を受けた室内着などは今見てもモダンなデザイン。日本の型紙や浮世絵なども展示されていました。染色の技術などもかなり研究してしたようです。
 
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#マリアノフォルチュニ 織りなすデザイン展 公式フォトギャラリーより
 
個人的には照明の傘のデザインや舞台照明のシステムを含めた舞台美術のセットやその技術を応用した照明のデザインなどの展示が面白かったです。
 
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