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Meet the Collection -アートと人と、美術館

Meet the Collection -アートと人と、美術館
https://yokohama.art.museum/special/2019/MeetTheCollection/index.html
横浜美術館
4/13-6/23
 
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全展示室を使って横浜美術館のコレクション作品を公開する展覧会です。ただ、コレクション作品を展示するだけでなく、一部で4人のゲストアーティストを招き、そのアーティストの作品とコレクション作品を併せてコラボ展示するという試みを行っています。
 
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4人のゲストアーティストは束芋/淺井 裕介/今津 景/菅 木志雄。入口の吹き抜けにその4人のうちの1人、淺井 裕介の作品が迎えてくれます。これ、裏側からの表情のチェックも忘れずに!淺井 裕介は別にコレクレションコラボ展示の部屋があるのですが、それ以外にもところどころに作品がありました。
 
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さて、いつも企画展が開催されている時と逆のルートで展示室に入るとまずあるのが日本画の部屋「こころをうつす」。ここは束芋の作品がコラボ展示されています。束芋作品に出て来る「女性たち」と日本画に出て来る女性たちを重ねながら見て行きます。鏑木清方の描く「遊女」の女性は何度見ても色っぽくて、こう言う女性になら騙されてもいい、と思ってしまいます。束芋の作品は残念ながら撮影不可でした。
 
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そしてその次の淺井 裕介コラボの部屋「いのちの木」が凄かったです。円形の部屋の壁面ぐるっと全てが泥で描かれた淺井 裕介作品になっています。赤い背景と相まってとにかく圧巻の部屋。
 
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泥の絵も不思議な生き物有り、ちょっとした微生物のようなものたちも居たり、それだけでも楽しめます。そしてその絵の中にコレクション作品が混ざっているようなスタイルになっていますね。
 
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淺井 裕介の世界観の中に居てもおかしくないようなファンタジーな感じの物が多かったですね。シャガールや長谷川 潔の版画に出て来る生き物たちはそのままこの部屋で生活しているようです。
 
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この部屋の外側には宮川香山の作品が並んでいました。横浜に工房を構えた香山ですが、今では明治の超絶技巧人気もあり全国的に有名になりつつありますね。
 
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次が「まなざしの交差」の部屋。ロバート・キャパやピカソ、マン・レイやブニュエル+ダリ「アンダルシアの犬」など。
 
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フランシス・ベーコンや奈良美智などの作品もありました。
 
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その次は写真のコレクションも素晴らしい横浜美術館ならではの部屋「あのとき、ここで」。ロバート・キャパやアルフレッド・アイゼンスタッドの名作品が目に留まります。
 
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ブレッソンや木村伊兵衛などの作品が並ぶ中、コーナーの最後を米田知子が締める形に。
 
 
さて、次からは後半戦。ここまでで約半分です。 
 
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後半戦のはじめは「イメージをつなぐ」と題して今津 景とのコラボ部屋です。イサム・ノグチを手前にエルンスト、デルヴォー、ダリ、キリコなど不思議な世界感をもつ作品がすらっと並んでいます。
 
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そして次が「モノからはじめる」。モノ派の菅 木志雄とのコラボ部屋です。そして次の部屋にある菅 木志雄「環空立」という作品に続いていきます。これがまた素晴らしい作品です。
 
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部屋とその周囲がこの作品に染まっているようで、この作品の体内に他の作品が組み込まれているようでした。
 
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そして次の部屋が「ひろがる世界」。長谷川 潔の版画から始まり、マグリットやカンディンスキーの作品などがあります。
 
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部屋の真ん中にはイサム・ノグチがあり、その向こうにダリの作品が見えます。エッシャーや岩崎貴宏の作品もありました。
 
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部屋の外の望遠鏡で岩崎貴宏の常設作品を忘れずに見て、最後に美術館の紹介の部屋で締めるという構成の展覧会。すごく見応えありました。ありすぎてちょっと疲れるくらいに……(MOTのもそうですが、コレクション見せます!な展覧会だと制限も少なく、詰め込めるから頑張ってしまうのでしょうね、どの館も。自分の子どもみせるような感じで。ただ、もう少しコントロールしようよ……的な気持ちも)。

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