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information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美/とらや市「箸置き」

nendo × Suntory Museum of Art
information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2019_2/
サントリー美術館
4/27-6/2
 
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佐藤オオキ率いるnendoとサントリー美術館のコラボ展。これは面白い展覧会でした。普段日本美術って難しいと思っている人に是非、見てほしい。日本美術をやさしく体感的に理解できる展覧会です。動線などいろいろ難しいところはあるので混雑するとちょっと大変そうです。空いている今のうちに行くのがオススメです。
 
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入ってすぐに2つのコース、黒コースか白コースかを選択することになります。黒が「inspiration」=直感で観るコース。白が「information」=情報を仕入れて楽しむコース。時間に余裕があれば黒をまず廻って、その後に2周目に白を廻るのが良いと思います。
 
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まずは黒の体感コースです。コース内も真っ黒。解説も無し。ほぼ何の情報もなく作品を見る。物によっては作品本体すらなく、概念をインスタレーション的に展示してあるのみだったりする。これがなんなのか?考えながら、もしくはそれを話しながら進んでいくのが面白いコース。色んな発見があり、様々な角度から日本美術を観ることが出来ます。
 
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そして解説で納得する白コース。解説がイラストでわかりやすい。ただし、通路が細いので混んでる時は白コースは解説読むのに渋滞になってしまう。作品と解説のある壁面が違うところもありショートカットのために抜けるのが難しいところもあります。かなり情報は多いのですがイラストがわかりやすいのと様々な視点からアプローチしているので読んでいて楽しいです。
 
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中央あたりで白黒の交じり合うところにはテクノロジーを使ったインスタレーション展示。ここは混雑するときもありそうだけど是非体験してほしい。プロジェクターの偏光機能を外して、それを傘に取り付け、傘越しに映像を見るという単純な手法ですが、この雰囲気作りの中ではかなり楽しめます。
 
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この展覧会、デートや子供連れにも良いですね。展示はああだこうだ言いながら観たい。美術館に行く取っ掛かりとなる様な展覧会になるのではないか。こちらの美術館で定期的にやっていた「おもしろびじゅつワンダーランド」の代わりになる扱いかな?
 
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詳しく知りたい人にとっては黒コースは情報不足でしょうし、何度もこの美術館に来ている人なら見たことある作品ばかりかもしれません。空いてる時でないと色々厳しい気がしますし、こう言うのを「美術館」として楽しめる人ではないと難しいのかも。
 
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ただ、楽しんで知りたい、自分の発想と別の視点で美術にアプローチしたい、そういう発想を柔らかく持てる人にはとても楽しい展覧会だと思います。これ何?と言いながら観るのが楽しい。オススメします。まぁ、サントリー美術館所蔵の美しいものをため息つきながら見るだけでもいい展覧会なのですけどね。
 
 
 
とらや市「箸置き」
https://www.toraya-group.co.jp/toraya/news/detail/?nid=559
東京ミッドタウン店ギャラリー
3/27-7/15
 
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箸ってとても素晴らしい道具だと思う。ただ棒が2本だけではあるのに、食事においてかなり有効である道具(汁物には弱い)。それを置く台、箸置き。お店などによってはここに力を入れるところもあるんだ、と当然のような話だけど、そこに今まで注目していませんでした、な点でした。箸置き、良いですね。
 

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