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トム・サックス ティーセレモニー/ポップアップストア(その他オペラシティ 衣真一郎展等)

トム・サックス ティーセレモニー
https://www.operacity.jp/ag/exh220/
東京オペラシティ アートギャラリー
4/20-6/23
 
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凄い!とても楽しい!今年の10本に入りそうな展覧会です。茶道やイサム・ノグチへの愛のあるパロディやオマージュを込めた作品たち。バカバカしいのだけど、とてもまじめに取り組んでいます。
 
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展示は5コーナー:シアター、外部庭園、内部庭園、回廊、歴史展示に別れています。基本は以前にニューヨークのイサム・ノグチ美術館で開催された同名の展示を展示品を追加しながらも再構成したもののようです。
 
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ジャックナイフ式茶杓、マキタモーター内蔵茶筅、NASAマーク象嵌の金継ぎ茶碗などトムならではの茶道を見せてくれて、思わずクスッと笑ってしまう、もしくはツッコミ入れたくなる、そんな作品ばかりでした。オススメです!
さて、これから細かく展示の紹介をしていきますので、もし、ネタバレが嫌な方は以下は展覧会を見てからの方が良いかもしれません。
 
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まずはシアターの映像コーナー。13分ほどありますが、これは絶対に見ないとダメです。ニューヨークのイサム・ノグチ美術館で開催された「ティーセレモニー」展の映像です。基本的に今回のコンセプトはここに入っています。私は時間調整の為、まず展示のほうをざっくり見てから映像を見て、その後に再び展示を見るという流れにしましたが、この順番は良かったです、おすすめします(実は最後にもう一度映像を見た)。椅子は、以前トムの別展覧会で使われたNASAチェア。これ、背面は亡くなった人の名前ですかね?
 
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出品リストでは回廊にある作品の番号の方が若かったですが、脚立に付けた手書きの矢印看板があったのでそちらへ誘導されるままに行くと、イサム・ノグチ風の彫刻オブジェが迎えてくれます。なんとこれダンボールで出来ています。
 
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その奥にある入口が「Torii」。鳥居!?既にトムならではの日本文化の解釈炸裂です。鳥居をくぐって(中央を通ってしまいました、神様すいません、笑)まずは外部庭園。色々なものが置いてありますが、やはり正面のものにまずは釘付けになります。
 
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なんと、池があります。そしてその中には大きな鯉が泳いでます!これ、普通の美術館だと展示室に生き物持ち込み禁止ですからね、オペラシティで良かったですね(ここでも生き物の展示は過去あったのかな?)。そして、その池の横にあったのが……トイレ!インシノレット社のトイレでしたので、排泄物を焼却するエコトイレでしょうか?
 
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そこから茶室のある内部庭園へ行きます。穴の開いた合板や箒の柄やドラム缶で造られた柵と中門を通ります。その横にはコンクリートっぽい色の合板の壁。これまたコンクリート風に穴があいています。作品名「Tadao Ando Wall」。作品名見て笑いました。
 
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さて、内部庭園エリアへ。こちらにはつくばい、燈籠、待合所、盆栽、茶室などがあります。
 
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一番奥に待合所。その前に燈籠。手前がつくばい。つくばいには石鹸のポンプが、笑。
 
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燈籠はてっぺんに容器、下の部分はバケツで出来ています。
 
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盆栽は綿棒と歯ブラシ。この構成がまさにトムサックスワールド!
 
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茶室は畳敷き。外見に似合わずちゃんとしている風に見えますね。いえ、かなり独自ですけどね。
 
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掛軸、花入もあります。デジタルカウンターは何?手前に設置されたカメラ3台は何?
 
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茶室の水屋。トム流茶道道具が整えてあります。蓋置きがヨーダでしたよね……。
 
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内部庭園から出て、回廊の方には掛軸やベンチ、待合室に靴箱など。掛軸がスタートレックだったり、かなりラフに描いた円相だったりしてます。
 
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最後に歴史展示コーナーとでも言うのですかね、過去の作品や予備の茶道具などが展示されています。ヘルメットやヘッドホンを使った兜は映像でトムがかぶっていました。
 
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茶道とも日本とも全く関係ないけどロブスターはカッコよかったなぁ。茶道道具はNASAの文字が象嵌された白茶碗やジャックナイフ式茶杓やマキタモーター内蔵茶筅などがあります。こちらも映像で使われていました。
 
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奥の方には白いNASA茶碗の棚。様々なサイズの樂茶碗の様な形の白い茶碗が並んでいます。金継ぎしてあるものもありましたね。
 
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予備の茶道具の棚、ヨーダのペッツは映像に出てきていました。そうか、ヨーダはスターウォーズの中でも日本の精神を学んだようなイメージで出ているのですよね。トランプも出てきていたけどこれはちょっと不明。花札がネタかな?
 
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スタッフの服装も今回の展覧会用に特注です。袖の所にはメッセージが!
 
 
さて今回、この展覧会と連動した展示が都内のギャラリーなどで行われています。その一つがビームス 原宿での「トム・サックス ポップアップストア」。グッズが販売されていて、抽選でNASAチェアの購入権が手に入ります(既に締め切り)。
 
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トム・サックス ポップアップストア
https://www.beams.co.jp/news/1443/
ビームス 原宿
4/19-5/6
 
その他の連動企画は
 
トム・サックス 「Smutshow」
http://www.tomiokoyamagallery.com
小山登美夫ギャラリー 4/20-5/25
 
トム・サックス 「Indoctrination Center」
http://www.tokyo-studio.co.jp/cas
KOMAGOME 1-14 cas 4/20-5/14
 
またスポーツメーカーのNIKEがトム・サックスとコラボした製品のポンチョなどの新作が出るようです。青山のNIKELAB MA5などで4/27から発売とのこと。あわせて行きたいです。
 
 
 
収蔵品展066 コレクター頌 寺田小太郎氏を偲んで
https://www.operacity.jp/ag/exh221.php
東京オペラシティ アートギャラリー
4/20-6/23
 
今回はオペラシティの収蔵品の寺田コレクションを昨年亡くなった寺田氏を偲んで、という形で展示。今年度オペラシティで展覧会が開催される白髪一雄の作品、李禹煥や舟越保武、日本画の屏風なども展示されていました。相笠昌義の公園の絵、舟越桂のドローイングなどは良かったな。
 
 
project N 75 衣真一郎
https://www.operacity.jp/ag/exh222.php
東京オペラシティ アートギャラリー
4/20-6/23
 
ぼんやりとした風景画。モチーフは田園、古墳、建物などいろいろとありますが、独特の筆跡のせいか、受ける印象が同じなのです。何を描いてもイメージが同じというのも面白いですね。
  

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