アルヴァ・アアルト もうひとつの自然/RCRアーキテクツ展
アルヴァ・アアルト もうひとつの自然
東京ステーションギャラリー
2/16-4/14
フィンランドの建築家であるアアルトの展覧会です。日本では北欧デザインの椅子や照明器具(アルテックから出ているスツールやアームチェア、各種ペンダント照明)、ガラスの小物(イッタラから出ている花瓶)などのプロダクトデザインのデザイナーとして有名です。
展覧会全体としてはもう少し細かいところまで突っ込んで欲しかったなぁ、というのは個人的にありましたが、まおぁ、このくらいの方がデザイン好き以外の人には見やすいのだろうなぁ、とは思います。
建築の案件の紹介にしても細かいところへのこだわりなどが紹介されていて(ドアノブなどの金物のデザインとか)、「良いデザインは細部に宿る」派の方なんだと思います。※上の赤いスツールはミナペルホネンとコラボしたミナ柄のファブリック貼りでした。写真で見にくいですが。
ステーションギャラリーの前に神奈川県立近代美術館 葉山館でこの展覧会がやっていましたが、葉山では海の見える部屋にアアルトの家具などを並べて体験できたようです。ステーションギャラリーではその役割は最後の自販機のある部屋になってしまいました。葉山で見るべきだったかなぁ、と思いつつも、そんな過去のことを悔やんでも仕方ないので、せっかく東京駅と言ういい立地での展覧会を楽しまなくては、ですね。デザイン好き必見です。
RCRアーキテクツ展
ギャラリー間
1/24-3/24
スペイン・カタルーニャ地方で活動する3人組の建築ユニット。やはりその地方の特性なのでしょうか、ゆったりと落ち着いた、地に着いた感じのお仕事をされていイメージです。流行などに左右され無さそうです。
自然というものを常に意識して空間に取り込んだり、取り込まれたり、それも無理やりでない形で実施されているのではないかと。
そういうスタイルや発想は日本にも合いそうです。今の都心部の日本以外で。
そういえばギャラ間から六本木方面に行く途中、メルセデスミーのところでイベント用の小屋を創っていたけど、この模様はなんだろう。気になる。
ただのグラフィックとしての模様なのか、何か見合いがあるものなのか、イベントが始まったらわかるかな。
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