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生誕130年記念 奥村土牛

生誕130年記念 奥村土牛
http://www.yamatane-museum.jp/exh/2019/togyu.html
山種美術館
2/2-3/31
 
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土牛と言ったら山種美術館、言うくらい土牛作品の名品を多く持っている美術館での展覧会。会期も終わりに近づいているのもあって結構人は多かったです。それでも見にくいと言うほどではなくじっくりと土牛の優しい絵を堪能しました。土牛の代表作『醍醐』の桜もこの季節ならではですね。 

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奥村土牛『吉野』(山種美術館所蔵)

他にもこの季節ならではの『吉野』の桜の絵(これのみ撮影OK)、『鳴門』の渦潮など代表作がそろいます。小林古径の指導を受け、洋画などを学び、セザンヌに傾倒した奥村土牛。無名時代から支援してもらっていた山種種二さんへの書簡なども展示されていましたが、暖かい感じがします。絵が少しわかりかけて来た、そしたら80歳を超えていた、と言う様な事を言っていたようです。

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『吉野』や『鳴門』など輪郭をほぼ描かないものもあり、動物や人など輪郭の線を描いている絵もあり、たらし込みなどの琳派の様な描き方をしたり、様々な技術を使いながらも全体のイメージがそれほど変わらないのは土牛ならではの感じ。今回、一番気になった絵は『餌』です。黒い鶏の間に小さいけど目立つ黄色等の餌。あんなに小さな粒なのに一度気づくと目がその黄色い粒に吸い込まれる様な絵でした。もう一つ気になった絵は『山なみ』。白と茶で彩色された山肌に墨の滲み。この表現はすごい。これが98歳のときに描いた絵だとは!100歳を超えても絵を描いていた土牛の凄さ。

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忘れてはいかないのが、そうここはカフェのある美術館!今回の展覧会コラボ和菓子の一つ「富嶽」を注文。モチーフになった絵は奥村土牛『山中湖富士』。このブラウンの餡はなんとシナモン風味の餡。これは良かった。 

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山種美術館では今年は速水御舟展もありますね。かなり期待してます。
 

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