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飯塚小玕齋展―絵画から竹工芸の道へ―

太田の美術vol.2「生誕100年 飯塚小玕齋展―絵画から竹工芸の道へ―」
太田市美術館・図書館
2/2-4/7
 
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太田市美術館・図書館に初めて行ってきました。平田晃久さんの建築設計です。屋内、屋外をぐるっとめぐる建築は面白いつくりですね。雨で屋外に出れ無かったのが残念。また特徴的なサインデザインはグラフィックデザイナー平野篤史さん。ここら辺に関しては別に建築系、サイン系のまとめエントリをたてて詳しくあげています。
 
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太田市ゆかりの作家、人間国宝の竹工芸家 飯塚小玕齋さんの展覧会です。同じ竹工芸家の父、飯塚琅玕齋の次男に産まれた為、初めは跡を継ぐつもりもなく画家になろうとしたが、兄が亡くなり、跡を告ぐことになり、結果、絵画を学んだ知識やセンスを竹工芸にも生かし、見事な作品を生み出します。
 
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若き日の絵画作品から、初期の装飾的な工芸品、後期の用の美を取り入れた見事な工芸品などが展示されていました。展示数はそれほどありませんが、前期後期で絵画以外はほぼ入れ換えですので通して見ればそこそこの数を見ることが出来ます。初期の装飾的なものに関しては竹で創ったアールデコ風(?)な模様がある屏風がありました。ただ、やはり「見事」と言えないのが後期の作品。細編み、粗編みを駆使して制作されたそれらは意思を持って動き出しそうだし、細やかな網目はどれだけ緻密な作業なのか想像もつきません。細やかさと粗いパワーを両立するそのセンスには本当にため息が出ます。
 
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展示室を繋ぐスロープにあったのは萩原朔太郎さんの詩「竹」。萩原さんは群馬の前橋出身なのですね。
 
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美術館と一緒になっている図書館内には以前こちらの展示に参加された淺井裕介さんの作品が残っています。こんな感じで地域に残る施設としてアートも一緒に残っていくと良いですね。
 
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この施設にはカフェもありました。地元のコーヒーショップがお店を出しているそうです。食べ物はホットサンドなどの軽食が中心。
 
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展示も、施設も本当にオススメです。今回はここから前橋や高崎の方に足を伸ばしましたが、足利方面に行っても良いかもしれませんね。そちら方面には栗田美術館、あしかがフラワーパークなどがあります。
 

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