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吉村芳生 超絶技巧を超えて

吉村芳生 超絶技巧を超えて
東京ステーションギャラリー
2018/11/23-2019/1/20
 
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一見、写実画ではあるが、実は描かれているコンセプトや手法、その考え方がとても現代アート的であるのがこの吉村芳生の作品である。鉛筆で描かれたポートフォリオは365日分、写真を拡大し細かな桝目にわけ、桝目の濃淡を10段階にわけてそれを書き写す手法など、誰がやっても出来る手法なのだが、まず誰もやらないような途方も無い、そんな手法を使って生み出された作品。
 
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金網をただただ17m描いた作品などもあります。そしてやはり目を惹くのが新聞の作品。2007年の森美術館で開催された六本木クロッシング。この展覧会で異彩を放っていたのが吉村芳生の描いた新聞紙でした。新聞紙の文字も広告もすべて写し、その上に自画像を描く。他にも新聞紙そのものに自画像を描くパターンもあります。後期の花の絵は実写的なんだけどどこか狂気も入り込んだような、涅槃的なものに見えました。とにかく凄い作家さんです。
 

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