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江之浦測候所 | 小田原文化財団 2018年8月メモ(去年の話)

もう去年の夏のことなんですけど、夏休みは湯河原と箱根へ行って来ました。その時のことを細かく書いていなかったのでここで改めて。さて、その旅行の一番の目的は、念願の江之浦測候所に行くこと。とにかく凄いところでした。アート好き、建築好き、歴史好きは行くべしです。
 
 
その時の全体工程のざっくりしたまとめはこちら。
夏休みの湯河原/箱根の記録(江之浦測候所、岡田美術館、ポーラ美術館、温泉など)
 
この江之浦測候所のlことを「いまトピ」に書きました。見どころのまとめ、どんな場所?というのはこちらをご参照下さい。
もう行きました?「江之浦測候所」が凄かった!アート&建築、歴史好きにオススメ
 
去年10月には見学エリアが広がったり、見学時間が長くなって2部制(私が行った時は3部制)になったり、当日に空きがあれば予約OKになったりと運営的にも変更しています。私が行った段階は去年8月、変更前の内容になります。
 
江之浦測候所 | 小田原文化財団(2018/08月段階)
 
 
こちらは現代美術作家の杉本博司を中心にした小田原文化財団が作った施設。杉本博司+建築家の榊田倫之で手がけた現代の建築、杉本博司の収集した古美術や名石、そして杉本自身の現代アート作品を組み合わせて観る事が出来るという、凄く贅沢な施設です。
 
また、「人類とアートの起源」と言うテーマを持っていて、生活の原点である春分、夏至、秋分、冬至などの季節の節目、日本古代からの信仰にあったような自然の観測、そしてその中での自身の場を確認するという意味を持った施設だとのこと。
 
この施設の一部もその節目の太陽の軌道を設定して作られているのが特徴です。それで「測候所」ということなのですね(登記上は「美術館」らしいです)。昔、財閥の人たちは日本の文化への貢献として様々な芸術品などを収集して、現在美術館などで公開していますが、杉本博司なりのそのような施設といったところでしょうか?杉本博司好み爆裂しています。
 
 
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明月門
 
さて、事前に予約した時間に施設に到着。根府川の駅から出ているシャトルバスか車で行くことになります。予約段階で駐車場又はバスを申込み。そして入場前に観るのはこの門「明月門」。鎌倉の明月院の正門として建てられた後、幾つか渡った後に根津美術館正門として使われていたもの。
 
 
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待合棟
 
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待合棟のテーブル
 
そしてガラスで覆われた現代建築である「待合棟」でこの施設のルール説明を受けます。テーブルは樹齢一千年を超える屋久杉の天板で、テーブルの片側の支えに「大観寺の水鉢」を埋め込んであります。
 
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待合棟内 杉本博司「放電場」
 
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古信楽井戸枠
 
この「待合棟」の地下には杉本博司の写真作品(この時は「放電場」や「劇場シリーズ」でした)などもあるので見落とさないように。また、建物入口前にある古井戸も由緒あるものです。
 
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー外側
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー内部
 
一番目を惹く施設なのがこの「夏至光遥拝100メートルギャラリー」。片側の壁が全面ガラス、もう片側の壁が大谷石の現代建築です。夏至の日の出の方向に向かって建てられているので、夏至の朝にはこの空間を太陽光がまっすぐに差し込むという仕組みになっています。
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー内 杉本博司「海景シリーズ」
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー内ガラス面衝突防止
 
大谷石側には「海景シリーズ」が展示されていて、ガラス面の衝突防止用に光学硝子を足にした衝突防止がありました。「待合棟」の目の前にこの建物があるので、ルール説明後に皆が一度ここに集まり少し混みますが、見学時間枠後半にもう一度来たらゆったりこの空間を独り占めできました。
 
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー海側先端
 
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夏至光遥拝100メートルギャラリー先端から見た景色
 
この先は海側へ突き出ていて展望スペースになっています。ここで海景シリーズっぽく撮りたくなるのですよね……。
 
 
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冬至光遥拝隧道内部
 
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冬至光遥拝隧道入口側 円形石舞台 
 
そしてもう一つの特徴的な建造物がこの「冬至光遥拝隧道」。冬至の日の出の方向を向いているトンネルです。冬至を一年の終点であり始点であると考え、冬至の朝には朝日がこのトンネルのなかに差し込むようです。トンネルの先には「円形石舞台」がありこれを照らし出すとか。
 
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冬至光遥拝隧道内部 光井戸
 
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冬至光遥拝隧道内部 光井戸の光学硝子
 
このトンネルの中ほどにある「光井戸」。上部は開いているので雨が降るとこの井戸の中に敷き詰められている光学硝子に雨粒が当るのが見るそうです。雨を視覚化する装置とも言えます。
 
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冬至光遥拝隧道内部 止め石
 
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冬至光遥拝隧道外側
 
トンネルの先にはそれ以上行かないようにと言う意味合いの「止め石」があります。ここ以外にもあちこちあるのでこれより先には行かないようにしましょう。「冬至光遥拝隧道」は外から見るとかなり突き出しています。
 
 
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冬至光遥拝隧道、光学硝子舞台
 
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冬至光遥拝隧道、光学硝子舞台
 
このトンネルの外側にあるのが「光学硝子舞台」。この舞台を古代ローマの円形劇場遺跡の再現をした客席が取り囲んでいます。舞台の基礎は檜の懸造りで組まれています。
 
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冬至光遥拝隧道、光学硝子舞台
 
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光学硝子舞台のガラス
 
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冬至光遥拝隧道上部の止め石 
 
隋道の上は止め石までは行くことが出来るのですが、高所恐怖症の私にはとてもそこまでたどり着くことは出来ず……。ガラス舞台の上は見学時は上には乗れません。
 
 
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茶室 雨聴天
 
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茶室 雨聴天(にじり口)
 
さて施設内には茶室が一軒あります。千利休作と伝えられる「待庵」の寸法などをそのまま写してはいますが、この土地にあった蜜柑小屋のトタン屋根を茶室の屋根にしていたり、いわゆる「本歌取り」のような形で構成されています。雨が降るとこのトタン屋根に雨音が響き、それを聴くことから名前が付けられました。にじり口の沓脱ぎ石は光学硝子です。
 
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掛け軸 杉本博司「日々是口実」
 
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竹箒の垣根
 
中にある掛け軸は「日々是口実」。杉本博司作品です。洒落ですね、洒落てますね。この横にある垣根も杉本博司作品の竹箒。
 
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石造鳥居
 
茶室のにじり口から海側を見ると「石造鳥居」があります。この方向は春分秋分の日の光のラインを向いています。
 
 
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石舞台
 
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三角塚
 
さて、他にも様々な歴史あるものや名石などが施設内にゴロゴロあります。能舞台の寸法で計画された「石舞台」。この舞台の橋掛りの巨石が向く方向は春分秋分の日の光のラインです。夜明け前に能を初め、演者が冥界へ帰る時にその背に朝日を受けるという設計だとのこと。「三角塚」は海を向く頂点が春分秋分の正午の太陽の方向を指しています。
 
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浮橋、亀石
 
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生命の樹 石彫大理石レリーフ
 
「浮橋」の向こうに見えるのは「亀石」。「亀石」が向いている北東は鬼門であり、そして首都の方向である。何万年後、この施設が太古の遺跡となったときに昔、栄えた都の方向をこの亀石が刺していると言うストーリー。この施設は近代文明が滅んだ時に何が残り、どう見えるかを考えながら作られたらしい。「生命の樹 石彫大理石レリーフ」は浮橋から光学硝子舞台へ抜ける入口の上にあります。
 
 
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百済寺 石橋、藤原京 石橋、大官大寺 瓦
 
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京都市電 軌道敷石
 
この施設内にある巨石の中でも一番見応えがあったのが縦に置かれている「藤原京 石橋」。その手前に下に敷かれているのが「百済寺 石橋」。その奥の水鉢の中には「大官大寺 瓦」がある。あちこちにある敷石は「京都市電 軌道敷石」を使っています。他にもそこかしこにある塔や石、水鉢、灯篭などすべて歴史あるものでした。
 
 
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建設中の「竹林」エリア
 
私が行った時はまだ建設中でオープンしていませんでしたが、昨年10月に新たな見学エリア「竹林」がオープンしたそうです。杉本博司のコレクションである化石が置かれている「化石窟」や杉本博司作品の「数理模型」などがあるようです。見学コースが広がったのもありますが、様々な季節の、様々天候におけるこの施設の姿を見てみたいですね。測候所とはピッタリのネーミングかもしれません。

 

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ポーラ美術館:ルドン ひらかれた夢/平野薫展、その他コレクション展(去年の話)

去年の夏休みは湯河原と箱根へ行ってました、が、まだここに書いていなかったので改めて。
 
その時の全体工程のざっくりしたまとめはこちら。
夏休みの湯河原/箱根の記録(江之浦測候所、岡田美術館、ポーラ美術館、温泉など)
 
箱根で行ったポーラ美術館ではルドン展とコレクション展などを見ました。
 
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ルドン ひらかれた夢―幻想の世紀末から現代へ―
ポーラ美術館
7/22-12/2
 
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ルドン作品、ルドンが影響を受けた先達や同時代の画家の作品、そしてルドンの影響を受けた現代作家作品を鑑賞できる展覧会。現代アートだけでなく漫画まで扱う展覧会は見ていて面白い。
 
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ルドンと言えば最近三菱一号館で展覧会がありましたが、あちらはルドンの花の絵を中心の展覧会でした。こちらは黒の時代も含めた作品と、それに併せてルドンに影響を受けた他の作家の作品が展示されていました。
 
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同時代の作家あり、現代アートもあり、漫画もあり。モネ、スーラ、鴻池朋子、イケムラレイコ、漫画「寄生獣」岩明均など。『悪の華』の関連もあるのか黒の時代の方が影響が濃い気もします、
 
 
 
平野薫 記憶と歴史
ポーラ美術館
7/22-9/24
 
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古着や古い道具などの糸を解き、そこから作品を作り出し、インスタレーションにするという作家さんでした。
 
 
 
西洋絵画名作選
ポーラ美術館
7/22-12/2
 
フジタからの贈りもの―新収蔵作品を中心に
ポーラ美術館
7/22-12/2
 
ガラス工芸名作選-花の様式
ポーラ美術館
7/22-12/2
 
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モネやルノワールなどの西洋絵画のコレクションやガレやドーム兄弟、ティファニーなどのガラス工芸の本当に名品と呼ぶに相応しいものを観ることが出来ます。その中に最近の作家の作品なども一緒に展示しているのもいいですね。このときは橋爪彩の作品がありました。お得意のフジタのコレクションなども。
 
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美術鑑賞本『いちばんやさしい美術鑑賞』を読んだばかりなのでモネやセザンヌやピカソ(本に載っていた作品は出てなかった)、ガレのガラス作品などを観るのにちょうど良かった!
 
 
 
増田セバスチャン×クロード・モネ "Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-"
ポーラ美術館
7/22-12/2
 
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増田セバスチャンの展示は以前ポーラミュージアムアネックスで見たものをベースにしていましたね。
 

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岡田美術館:田中一村の絵画/その他常設展示(去年の話)

去年の夏休みは湯河原と箱根へ行ってました、が、まだここに書いていなかったので改めて。
 
その時の全体工程のざっくりしたまとめはこちら。
夏休みの湯河原/箱根の記録(江之浦測候所、岡田美術館、ポーラ美術館、温泉など)
 
箱根で行った岡田美術館では「田中一村の絵画」展をやっていました。良い作品でした。常設なども見ました。
 
 
初公開 田中一村の絵画 ―奄美を愛した孤高の画家―
岡田美術館
4/6-9/24
 
企画展出品目録
 
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千葉から奄美へ移り住み、日本画で奄美の自然を描いた画家。一目で吸い込まれる様な絵でした。「昭和の若冲」などと呼ばれ、琳派の影響もあり。一村の作品は少ないですが、琳派や若冲もあって見応えありました。
 
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自然を描いた作品は確かに琳派っぽい感じもあります。描かれているのが南の景色なので少し色が濃く鮮やかですね。かなり好きな作品です。作品数が多くなかったのが残念。当時、関西で展覧会をやっていたので観に行きたくなりました。それより奄美に田中一村美術館があるのでそちらに行かねば、かな。
 
 
 
岡田美術館 常設展示(2018/08月)
 
1階、2階展示室(陶磁・金工・玉器・ガラス)目録※PDFです
 
2階、3階、5階(絵画・仏教美術)目録※PDFです
 
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風神雷神図を壁面に拡大した建物
 
コレクション展示もあいかわらず充実。これ、2時間じゃ全部見ること出来ないよね。陶磁器関連は一度見ているし(展示替えはしていると思うけど)ある程度早めに見たのですが、それでもかなりのボリューム。
 
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風神雷神図を壁面に拡大した建物
 
特に2階の日本の陶磁器やガラス器はどうしても足を止めてみてしまいます。乾山や仁清もありました。歌麿の雪月花は複製展示ですが、それでも雰囲気は良く判ります。絵画は琳派から浮世絵、近代までの名品も多い。いつも本当に時間が足りない!
 
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風神雷神図を壁面に拡大した建物
 
そうは言いつつも、入館チケットで入れる足湯カフェは(足湯だけの利用も可能)外せません!足湯に入りながら見ることの出来るこの外観は毎回の楽しみです。
 

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温泉と建築 湯河原駅前広場(隈研吾設計)/湯河原温泉 上野屋/姥子温泉 秀明館(去年の話)

去年の夏休みは湯河原と箱根へ行ってました、が、まだここに書いていなかったので改めて。
 
その時の全体工程のざっくりしたまとめはこちら。
夏休みの湯河原/箱根の記録(江之浦測候所、岡田美術館、ポーラ美術館、温泉など)
 
 
 
湯河原の駅前が隈研吾設計でリニューアルしているということでちょっと観に行きました。
 
湯河原駅前広場 - 隈研吾建築都市設計事務所
 
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まあ、確かに綺麗にはなっているけど、うん、まぁ、少ない予算で何とかしたのかな……的なところも感じられましたね。
 
 
 
湯河原温泉 上野屋
 
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宿泊は湯河原温泉の上野屋。かなり歴史ある旅館で迷路のような館内が楽しい。しかし、湯河原はお湯が良いです。お盆でもそんなに混んでいないし、歴史ある旅館でも周囲の温泉地よりも安めでオススメ!
 
 
 
姥子温泉 秀明館
 
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翌日は箱根へ。姥子温泉 秀明館に行きました。湯治場をリニューアルした温泉。アメニティなどはほぼ無く熱いお湯に入るという喜びの為だけに行くところ。とにかくお湯が良い。ここはオススメです!
 

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光悦と光琳 ―琳派の美

光悦と光琳 ―琳派の美
畠山記念館
1/19-3/17
 
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琳派の中でも光悦と光琳に絞り込んだ展覧会、かと思ったら宗達や乾山もあり、琳派好きにはなかなか見応えのある展覧会になっていました。しかし、この館はいつ来ても都内とは思えない良い環境です。
 
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こんな緑の多い建物の中で本阿弥光悦の茶道具をじっくり見ることが出来ます。茶道具の名品を持っている畠山記念館ならではの展示です。前期後期で展示替え(絵巻は4期で巻き替え)があるので後期も観に行きたいです。
 
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光悦の作った楽茶碗は見事でした。そして、尾形光琳はもちろんですが、俵屋宗達や形乾山も結構しっかり見ることが出来るのが嬉しい展覧会でした。乾山も抑えめな感じの作品が多く良かったです。
 
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光悦とペアで出てくるのが俵屋宗達。個人的には宗達がやはり凄かった。「金銀泥四季草花下絵古今集和歌巻」(4期巻き替え)の見事さ。宗達ソロでも「蓮池水禽図」(前期)の見事さ。光琳も「白梅模様小袖貼付屏風」の見事さや「扇面月兎画賛」の構図の面白さが目を惹きます。琳派好きにはオススメします。
 

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横浜 前川國男建築群(神奈川県立青少年センター/神奈川県立図書館・音楽堂、など)

一つ前のエントリで行った横浜能楽堂のすぐ近くに、なんと前川國男設計の建築があるということで見てきました。山口晃とセットで是非に!
 
 
神奈川県立青少年センター 設計:前川國男
(改修設計:前川建築設計事務所)
 
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まずは神奈川県立青少年センター。大きなホールなどを擁する施設です。
 
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正面の大きな庇が特徴的。これは同じ前川國男設計の上野にある東京文化会館の庇のイメージに近いですね。前川さんの師匠であるコルビジェ風味が強く出ています。
 
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側面はブロックを積んだ様に四角い箱がボコボコと付いているような感じです。裏手に廻ると煉瓦(煉瓦調タイル?)の壁面が出てきます。
 
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このレンガ風の壁のある側は裏口やホールへの搬入口があります。このイメージは前川國男設計の上野にある東京都美術館に似ているかもしれません。
 
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階段の雰囲気も良いですね。この後に紹介する神奈川県立図書館・音楽堂も含めると年代的には
 
・神奈川県立図書館・音楽堂 1954
・東京文化会館 1961
・神奈川県立青少年センター 1962
・東京都美術館 1975
 
と言う順で並ぶことになります。文化会館の庇の力強さ→青少年センターの庇と煉瓦風のバランス→東京都美術館の煉瓦風の柔らかさ、と言う流れなのですかね。
 
 
 
神奈川県立図書館 設計:前川國男
 
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さて、その青少年センターのすぐ裏手にあるのがこの神奈川県立図書館。隣の音楽堂と一体となって設計されたものです。大きな樹木が目の前にあり、青少年センター側のファサードが全面見えませんが、図書館としてはこの感じは落ち着いて良いかもしれませんね。音楽堂側の入口は音楽堂が工事中だったのでそちらには行きませんでした。
 
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格子のファサードや線の細い手すり、裏に廻ると縦のルーバーがいい雰囲気を出しています。正面からは見えるけど横からは見えない。西日の差込み防止機能として役に立っているようです。
 
 
 
神奈川県立音楽堂 設計:前川國男
 
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残念ながらこちらは改修中の為、見ることは出来ず……。
 
 
 
神奈川県立図書館新館 (設計調べられず)
 
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さて、こちらは前川國男設計の旧館の隣にある新館ですが、設計者は誰でしょうか?調べられず。前川國男の名建築の隣なのでプレッシャーかかったでしょうね。地味ではありますが、雰囲気は決して悪くないスマートな建築です。少ない予算で工夫したのでしょうか(勝手に想像)。
 
 
 
神奈川婦人会館 設計:前川國男
 
実はすぐ横に前川國男設計の婦人会館があることに気づいていませんでした。次に行ったときは忘れずに見てみます。
 

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山口晃「昼ぬ修羅」

山口晃「昼ぬ修羅」
横浜能楽堂
1/19-3/23
 
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山口晃さんが能楽堂で展示を!?と聞いて行って来ました。一抹の不安も抱えながら……。入口にはアルバムジャケットを書いたことのある槙原則之さんからの祝い花が。以下、展示の写真が載せてあるのでネタバレNGな人は実際に観た後にこの後を読んでください。
 
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まずは1階の見所、公演が無い日は一部を仕切って通路部分だけ入れるようになっています。能舞台を見る客席ですが、初めは何が作品なのかわからず。以前、横浜の赤レンガ薪能で鏡板(松の絵)を公開制作していたのでそれが展示されているのかと思ったら違う様です。
 
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この客席部に弓が飾ってあり、実はこれがインスタレーション作品となっているようです。暗いところには大きな弓も。他にも屋外をイメージする演出があるとか(水の音のことかな?)。これらは公演中は見ること出来ないようですが、それ以外の時は無料で公開されているのが嬉しいですね。
 
1344600文様「青海波」
 
この弓はこの「青海波」と言う昔からの日本の文様をイメージしている様です。ペルシャ発祥の模様で神楽の衣装に使われ、能衣装にも使われているとのこと。特に入口でも説明は無く、配布された作品一覧にも場所名はあれどもどんな作品かは書いていないので初め気づきませんでした。てっきり、作品でなく普段、公演をやっていない時はこんな風に客席を鎮めているのかと思ってました。
 
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同じく1階にもう一つ作品が。こちらも作品一覧に場所名はありますがどんな作品かは書いていません。どこにあるか探して見ましょう。
 
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さてメインは2階です。回廊部分の展示ケースに絵画が展示されています。新作の絵画もあれば旧作も展示されています。今回はこの能楽堂での公演「風雅と無常-修羅能の世界」に併せて「修羅」をテーマにした展示とのこと。
 
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そして絵画だけではないのが、今回の展示。倉庫から様々な能の道具や過去展示で使ったものなどを持ってきて一緒に展示しています。インスタレーションの一部として絵画を展示してあるイメージですね。コンセプトはなんだろう……?
 
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伝統的な日本画の要素と現代のモチーフを生かした絵画などは今回のたっぷり楽しむことができます。ここら辺は画家としての魅力、本当に絵が上手いですね。
 
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馬バイク、メカ武者などのSFチックな世界観。じっくり覗き込むように見ることが出来ます。
 
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他にもビデオ作品や、バリケードの向こうで耳なし芳一の宴をイメージしたインスタレーションもありました。
 
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さて、山口さんと言えば、展覧会公開時点で作品が完成されていないことが多いので有名。今回も……。
 
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今回は無料の展示でもあるので、まぁ、未完成に関しては、そこまでどうこうは無いですが、ただ、これ、特に今回の様なインスタレーション展示に関しては損だとお思いました。インスタレーションの間なのか未完成の作りかけなのか判らない!これは間に合わなかった未完成でこうなっているのだろうか?それともサイトスペシフィック的に進化していくのだおるか?それともコレが完成なのか?それが判らない。これが狙いでもそうは見えず、また間に合わなかったのかぁ、と見られてしまうのが損ですよね。うん、基本的に間に合わせた方がいいと思います。
 
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帰りに桜木町へ戻る道。この高架下に昔グラフィティがあったのを覚えている人はどれ位居るのですかね。いつ頃からグラフィティは消えて綺麗になったのでしょうか?結構前なのかな。
 

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石川直樹 この星の光の地図を写す/木版画の魅力/大和美緒展

石川直樹 この星の光の地図を写す
東京オペラシティアートギャラリー
1/12-3/24
 
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石川直樹、写真家であり、冒険家であるこの人でしか撮れない景色。この人でしか行けないところ。人がとてもたどり着くことが出来ないような極限の地。ところどころにある石川さんの言葉と一緒に見るそれらの景色。
 
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ただ石川さんの写真を見ていると、そんな土地にも生活がある、という事に気づきます。極限の地でもそこに過ごす人が居る。この地で何故生活をしようとしたのか、そんな不思議。
 
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石川直樹自身で会場構成をした今回の展覧会は今までに観た作品の様々なシリーズが展示されている集大成的なものでした。人が辺極な地に求めるのはなんなのでしょうか?
 
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極限の地へ行くことは神に挑む様なものでは無いのだろうか?神に認められたごく僅かな人、一歩間違えれば命を落としてしまうのに、なぜそこへ行こうとするのだろうか?ただ、少なくとも私たちはその景色に魅力されている。
 
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日本人においてはその神聖さは富士山に象徴されているかもしれません。石川さんにとってははじめは高地トレーニングの一つの場であったかもしれませんが、やはりその神聖さを見ることが出来た場所なのではないでしょうか?
 
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富士山の鳥居、照明がずれていたのが残念……。
 
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最後にあったのが石川直樹の部屋と題されたコーナー。バッグや防寒着、登山道具など様々なものがあります。
 
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ところどころにある石川さんの言葉も良いです。「ヤクが好き」とか。
 
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石川さんの本棚や色々な土地の品などがありここだけで何時間も居る事ができそうな展示でした。これは面白かった。
 
 
 
収蔵品展065 木版画の魅力
東京オペラシティアートギャラリー
1/12-3/24
 
浮世絵から現代の木版画作品まで。川瀬巴水なども幾つかありました。そういえば、このオペラシティのコレクションを持っていた方は去年亡くなられたのですね。
 
 
 
project N 74 大和美緒
東京オペラシティアートギャラリー
1/12-3/24
 
面白い作品でした。赤い抽象的な絵画……と思ったら近くで観たらなんとドットで描いてあります。人の手による作業で自然に産まれるムラを絵画とするというのがまた凄い。作業としては気が遠くなるような感じですが。

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吉村芳生 超絶技巧を超えて

吉村芳生 超絶技巧を超えて
東京ステーションギャラリー
2018/11/23-2019/1/20
 
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一見、写実画ではあるが、実は描かれているコンセプトや手法、その考え方がとても現代アート的であるのがこの吉村芳生の作品である。鉛筆で描かれたポートフォリオは365日分、写真を拡大し細かな桝目にわけ、桝目の濃淡を10段階にわけてそれを書き写す手法など、誰がやっても出来る手法なのだが、まず誰もやらないような途方も無い、そんな手法を使って生み出された作品。
 
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金網をただただ17m描いた作品などもあります。そしてやはり目を惹くのが新聞の作品。2007年の森美術館で開催された六本木クロッシング。この展覧会で異彩を放っていたのが吉村芳生の描いた新聞紙でした。新聞紙の文字も広告もすべて写し、その上に自画像を描く。他にも新聞紙そのものに自画像を描くパターンもあります。後期の花の絵は実写的なんだけどどこか狂気も入り込んだような、涅槃的なものに見えました。とにかく凄い作家さんです。
 

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冨安由真 - Making All Things Equal / The Sleepwalkers

冨安由真 - Making All Things Equal / The Sleepwalkers
アートフロントギャラリー
1/11-2/3
 
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去年資生堂ギャラリーでの展示で話題になった冨安由真さんの展示を見てきました。資生堂ギャラリー程は広くは無いけどその分凝縮された空間でした。
 
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ギャラリー内は撮影禁止ですので外から見えるウィンドウの写真を。
 
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心理的にヒリヒリとする仕掛けが幾つもあります。カップに釘が入ってますね……。ギャラリー内でも部屋の天地が変わったり、照明が瞬いたり。
 
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窓の仕掛けなどはわかっては居てもビクッとしてしまう。混んでいると体感も半減してしまうので、とにかく空いている時に行った方が良いです。
 
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梁の上の蝶にも注目。写真のウィンドウの蝶とは別のものですが、ずっと見ているとビクッとします。
 
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彼女の描く絵画も夢を見ているようであったり、顔が無かったり。写真の絵はウィンドウのものですが、メインの部屋の他にも隣のギャラリーやビューイングルームの方にもあります。そして隣のギャラリーの中心にあるのが蝶が孵った蛹。先ほど見た蝶はここから孵化したのでしょうか?

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下田巡りいろいろ

下田といったら金目鯛!正月過ぎに南伊豆の下田に行ってきました。一つ前の記事に上原美術館について書きましたが、他にも廻ったところなどを簡単にメモしておきます。
 
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また、下田周辺の紹介を「いまトピ」の方で書いていますのでこちらもぜひご参考にしていただければ幸いです。
 
冬は温泉、海鮮、美術館!絶景、喫茶店、建築!全部堪能できる一泊二日。
 
さて、今回は現地の電車やバスが乗り放題のフリー切符を使用。それなので現地ではバス移動を中心にしました。その場合はバスの時間ちゃんと調べておかないと廻るところが結構限られていますので下調べはしっかりとした方が良いです。
 
南伊豆フリー乗車券
 
初日は昼に下田に入りキンメダイ食べた後に向かったのは道の駅 開国下田みなと。
 
開国下田みなと
 
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この道の駅「開国下田みなと」は「金沢海みらい図書館」を手がけたことなどでも有名なシーラカンスK&Hが建築設計をしています。元々は教育施設としてつくられた建物を道の駅として使っていますが、現在は普通にお土産も買うことができます。
 
そこからバスで向かったのは白浜神社。
 
伊古奈比咩命神社(白浜神社)
 
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神社の裏手にある砂浜の鳥居も見逃さないように。
 
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真っ赤な夕日(赤い山に見えるのは夕陽に照らされた雲)を見ながら初日は終わり温泉へ!
 
 
二日目はこの時期に下田に来たら外せない水仙の群生。水仙まつりの期間中は爪木崎へ行く臨時便バスも増えているので行きやすいです。
 
下田 爪木崎 水仙まつり
 
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岬の先の湾になったところに水仙が咲き乱れます。毎年12月20日から1月31日まで開催。宿泊の場所によっては水仙まつり会場で飲める甘酒のチケットを配っているところもあるので要確認です。写真には写っていないですがアロエの赤い花も咲いていました。
 
この水仙の群生地周辺には爪木崎灯台や柱状岩を見ることが出来る散策コースがあります。
 
爪木崎灯台 | 恋する灯台プロジェクト
 
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恋する灯台プロジェクトだのなんだのやっていて、オトニエルのハートのオブジェ……だったら良いのにな、なハートなどもありまして。
 
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駐車場近くには金目鯛のゴミ箱とか。どれだけキンメ推しなのかと。
 
下田に戻ってきたら、喫茶店。古い町並みのあいだには色々と喫茶店がありました。荻窪にもある邪宗門一派6店のうちの一つも。
 
下田邪宗門
 
「マルコー下田」、「こおひいはうす可否館」、「こーひーぽっと」など、他にも幾つか気になる喫茶店もあり。その後は上原美術館へ。
 
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上原美術館
 
ここら辺は詳細は別に記事を書いてあります。
 
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下田の古刹―太梅寺の寺宝/春をおもう―東洋と西洋、それぞれの春―
 
そして駅前の足湯に入ったりしながら東京に帰ってきました。夕方に新宿まで直行する踊り子号があり、それに乗ることができたのは凄く良かったです。
 

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下田の古刹―太梅寺の寺宝/春をおもう―東洋と西洋、それぞれの春―(上原美術館)

年明けに少し足を伸ばして南伊豆の下田へ、温泉&美術館へ行ってきました。お目当ては上原美術館。
 
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上原美術館 近代館
 
ここにはあの鷲のマークの大正製薬の上原正吉・小枝夫妻の仏像コレクションを収蔵する「仏教館」と、上原昭二氏の西洋絵画や日本近代絵画コレクションを収蔵する「近代館」の二つの建物があります。
 
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上原美術館 仏教館
 
仏教館は昨年リニューアルされて、色々噂になっていたところでしたので一度は見に行きたかったところでした。
 
上原美術館
 
また、上原美術館含めて下田周辺の紹介を「いまトピ」の方で書いていますのでこちらもぜひご参考にしていただければ幸いです。
 
冬は温泉、海鮮、美術館!絶景、喫茶店、建築!全部堪能できる一泊二日。
 
 
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正月すぎだったので美術館エリアの入口には大きな角松が。
 
さて、上原美術館、下田からバスで20分+バス停から15分ほど歩きます。もし、あちこち行く予定があれば車があった方が便利だと思います。車なら早咲き桜で有名な河津からも比較的近いので色々と絡めることが出来ます。あまり詰め込まないのであれば時間さえ前もって確認しておけばバスでも大丈夫。私は現地のバス乗り放題のフリー切符(2019年10月31日まで)を使いました。バス亭からそこそこ歩きますが、民家の間をあるくコースは結構楽しいです。
 
南伊豆フリー乗車券
 
 
 
下田の古刹―太梅寺の寺宝
上原美術館 仏教館
2018/12/15-2019/3/31
 
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さて、まずは仏教館。入口の扉の装飾を超えて向こうに隣接してある達磨大師堂が見えます。他にも日枝神社もありました。この建物は古い建物をリニューアルしたコレクション展時エリアと新築部分の企画展エリアに別れています。
 
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常設エリアには近現代の仏像が並んでいます。ここは写真撮影OK。入口でいきなり金剛力士が迎えてくれます。穢れた心を持っているときっと建物に入れてくれないかも。入れた私はきっと清い心の人だったということです。
 
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千手観音、十一面観音、風神雷神、大日如来、薬師如来、四天王、阿弥陀如来、七福神、天部、明王など様々なポーズを取った仏像たちが並んでいました。
 
企画展では下田にある古い寺院である「太梅寺」の仏像や資料が展示されています。一番気になったのは回廊の正面にあった毘沙門天の精悍な顔つき。そしてそのすぐ横のホワイエは不思議な天井の明りに誘われた瞑想空間のようですし、展示室のガラスケースは映りこみも少なく明りのムラの無い展示空間です。この建物が仏像を見せることにこだわった設計だというのも納得です。
 
 
 
春をおもう―東洋と西洋、それぞれの春―
上原美術館 近代館
2018/12/15-2019/3/31
 
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さて、近代館での展示は「春をおもう」と題して冬から春にうつろっていく様を描いた絵画などが展示されていました。これがとても良い展示でした。桜満開の春ではなく、情緒たっぷりな春の一歩手前の風景。雪の中に咲く梅や、芽吹き始めた草草などの絵があります。シスレー、ピサロ、ルドン、モネ、横山大観、小林古径、小倉遊亀、伊東深水など。他にも上村松園、川端龍子、奥村土牛などの正月っぽい絵なども見ることが出来ます。
 
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こちらの館には休憩ラウンジがあり、セルフでドリンクを楽しむことが出来ます。バスの時間調整などに便利。
 
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傘たてが壁から突き出ていて凝ってますね。
 
 
 
今回は行きませんでしたが、もし車で移動が可能ならここから西伊豆に向かったところにある鏝絵(こて絵)の名手、伊豆の長八の美術館に行ってみたいです。
 
伊豆の長八美術館
 
以前、武蔵市立吉祥寺美術館で見た伊豆の長八の展示がとてもおもしろかったです。
 
ブログ:今日の献立ev. 江口寿史 KING OF POP Annex展/生誕200年記念 伊豆の長八
 
この松崎町には美術館以外にも長八の手がけた漆喰絵はあちこちにあるようですので長八の漆喰鏝絵めぐりをしてみたいですね。
 
長八記念館(浄感寺)
 
国指定重要文化財 岩科学校
 
長八の宿 山光荘
 
南伊豆、東京から踊り子号で一本。冬は特に気候も良く、海鮮も美味しく、温泉もあってとてもいいところでした。
 

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気になるアート展メモ2019年度版0116

気になるアート展メモ2019年度版です。現状で発表されている展覧会の中から私が気になるものをピックアップしました。今年は現代アートの展覧会が目立ちますね。西洋美術系と建築系は今のところ少ない。リストは81点、これ、全部見ること出来るかな?
 
 
フェルメール展
上野の森美術館
10/5-2019/2/3
 
フィリップス・コレクション展
三菱一号館美術館
10/17-2/11
 
毛利悠子展 ただし抵抗はあるものとする
十和田市現代美術館(青森)
10/27-2019/3/24
 
民藝 MINGEI -Another Kind of Art展
21_21 DESIGN SIGHT
11/2- 2/24
 
ソフィ カル ─ 限局性激痛
原美術館
1/5-3/28
 
石川直樹 この星の光の地図を写す
東京オペラシティアートギャラリー
1/12-3/24
 
子どものための建築と空間展
パナソニック 汐留ミュージアム
1/12-3/24
 
新・北斎展 HOKUSAI UPDATED
森アーツセンターギャラリー
1/17-3/24
 
イケムラレイコ 土と星 Our Planet
国立新美術館
1/18-4/1
 
光悦と光琳—琳派の美
畠山記念館
1/19-3/17
 
ヒグチユウコ 展 CIRCUS[サーカス]
世田谷文学館
1/19-3/31
 
21st DOMANI・明日展
国立新美術館
1/23-3/3
 
RCRアーキテクツ展
ギャラリー間
1/24-3/24
 
小原古邨
太田記念美術館
前期:2/1-2/24
後期:3/1-3/24
 
インポッシブル・アーキテクチャー
埼玉県立近代美術館
2/2-3/24
 
生誕100年 飯塚小玕齋展―絵画から竹工芸の道へ―
太田市美術館・図書館
2/2-4/7
 
河鍋暁斎 その手に描けぬものなし
サントリー美術館
2/6-3/31
 
奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド
東京都美術館
2/9-4/7
 
イメージコレクター・杉浦非水展
東京国立近代美術館 本館2階ギャラリー4
前期:2/9-4/7
後期:4/10-5/26
 
クリスチャン・ボルタンスキー - Lifetime
国立国際美術館
2/9-5/6
 
六本木クロッシング
森美術館
2/9-5/26
 
アルヴァ・アアルト もうひとつの自然
東京ステーションギャラリー
2/16-4/14
 
高野山金剛峯寺 襖絵完成記念 千住博展
そごう美術館
3/2-4/14
 
両陛下と文化交流―日本美を伝える―
東京国立博物館本館
3/5-4/29
 
志賀理江子 ヒューマン・スプリング
東京都写真美術館
3/5-5/6
 
ラファエル前派の軌跡展
三菱一号館美術館
3/14-6/9
 
Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展
TOC五反田メッセ
3/15-5/6
 
大徳寺龍光院 国宝曜変天目と破草鞋(はそうあい)(仮称)
MIHO MUSEUM
3/21-5/19
 
国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅
東京国立博物館
3/26-6/2
 
百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-
東京都現代美術館
3/29-6/16
 
藝大コレクション展 2019
東京藝術大学大学美術館
第1期:4/6-5/6、第2期:5/14-6/16
 
ムーミン展
森アーツセンターギャラリー
4/9-6/16
 
世紀末ウィーンのグラフィック
目黒区美術館
4/13-6/9
 
原美術館 企画展(仮称)
原美術館
4/13-7/28
 
トム・サックス ティーセレモニー
オペラシティ
4/20-6/23
 
ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道
国立新美術館
4/24-8/5
 
クリムト展 ウィーンと日本 1900
東京都美術館
4/23-7/10
 
シド・ミード展 PROGRESSIONS TYO 2019
アーツ千代田3331
4/27-5/19
 
nendo × Suntory Museum of Art
information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美
サントリー美術館
4/27-6/2
 
ルート・ブリュック展
東京ステーションギャラリー
4/27-6/16
 
美を紡ぐ 日本美術の名品 ―雪舟、永徳から光琳、北斎まで―
東京国立博物館本館
5/3-6/2
 
塩田千春展:魂がふるえる
森美術館
6/20-10/27
 
クリスチャン・ボルタンスキー - Lifetime
国立新美術館
6/12-9/2
 
メスキータ展(仮称)
東京ステーションギャラリー
6/29-8/18
 
北大路魯山人 古典復興-現代陶芸をひらく-
千葉市美術館
7/2-8/25
 
高畑 勲展(仮称)
東京国立近代美術館
7/2-10/6
 
マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展(仮称)
三菱一号館美術館
7/6-10/6
 
三国志
東京国立博物館
7/9-9/16
 
ジュリアン・オピー(仮称)
オペラシティ
7/10-9/23
 
みんなのレオ・レオーニ展
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
7/13-9/29
 
みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ ― 線の魔術
Bunkamura ザ・ミュージアム
7/13-9/29
 
伊庭靖子展(仮称)
東京都美術館
7/20-10/9
 
あそびのじかん
東京都現代美術館
7/20-10/20
 
円山応挙から近代京都画壇へ
東京藝術大学大学美術館
8/3-9/29
 
加藤泉展(仮称)
原美術館
8/10-12/25
 
岸田劉生展
東京ステーションギャラリー
8/31-10/20
 
チェコのジャポニズム展(仮称)
千葉市美術館
9/7-10/20
 
チェコデザイン100年の旅(仮称)
世田谷美術館
9/7-11/10
 
メトロポリタン美術館所蔵 竹工芸名品展 ― ニューヨークのアビー・コレクション
東京国立近代美術館 工芸館
9/13-12/8
 
バスキア展 Made in Japan
森アーツセンターギャラリー
9/21-11/17
 
不思議のアリス展
そごう美術館
9/21-11/17
 
カルティエ、時の結晶
国立新美術館
10/2-12/16
※会場構成:新素材研究所(杉本博司+榊田倫之)
 
ラウル・デュフィ展 ―絵画とテキスタイル・デザイン―
パナソニック 汐留ミュージアム
10/5-12/15
 
ゴッホ展
上野の森美術館
10/11-2020/1/13
 
カミーユ・アンロ(仮称)
オペラシティ
10/19-12/15(予定)
 
ハプスブルク展−600年にわたる帝国コレクションの歴史
国立西洋美術館
10/19-2020/1/26
 
辰野金吾展(仮称)
東京ステーションギャラリー
11/2-11/24
 
目【mé】 非常にはっきりとわからない
千葉市美術館
11/2-12/28
 
MOTアニュアル 2019
東京都現代美術館
11/16-2020/2/16
 
ミナ ペルホネン/皆川明 つづく
東京都現代美術館
11/16-2020/2/16
 
ダムタイプ―アクション+リフレクション
東京都現代美術館
11/16-2020/2/16
 
大浮世絵展 ―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演―
東京都江戸東京博物館
11/19-2020/1/19
 
未来と芸術展(仮題)
森美術館
11/19-2020/3/29
 
白髪一雄(仮称)
オペラシティ
2020/1/11-3/22
 
ハマスホイとデンマーク絵画
東京都美術館
2020/1/21-3/26
 
狩野派 ― 画壇を制した眼と手
出光美術館
2020/2/11-3/22
 
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
国立西洋美術館
2020/3/3-6/14
 
オラファー・エリアソン
東京都現代美術館
2020/3/14-6/14
 
カディスト・アート・ファウンデーションとの共同企画展
東京都現代美術館
2020/3/14-6/14
 
ドローイングの可能性
東京都現代美術館
2020/3/14-6/14
 
バウハウス100展(仮称)東京展
東京ステーションギャラリー
2020/7/17-9/6

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人生に必要なものは勇気と想像力、それと少しばかりのお金。

Kinjpg

表題はチャップリンの言葉。映画「ライムライト」で言われたものです。まぁ、少しと言わずに沢山のお金が欲しいのが本音ですが、そんなこと言ってるからダメなんですよ、と怒られそうですね。今年、色々と変えていく年にしたいと思います。少しでも前に、少しでも良く。もちろん変わらない事もあります。まだまだこれから、今年も良いアートに、好きな事に、良い仲間と楽しく過ごせたら。皆様にとっても今年が良い年であります様に。今年もよろしくお願いします。

 

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