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SHOW MUST GO ON

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2018年、なんか色々と迷い、惑わされ、悩んでいた気がします。と言うのも、はい、仕事忙しすぎ。なんか色々とスッキリしない状態でした。ただ、そんな中でも悪い事ばかりではなくて、結局自分を見つめ直したり、新たな方向を見ることができたり、次へのステップを思わせる様なこともありました。結局は、自分はまだまだなんだな、と言うことで、まだまだだから、これからなんだな、これからまだ進めるし、変わっていけるし、新たしい事もできるんだな、と思う様な事もあったのが良かったです。70年代、80年代に活躍していたバンドの映画がヒットして、若い世代にもアピールしている様に、可能性はまだまだあるんですよ。また来年もよろしくお願いします。皆様も良いお年を。

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2018年の展覧会、今年の10本

毎年恒例の今年見た展覧会の、私的によかったもの10本!今年もやりました。去年までの「今年の10本」のリンクは一番下に貼っておきます。
 
2018年の振り返り。今年は美術館、ギャラリー、アートイベントなどで200本ほどの展示を見ました。今年はなんか忙しかった記憶があるので去年と同じくらいの本数をキープできたのは良かったかも。遠出はそれほど多くなく、年明けに金沢に行ったのくらい。箱根や湯河原、静岡、水戸くらいまでは足を伸ばした感じです。
 
【総括】
さて、今年ですが西洋美術の展覧会が賑わった一年……でしたが、私の「好きなもの」で10本選んだ結果として、ほぼデザインや現代アート、少し日本美術という結果になりました。西洋美術ノミネートせず。個人的な好き嫌いが強く出た選択にです。
 
いつもどおり今年の10本、基本的には順位はつけず、見た順番で古いところから書いていきます。
 
寛永の雅 江戸の宮廷文化と遠州・仁清・探幽
サントリー美術館
※とても地味なこの展覧会、それなのに全品ほぼ私が好きなものばかりと言うすごい展覧会でした。文句なしでこれは今年の展覧会の中でも個人的に上位に取り上げれます。
 
 
谷川俊太郎展
東京オペラシティアートギャラリー
※観せかたのバランスがとても良く、工夫された展覧会でした。詩人の展覧会は客層がかなり限定されるのかと思っていたのですが、行ってみたら客層も広く、内容も誰が見ても受け入れられる様な谷川さんらしさが出ているのが良かったです。
 
 
サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法
練馬区立美術館
※とても楽しく見ることができて、観た後の印象が良い展覧会でした。デザインの展覧会だからって変に難しく無く気軽な気分で見ることができたのが良かったです。観て幸せな気分になれた展覧会でしたね。
 
 
「第12回 shiseido art egg」冨安由真展 くりかえしみるゆめ
資生堂ギャラリー
※こう言うやり方もアリなのか、と私の中でアートの幅が広がった展覧会でした。もちろん好きなテイスト言うのはあるのですが、自分に新しいものを与えてくれた展示としてここに入れました。初めの頃の空いているうちに行けたのも良かったです。
 
 
ビーマイベイビー 信藤三雄 レトロスペクティブ
世田谷文学館
※すいません、完全に趣味だけで選びました。この展覧会、だって、避けて通れないです、私は。時代的にも音楽好きとしてもこれは外せないのです。展示の見せ方も、説明など省いて割り切った感じです。今年はそう言う展覧会が記憶に残っている気がします。
 
 
「エドワード・ゴーリーの優雅な秘密」展
八王子市夢美術館
※こちらも個人的な想いだけで入っている展覧会になるのかも。でも展覧会を見る、それに対する好き嫌いって結局個人的なところが強いのですよね。勿論、それ以外の演出とか切り口や見せ方とかの良さも評価に含まれますが、今年は想いが強く出た一年でした。
 
 
内藤 礼—明るい地上には あなたの姿が見える
水戸芸術館 現代美術ギャラリー
※はい、大好きな内藤さん。でも内藤さんへの想いが強すぎて、今まで見た展覧会が強すぎて、観た後すぐはこれを10本に入れるつもりはありませんでした。ただ、じっくり後から来るのですよね、この展覧会は。
 
 
江之浦測候所 | 小田原文化財団
※展覧会でなくすいません、でもこれを今年初めて観に行って強く印象に残っているのでここに入れました。昔なら財閥などが文化を残すために道具や芸術を買い、茶室や美術館などを作ったところですが、現代において杉本さんはこの様な形で残していくのか、と言う必見のものです。こちらはまだ写真付きでブログを挙げられていないので、写真付きでいまトピで書いたコラムを下にリンク残しておきます。
もう行きました?「江之浦測候所」が凄かった!アート&建築、歴史好きにオススメ。
 
 
リー・キット「僕らはもっと繊細だった。」
原美術館
※さて、これもじわじわ来る系の展覧会でした。個人的には外せないものだったと思います。見せ方、内容、場所。ここでしか出来ない、ここでしかありえない、ここならではの展覧会、と言う点で選びました。
 
 
小原古邨展 −花と鳥のエデン−
茅ヶ崎市美術館
※まさか、茅ヶ崎にある美術館でこれだけ人を集めることが出来るとは。SNSなどがあるからこその口コミ効果もあるでしょうけど、それだけ行って納得の展覧会でした。こちらもまだまだ空いている時に行けたのも良かったですね。
 
 
 
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この10本以外にも印象に残るものなどを以下にメモしておきます。それぞれのリンクは下にまとめて書きます。
 
展覧会以外でのトピックスとしては今年からgooのメディア「いまトピ 」でアート関連のコラムを書かせて頂いています。年明けには金沢に行ってカニ……いや、建築やアートを見てきました。また、長いお付き合いの有名アートブロガー Takさん(ブログ:青い日記帳) 『いちばんやさしい美術鑑賞』 と言う本を出されまして、その出版記念パーティーの司会などをさせて頂きました。Takさんは年末に『カフェのある美術館 感動の余韻を味わう 』と言う本も出されています。
 
建築系展覧会 では二つの会場で開催された田根 剛|未来の記憶CITIZEN“We Celebrate Time”など田根剛関連の展覧会(いまトピでも書きました)、 隈研吾の展覧会なども良かったです。デザイン系ではデザインあ福田利之展など。ファッション系ではエルメス「彼女と。」も試みと言う点では残ります。
 
現代アートではさわひらき 潜像の語り手小瀬村真美:幻画〜像(イメージ)の表皮須田悦弘 ミテクレマチスなどが印象強いです。会田誠 GROUND NO PLANや藤沢で見た毛利悠子 グレイスカイズも良かったです(十和田の毛利悠子展は事情により諦めましたが行くつもりでした)。ウイリアム・ケントリッジが演出したオペラ モーツアルト「魔笛」も見に行きました。現代アートとはちょっと違いますが竹の美術工芸展「線の造形、線の空間」も私には新しい発見がありました。
 
日本美術も良い展覧会が多かったです。名作誕生−つながる日本美術は今年の10本に入れるかどうか最後まで迷いましたし、東山魁夷展横山華山展縄文展なども良かったです。秋には仏像系の展覧会が多くありましたがその中でも仏像の姿(かたち)展は好みでした。箱根で見た田中一村展はもう少し作品点数が多ければ確実に今年の10本に入れたでしょう。琳派を元にして近代画家、そして現代のデザインまでを振り返る展覧会、琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―も私好みの展覧会でした。
 
西洋美術も私の好みとしてはランクインしませんでしたが、良い展覧会が多かったと思います。個人的に一番良かったのはピエール・ボナール展。また今も開催している中で上野の大型展に負けずオススメしたいのがフィリップス・コレクション展。もちろん上野で大人気のフェルメール展ムンク展も見逃せません。
 
と言うことで。今年、初めは大きな西洋美術系の展覧会ばかりかな、と思っていたのですが、蓋をあけてみたら色々と癖のある好きな展覧会がたくさんあって嬉しかったです。また、来年もすでに気になる展覧会の情報が入っていますので期待したいです。私ももちろんですが、皆様にも楽しい展覧会鑑賞の時が 訪れます様に!
 
以下、各種リンクしておきます。
 
【今年のトピックス】
いまトピ:ライター KIN
 
「いまトピアート部」:さて9人揃ったら何が出来る?
 
 
全アートファン必見!『いちばんやさしい美術鑑賞』ってどんな本?
 
【建築・デザイン系】
田根 剛|未来の記憶(オペラシティアートギャラリー)
 
田根 剛|未来の記憶(ギャラリー間)
 
 
【期間限定】伝説のインスタ映えイベント再び!海外で活躍の若手建築家が手がけた空間がすごい。
 
くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質
 
 
福田利之展
 
 
【現代アート系】
さわひらき「潜像の語り手」
 
小瀬村真美:幻画〜像(イメージ)の表皮
 
須田悦弘 ミテクレマチス
 
会田誠「GROUND NO PLAN」
 
毛利悠子 グレイ スカイズ
 
 
【日本美術系】
 
 
横山華山展
 
 
「仏像の姿(かたち)」 〜微笑(ほほえ)む・飾る・踊る〜
 
初公開 田中一村の絵画 —奄美を愛した孤高の画家—
 
琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ―
 
【西洋美術系】
 
 
以前2012年に10年間の振り返りと言うのをやりました。もう少ししたらまたこう言うまとめもやりたいです。
 
 
 
 

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夏休みの湯河原/箱根の記録(江之浦測候所、岡田美術館、ポーラ美術館、温泉など)

夏休みに湯河原、箱根に行ってまして、その時のこととか、その時に行った美術館/展覧会の感想などをまだ書いていませんでした。江之浦測候所、岡田美術館、ポーラ美術館の他、温泉など。ここでちょっとまとめて簡単に。
 
初日は小田原で昼ごはんを食べてから江之浦測候所へ。
 
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江之浦測候所 | 小田原文化財団(2018/08月)
 
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「いまトピ」に記事を書きましたので参照下さい。
もう行きました?「江之浦測候所」が凄かった!アート&建築、歴史好きにオススメ。
 
 
そこから湯河原へ。隈研吾設計の湯河原駅前広場を見て上野屋に宿泊。いい温泉の湯でした。
 
 
湯河原駅前広場 - 隈研吾建築都市設計事務所(2018/08月)
 
湯河原温泉への提案(隈研吾)
 
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湯河原温泉 上野屋
 
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二日目は箱根へ。仙石原でソーセージドッグ食べて、姥子温泉 秀明館へこちらも良いお湯です。そして岡田美術館とポーラ美術館はしごです。
 
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姥子温泉 秀明館
 
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「田中一村の絵画 奄美を愛した孤高の画家」
岡田美術館
4月6日-9月24日
 
常設展示(2018/08月)岡田美術館
・1階、2階展示室(陶磁・金工・玉器・ガラス)目録
・2階、3階、5階(絵画・仏教美術)目録
 
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「ルドン ひらかれた夢―幻想の世紀末から現代へ―」
ポーラ美術館
7月22日-12月2日
 
ポーラ美術館コレクション展示等
・平野薫 記憶と歴史 7/22-9/24
・西洋絵画名作選 7/22-12/2
・フジタからの贈りもの―新収蔵作品を中心に 7/22-12/2
・ガラス工芸名作選-花の様式 7/22-12/2
・増田セバスチャン×クロード・モネ "Point-Rhythm World 2018 -モネの小宇宙-" 7/22-12/2
 
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そして、混雑する前(大文字焼きの翌日でした)に早めに小田原へ向かって山を降りたのでした。
 
 
 
 
 

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北斎の橋 すみだの橋/すみだ北斎美術館の建築

結構前になってしまうのですが「すみだ北斎美術館」に行ってきました。
 
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両国駅からすぐ、目の前の公園と一体になっているような敷地。公園にも北斎モチーフ。公園のお祭りとの溶け込んで……いる?
 
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設計は妹島和世。建築好きとしてはかなり前から話題になっていたので知ってはいたのですが訪問ははじめてになります。変わった形をしていますね。
 
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この形、てっきりアルファベットの「M」かな、と思ったのですが、良く見るとちょっと違う。Mだと「すみだ」や「ほくさい」の頭文字ではないですしね。Nでもないし。何がモチーフなんだろう?
 
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側面から見てもアルファベットに見える(でも該当する文字はない)。表面の金属質の感じが特徴的です。太陽光を反射してまぶしくないのかな?隣の江戸東京博物館も変わった形をしています。あちらは菊竹清訓の設計。菊竹清訓は妹島和世の師にあたる伊東豊雄の師となるので孫弟子みたいな関係性。
 
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1階部分の平面図はこんな感じ。上のフロアでそれぞれが繋がっていき、一つの建物を構築しています。ああ、そうか、これは隣の江戸東京博物館と合体してロボットになるのだな、きっと。有事にはこれで闘うのか。東京都の秘密を知ってしまった気がします。
 
 
北斎の橋 すみだの橋
すみだ北斎美術館
9/11-11/4
 
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さて、この時やっていた展覧会、既に終わってしまっていますが、北斎が描いた「橋」をテーマにして、併せて隅田川にかかる橋を紹介するというもの。
 
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企画展は撮影禁止だったのでコレクション展示のほうのものですが、北斎は様々な橋を描いています。
 
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そして、浮世絵コーナーも良かったのですが、個人的にはすみだの橋を紹介するコーナーが凄かった!展示室内は撮影禁止でしたが、ロビーにある橋の紹介コーナーの写真を上げておきます。展示室内には既になくなってしまったが昔あった橋の写真や図面、現在ある橋の工事中の図面などとにかく土木建築橋梁マニアが涎を流して拝みそうななものばかり。貴重な資料です。あぶなく五体投地するくところでした。ちなみに隣の江戸東京博物館の敷地脇に言問橋の欄干がありますので覗いてみてください。
 
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ちなみに常設コーナーも楽しいです。コレクション展示では北斎の有名作品が展示されています。
 
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他にもデジタル解説や触って遊べるモニター。
 
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北斎と娘のジオラマ(それも動く、これ……必要?)やスケッチや北斎漫画等の紹介など。ここだけでも充分楽しめるようになっていました。
 
今開催されている展示も面白そうなので、ぜひ、また行きたい美術館となりました。

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「国宝 雪松図と動物アート」

「国宝 雪松図と動物アート」
三井記念美術館
12/13-2019/1/31
 
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この展覧会に関してはいまトピで見どころのまとめを書きました。
 
キャッチーな動物たち勢ぞろい!国宝、超絶技巧、屏風、能面、切手なんでもありのすごい展覧会。
 
おおまかには上記記事で言っているのですが、補足も含め、重なっている部分もありますが、こちらのブログでも書いておこうかと思います。
 
※写真は内覧会により許可を得て撮影をしております。
 
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まずは毎年、年明けに三井記念美術館で展示されるのが国宝 円山応挙「雪松図屏風」。今年は年内から展示されています。
 
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中央ほどにあるこの展示室が屏風や掛け軸のみで占められているのを見るのは壮観です。この展示室はこのような展示をするように設計されているとのことです。
 
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この部屋にある展示物でもう一点注目は長沢芦雪「白象黒牛図屏風」。あのプライスコレクションとほぼ同じもの。微妙な違いはあるようです。芦雪が同じものを注文で請けたのでしょうか。
 
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この部屋には応挙の作品も多くあり、円山応挙「蓬莱山・竹鶏図」などは当時流行の鶏を描いたものです。三井家と応挙は仲が良かったようで、応挙が直接持ち込んだ作品もあるそうです。三井家の小襖に鹿を描いたものもありました。
 
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もうひとつの国宝 「志野茶碗 銘 卯花墻」は茶室を模したケース内に展示されています。茶道具なので畳みの上で見るのは良いですね。
 
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さて、国宝の2点以外は今回は「動物」をテーマにしてます。想像上の生き物や虫なども含めて生き物を扱っているとのこと。去年は鳥でしたね。上の花入れは惺斎「竹置筒花入 銘 白象」、そう、象の足に見えるからという見立て。これはセンスが良いですね。これと関連して、この隣にあった象の置物は、館の人曰く「下手だなぁ、と思って見ていたら、どんどん愛着が沸いてきた」というヘタウマ系作品です。
 
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個人的イチオシはこの大西浄林「十二支文腰霰平丸釜」。ボッてっとした形状がたまりません。周りには十二支が描かれています。年末年始にいつでも出せる万能作品。
 
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この野々村仁清「信楽写兎耳付水指」も面白い。器の耳が兎の耳。ダンボみたいに空を飛んできそうな兎ですね。かわいい。
 
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兎のモチーフも幾つかありました。樂旦入「黒楽兎絵茶碗」は正面から見た兎が描かれてます。兎は子孫繁栄の象徴だったり、中国ではめでたい扱いだったりするからでしょうか。酒井抱一の作品などもありましたね。
 
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超絶技巧系も面白い。高瀬好山「昆虫自在置物」は関節が動く虫のオブジェ。稼動プラモデルの高いやつ、と言うと怒られそうですね。
 
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超絶技巧系と言えばこの人、安藤緑山「染象牙貝尽置物」。この人はかかせないです。しかし、何で象牙で貝を彫ろうとしたのでしょうか?
 
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鹿の作品も多く、三井家を辿ると藤原家になり、藤原家の納める神社などに欠かせない神の使いである鹿、それを三井家は重宝したそうです。そういえばこの美術館のエレベーターを降りた正面に池田勇八「嶺」が居ましたね。
 
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切手の展示などもありましたし、能面の展示などもありました。
 
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この展覧会、本当になんでもありで、上記の切手や能面、屏風や掛軸などの絵画、彫刻、茶碗や花入などの茶道具、香合、超絶技巧系など幅の広いジャンルのものがありました。それが動物モチーフと言うので判りやすく、楽しく見ることが出来ました。

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扇の国、日本

扇の国、日本
サントリー美術館
11/28-2019/1/20
 
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これはいい展覧会でした。扇が日本独自の物だとは知りませんでした。一言に扇と言っても扇自体に絵が描かれているもの、扇の紙が貼られている屏風、扇が描かれている絵、扇の形をした器など様々です。手持ちで一番みじかに持つことが出来た美術作品と言うのもわかります。扇を水に流したり、扇で季節を感じたり、日本人がどれだけ扇を好んでいたのかがわかる展覧会でした。これは名展覧会だと思います。

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Christmas ART session/岩田 壮平展

Christmas ART session
横浜タカシマヤ 7階 美術画廊
12/19-12/25
 
【出品予定作家】秋山 泉 浅野井春奈 伊藤北斗 入江明日香 内田 有 内林武史 扇田克也 大谷有花 大沼 蘭 岡村智晴 小田橋昌代 小西 潮 坂口 健 佐々木伸佳 佐藤陽也 重野克明 清水真由美 鈴木亘彦 関井一夫 高橋野枝 田嶋 徹 田中 武 富田菜摘 富田美樹子 宝居智子 前田昌良 松岡ミチヒロ 松山 賢 丸山祐介 吉川かおり 依田万実 渡辺おさむ
 
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色々なアーティストのクリスマスをイメージした作品を展示。富田菜摘、入江明日香などの作品がありました。他にも大谷有花、渡辺おさむ、浅野井春奈、高橋野枝 等の作品が良かったです。見ていて楽しい。
 
 
岩田 壮平展  拈華〈日本画〉
横浜タカシマヤ 7階 美術画廊
12/19-12/25
 
日本画と言うと掠れた味わいのある感じの絵が多いと思っていましたが、こんなに色彩豊かで鮮やかで綺麗な色の屏風や掛け軸は驚きです。ただ良く考えると、今は掠れた感じでも描かれた当時は色鮮やかだったものもあるのですよね。これが、この驚きが、当時の驚きと同じなのかもしれません。
 

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フィリップス・コレクション展

フィリップス・コレクション展
三菱一号館美術館
10/17-2019/2/11
 
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丸ビルのクリスマスツリーは北欧のモチーフをニットで表現したもの。そしてユーミンがテーマ。だそうです……。
 
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三菱一号館のあるブリックスクエアのツリーは毎年斬新なデザインです。
 
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さて、目的は展覧会の「フィリップス・コレクション展」です。全員巨匠、これがこの展覧会のキャッチコピー。その通りに皆が知っている有名なアーティストの絵が並んでいます。この展覧会の見所はそれらを観る贅沢さももちろんあるのでしょうけど、本質はそれよりも別のところにある気がします。
 
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フィリップス氏の選美眼により選ばれた絵たち。フィリップス氏が選ぶというある一定の(趣味や好き嫌いも含めて)基準により選ばれた絵が並び、それをこの日本で見ることができるという贅沢、これがこの展覧会の一番のポイントではないでしょうか?
 
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とは言っても、本当にすごい作家の絵が揃っています。このポスター、文字を一部隠してもそれが誰だかわかる、それだけ有名な作家たちの作品がきているのです、ということを表しているのではないでしょうか?実験的で戦略的なポスターですね。
 
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ショップにあったミニチュアの部屋にはミニチュアの絵画が飾ってありました。フィリップス氏の邸宅に飾られた絵。フィリップス氏が生きていたのはマネ、クールベ、ドガ、モネ、セザンヌ、ゴーガン、ゴッホなどが出てきた時代ですよね。
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展覧会には複製画が飾られて撮影OKな展示室もありました。クレー、ブラックやカンディンスキー、デュフィ、ジャコメティなどは当時は今でいう最先端の現代アートだったはず。新しいことをやっていた同時代の作家をこれだけ集めているのもすごいと思います。
 
フィリップスさんの邸宅で絵を見るような気分になる、一号館で開催するにまさに相応しい展覧会だとおもいます。
 
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帰りには丸の内散策で、三沢厚彦さんのパブリックアートなどを見るのもいいですね。
 
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竹工芸家 初田徹 個展「茶杓を削る、籠を編む」

竹工芸家 初田徹 個展「茶杓を削る、籠を編む」
ギャラリー壽庵
12/8-12/16
 
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今年3回目の初田徹氏の個展です。前2回と同じ西荻窪ですが、今回は駅の北口にあるギャラリーでの展覧会。時期的にも今年の集大成な感じでしょうか、アートな作品あり、道具あり、編みあり、削りあり、いつもの様に竹の美しさを伝えるための作品が幅広く並んでいます。
 
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アートな作品ではモルタルなども使って竹の変化を見せてくれるもの。隣のショーウィンドウにも装飾的な作品があるので見逃せません。
 
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道具はとにかく使いたくなる。竹と言う身近な材料から産み出され、そしてそれが美しく加工されて産み出されているから。
 
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今回は花入れが魅力的に見えました。竹箸は初日で売り切れた様ですね。箸ってホントに毎日使えるもので、少しの贅沢でとても満足が得るもの。だからこそちょっと良いもの使うのはおススメします。
 
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竹の菓子切りってちょっとケーキやお菓子食べるときにあると便利だし、花入れの竹の生地の美しさとか、籠の編みの美しさとかを手にとって間近に見るチャンスです。
 
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ケーキナイフ等にも使える身近な菓子切りやペーパナイフ、茶杓など、それらの美しい形状が産まれていく事。こう言う展覧会はそれらの話を作家から直接聞く事が出来るので良いですね。

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CITIZEN“We Celebrate Time”100周年展/JESUS RAFAEL SOTO

CITIZEN“We Celebrate Time”100周年展
スパイラルガーデン
12/7-12/16
 
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2014年に話題になった展示が復活です。このデザインを手がけた建築家の田根剛の展覧会がオペラシティとギャラリー間の2箇所で開催している時期と同じくしてシチズンが100周年。すごいタイミングです。
 
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上の2つの写真は4年前のイベントの時のもの。ミラノサローネでのシチズンのイベントの凱旋展示のような扱いでしたね。
 
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さて、今年の展示は、時計の基盤を無数に天井から吊り下げるというエレメントは同じなものの配列が異なりました。その、規則的に並ぶ様は整然と渦を巻いています。4年前が振り注ぐ星だとしたら、今回は銀河です。
 
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とにかく壮観でした。4年前もSNS等で話題になりましたが、今年は更にインスタ映えネタになったのではないでしょうか?
 
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シチズン100周年というのもあり、ちゃんとした時計に関わる展示も。寺山修司が昔シチズンの為に描いた話に現代アーティストが挿絵をつけるという本が出ていました。
 
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この本、東京美術が出しているのかぁ、と話していたら、受付のお姉さんが、東京美術はシチズンの関連会社なのです、と。ええ!ビックリ!
 
 
 
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ちなみにこの時期の表参道のイルミネーション。この煌びやかな浮かれた感じは嫌いではない。
 
 
 
JESUS RAFAEL SOTO - PENETRABLE BBL BLEU
エスパス ルイ・ヴィトン東京
12/7-2019/5/12
 
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表参道に行ったらこちらもオススメ。ただの青いチューブがぶら下がっていて、そしてその中に入っていける。
 
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それだけなのにアートと題されるとそこにいろいろ意味づけやコンセプトを思案してしまう。その段階で作家の思うツボにはまってるのだろう。ただ、安全や消耗、破損なども含めてこの素材を使ったことにしろ、かなり計算されているのだと思う。
 

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鈴木 理策 写真展:知覚の感光板

鈴木 理策 写真展:知覚の感光板
キヤノンギャラリー S
11/28-2019/1/16
 
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写真家、鈴木理策の展覧会です。光の捉え方といい、個人的にとても好きな写真を撮る方。
 
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今回の展覧会に出ている写真はセザンヌやモネなどの画家達がモチーフにした景色を写真で撮影したもの。印象派の画家達が描いたその地へ実際に行って撮影したのですね。
 
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全部の元になった絵までは分からなかったが、いくつかの有名な景色は、ああ、あの絵かな、と。でも、どこなのか全然わからないのもありますね。不勉強ですいません。
 
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理策さんの写真は光の捕まえ方がとにかく綺麗です。見ていてうっとり。

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エマニュエル・ムホー「colorscape」 新宿クリエイターズ・フェスタ

新宿クリエイターズ・フェスタ エマニュエル・ムホー「colorscape」
JR新宿駅 新南改札外 Suicaのペンギン広場
9/15-2019/1/中旬
 
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新宿の新南口(サザンテラス口)にあるスイカペンギン広場に綺麗なSINJYKU!
 
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いつもカラフルな作品を作るエマニュエル・ムホーの作品が期間限定でありました。
 
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新宿駅を使っている人でもこちら方面はあまり来ない人もいるかと思いますが、この期に遊びにくるのもいいと思います。冬のイルミネーションついでにでも。
 

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ジャン=ポール グード展“In Goude we trust!”

ジャン=ポール グード展“In Goude we trust!”
CHANEL NEXUS HALL
11/28-12/25
 
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広告関連のビジュアルなどを手がけるアーティスト、ジャン=ポール グードの展覧会です。
 
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80年代のグレイスジョーンズ、90年代のシャネルのCM、そして最近まで第一線で活躍しているのが凄い。
 
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今回の展覧会では作品の展示だけでなく、パフォーマーも居ます。歌っているパフォーマーに対してミラーへのプロジェクションで炎との合成。場内をまるで乗り物に乗っているかのように滑るように進むパフォーマー。
 
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鳥かごの中に羽ばたくシャネル、数々のCMやポスター、そしてそのスケッチの展示。
 
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やはりグレイスジョーンズのビジュアルは印象的です。紙を破る手法は幾つも真似たようなビジュアルを見ました。
 
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とにかく頭の中が爆発してて、それなのに成果物として完成されててすごいですね。
 

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