田根 剛|未来の記憶/異国で描く/中村太一
田根 剛|未来の記憶 Archaeology of the Future ─ Digging & Building
東京オペラシティアートギャラリー
10/19-12/24
建築家 田根 剛関連の展覧会が都内で幾つか同時開催されています。田根 剛デザインのシチズンのイベント(青山スパイラル)、ギャラリー間の展覧会、そしてこのオペラシティでの展覧会です。
いまトピでそれぞれの展覧会についてまとめて紹介をしています。
【期間限定】伝説のインスタ映えイベント再び!海外で活躍の若手建築家が手がけた空間がすごい。
さて、この中で一番規模が大きいのがオペラシティの展覧会です。細かい解説は無いのですが、感覚で掴める様な展示になっています。それぞれの感知国紐づくようなアイデアのネタなどが一緒に展示されています。
こちらでざっくりと全体を掴んで、その後でギャラリー間で細かいところを見ていくというのが良かったかな、と思いました。
入口すぐにあったのが田根剛の頭の中大公開みたいな部屋。自然のもの、渦、鉱物、他にも歴史などのエレメントたち。ここでアイデアの元がどのように繋がって変化していくのかを体感できます。
田根剛まだ20代のころ、3人の若手建築が組んだ建築ユニット ドレル・ゴットメ・田根(DGT.)で〈エストニア国立博物館〉の国際設計競技に勝利したのが有名になるきっかけ。その〈エストニア国立博物館〉の映像コーナーがありました。
あのザハハディド案が選ばれた日本の新国立競技場基本構想国際デザイン競技荷提案した〈古墳スタジアム〉の模型もあります。
とにかくコンセプトやアイデアの発想などを見るのも面白いし、結構細かい詳細な点や材料などを見るのも楽しい。建築展は苦手、という人に見て欲しい展覧会でした。
青森の赤レンガのミュージアムも田根剛設計でしたね。大き目な模型とそれと連動するアイデアの移り変わりの経緯の展示。更にこの元となる源流がギャラ間にある様な構成に見えました。
そういえばこのオペラシティでやっていた2013年の「新井淳一」展も田根デザインでした。
収蔵品展064 異国で描く
東京オペラシティアートギャラリー
10/19-12/24
異国や南国の景色を描いた絵画など。西野陽一の海の生き物の世界などが良かったです。
project N 73 中村太一
東京オペラシティアートギャラリー
10/19-12/24
雑誌の切抜きなどの上から描かれたものだったり、具象的な絵だったり、掴みづらい感のある作品が並ぶ。この掴みづらさが持ち味になっている感じ。
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