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横山華山展

横山華山
東京ステーションギャラリー
9/22-11/11
 
凄い人が居たものです。曾我蕭白に影響を受け、呉春に私淑して、一流の技術を持ちながら流派などには入らずにいたが故に最近はあまり話題になっていなかった画家。とにかく器用です。そして上手い。ただ器用が故に当時の人気ほどには現代での評価がそれほどでは無かったというのもあるのかもしれません。
 
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器用で当時人気で最近で改めて評価が上がっているという画家と言うと河鍋暁斎を思い出します。暁斎は良くも悪くも癖がありました。華山ももちろん癖があるのですが、その癖が蕭白だったりするイメージが強く、暁斎ほどは独自で無いイメージがあります。個人的な好みとしては花鳥画のコーナーは良かったですね。作品数は少なかったですが。渡辺省亭にも繋がる様な精密さや西洋の絵画の取り入れ方の世界観。本当に明治時代の画家だといわれてしまうと納得しそうです。とにかく構図が素晴らしいです。
 
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圧巻なのは後半にあった《紅花屏風》(前期展示)と《祇園祭礼図巻》です。紅花を栽培し、収穫し、餅にして出荷するまでの様子をかいた屏風は本当に生活観が溢れています。祇園祭も山鉾巡行を描いているのですが精密な山鉾の絵はどれだけ調査したのかおそらくすごい真面目な人だったのではないでしょうか?
 
実は個人的には、それほどこの人の絵の感じは好みではないのが残念。これ好きなタッチだったりしたら凄い推しです。でもそれでも凄いと思う、必見な展覧会だと思います。
 

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