モネ それからの100年/横浜美術館コレクション展
「モネ それからの100年」展
横浜美術館
7/14-9/24
最終日前に行きました。モネとその後の時代のモネ作品と繋がる様な特徴のある現代作家の作品を並べて見せる展覧会です。現代アートとのつながりは少し無理やり感もありますが、モネと一緒に現代アートを見せるというのは良い切り口です。
モネ展、と思って来ている人も多そうで、とにかく混雑です。「それからの100年」と言う言葉で現代アートを入れ込む裏技は成功でしょうか。チケット売り場も行列でした。館内は噂の通りモネ作品の前はかなりの混雑で、絵の前に2列は出来ています。それなのに現代アート作品の前はそうでもない。比較的空き気味。
モネ作品は結構レベル高いのも多かったです。モネ展だと思って見に来た人もある程度は満足するでしょうね。
ただ、現代アート作品も結構見ごたえあります。これをちゃんと見ないと勿体無い。
まぁ、モネの影響かどうかは無理やりつなげている感じのものもありますが。
マーク・ロスコは良かった。ゲルハルト・リヒターも良かった。鈴木理策コーナーも素敵でした。
※コレクション展の方にあったリキテンスタイン作品。
ウィレム・デ・クーニング、サム・フランシス、ロイ・リキテンスタインなどの作品も。アンディ・ウォーホルは少し無理やり感がありました。
※コレクション展の方にあった福田美蘭作品。
日本人では中西夏之、福田美蘭、丸山直文など。水野勝規さんと言う方の映像作品がとても気になりました。
横浜美術館コレクション展
横浜美術館
7/14-12/16
※ここの処、宮川香山推しですね。
今回のコレクション展は以下のような流れ。
■モネ それからの100年展に寄せて
■幻想へのいざない 駒井哲郎展をきっかけに
Ⅰ 明治150年、開国の風景――モネと同時代の日本の美術
Ⅱ 筆触、ブラッシュ・ストロークをめぐって
Ⅲ イメージの引用と転化
Ⅳ 幻想へのいざない 駒井哲郎展をきっかけに
[写真展示室]Ⅴ 特集展示:モネと同時代のフランス写真――都市の風景など
[ホワイエ、グランドギャラリー]イサム・ノグチと近代彫刻
吉村益信「大ガラス」。東博でデュシャン展が開催されますね。
ウォーホル作品もこちらにあるのなら良く判ります。
福田美蘭作品は複数ありました。
中島清之「凍夜」。見るのは2回目ですが目を惹きます。
他にも写真にはラルティーグやブレッソンなど。
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