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暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─/東京富士美術館所蔵品展

東京富士美術館で「暁斎・暁翠伝」と「所蔵品展」を見てきました。この日は丁度「暁斎・暁翠伝」関連として狂言のイベントをやっていたのでそちらにも参加させて頂きました。
 
 
 
河鍋家伝来・河鍋暁斎記念美術館所蔵
暁斎・暁翠伝 ─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─
東京富士美術館
4/1-6/24
 
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画鬼とも呼ばれた暁斎、そしてその娘である暁翠の二人に注目した展覧会です。暁斎はここ数年とても人気の画家ですね。毎年どこかで展覧会が行われています。2015年、暁斎人気に火をつけたとも言える展覧会を三菱一号館美術館でやっていたのも記憶に新しいです。その三菱一号館美術館の展覧会や今回の東京富士美術館の展覧会に参加しているのが埼玉県蕨市にある河鍋暁斎記念美術館です。暁斎の曾孫、暁翠の孫にあたる河鍋楠美さんが設立した美術館だそうです。先日こちらの美術館も行ってきました。西川口から歩いていけます。今はやりの中華コミュニティのある西川口、ご飯とセットで行くのもイイですね。
 
河鍋暁斎記念美術館
 
 
 
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さて、暁斎は本当に多才です。狩野派で学び、同時代の他の流派の技も取り込んで「描けないものはない」とまで言われます。依頼された仕事もしています。今回の展覧会には話題になった百円鴉の絵もありましたね。また根津の千代紙屋さん「いせ辰」の千代紙のデザインもしていたとは知りませんでした。
 
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また、暁斎は人物を描く時に骨格から描いたと言うそうです。よく身体を描き、その上から衣服を描くと言う話は聞きますが、まさか骨格から……と思ったら本当に骨をかいている下絵が出展されていました。これだけ研究して、そして数も描き込んでいたからこそ、すぐにどこでも描けるのでしょう。下絵など無くても、その場ですらすら描けるだけの技量を持っていたそうです。上の写真は早稲田大学坪内博士記念演劇博物館蔵「新富座妖怪引幕」のレプリカです。このサイズの大きな絵を暁斎は4時間で描いたそうです。
 
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そして暁斎が好んだ能楽・狂言の絵。そして今回の展覧会のもう一人の主役である娘の暁翠との共通点の一つでもあります。二人とも様々な演目の絵を描いています。今回、展覧会関連イベントで大蔵流 大藏彌太郎さんの公演「末広がり」を見ることができました。これは面白かったです!そして演目を見てから絵の狂言のシーンを見るとまた面白い発見がありました。
 
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狂言イベントは終わってしまいましたが、6月に画家の山口晃さんと河鍋暁斎記念美術館館長の河鍋楠美さんのトークがあります。これは面白そうです。
 
 
 
東京富士美術館所蔵「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」
写真コレクション特集「写真でみる幕末・明治・大正」
特別展示「タヴォラ・ドーリア(複製展示)」
東京富士美術館
4/1-7/16
 
さて、某国立西洋美術館にも劣らないと言う噂(ウワサです、笑)のこちらの西洋絵画コレクション、ルネサンスの名画、印象派、最後にはウォーホルやキース・へリングなどまで。他にも幕末の頃の貴重な写真の展示や「レオナルド・ダ・ヴィンチと『アンギアーリの戦い』展」に出ていた《タヴォラ・ドーリア》の複製展示などもあります。
 

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