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生誕150年 横山大観展

生誕150年 横山大観展
東京国立近代美術館
4/13-5/27
 
近代日本絵画において「東の大観、西の栖鳳」と言われるほど横山大観の名前は有名です。ただ、大観と双璧に挙げられるもう一人の竹内栖鳳、こちらは物凄い技術を持った、とにかく絵が上手い人。他にも近代日本絵画の中では速水御舟などもものすごく上手い。下村観山小林古径などもそうですかね。また大観と仲の良かった菱田春草も大観自身が認めているくらいに上手い。
 
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でも、横山大観は展覧会でも判る通り絵が物凄く上手いわけでもない。ただそれでも有名で、実際に展覧会も混んでいる。人の真似を自分の物としてアレンジを加えて人と同じものを作らないこだわり。そして大胆な構図やチェンレジ精神。それが結局ダイナミックな絵として人の心を掴んでくる。そしておそらく日本と言うものへのこだわり。富士山にしろ桜にしろ「日本」と言うものをとても大事にしている気がします。
 
おそらく大観をわかるためには他の近代日本絵画の面々、特に共に学んだ菱田春草や下村観山などの作品と比べて見る必要があるのだと思います。正直、大観の作品だけボーンと出てきても粗いし、大雑把です。同時代性とオリジナル、捻り具合など、実は正統派でなかったのか?と言う大観の作品を見てその立ち位置を確認するのが良いのではないでしょうか?
 
あと、目玉作品の40mを超える「生々流転」の全面公開。まぁ、これのせいで複雑な導線になってしますが、それでもこの水の一生物語は人を惹き付けます。この「生々流転」を全部収録したマスキングテープが美術館の外の常設ショップで売っているそうです。展覧会特設ショップでは無いのでご注意(私はそれに気づかず見つけられませんでした)。
 
 
 
MOMAT コレクション
東京国立近代美術館
2017/11/14-2018/5/27 
 
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さて、所蔵品展、古賀春江の「コドモノクニ」扉絵の下絵などが良かったです。
 
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同じく古賀春江の描いたこの目玉怪人はなんですかね?
 
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速水御舟の「京の家、奈良の家」も相変わらずいい。
 
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李禹煥の部屋も満足。
 
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あとは、写真コーナーが素晴らしかったです。ホンマタカシの子どもを写したもの。
 
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鈴木理策サント・ヴィクトワール山」の連作も良かったです。
 
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ゴームリーさんの横にはゲームキャラとしての大観さんと春草さん。
 

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