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原俊夫による原美術館コレクション展/竹工家 初田徹個展「カタチノタネ」/河鍋暁斎記念美術館「あそびつくし」展

さて幾つかまとめて感想UPとなっていますが、原美術館のコレクション展は後期展示はまだやっています。竹工家 初田徹個展は終わってしまいました。河鍋暁斎記念美術館でやっていた「あそびつくし」展も今週終わりですね。
 
 
 
現代美術に魅せられて―原俊夫による原美術館コレクション展
原美術館
前期 1/6-3/11、後期 3/21-6/3
 
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後期展示に行ってきました。原美術館館長である原俊夫氏のレベルの高い現代アートコレクション。いきなり入口にあるのがジャン=ピエール レイノー 「アタッシュケース」。これはこの建物によく来ている人からすると思わずニヤリとしてしまう演出。
 
はじめの部屋には目を惹く加藤泉の彫刻など、1階の廊下にアラーキー、1階の大きな部屋ではやなぎみわ、ボルタンスキー、そしてエルネスト・ネト!このネトを見ること出来ただけで来た甲斐があったかも。
 
2階には野口里佳、米田知子、束芋、蜷川実花、杉本博司、ウィリアム ケントリッジ、佐藤雅晴、奈良美智、横尾忠則、名和晃平などなど。このお屋敷に似合う作品ばかりが並んでいます。満足でした。
 
 
 
竹工家 初田 徹 個展「カタチノタネ」
4/13-4/15 12:00~19:00
西荻窪 SPACE YAUPON
 
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西荻窪の南側にある長い商店街「神明通り」の先にあるギャラリーでの竹を使った作品の作家、初田徹氏の展示。今までに見た籠や菓子切りや箸などの日用品のほかにも竹を編みこんだオブジェや写真なども展示されている。写真は竹と言うものの美しさを伝えたいという作家の思いによるもので竹の様々な表情を切り取っている。正直、竹や陶器とかは使ってなんぼ的な気もしているのでアート的な形状のものなどは、まぁ、面白いけど買いませんよね、的な気分で見ていたのだけど、それらが竹と言う身近なものだかからか、初田氏とは何度もお話していて気楽になっているからか、このオブジェみたいなものを飾ったらどう使おうか?何かアレンジが出来ないか?などと、これを手元に置いたらどうなるかを、考えていた。
 
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きっとそれらがはまる時、はまる物と言うのがどこかでふと現れるような気もする。お金があれば積極的にはめて見るのだが、まぁ、そうでない私は今はピッタリはまってくるのをなんとなく待っている。作家の狙いとして普段の「用」でないべつの「用」をタネとして撒き人の内面に関わっていきたい、ということもあるようなのでそこら辺にうまく誘導されていている気もするけど。まぁ、竹作品として用の工芸と作品であるところの可能性の中間を見つけた気もするので、次の機会の展覧会を見に行く時は今までよりも少し気を引き締めて見に行かないとな、と。
 
このギャラリーは普段はインテリアデザイン関連の事務所/アトリエなのだがその一部をギャラリーやイベントスペースとして使っているとのこと。この神明通りには他にもカレーバーや古くからやっているお煎餅屋、木材を使って内装や家具を作っているお店、そこのイベントスペースで予約のいらないヨガなど新しいお店古いお店、西荻らしい自然派的なお店様々入り混じっている面白い通りでした。
 
 
 
「あそびつくし」展
河鍋暁斎記念美術館
3/2-4/25
 
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西川口から歩いていける距離(バスを使うのが推奨かも)にある河鍋暁斎記念美術館に初めて行ってきました。この時は暁斎や娘の暁翠が遊びを楽しむ人の絵や遊びに使うもののための絵などの展示をやっていました。双六や絵札などの元絵はこれは依頼仕事だったのでしょうか?人気の絵師だったというのが良くわかります。
 
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実は西川口には最近話題の西川口中華を食べに行くのが目的でした(なんと、ここから美術館に歩いていけると気づいたのは後からでした)。かなりコアな中華屋が多い街です。今話題の蘭州ラーメンで有名なザムザムの泉。酸味白菜を使った水餃子が美味しかった巨大鉄鍋のある「勝記熟食坊」。焼き小籠包やもち米焼売がビールに合う「外灘」。焼売と餃子gた絶品の「異味香」と4軒はしごしました。間の美術館が丁度良い腹ごなしに……。
 
 
 
そして暁斎とその娘の暁翠の展覧会と言うとこちらが現在開催中ですね。こちらも見に行かねば!
 
暁斎・暁翠伝─先駆の絵師魂!父娘で挑んだ画の真髄─
東京富士美術館
4/1-6/24(前期・4/1-5/13/後期・5/15-6/24)
 

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