こちらも見てから少々間が空きましたが銀座とか東京とかそっち方面7つほどをまとめて。
・束見本は夢をみる?
・富田菜摘展「中吊りの日々」
・束芋 | flow-wer arrangement
・アニマルワールド
・2018波音の会
・国宝 雪松図と花鳥/
・鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます
束見本は夢をみる?
ペーパーボイス東京
3/16-3/30
編集者からイラストレーター、グラフィックデザイナー、学生まで62組が束見本に取り組む。本を作る人、自分で表現したいものを本で表現する人、本を元にしてアート作品とする人、コンセプトを本と言う形で表現する人様々で面白かった。
本として取り組んでいたのが鵜飼まなみさんのカレンダーや関木綿子さんの赤の物語とか。
石黒健吾のやつは笑える。第一刷って書いてあったけどこれ刷ってないじゃん!と突っ込みたくなる、笑。
松澤祥さんのスマートホンも良い。ページをめくると変わるプロジェクションと面白いけど、同じような作品を前に見てたので……。
一つの作品としては、いとう瞳さんの本の中の奥行きは好きでした。栞に電球も良かった。吉野萌さんの本のプールも好き。
一番面白かったのはコンセプトとして強いもので槙野結さんの4.5にはヤラレタ。他にもカレンウィリーさんの栞の本、樋口歩さんのダブル背表紙も好きでした。
富田菜摘展「中吊りの日々」
ギャルリー東京ユマニテ
2/13-3/3
疲れたサラリーマン、学生、おばちゃん、OLさん様々な人が吊革につかまっている。帰宅中なのか出社中なのか。身体に貼り付けられている新聞や雑誌の文言がその人を現しているのも面白い。その一番の特徴は「目」にある文字ですけど。
束芋 | flow-wer arrangement
ギャラリー小柳
2/10-3/15
絵には内臓などのグロい表現があるのだけど、それをギリギリなところでぱっと見そう見せないようなセンス。今回は壁画にプロジェクションをするインスタレーションも見せていました。
前にも描かれた部屋の中にプロジェクションをしていましたが、それよりもシンプルな見せ方でより束芋さんらしい感じが強い。
日本画の動物たちをまとめて展示。ガラスケースなどの無いこの距離で応挙や若冲、芦雪などを見ることが出来る幸せ。
個人的にはこの中村芳中の鶏が気の抜け具合が好きです。
2018波音の会
日本橋三越本店本館6F美術サロン
2/14-2/19
東京藝術大学デザイン科卒業生、中島千波さんに教えを受けた人たちのグループ展。目当ての荒木愛さんの黒鳥は前に見たものよりも目に強さを持っていて何か意思がありそうなそんな力がありました。水仙と背景の奥行きも素敵。他にも永井夏夕さん、今美礼さん、横尾奈美さん、高橋浩規さんの絵が好きでした。ちなみに投票は終わっていて荒木愛さんは二位。投票に間に合わなかったー。
国宝 雪松図と花鳥
三井記念美術館
2017/12/9-2018/2/4
最終日滑り込み。美術館でバードウォッチングというサブタイトルの通り鳥に纏わる美術品たくさん。三井家の鳥好きの影響もあってか博物画的なのもあり面白い展覧会になってました!しかしほぼ三井家の所蔵品で構成してここまでの展覧会が出来るのは凄いですね。
鉄道絵画発→ピカソ行 コレクションのドア、ひらきます
東京ステーションギャラリー
12/16-2/12
東京ステーションギャラリー「コレクションのドア、ひらきます」終わる前ぎりぎりに見にいったのでした。現代アートも多く出てました。
本城直樹、大岩オスカール、丸山直文、横尾忠則、三瀬夏之介、諏訪敦、イケムラレイコ、李禹煥など。
遠藤彰子のこの2点が好きでした!(一部を除き撮影可です)
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