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週刊 ニッポンの国宝100 第3号「燕子花図屏風」/BRUTUS 特集「国宝。」

京都国立博物館で「国宝」展が始まりましたね、その初日である昨日の10月3日に発売となった『週刊 ニッポンの国宝100』第3号「燕子花図屏風/金印」
 
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『週刊 ニッポンの国宝100』第3号
 
創刊号から話題になっていた『週刊 ニッポンの国宝100』ですが、ようやく来ました尾形光琳「燕子花図屏風」です。もう一つの特集「金印」には申し訳ありませんが、琳派好きとしては「燕子花図屏風」の特集を楽しみにしていました。
 
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『週刊 ニッポンの国宝100』第2号
 
なんで、「燕子花図屏風」を第二号に持ってこないんだ!と思っていたのですが、まぁ、創刊号で俵屋宗達やってしまったし、運慶展の展覧会も始まったのもあわせて第二号は「金剛力士像」が妥当な位置づけだったのでしょう、うーむ、しょうがない。あ、そうか、今号は金色特集と言う意味の組み合わせもあるんだな。
 
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『週刊 ニッポンの国宝100』第2号 東大寺金剛力士立像(部分)
 
しかし、運慶展も早めに行かないと、これは後半混みそうですね。この運慶のダイナミックでリアルな筋肉美!見たい。
 
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『週刊 ニッポンの国宝100』第3号 「燕子花図屏風」原寸(部分)
 
さて、『週刊 ニッポンの国宝100』第3号で特集されている尾形光琳の「燕子花図屏風」ですが、デザイン的でもある琳派の中でも最も完成されたものですよね。要素や形、色数などを見ると無駄をそぎ落としたような感じではあるのだけど、そのシンプルさが故に目を惹きつける派手さもある。『週刊 ニッポンの国宝100』お得意の原寸ページをじっくりと見てしまいます。
 
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『週刊 ニッポンの国宝100』第3号 洋画と比較(部分)
 
『週刊 ニッポンの国宝100』お得意その2の海外作品との比較はゴッホのアイリスの絵。国立西洋美術館にあるモネの黄色いアイリスの方が好きだったのでそれと比較して欲しいなぁ、と思ったものの、まぁ、あれは黄色だしね。
 
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『週刊 ニッポンの国宝100』第3号 琳派金屏風比較(部分)
 
他にも琳派各作家の金屏風比較は贅沢なページでした。「燕子花図屏風」の有名なコピペ技についてだとか、伊勢物語「東下り」に書かれた八橋のシーンを描かれたというのに橋がなく、そしてその後に尾形光琳が描いた「八橋図屏風」には何故か橋があるとか。いろんなネタが載っていました。向かって左側が手前の「此岸」、右が奥の「彼岸」、その間には水面があるはずだという解説には驚きました。そういう風に今まで見ていなかったので次に見るときには意識しようと思います。
 
今、出光美術館の江戸琳派展に酒井抱一「風神雷神図屏風」「八ツ橋図屏風」が出ているので比べてみるのも面白いですね。
 
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『週刊 ニッポンの国宝100』第3号 「金印」原寸(部分)
 
あ、『週刊 ニッポンの国宝100』の方ですけど、もう一つの特集「金印」もちゃんと載っていました。小さなものなのでリアルでじっくり見ることがまず難しいので原寸大コーナーがかなり嬉しいです。
 
 
 
「燕子花図屏風」、国宝展の後半に展示されますね。国宝展は一体いつ行くのが正解なのか……。前半の雪舟六点揃いや風神雷神図、龍光院の曜変天目が出る2期目、松林図や雪松図に金印も揃う3期、雪松図に加え燕子花図と夜色楼台図も揃う4期。東京からは行っても1回なのでどこに絞るか悩みます……。
 
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BRUTUS 特集「国宝。」
 
今回のブルータス「国宝」特集を読みながらいろいろと悩むことにします。国宝作品自体の記事も必見ですけど、国宝展の全作品の展示期ごとにまとめた作品リストだとかすごい便利。他にもロートレックのポスター特集もあって、楽しみにしている三菱一号館美術館の次のロートレックのポスター展への予習にもなります。
 
 
 

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