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日本美術のススメ/ウィリアム・ブレイクと神の世界

日本美術のススメ -キーワードと巡るぶらり古画探訪-
群馬県立近代美術館
7/15-8/27
 
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夏休みに高崎から伊香保温泉に行ってきました。その途中で群馬県立近代美術館へ立ち寄り。初来訪です。磯崎新さん設計のこの建物を一度見たくて。建物の写真は建築関連の別エントリにまとめています。
 
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ここでやっていたのは日本美術のススメ、と言うことで、一般的に難しいと思われている日本美術を判りやすく解説する、夏休み子供向けの展示です。が、何せ日本美術の説明なので大人の私達も知らない単語なども多いもので、充分勉強になります。日本美術の作品を見ながら掛け軸や屏風について、画材や素材についてを学べるように、丁寧な解説がありました。ロビーでやっていたワークショップでは和柄のハンコでオリジナルの絵葉書を作るコーナーもあり、子供たちが美術館を楽しめるような(そして大人も楽しい)そんな展示でした。
 
今回は群馬県立近代美術館にある戸方庵井上コレクションから日本画が多く出ていて狩野派の絵画、白隠の禅画、北斎や広重などの浮世絵、光琳や乾山・抱一・芳中などの琳派作品などもありました。群馬県立近代美術館のコレクションとしては比較的最近では速水御舟作品などもありました。
 
企画展以外に群馬県立近代美術館のコレクション展示も見ましたがルノワールやモネなどの西洋近代絵画、岸田劉生や佐伯祐三などの日本近代絵画、福田美蘭や小林孝亘・大岩オスカールなどの現代美術、米田知子や鷹野隆大などの写真とかなり万遍なく網羅されていました。
 
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そして上記写真、建物の斜めに出っ張っているエリアが戸方庵井上コレクションの日本美術をまとめて展示していました。このエリアは建築編のエントリのほうにも描きましたが山種記念館と呼ばれ、恵比寿にある山種美術館を開館した山崎種二さんにちなんだもの。この美術館の建設費用を出資したそうで、高崎出身なんだそうです。コレクション作品に速水御舟などがあるなぁと思っていたらここが大元でした。ちなみにこの後に行った高崎美術館にあった旧井上房一郎邸、これはここで見た戸方庵井上コレクションの井上さんの自宅だったそうです。
 
 
 
 
ウィリアム・ブレイクと神の世界 郡山市立美術館所蔵 ローダー・コレクションの版画作品を中心に
高崎市美術館
7/8-8/31
 
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高崎駅からすぐのこちらでやっていたのがウィリアム・ブレイクの版画を中心にした神々の世界を覗き見るような展覧会です。ギリシア神話や聖書、ダンテの神曲、失楽園などをテーマにしたウィリアム・ブレイクの雰囲気のある版画作品が並びます。ただ、これらの内容って少し難しいところがありますよね?
 
今回の展覧会でなかなか良かったなぁと言う点は、その難しい世界観をイラストでわかりやすく解説をしていること。オリンポス十二神や神曲に描かれた地獄の構造、三大(四大)天使や・堕天使のミカエル、ラファエル、ガブリエル、ウリエル、ルシファーなどがわかりやすいイラストで出てきていました。
 
夏休みだということで、おそらく子供向けに判りやすく解説するのが目的だったのではないかと思います。もちろんその点でもOKなのですが、これ、デート向けにもいいかもしれません。なんか聞いたことがあるけど詳しくは知らない、と言う点がイラストで解説してあるので、適当な知ったかぶりの解説などしなくてもちゃんと世界が判ります。そして、こう言う天使だとか何だとかの神秘的な世界は女性も好きですし、男性だって昔の漫画とかに出てくる世界なので接点は多いはず。
 
そして、この展覧会、イラストでの解説だけでなく、最後にこの様な世界が出てくる漫画や映画コーナーが作られているのです。これはイイ。デビルマンや聖☆おにいさん、他にも神や天使が出てくる映画のポスターなどがあります。はい、私もそう言えばギリシア神話の神の名、堕天使の世界は漫画から入ったものでした……。
 
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この美術館の敷地内に旧井上房一郎邸と言うのがあります。私は知り合いから教えてもらったのですが、展覧会のチケットでこちらも見ることが出来ます。写真は建築関連の別エントリにまとめていますが、これは先の群馬県立近代美術館にあった井上コレクションの井上さんの自宅なんですね。アントニン・レーモンド設計の住宅の写しです。こちらも必見。
 
旧井上房一郎邸
 
 

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鬼頭健吾 Multiple Star Ⅱ・色と形の冒険/線のひびき/ハラミュージアムアークパブリックアート

鬼頭健吾 Multiple Star Ⅱ/色と形の冒険―原美術館コレクション
ハラミュージアムアーク
7/1-9/10
 
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伊香保温泉ついでにハラミュージアムアークに、もしくはハラミュージアムアークついでに伊香保温泉とも。磯崎新さん設計の建物です(建築関連ネタは一つ前のエントリにまとめてあります)。
 
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ハラミュージアムアークでは今年は鬼頭健吾さんの展示を3期に分けてやっています。私が見に行ったMultiple Star Ⅱはその2期目。ちょっと地味目かな。
 
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写真を見る限り一回目は代表的なフラフープインスタレーションの様でしたね。今回で一番気になったのはこの壁面の作品。
 
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サークル状のカラフルな照明が印象的です。この照明が床に映りこむ感じも良いですね。
 
 
 
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そして、ここに来たらカフェミュージアムのカフェダールで一休み。イメージケーキと言う、今回の作品モチーフのケーキを見なければ!
 
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今回のイメージケーキ、これはケーキにしやすかったのでは?
 
 
 
原美術館コレクション作品展の方は「色と形の冒険」と銘打って、いつもの束芋や草間彌生の部屋のほかにリキテンシュタイン、奈良美智、横尾忠則などの作品が並んでいました。
 
 
 
線のひびき
ハラミュージアムアーク 觀海庵
[後期]7/28-9/10
 
こちらは日本美術と現代アートのコラボ空間。桃山時代や江戸時代の日本美術の合間合間に須田悦弘、名和晃平、アニッシュ・カプーア作品が並んでいます。円山応挙の作品は良かったなぁ。
 
 
 
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建物の周囲にあるパブリックアートも見逃せないです。
 
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みんながこの前で写真を撮っているのがジャン=ミシェル オトニエルの作品。ハートですねぇ。
 
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まぁ、横から見たらM字ですけどね。この作品、私が前に来たときは無かったのです。
 
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そして、こちらも初めて見るのがオラファーエリアソンの常設作品。決してトイレではありませんよ。中に入ってみましょう。
 
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屋根の上にあるレンズから光が差し込みます。よってこの作品は天気が良い日で無いと見ることが出来ないのです。
 
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曇りでしたが、雲間から光が差した時を狙って見に行ったら……美しいです!これは陽の光が射してる時に見ないと勿体ない!この日はまだ光が弱いようで、これが精一杯か。更に天気の良い日に来たくなります。
 
 

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群馬建築巡り:群馬県立近代美術館/ハラミュージアムアーク/旧井上房一郎邸、他

夏休みに高崎から伊香保温泉に行ってきました。その流れで幾つか建築を観てきたので建築関連エントリをまとめます。え?皆、どこか行ったら建築観に行くでしょ?私だけじゃないよね!?
 
【見たもの】
群馬県立近代美術館(設計:磯崎新)
群馬県立歴史博物館(設計:大高正人)
ハラミュージアムアーク(設計:磯崎新)
旧井上房一郎邸(アントニン・レーモンド設計の再現)
群馬音楽センター(設計:アントニン・レーモンド)
高崎駅西口 ウエストパーク1000(設計:隈研吾)
高崎駅東口 イーストパーク(設計:大江匡/PLANTEC)
 
 
 
群馬県立近代美術館
 
まずは群馬県立近代美術館へ立ち寄り。初来訪です。磯崎新さん設計の建物を一度見たくてきました。群馬の美術館設立運動に携わってきた井上房一郎さんが磯崎さんを推薦したとの事。この後に出てきますが井上さんの自宅の設計はレーモンドです。
 
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四角くカッチリとした建物で、窓枠がグリッドの様になっています。比較的しっかりと構築された建物だという印象を受けました(いや、どの建物もしっかりと構築はされていますが、笑)。ちなみにここは群馬の森と言う大きな公園の中にあります。結構うっそうとした森のある公園でしたね。
 
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水場の上にある斜めに張り出した部分が印象的です。この張り出し部分は山種記念館と呼ばれ、この美術館の建設費用を出資した山崎種二さんにちなんだもの。そう、恵比寿にある山種美術館を開館した方ですね。高崎出身なんだそうです。コレクション作品として速水御舟などがあるなぁと思っていたらここら辺の繋がりでしたかね。
 
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内部は吹き抜けを上手く使った構成になっていました。
 
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その吹き抜けの横を上っていく階段のエリアがなんか好きでしたね。
 
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階段を上ったらこんな階段がありました。スタッフ用か非常用か?この建物のソリッドな四角さとは違う感じ。部分的にイメージを変えて遊びのあるデザインにしたのかな?
 
 
 
 
群馬県立歴史博物館
 
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群馬県立近代美術館の横には群馬県立歴史博物館があります。こちらの設計は大高正人さん。メタボリズムの一員ですね。神奈川県立近代美術館の別館の方の設計などもやっている方。さらに本来は槇文彦さん設計の「文学館」出来る予定だったという話ですがそれは残念ながら予算化されなかったということでした。
 
 
 
 
ハラミュージアムアーク
 
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伊香保温泉方面にあるのが原美術館の別棟的なハラミュージアムアーク。こちらも磯崎新さんの設計ですね。ゆったりとしたところに造られた建物。隣接するグリーン牧場や周囲にあるパブリックアート、カフェなどと共にゆったりと過ごすことが出来ますね。もちろん現代アートの展覧会を楽しんで。奥に出来た増設棟の觀海庵も忘れずに。
 
 
 
 
旧井上房一郎邸
 
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高崎市内、高崎市美術館の敷地内にあるのがアントニン・レーモンドスタイルの旧井上房一郎邸。高崎市美術館の入場券で入ることが出来ます。知り合いから教えて貰ったのですが、街中のこんな所にこんな家があるなんて知りませんでした!
 
これは東京の笄町に建てられたレーモンドの自邸兼事務所を写した建物だそうです。井上さんがレーモンドに許可を得て自分の家として再現したそうです。
 
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平屋の木造建築ですが、結構、軒が出ているのが気になる建物です。外から見ると片側上がりの屋根になっていますが、中の天井はハの字型になっていました。上がっている部分は屋根裏部屋とかになっているのでしょうか?
 
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中に入って二部屋程見ることが出来ます。この写真は旧寝室として使っていた部屋ですがパティオに面していて気持ち良さそう。
 
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パティオに面したもう一つの部屋は居間で、そちらは外からしか見ることが出来ません。ストーブがイイ感じ。
 
 
 
 
群馬音楽センター
 
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こちらも高崎市内。アントニン・レーモンドさん設計の建物が旧井上房一郎邸の近くにあるということでちょっと見てきました。中には入らなかったのですが、今度来たら中も見たいです。
 
 
 
 
高崎駅西口 ウエストパーク1000
 
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高崎市内、と言うか高崎の駅西口すぐのところなんですがこれは建築好きなら見たらすぐあの人だ!?と判るのではないでしょうか?隈研吾さんの設計です。よく見ると中にぐるぐる回って登っていく車路が見えます。
 
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まぁ、真四角の箱に表層だけ隈テイスト貼り付けたようにしか見えないけど……それでも誰が見ても隈研吾建築だと言わせてしまうようなものですね。
 
 
 
 
高崎駅東口 イーストパーク
 
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名前の通りさっきのウエストパーク1000が西口ならこちらは東口の駐車場です。大江匡さんの設計。高崎市、東口・西口の駐車場設計に有名建築家使うとは……。
 
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こちらは再開発によって出来たのですね。奥にある茶色い部分のあるビルが群馬トヨタビルなのですがそちらも大江匡さんの設計。併せて設計されたようですね。
 
 
 

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金沢百枝監修 ロマネスクと工芸1 修道院

金沢百枝監修 ロマネスクと工芸1 修道院
工芸青花
8/24・25・26・27・31・9/1・2・3・7・8・9・10
 
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工芸青花を出版している青花の会の展覧会、美術史家 金沢百枝先生監修「ロマネスクと工芸1 修道院」です。金沢先生もたまに顔を出されているようです。私も見ていたらいらっしゃっいましたので直接お話をお伺いする事が出来ました。会場は由緒ある国登録有形文化財の建物です。これを見に来るだけでも眼福です。
 
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ロマネスクに影響受けている工芸や修道院で使われていた食器などが展示されていました。販売もしています。オランダのスリップウェアが柳宗悦の民芸運動っぽい柄だなぁ、と思っていたら、オランダ民芸がイギリス民芸に影響与えてるとか。なるほど、そしてそのイギリスから日本の民芸につながっていくのですね。
 
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個人的に好きなものは窓際にあったガラスのコップとバター型。いやー、バター型欲しい!これはいいですね。使わないけどね、笑。これでフルーチェとかプリンとか作れば良いのかな?(ロマンが無くなる)
 
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シルバーの鳥のアクセも良かったなぁ。天使の羽とか星とかメルヘンチックなのもありましたが鳥の間抜けさは素晴らしかったです(誉めてます)。
 
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青磁タイルに金沢先生の本コーナーも迫力ありますね。この本、先生のコレクションで非売品だそうです。展示の演出でしょうかね。勝手に売られて持って帰られたら泣くでしょうね……。
 
 

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BankART Life Ⅴ 観光/黄金町バザール2017/YCC Temporary 鬼頭健吾

横浜トリエンナーレに併せて他にも幾つか展示を見てきました。黄金町バザール2017とBankART Studio NYKの「BankART Life Ⅴ - 観光」は横トリセット券を買いました。YCC Temporaryの鬼頭健吾も忘れずに!と言う感じでこの3つの展覧会メモ。
 
 
 
BankART LifeV 観光
BankART Studio NYK、ほか
8/4-11/5
 
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BankART Studio NYKでの「BankART LifeV 観光」、これは行った方が良いです、オススメ。写真は3階にある丸山純子「花」。この壮観な景色が買物で貰えるビニール袋で出来ているとは。
 
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ちなみに「BankART LifeV 観光」は横浜トリエンナーレとは別の展覧会扱いになります。ただ、セット券があるのでそれを買って行くのをオススメします!3階には高橋啓「海」インスタレーションもあり、こちらも目をひきます。
 
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会場構成はみかんぐみ。花や海が広がる会場の中に白い家がいくつも建っているような構成です。
 
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牛島達治「大車輪」もダイナミックな展示でした。これが、実際に会場内をグルグル廻っているのです。
 
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石黒健一の蛍光灯と電球、初めはこの空間何?と思って、いや、でも何かありそう……と思ったら、痺れましたね。
 
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片岡純也+岩竹理恵のソファーの下の電球ぐるぐるも面白かった。
 
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片岡純也+岩竹理恵は1階のU35展示で他にも作品があり、なんかバカバカしい事を真剣にやっていて好きな作品ばかりです。このU35エリアは期間によって展示する作家が変わるので気に入った作家が出るのであれば要チェックです。
 
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中谷ミチコ作品、はじめは何か判らなかったけど、近づいたら、ああ、なるほど、と。この作品も好きです。
 
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鈴木理策作品もありました。モネの睡蓮をイメージしているのですかね?
 
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佐藤清隆の写真は綺麗な夜景だな、と思っていたら、それを撮っていたのか!と言う作品でした。
 
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ちなみに「野菜」ってあれ何?
 
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2階の展示はBankARTのアーカイブ的な展示になっていました。個人的に奥にあったジャン・テウォンの作品がやたらと響いてきました。どこがと言うのでなくてとにかく自分の中の何かが痺れた!完全に私個人的な好みなので説明出来ないけど良かった。ちなみに2階の展示は9/16からは日産アートアワードの展示に変わるようです。
 
 
 
 
黄金町バザール2017 Double Facade 他者と出会うための複数の方法
京急線「日ノ出町駅」から「黄金町駅」間の高架下スタジオ、周辺のスタジオ、既存の店舗、屋外、他
[vol.1] 8/4-9/13
[vol.2] 9/15-11/5
 
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vol.1の期間に行ってきました。vol.2の始まる9/15以降の展示も幾つか有り、ある程度まとめてみるのであればそれ以降に観に行った方が良いな、と思いました。こちらも横トリとのセット券があります。
 
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高架下・線路脇のギャラリーやスペースなどあちこちで展示をやっているのでゲリラ的な展示を楽しむのに良いイベントです。(写真UPの作品とは違いますが)Chim↑Pomのメキシコ国境でのプロジェクト「The other side」の映像を見ることが出来たのは(前の展示で見逃していたので)良かったです。
 
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それぞれこじんまりはしていますが、数が多いのでちゃんと見るのであれば時間をしっかりとって行った方が良いと思います。
 
 
 
 
YCC Temporary 鬼頭健吾
YCC ヨコハマ創造都市センター 3階
8/4-9/17
 
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YCC ヨコハマ創造都市センターの鬼頭健吾展も横浜トリエンナーレとは別の展示ですがこちらもオススメの展示です。鬼頭さんらしい一発勝負の展示。ちょうど同じ時期にハラミュージアムアークの展示も見てきました。
 
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ハラミュージアムアークで鬼頭さんの展示はPart1,Part2,Part3と3回にわけてやるようで、そのpart2を見ましたが、そちらよりもこっちのYCCの方が好きかな。ただ、Part1の展示写真を見ると、そっちの方がダイナミックな展示に見えました。
 
 
 
 
【今まで(2005/2008/2011/2014)の横トリ&周辺展示の感想リンク】
※2001は見に行っていますが当時はブログをやっていなかったのでエントリ無し。
 
オススメ!横浜トリエンナーレ2005 その1
楽しい!横浜トリエンナーレ2005 その2
 
横浜トリエンナーレ初考
曼珠沙華の球根には毒がある?横浜トリエンナーレ、三渓園会場
横浜トリエンナーレ、日本郵船海岸通倉庫と新港ピア
横浜、トリエンナーレ「以外」の心ある機械とEcho
 
ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR、その壱:横浜美術館
ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR、その弐:日本郵船海岸通倉庫
 
ヨコハマトリエンナーレ2014
横浜(トリエンナーレ以外)もろもろ
 
 
 

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ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」その二 赤レンガ倉庫・横浜市開港記念会館会場

ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」
横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念会館地下、ほか
8/4-11/5
 
 
ヨコハマトリエンナーレ、横浜美術館よりも先に開港記念会館と赤レンガ倉庫を観ました。午後から動き出していたので一日ではちょっと厳しくて。赤レンガ倉庫と開港記念会館をあわせて感想UPです。
 
横浜美術館会場の方の感想はこちらです。
ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」その一 横浜美術館会場
http://ubukata.cocolog-nifty.com/my_favorite_things/2017/08/2017-5ee2.html
 
 
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一番初めに行ったのは横浜市開港記念会館。ここには柳幸典さんの作品のみ。
 
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前にBankART Studio NYKでやった展示の再構築ではありますが、古い建物の地下空間の雰囲気と合っていて良かったです。
 
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BankART Studio NYKの展示を見ていない人は必見の展示ですね。
 
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BankART Studio NYKのときはイカロスが太陽に追われて最後に青空にたどり着く様なものでしたが、今回は太陽を追っていくイカロスの様な演出でしょうか?
 
 
赤レンガ倉庫会場は今回のトリエンナーレの中でも一番良い感じでした。
 
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クリスチャン・ヤンコフスキーの作品がなんかバカバカしくてイイ。結構訴えかけている作品ではあるのですが。
 
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宇治野宗輝さんの作品はとにかく注目です。ストーリーがあるのかないのか、でも、部屋中で何かを語ってきます。
 
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青山悟さんの作品も相変わらず美しい。でも横浜美術館会場(あちらにも1点あったけど)の方が雰囲気は合ったのではないかと思ったけど。
 
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ドン・ユアンのペインティングで部屋を作る作品が凄かった。個人的にはこれ一番かも。
 
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おばあちゃんの家をペインティングで再現したようなのですが料理も窓も景色も写真もカレンダーも全部ペインティングです。
 
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ラグナル・キャルタンソンの別の場所で一つの曲を演奏していくところを映像で見せていく作品。多面スクリーンの見せ方も良かったですね。
 
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小西紀行サンの作品もインパクトありました。
 
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Don't Follow the Windの展示は体験しているのを横から見るのもいいですね。
 
 
 
この赤レンガ倉庫会場はもう一度行きたいです。大巻伸嗣さんのMemorial Rebirthを神奈川県民ホールでやる10月7、8日に行きたいなー。
 
 
 
【今まで(2005/2008/2011/2014)の横トリ&周辺展示の感想リンク】
※2001は見に行っていますが当時はブログをやっていなかったのでエントリ無し。
 
オススメ!横浜トリエンナーレ2005 その1
楽しい!横浜トリエンナーレ2005 その2
 
横浜トリエンナーレ初考
曼珠沙華の球根には毒がある?横浜トリエンナーレ、三渓園会場
横浜トリエンナーレ、日本郵船海岸通倉庫と新港ピア
横浜、トリエンナーレ「以外」の心ある機械とEcho
 
ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR、その壱:横浜美術館
ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR、その弐:日本郵船海岸通倉庫
 
ヨコハマトリエンナーレ2014
横浜(トリエンナーレ以外)もろもろ
 
 
 
 
 

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ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」その一 横浜美術館会場

ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」
横浜美術館、横浜赤レンガ倉庫1号館、横浜市開港記念会館地下、ほか
8/4-11/5
 
 
ヨコハマトリエンナーレ2017 、前回みたいに小難しいだけでなくて、見ていて楽しく、でも考えさせる/投げかけてくる作品が揃ってて、バランス良かったと思います。
 
個人的には2001面白い、2005最高、2008イマイチだなぁ、2011こじんまり、2014難しい、2017バランス良い、と言う感じ。今までの横トリ&周辺展示の感想リンクは下につけておきます。
 
横浜美術館+黄金町バザールで1日、赤レンガ倉庫+開港記念開館+BankART+YCCで1日と二日に分けてみました。横トリ3会場だけなら昼から夕方で見ることが出来るかな。朝からかければ残りも見ることが出来るかも。でも詰め詰めになってしまうのでやはり2日間かけてゆっくりまわるのがいいかもしれませんね。
 
まずは横トリ横浜美術館会場の感想を書きます。
 
赤レンガ倉庫・横浜市開港記念会館会場の感想はこちら
ヨコハマトリエンナーレ2017「島と星座とガラパゴス」その二 赤レンガ倉庫・横浜市開港記念会館会場
 
 
 
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まずはアイ・ウェイウェイ(艾未未)の作品。美術館の外壁に救命ボートやライフジャケットがかけられたもの。これは実際に難民が使ったものだとのこと。アイ・ウェイウェイの作品は館内にもあり、セラミックの2色の蟹が居ました。
 
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ロビーにあるジョコ・アヴィアントの作品はとにかく目立ちます。
 
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これは竹で作られていて、形はしめ縄インスパイアらしい。
 
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Mr.の作品はいつも通りインパクトあり。ただ、個人的にはトリエンナーレのテーマと合ってない気がしなくも……。
 
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カールステン・ヘラー、トビアス・レーベルガー、 アンリ・サラ&リクリット・ティラヴァーニャと言う4人のアーティストが合作した作品などがある部屋。この4人に一部屋づつ計4部屋で作品展示して欲しかったと思ったのは私だけではないはず。
 
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プラバワティ・メッパイルの作品。これ、写真だと何かわからないかもしれないけど、なんか私は好きな作品でした。だからなんなの?的な感じもありますがね……。
 
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ケイティ・パターソンの一つ一つの球が惑星のようなネックレスは化石のネックレスなんだとか。それも進化に沿って時代順に並んでいるという!
 
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ザ・プロペラ・グループ、トゥアン・アンドリュー・グエン「AK-47 vs. M16」このゼラチン固めたもの、この作品は良かった。
 
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タイトルで判るかもしれないけど、これが何かは会場の動画で確かめて欲しい。回りのディカプリオに見られながら。
 
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そして畠山直哉さんの写真、これは強く刺さってくる。本当に強いものは説明は要らない。
 
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別の部屋で展示をしている瀬尾夏美さんがこの裏にイラスト「風穴」を描いている。瀬尾夏美さんの作品とこの写真がテーマとしても繋がってくる。
 
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そして風間サチコさんは全部持って行ったね、これ。もう卑怯なくらい、これが一番記憶に残っている。
 
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ブルームバーグ&チャナリン、積み木を自分で組みなおすことも出来ます。意味合いが深いのに、見ていて綺麗でもあるという、今回そういう作品が多い。
 
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木下晋さんのこの絵も心に刺さってくる。強い。本当に強い。
 
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イアン・チェンの作品が面白い。柴犬の姿の使者が人の遺体を弄んでいる、この映像がすべてAIに仕組まれた解析なのだという。こう言う形で作品を作り上げていくのが面白い。
 
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ザオ・ザオ「プロジェクト・タクラマカン」も砂漠に電気を引いて冷蔵庫でビールを冷やして飲むという、一見ばかばかしい作品だが、意味合いは深いものである。
 
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マーク・フスティニアーニのトンネル。他にも「穴」と言う作品が出ているが、一体この奥はどこまで繋がっているのだろう?
 
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パオラ・ピヴィの作品は北米では神聖な生き物とされている熊をモチーフにして鳥の羽根で装飾している。
 
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多様性などの意味合いもあるようだが、とりあえずこのカラフルなモフモフの勝ちである。
 
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オラファー・エリアソンは前にルイヴィトンとコラボしたときにも使用した作品で色を消した空間を造っている。
 
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ただ、オラファー・エリアソンは実はこっちのGreen Lightと言う難民問題を扱ったワークショップの方がメインのようですね。
 
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マウリツィオ・カテランはこの作品ともう一つもかなりバカにしているようですごくイイ。
 
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ジェニー・ホルツァーの作品は駅の壁に投影されていたり、バスのラッピングもそれです。お見逃し無く。
 
 
 
と言うことで横浜美術館会場編はこんな感じですが、個人的には赤レンガ倉庫会場が面白かったので、赤レンガ会場にもう一度行きたいからそこだけのチケットを安く出してくれないかなぁ。
 
 
 
【今まで(2005/2008/2011/2014)の横トリ&周辺展示の感想リンク】
※2001は見に行っていますが当時はブログをやっていなかったのでエントリ無し。
 
オススメ!横浜トリエンナーレ2005 その1
楽しい!横浜トリエンナーレ2005 その2
 
横浜トリエンナーレ初考
曼珠沙華の球根には毒がある?横浜トリエンナーレ、三渓園会場
横浜トリエンナーレ、日本郵船海岸通倉庫と新港ピア
横浜、トリエンナーレ「以外」の心ある機械とEcho
 
ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR、その壱:横浜美術館
ヨコハマトリエンナーレ2011 OUR MAGIC HOUR、その弐:日本郵船海岸通倉庫
 
ヨコハマトリエンナーレ2014
横浜(トリエンナーレ以外)もろもろ
 
 
 

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ジャコメッティ展

ジャコメッティ展
国立新美術館
6/14-9/4
 
この人の目には一体、人がどう写って居たのだろうか?
 
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人のモデルを見たままに彫刻を作ったらどんどん小さくなっていった。遠近法とかどうなっているんですかね?
 
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ちいさくなったのが止まったと思ったらこんどは細くなっていったとか。対人関係において心の距離があったのでしょうかね?
 
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ものに近ずけば近ずくほどものが遠ざかるとか、社会に対して何か不満でもあったのでしょうか?
 
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と、まぁ、そんなことを、半分冗談で、でも半分冗談じゃなくなってるかも、と思いながら見ていました。シュルレアリスムから入り込み、最終的には独自のスタイルを掴んだアルベルト・ジャコメッティ。同じ彫刻家でもある弟のディエゴ・ジャコメッティも猫などの作品を作っております。結構カワイイもので人気の作品ですね。その弟の猫をモチーフにしたアルベルト作品の猫の彫刻は、同じ猫を見て作ったとは思えないようなものでした。顔だけ立体的で、身体は針金のように細い状態。アルベルトは猫の顔はよく見ていたが身体はあまり見ていなかったのでこうなったのだそうだ。隣にあった犬は全体のバランスが取れていてカッコいい。
 
本当にこの人にとって、見る、目に映るとはなんであったのだろうか?
 
 
 

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おもしろびじゅつワンダーランド2017

おもしろびじゅつワンダーランド2017
サントリー美術館
8/1-8/31
 
もう5年も前になるのですね、2012年にやった「おもしろびじゅつワンダーランド」の1回目を見に行って、日本美術をこんなに楽しく体験できるなんて!と感動したものでした。
 
来て、見て、感じて、驚いちゃって!おもしろびじゅつワンダーランド(2012年)
 
その2回目になる展覧会です。基本は日本美術を楽しく体験してみようというのは変わらず。おそらくは子供たちに向けた夏やすみ企画として開催されているものです。
 
前回よりは少し地味になったかな、と言う感は拭えませんが、やはりおとなも楽しめる、そういう展示になっています。
 
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入ってすぐには鳳凰が描かれている屏風がモニターに映っていて、まるで一休さんの話に出てくる屏風の虎の様に屏風から抜け出していきます(いや、虎は結局抜け出なかったのでしたね)。
 
Img_6385狩野探幽「桐鳳凰図屏風」
その奥には本物の屏風があります。
 
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狩野探幽「桐鳳凰図屏風」に描かれている高貴な鳳凰さま
 
ちなみに会場の案内役で出てくるのは鶴の香合をモチーフにしたツル太君と言うキャラ。入口でこれだけ鳳凰をメインに出しているのだから鳳凰をキャラで出せなかったのかな?と思ったのですが、まぁ、鳳凰ほどの人気者にもなると肖像権が高くつくのか、なかなか出演してくれないのでしょうかね(実際は色が多くて複雑なのでデザイン化や毎回描くのが大変だというところかと睨んでます、はい、おとなの事情ですかね)。
 
Img_6396「切子 蓋付三段重」
次は切子コーナー。サントリーがやっている美術館ですもの、ガラス製品の扱いはお得意。本当に綺麗にガラスの細工を見せてくれています。
 
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そして宝尽ルーム。皿や絵に描かれている様々な宝物や吉祥模様などを解説。
 
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宝物クッションがあるところに寝転びたい……(子供が中に入ってました。大人も入っていいそうですが、この時は誰も居ませんでした)。
 
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通路を歩くと上のほうには金の雲が飛んでいます。そう、よく屏風に描かれている、あの金の雲です。よく見るとそこにネズミさんがいるので探してみると良いですね。後半のコーナーにはこのネズミさんたちが活躍する絵巻コーナーもありました。
 
Img_6409「染付吹墨文大徳利」
そして、賑やかな1コーナー。吹墨文と言う模様の徳利があります。
 
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マイクに向かって「大きな声」を吹き込むと、その声にあわせて様々な色の吹墨文の模様が壷の模型にと投影されるというもの。普段は静かにしてなくてはいけない美術館で大きな声を出すことが出来るチャンスです!はい、やりました。
 
Img_6414「白泥染付金彩芒文蓋物」尾形乾山 
模様を見ながらどんな擬音が合うのかを考えるコーナーもあります。この後には先ほどのネズミさんが出てくる絵巻コーナーも。でもね、この絵巻物語見て思うのは姫君のお世話係である侍従の局が一番悪いと思うんだよね。色々確かめもせずに勝手に結婚相手決めちゃうとかね。
 
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最後は着物をデザインできるコーナー。5年前の展示では鍋島のお皿を自分でデザイン出来たけど、こんどは着物です。
 
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着物のベース色を選び幾つかの模様の中から気に入ったものを幾つか選んで配置。回転したりサイズを変えたりも出来る。
 
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そして、大きなモニタに自分のデザインした着物が表示されます。これは混んでない時なら何度でもチャレンジしたい!
 
そもそも日本美術ってとっつき難いところがあると思われているので、こういう展示にふれて美術館とかを好きになってくれる子供が増えると良いですね。また、数年後にも開催して欲しい展覧会です。
 
 

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藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!

藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!
東京藝術大学大学美術館
第1期:7/11-8/6
第2期:8/11-9/10
 
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第2期を見てきました。藝大が持っているコレクションを惜しげなく大公開!な展覧会です。
 
日本画や彫刻の名品、そして卒業生の作品や在学中に作成された作品などを見せてくれる展覧会です。
 
有名な高橋由一の「鮭」は入って正面にありました。他にもこの第2期に出ていた尾形光琳「槇楓図屏風」、伊藤若冲「鯉図」などもあり、江戸時代以前の作品からその後の大正明治昭和の作家の絵まで揃っています。
 
他にも仏像や修復作品の紹介、石膏原型などの展示もありました。現在活躍中の作家作品で見所なのは在学中に課題で描いた自画像。描いたといってもミクストメディア手法などもあり、作家様々の様相です。これは必見でした。
 
ちょっと気になるのがこの展覧会タイトル。パンドラの箱に入っていたのは……ということについて様々な説はあるのでどう解釈する事も出来るのでしょうが、一番広まっている説は災いが入っており、最後に希望が残っていたという話でしょう。パンドラ持っていたのは箱か甕か壷か、入っていたのは災いか祝福か、説は色々あれども普通の人はそれを連想すると思います。そう考えるとアートとは災いの一種なのか?と勘ぐってしまいたくなる展覧会ですね。たぶん、そう言う意図は無いとは思うのですが。これらのアートが私達の希望であるように、ということであるといいな、と思います。
 
 
 

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shiseido art egg 菅亮平展/無印良品と明和電機をくらべた展

shiseido art egg 菅亮平展 <インスタレーション>
7/28-8/20
 
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今年のシセイドウアートエッグ3人目。いやー、この展示好きです。今回のアートエッグの3人の中では一番好みですね。
 
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この写真見ても一体何かわからないと思いますが、まぁ、これ以外の何ものでもない展示なんですね。見に行った方は判るかとは思いますが。
 
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後ろの壁にあったこれ、なんだろう?と思ってみていたら、もしや……と。タイトルを見たら「MAP」と・やはりそうかー!
 
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それで、また、これを見るのです。
 
 
 
無印良品と明和電機をくらべた展  ナンセンス計測のこころみ
無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
6/30-8/27
 
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無印良品の商品と明和電機の作品?商品?製品?を並べて比べる展示。電気コードは電気コードと。
 
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ジャケットはジャケットと。無印ってこんな商品も出していたのですね、と結構、無印側に発見があった展示でした。
 

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AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展

AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展
パナソニック 汐留ミュージアム
7/8-10/1
 
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なんと、国内初の個展だそうです。これほど活躍している有名な方なのにまだ展覧会が開催されていなかったのが驚き。
 
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展覧会自体はショールーム的な展示の様に見えました。そこに読み取るものはあったのだと思いますが、深澤さんがデザインした数々のメーカーの物が一堂に並んでいるのだけでも美しいので、まぁ、深読みしなくてもいいか、と割り切ってみてしまいました。ええ、年ですね、私も。
 
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展示構成は壁を立て、空間として部屋をつくり、動線は凝ってはいましたが、装飾的な作りこみはおそらく敢えて避けて家具を見せることに集中したのではないかと思います。
 
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印象的な家具やプロダクトなどもかなりありました。知らないものもありましたね。ただ、多分私は深澤さんデザインのプロダクトは一つも持っていない気がします。身近な物も沢山デザインされているのに。
 
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携帯のデザインなどもされています。インフォバーは大ヒットでしたね。これは当時は使いたかった。他にもSIWAと言う和紙を使ったものも好きです。無印良品もプラスマイナスゼロも本当に身近なもののデザインをされています。なんで、私は一つも持っていないのかなぁ。
 
 

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増田 セバスチャン展/田原桂一展/ミヤギフトシ展/武田五一の建築標本/ロギール・アウテンボーガルト × 建築家 隈研吾/岡本作礼展

銀座で見た幾つかの展示のメモ。
 
・増田 セバスチャン「Point-Rhythm World -モネの小宇宙-」
・田原桂一「Les Sens」
・ミヤギフトシ「How Many Nights」
・武田五一の建築標本 -近代を語る材料とデザイン-
・高知県梼原町の和紙職人 ロギール・アウテンボーガルト × 建築家 隈研吾
・岡本作礼展 -祈りの系譜-
 
 
 
 
増田 セバスチャン「Point-Rhythm World -モネの小宇宙-」
POLA MUSEUM ANNEX
7/21-9/3
 
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カワイイ文化を牽引すると言ってもいい増田セバスチャンがモネの睡蓮の池をテーマにインスタレーション。残念だったなのはVRを使った映像が見難かったです。
 
 
 
田原桂一「Les Sens」
POLA MUSEUM ANNEX
6/9-7/9
 
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上記、増田セバスチャン展の前にやっていた展示。この展覧会が始まる少し前に亡くなられました。空間では光を使い、印象的で力強い写真作品でした。
 
 
 
ミヤギフトシ「How Many Nights」
ギャラリー小柳
7/7-8/30
 
映像に出てくる女性達。展示物や映像からそのイメージは捕らえられそうにはあるが、結局私はそれは判らない。その判らない、と言うことがやたらと心に残る。
 
 
 
武田五一の建築標本 -近代を語る材料とデザイン-
LIXILギャラリー1
6/8-8/26
 
楽しい。金具や建具、ガラスなど建築を構成するパーツを集め標本とした五一さん。関西に行ったら五一建築を観て周りたいです。
 
 
 
高知県梼原町の和紙職人 ロギール・アウテンボーガルト × 建築家 隈研吾
LIXILギャラリー2
7/6-9/26
 
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和紙職人のつくった和紙で部屋を構成。感知器とかは大丈夫なのかな?ちょっと思ってしまったけど、どうなの?
 
 
 
岡本作礼展 -祈りの系譜-
LIXILギャラリー3
7/7-9/5
 
器って、食器以外にも祭事などで使われるんだよなぁ、そうか。と改めて思った。最も身近なものの一つなのに神聖でも有り得るという。
 
 

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Chim↑Pom「Sukurappu ando Birudoプロジェクト 道が拓ける」

Chim↑Pom「Sukurappu ando Birudoプロジェクト 道が拓ける」
高円寺 キタコレビル
7月30日-8月27日
 
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奥に行くと唐変木と言う高円寺に昔からある飲み屋さん(昔、たまに行ってました)があるこの細い道、ここを進むとChim↑Pomの展覧会会場です。スクラップ&ビルド、これほどChim↑Pomの活動に相応しい言葉は無いのではないかと思う。この言葉をテーマにしたプロジェクト前半が去年の歌舞伎町での個展。後半がこの展覧会になるのでしょうか。
 
↓歌舞伎町の展覧会
Chim↑Pom「また明日も観てくれるかな? 〜So see you again tomorrow, too? 〜」
 
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このPをまさか高円寺で見ることが出来るとは!歌舞伎町での「また明日も観てくれるかな?」の続編と言う扱いの展覧会です。そのときに歌舞伎町の展覧会での残骸やPARCOのネオンサインなどを使った展覧会を2017年にやる、という予告を見たのですが、それがこれですね。
 
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今回の目玉展示作品(?)とでもいうのがこの……「道」です。はい、この建物の中にあるというか間にある様なアスファルトの道路が作品なんです。ここは無料ゾーンで24時間開放エリア。
 
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有料の展覧会はあの黄色いラットが居たり、映像作品があったりします。地上には。そう、地上には。
 
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今回地下にも展示があります。今回と言うか、これはさすがに常設ですよね?な作品なのですが、これは歌舞伎町の展覧会や渋谷パルコ、旧国立競技場などの廃材を埋めて先ほどの道路を作り、その断面を見せているのです。
 
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そしてその地下から、さっきの道に向けて上っていくことができます。ちなみにこの地下にはこの穴とは別にもう一つ入口があるのでこのハシゴを使わなくても地下室に入れます。ただ、そのもう一つの出入り口も正直、階段と言うよりもハシゴに近いですし、他のところにも梯子状で昇り降りする場所もあるので、女性の方はスカートなどで行くことは避けた方が良いです。
 
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そして先ほどの地下室と上の道《Chim↑Pom通り》をつないでいたのがこのマンホール。ここがたまに空いて人が出てくるのが不思議な光景です。
 
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この道《Chim↑Pom通り》はChim↑Pomと建築家の周防貴之さんが共同で作成したもの。SANNA出身の建築家さんですね。多分私道扱いになると思いますが、公道のような見せ方をしたいようです(ここでのマナーによっては変わるかもしれないとの事)。
 
 
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※帰り道に藤村龍至さん設計のBUILDING Kを観ました。高円寺の町並み以外では目立ちそうですね。
 
 

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池田学展 「誕生」/Summer Show 2017/土屋仁応展「水晶と鹿」/treasure hunting 宝物を探しに/進化する不可能立体錯視

比較的最近にみた展示関連5つまとめて。
 
・池田学展 「誕生」
・西村画廊 Summer Show 2017
・土屋仁応展「水晶と鹿」
・treasure hunting 宝物を探しに 気鋭の現代美術家6人による夏の冒険
・進化する不可能立体錯視~真実がわかっても逃れられない不条理の世界
 
 
 
 
池田学展 「誕生」
ミヅマアートギャラリー
7/26-9/9
 
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壮観です。サイズの大きさももちろんあるのですが、このサイズなのに、いつもと変わらない繊細な描き込み。とにかく凄いです。これは必見です。
 
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生命を飲み飲んで成長していくような大樹。その中にも営みがある。大樹を拠り所にしてそこで生活をする生き物たち・この作品はこの後、日本橋タカシマヤに巡回するそうです。9/27-10/9のあいだ。そちらでもまた観たいです。
 
 
 
Summer Show 2017
西村画廊
7/11-9/2(8/6-8/21は休み)
 
三沢厚彦さんの木彫りが迎えてくれて、小林孝亘さんの不思議な世界や押江千衣子さんも曽谷朝絵さんも変わらぬ魅力の作品。指田菜穂子さんはやはりさすがです。舟越桂さんの存在感。町田久美さん、少し変わりました……?
 
 
 
土屋仁応展「水晶と鹿」
日本橋タカシマヤ 美術画廊
7/26-8/1
 
鹿や猫など相変わらず素敵な土屋さんの木彫りの動物たち。個人的には狐が良かった!この方の作品は少し神秘的な雰囲気が好きです。今回は彫り跡が残るような作品もあって、こう言う荒々しさがまた神秘的に繋がるのが凄いところですね。
この後、横浜タカシマヤ 美術画廊 10/18-10/24、新宿タカシマヤ 美術画廊 11/1-11/7にも巡回。
 
 
 
treasure hunting 宝物を探しに 気鋭の現代美術家6人による夏の冒険
日本橋タカシマヤ 美術画廊X
7/26-8/14
 
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ユカリアートの作家6名による展覧会。大畑伸太郎さんの作品はやはりイイなー。壁にかかっているけど立体作品だという。
 
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入口で迎えてくれた淀川テクニックのペンギンも良かったです。他には吉田朗/いしかわかずはる/高あみ/藤永結。新宿タカシマヤ美術画廊(8/30-9/11)に巡回。
 
 
 
進化する不可能立体錯視~真実がわかっても逃れられない不条理の世界
明治大学博物館 特別展示室
7/4-8/19(8/10-8/16は休み)
 
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鏡に映すと別の形に見える立体。前から気になっていたけど、なるほどこうなって居たのか。眼で見るとからくりはわかる。写真だとほぼ判らないね。
 
 

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2017 ADC展/エマニュエル・ソーニエ展/藝大アンダーグラウンド2/2/東京墓情/小野ハナ展/川本史織展/「山の名前がわからない」

前に見た、以下、7つの展示のメモ。
 
・2017 ADC展
・「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」エマニュエル・ソーニエ展
・藝大アンダーグラウンド2/2
・東京墓情 荒木経惟 x ギメ東洋美術館
・小野ハナ 「泡とねばり、とうきょう」
・川本史織「The "LUCK" room - #堕落部屋 #女子部屋 -」
・Kite新刊ツアー2017「山の名前がわからない」
 
 
 
 
 
2017 ADC展
[会員作品]ギンザ・グラフィック・ギャラリー 7/3-7/25
[一般作品]クリエイションギャラリーG8 7/3-7/29
 
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ADC展の2会場見てきました。太田市美術館・図書館の計画なども入っていましたね。あのサイン最近流行の形っぽい感じが強いですが、良いサインですよね。
 
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BEAMSの今夜はブギー・バックのMVもありました。これいいですよね。小松菜奈さんかわいい。CeBIT 2017 Japan Show ActのLive Performanceの映像も面白かった。まぁ、オリンピックの時のに似た感じではありますが。ライゾマの技術に辻川幸一郎、コーネリアスにカールステンニコライ、真鍋大度、振り付けはMIKIKOでした。
 
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KIGIの渡邉良重さんが手がけたMIKIMOTOの指輪のパッケージが良かった。デジタルがどれだけ流行っても、こう言う手に取れるもの、その質感と言うようなアナログなものは無くならないですよね。
 
 
 
「ATM tempo I/II/III セロニアス・モンクに捧ぐ」エマニュエル・ソーニエ展
銀座メゾンエルメス フォーラム
7/14-10/31
 
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音符のようなオブジェを壁に展開。ジャズピアニストであるセロニアス・モンクへのトリビュートである展覧会です。
 
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なんで今更モンクなのか?は判りませんがそれで興味を持つ人がいるのは間違いなく、ええ、私がそうなんですけどね。
 
 
 
藝大アンダーグラウンド2/2
メトロ銀座ギャラリー「Glass Box Metro Ginza」
7/2-7/26
 
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地下鉄のコンコースでこんな展開していたのですね。知りませんでした。この時は小和田成実さん、宍戸美友さん、お二人の作品が展示されていました。写真は小和田成実さんの作品。
 
 
 
東京墓情 荒木経惟 x ギメ東洋美術館
CHANEL NEXUS HALL
6/22-7/23
 
パリのギメ東洋美術館の所蔵品とアラーキーの作品を組み合わせて展示。古美術と今を切り取る写真のコラボ。
 
 
 
小野ハナ 「泡とねばり、とうきょう」
新宿眼科画廊 スペース地下
6/30-7/12
 
映像の展示を見に行ったら、まさかその自分が作品を作るための一つのパーツとなるとは。自分がなぞったものがとうきょうだと知ったのは後の話。どんな映像になるのだろうか?小野さんの頭の中を覗くような展示でした。
 
 
 
川本史織「The "LUCK" room - #堕落部屋 #女子部屋 -」
新宿眼科画廊 スペースM、S、E
6/30-7/12
 
多分……下着姿の女性を部屋で見るよりも、こっちの方が見るほうは照れてしまいそうです。自分が何を覗いてしまったのか?
 
 
 
Kite新刊ツアー2017「山の名前がわからない」
Title2階ギャラリー
6/27-7/13
 
高速バスに乗って知らない土地のサービスエリアを撮る、それが「山の名前がわからない」という写真集。ほかにも絵本の原画なども。
 
 
 

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