FEEL THE Mucha HEART 民衆のための芸術(デザイン)とチェコへの愛
ポスターなど、ミュシャの作品のなかでもデザイン的な役割が強いものを集めた展覧会。やはりミュシャは良いですね~。
FEEL THE Mucha HEART 民衆のための芸術(デザイン)とチェコへの愛
伊藤忠青山アートスクエア
6/2-7/2
先日まで開催されていて大賑わいだった国立新美術館のミュシャ展。スラブ抒情詩は凄かった。ただ、デザイン好きの人の中からはミュシャのデザイン系作品が少ない、あれが好きなのに!、という声も上がっていたのも事実です。いやいや、あれだけ大きな作品出てたらそりゃそこまで無理ですよ、と言うことは理解しながらもそれでも見たくなるのがファン心理。
その新美の展覧会を補完するようにデザイン的なものを中心に展示されています。それも入場無料で写真撮影もOK。まぁ、新美の展覧会の影響もあるでしょうね、そこそこ人が多かったです。
まさにアルフォンス・ミュシャ、というべきポスター。ミュシャは4連作物はいろいろ描いていますよね。
企業、商品などのからも色々お仕事依頼されていたようで、チョコの缶や香水などもありました。他にもカレンダーやモエ・シャンドンのメニュー、タイポグラフィのスケッチなど、あの大人気展覧会を見てもし、何か物足りなかったり、もっと知りたいと思った人は、こっちも見て脳内で補完していくといいと思います!
お仕事っぽいもののなかには比較的シンプルなデザインも。それでもミュシャらしいのが凄いですね。「絵」ではあるのですが、デザイン的で、形で、文字で、つまり伝えることがしっかり考えられているのです。それがデザインである所なんだと思います。
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