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カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命

八王子夢美術館のカッサンドル・ポスター展に行ってきました。前に埼玉近美にやっていたものの巡回ですが、ようやく行けました。
 
 
 
カッサンドル・ポスター展 グラフィズムの革命
八王子市夢美術館
4/7-6/25
 
グラフィックデザイナー、カッサンドルが生み出した数々のポスター。メインの展示作品が1920年代と言うことですからおよそ100年前のデザインです。ただただ、カッコいいです。
 
Img_4243
 
キュビズムの技法などを取り入れた幾何学な形。単純化されれることによって強調していく図案。カッサンドルが得意としていた鉄道や船舶などはそれにより疾走感や構造物としての大きさなどが表現されていました。
 
詳細を描かずに、形を単純化してメカニズムを表現し、グラデーションや極端な遠近法によりスピード感を出す。伝えたいことの芯を捕らえて、目的を絞り込むと言うグラフィックの一つの完成系の様にも見えました。
 
後半にはスタイルの変化もあります。バルテュス、キリコ、ダリなどの画家と交流し、より具象的で絵画的なポスターを作ります。タイポグラフィの追求として文字だけのポスターなどもありました。ファッション誌のデザインなども。ファッション雑誌『ハーパーズ・バザー』の表紙が並んでいます。この雑誌、ソウル・ライター展にもありましたね。時代は違いますが、こう言う流れで展覧会が繋がっていくのが面白いです。
 
デザインって言うものは、やり過ぎは良くないかもしれないけど思い切りは必要です。そう感じました。グラフィック好きな人と会場の中で一日中語り合いたい展覧会です。
 
映画のイベントで発声可能上映と言うのがあるじゃないですか。上映中に画面に向かって声かけたり、一緒に歌ったりしてもいいやつ。ロッキーホラーショーなどで有名でこの前のシン・ゴジラなどでやっていたもの。その展覧会版とか出来ないですかね。デザイン好きが集まって、皆でワイワイ言いながらこの会場を見て周れるようなの。静かに集中して見る時もあれば、いろいろ話しながら見る展覧会もあっていいかなぁ、と思ったりもします。
 

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