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写真家 ソール・ライター展/ART of ROCK & GRAFFITI

Bunkamura Museumのソール・ライター展、良かったです。BunkamuraギャラリーのART of ROCK & GRAFFITIとあわせて。
 
 
 
ニューヨークが生んだ伝説 写真家 ソール・ライター展
Bunkamura ザ・ミュージアム
4/29-6/25
 
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ソールライター、ニューヨークの写真家。実は元々は画家であり、その後に写真を始めたようです。生活の為の写真だったと言う時期などもあったようで。ところがそこに才能があったのでしょうね、素晴らしい写真でした。普通のものや普通の景色を普通に観て、写真としてとても美しく表現した人です。
 
モノクロ写真も多いですが、やはりカラー写真の先駆者と呼ばれてるだけありライターの撮ったカラー写真にハッとさせられる物が多いでした。ボナールやヴュイヤールというナビ派の画家を尊敬していただけあって、色の使い方が上手いのでしょうか。雪景色などのモノクロ的な世界に一点だけ傘の赤とか信号の緑の色が入るものとか、カラー写真なのに色で溢れさせるのでなくて、色をポイントで使うところが凄かった。
 
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絵画の展示もありましたが、個人的には絵画よりもこの人の撮った写真にとにかく引き込まれました。とにかくグッと来るものが多かった。ナビ派を敬愛していたと言うのも含め、日本の影響などもあったようです。先日見た三菱一号館美術館でのナビ派展とつながって来る様でした。
 
商業的な写真も多く、様々なファッション雑誌などで活躍されていました。靴の広告で傘に入ったカップルの足元だけの写真があり、雨のデートなんだけど、それでも靴にはこだわりたい、そんなストーリーを感じました。ある時期に商業写真から退いていたところ、最近になって写真集が出たことにより再評価につながったと言う話も良いですね。
 
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アシスタントが「傘ばかりで飽きました」と言ったのに対してソウルライターは「だった傘が好きなんだ」と言ったとのやり取りが会場に書いてあったのですが、こう言う自分のスタイルを確固たる意識を持って続け、磨いていくそんな姿勢は素晴らしいと思います。ええ、傘買いたくなりますよね、これ見ていると。ミュージアムショップで赤い傘を売れば、これからの梅雨の時期売れそうですよ、笑。
 
これはオススメの展覧会です。
 
 
 
ART of ROCK & GRAFFITI
Bunkamura Gallery
5/18-5/30
 
ソウルライター展帰りにBunkamuraギャラリー何やってるのかなぁと通りかかったらデビッドボウイのイラストがあったので、はい、そりゃ、寄ってしまいますよね。
 
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音楽関連のポスターなどのグラフィック展。ジェイミー・リードが手がけたセックス・ピストルズのアナーキーなものは有名ですが、レッド・ツェッペリンやサイケデリックな方に走っていたビートルズ、前述のボウイなどのポスターやジャケットイラスト、雑誌の表紙など、60年代から70年代あたりが多いのは、まぁ、その頃がこう言うのが流行ったそういう時代なのでしょうかね。

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