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2016年の展覧会、今年の10本

毎年恒例、今年見た展覧会の私的10本です!アートとは関係ないですが、今年になってすぐにDavid Bowieが亡くなると言うショッキングなことが起こりました。忘れられない年です。引越しもしました。ええ、隣駅に。そんな2016年をアートで振り返ります。
  
ちなみに、去年までの10本エントリは以下に

2015年の展覧会、今年の10本
2014年の展覧会、今年の10本
2013年今年の展覧会10本!
毎年恒例、2012年のアート/建築・デザイン展10本
2011年の展覧会10本!(アート/建築/デザイン等)
2010年のアート/建築/デザイン展10本
2009年の10本
2008年の10本
2007年の10本
2006年の10本
2005年の10本
2004年の雑記
2002年のTOP10
 
 
さて、2016年にいってみよう!
 
 
  

今年は美術館、ギャラリー、アートやデザインのイベントなど250本ほどは見ています。秋以降に引越しするという個人的な理由で少し見る数が減りました。ただ、今までが(いや、今でも?)見すぎですね。秋以降の見に行くのを絞った状態を考えても、今までよりも少し減らしてもいいかなぁ、とも思ってます。その分、音楽とか映画とかを増やしたいな、とも思ってますが。そう去年も思っていたのですが、映画は少し増えましたが、音楽物はあまり増やせなかったです。とは言いつつもメインはアート。2016年の私的好きなアートを振り返ってみます。
 
 
【総括】 
今年は江戸時代頃の絵画や浮世絵の展覧会で良かったものが多かった気がします。現代アートでも良いものがありました。まぁ、完全に私の趣味の範疇そのままの10本です。逆に言えば、趣味嗜好とかを吹き飛ばすくらいの突き抜けたものは無かったということでしょうか。西洋絵画の展覧会などは去年も一昨年も10本に入りませんでしたので、私の嗜好が絞られて来ているということでもあるでしょうし、もしかしたら狭い見方になってきているのかもしれません。もう少し柔軟な頭で見る必要があるかもしれないな、と思ったりもしました。あと、ここ最近、建築やデザイン系展示で私の中では飛びぬけたものが無いのも気になります(来年の安藤忠雄展に期待か……)。
 
 
いつもどおり10本選定でその中で基本的には順位はつけず、見た順番で最近から書いていきます。
 
 
鈴木其一展
サントリー美術館
※もうね、これですよ、これ。これに決まってます。これは絶対に10本に入ります。凄い展覧会でした。
 
 
クリスチャン・ボルタンスキー
東京都庭園美術館
※賛否両論のこの展覧会、私ははまりました。駄目だと言う人の意見もわかります。でも私は好きなんです。
 
 
塩田千春 | 鍵のかかった部屋
KAAT神奈川芸術劇場
※一つの作品のみの展示となりますが、それがあれだけ力があれば納得でしょう。
 
 
木々との対話──再生をめぐる5つの風景
東京都美術館
※好きな作家さんばかりの、え?私のための展覧会?と言う位のもの。須田さんの別室のやつにやられた。
 
 
エミール・ガレ
サントリー美術館
※正直はじめ、なめてかかった分、見た後に凄いと思った。とても良く考えられている展覧会。キュレーションの勝利。
 
 
若冲展
東京都美術館
※今年はこれでしょう。色々と批判もあるでしょうし、意見もあるでしょうけど、凄いものは凄いと思います。これは凄かった。
 
 
広重ビビッド
サントリー美術館
※いやー、やばいです、これはやばかったです。色の具合、保存状態、これ見た後では他の浮世絵見ること出来なくなる。
 
 
俺たちの国芳 わたしの国貞
Bunkamura ザ・ミュージアム
※こう言うやり方好きです。このやり方が全部になってしまうとダメだけど、こう言う風にアート好きでなくても楽しめる展覧会もあってイイと思う。
 
 
シャルルフレジェ「YOKAINOSHIMA」
メゾンエルメス
※いやー、日本の魅力を外国の方に教えられてしまいました。これは被写体の力に完敗です。
 
 
美の祝典Ⅰ/Ⅱ/Ⅲ
出光美術館
※出光美術館の開館50周年記念「美の祝典」、3期に分けて日本の美術を紹介。少し反則ですがこれを一本の展覧会として入れました。
1期がやまと絵、2期が水墨画、3期が江戸絵画で出光の持つお宝大放出、本気を見せて頂きました。
 
美の祝典Ⅲ― 江戸絵画の華やぎ
 
美の祝典Ⅱ― 水墨の壮美
 
美の祝典Ⅰ ―やまと絵の四季
 
 
 
 
と言う具合でたまたまですが、なんとサントリー美術館が3本も入るということになってしまった……。サントリーは年初の「水 神秘のかたち」も良かったですね。他にもこの10本選ぶのに検討したり思い浮かべた展覧会は沢山あります。
 
展覧会ではなくて「作品」が心に残ったものもあります。BankARTの柳 幸典さんのイカロスセルやさいたまトリエンナーレの「目」の作品などはそれでしょう。10本に入れた塩田千春さんのも実際は「作品」が心に残ったものになりますね。大巻伸嗣さんの「くろい家」も同じような感じです。1作品では無いですが現代アートではChim↑Pomの新宿の展示や吉祥寺美術館での小西紀行さんの展示も良かったです。
 
柳 幸典「ワンダリング・ポジション」
BankART Studio NYK
 
さいたまトリエンナーレ2016
岩槻駅/与野本町駅?大宮駅/武蔵浦和駅~中浦和駅周辺
 
大巻伸嗣「くろい家」
足立区千住仲町29-4
 
 
 
今年の10本は出光美術館を合わせ技で入れてしまいましたが、そこら辺はとても悩ましく、最後の最後まで10本に入れるかどうか悩んだ展覧会もあります。ワタリウム美術館の園子温さんの展覧会、根津美術館の円山応挙展、三井記念美術館のアールヌーヴォーの装飾磁器なども候補でした。好みを考えなければ村上隆のスーパーフラット・コレクション、杉本博司 ロスト・ヒューマンも10本に入れていたかも。私の好み的には今年の10本から外れましたが西洋絵画は良い展覧会ありましたね。カラヴァッジョやボッティチェリは良くぞ開催してくれたというもの。ルノワール展やポンピドゥー・センター傑作展も良かったなぁ。
 
杉本博司 ロスト・ヒューマン
東京都写真美術館
 
村上隆のスーパーフラット・コレクション
 
カラヴァッジョ展
国立西洋美術館
 
ボッティチェリ展
東京都美術館
 
 
 
コンセプト的にイイものや目を惹く試みなどもありました。東京藝術大学の「いま、被災地から」は心に残りました。山種美術館の日本画アワードのレベルの高さも良かったです。祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ、恩地孝四郎展などもかなり印象的でした。私としては去年の展覧会にはなるのですが、今年に入ってからもまた見に行った神奈川県立近代美術館 鎌倉館のさよなら展覧会「鎌倉からはじまった。1951-2016」は忘れられません。デザインやファッションの展示では三菱一号館美術館の「PARIS オートクチュール ― 世界に一つだけの服」もありました。今年は書の展覧会も多くて、出光美術館で「時代を映す仮名のかたち」「文字の力・書のチカラⅢ 書の流儀」、五島美術館で「平安古筆の名品」、三の丸尚蔵館で「書の美、文字の巧(1期展示)」を見ました。
 
Seed 山種美術館 日本画アワード 2016 ―未来をになう日本画新世代―
山種美術館
 
いま、被災地から-岩手・宮城・福島の美術と震災復興-
東京藝術大学大学美術館
 
PARIS オートクチュール ― 世界に一つだけの服
三菱一号館美術館
 
時代を映す仮名のかたち― 国宝手鑑『見努世友』と古筆の名品
出光美術館
 
 
 
振り返るという点では4年前にこんなまとめをしました。「今までで心に残った展覧会ってなんですか?」と聞かれてすぐに答えられるだろうか?と考えて、今までに見た中で印象的な展示を振り返ってみたもの。これもまた更新していきたいです。
今年もいろんな展覧会があり、見たくても見ることが出来なかったものもあり、でも、それでもこんなにイイと思えるものがありました。楽しめました。来年もイイ展覧会に、作品に出会えるといいな。
 
 
 
 
 

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