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ダリ展

国立新美術館のダリ展、行ってきました。これは早めに行った方が良さそうです。見ごたえありました。
 
 
 
 

ダリ展
国立新美術館
9/14-12/12
 
国立新美のダリ展、初日から混雑と言う話を聞いて夜間開館狙いで行ってきました。私が行ったのは少し前の夜間開館でしたが、比較的ゆったりと見ることは出来ました。ただ、夜間開館の割には人は居て、会期後半に行くにつれ混みそうな予感です……。去年のマグリット展と言いシュルレアリスム、日本で人気ありますね。
 
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さて、このダリ展、よくぞここまで集めた!と言う感じ。もちろんシュルレアリスム作品は流石です。もうちょっと有名作あるといいな、と欲を出してしまいますが、それでもおお、これ見たかった、と言う作品もあって満足感強い。
 
そして、それより前の時期、ポスト印象派、キュビスムや未来派やフォービスムなどに影響受けた絵は初めて見ましたね。ここはなかなか面白かった。キュビスムなんかはまるでピカソな感じで、こう言う影響受けてシュルレアリスム方面に行くのか、と。更にはルネサンス、特にラファエロなどの古典の影響も受けていて、それは解釈された上で、後期作品にも影響が出てくるのが面白いです。
 
映像作品も多いのでじっくり見るには時間に余裕持って行く必要があります。ブニュエルと一緒に作った「アンダルシアの犬」は抜粋版も流していましたが、例の目玉のシーンもちゃんとありました。奥の方に前編映像を流しているコーナーもあります。私はこれビデオ持っているのでスルーしましたがシュールな作品なので時間に余裕があれば是非に。映像に関してはヒッチコック作品に協力したものや、ディズニーと一緒に作ったものなどもありましたね。
 
舞台美術や挿絵なども見所です。不思議の国のアリスの挿絵で虫だけやたらとリアルなのとか。かなり多岐にわたって活動されていたのですね。ジュエリー作品などもありました。ダリの絵に出てくるもの達がそのままジュエリーに……誰が付けたんだろう、笑。今回の展覧会はその多岐にわたる活動の全貌を見るのに良い展覧会です。あと、奥さんのガラへの愛も、絵は歪んでいますが、愛情はまっずぐだったんだなぁ、というのが判る様な展示ですね、笑。
 
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シュルレアリスム作品に関してはなかなかタイトルが面白くて、パンがパンを襲っていたり、なんだよそれ、と突っ込みいれたくなるようなものばかり。キャプションチェックも必須です。ダリと言うと小さな作品が多いと言うイメージでしたが、かなりの大作などもあり、本当に見ごたえありました。とにかく実物見て、タイトル見て、突っ込んで、という楽しい展覧会です。一箇所、写真撮影可能なエリアは、角度を変えてみると顔になる部屋……いや、これ、角度変えなくてもネタバレしてるでしょ、とここでも突っ込みをいれたく……。

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シュルレアリスムSurrealisme exhibition -Paris Pompidou Centre possession work exhibition 2011年、六本木の国立新美術館でパリ・ポンピドゥセンター所蔵の傑作が来日しシュールリアリズム美術の全貌を見ることができました。2016年ダリ回顧展を鑑賞していくうえで。シュールリアリズム美術の理解が不可欠と考え、「シュルレアリスム」とは何か?も含めて、シュルレアリスムの全貌を回顧し、考察してみました。呼ばれているので、以下使い慣れたシュー... [続きを読む]

受信: 2016/10/11 18:54

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