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大妖怪展

東京都江戸東京博物館の夏休みの展覧会「大妖怪展」に行ってきました。私が行ったのは前期展示です。これは後期展示も行きたくなります……

 
 
 
大妖怪展
東京都江戸東京博物館
7/5-8/28
 
Img_7241
 
妖怪と言う夏休みにピッタリな話題だけでなくて百鬼夜行絵巻だ、辟邪絵だ、土蜘蛛草紙絵巻だと重文や国宝などの絵巻/資料などが続々出ているという美術ファンにも楽しみな展覧会です。その分、混んでいるのですよね。平日でも昼は子供連れでにぎわっているでしょうし。私が行ったのは金曜日の夜間開館でしたが、夜間開館でこんなに人が入ってるんだ!とびっくりでした。平置き展示の絵巻や資料がどうしても並んでしまうので仕方ないと言うのもありますが……。
 
さらに妖怪だけでなく、その周囲の展示として幽霊画や土偶などの形の奇妙なもの、最後には現代の妖怪として「妖怪ウォッチ」までと、幅の広い展示になっています。浮世絵のこの世のものでないものの絵は結構有名どころも揃ってましたね。幽霊画では応挙の幽霊が怖かったです。ヘビみたいな口裂け女の絵でゾクッとしました。
 
そして面白いのが「姫国山海録」や「針聞書」など。自然界や身体の中に住む虫達。この虫達によって体の不具合が起きたり、世の中の事象が起こっているというもの。よく疳の虫が騒ぐとかお腹の虫が鳴くとか言いますよね。針聞書は週で展示ページが変わっていたのですが、過去の展示を見ると大酒の虫と言うのが居ましてですね、ええ、この虫が巣食っている人知ってますよ、私。知り合いに居ますよ、ええ。あとは「別世界巻」と言うのがあって、それも面白い。地獄の様相が書かれているのですが、そこに描かれている鬼や地獄に落ちた悪人達が憎めない感じの可愛さで良いのですよ。たばこ好きの男が地獄に落ちたら鬼のキセルや煙草入れになってしまう地獄があったりして、物になった人がかわいい感じで描かれていたりするような絵です。これは後期展示なので私が行ったときはまだ展示されていませんでしたが、これを見に後期展示に行きたいです。
 
個人的に注目したのは前期にしか展示されていませんが「怪奇談絵詞」に載っていた人外の絵のうち「虎にゃあにゃあ」と言う妖怪が居た事です。なんか名前がめちゃくちゃかわいいですけど、獣の身体におじさんの顔と言う名前のイメージとはかけ離れたルックス、笑。自分のだけのお気に入りの妖怪見つけるのも面白いと思います。

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