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ポンピドゥー・センター傑作展 ―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―

東京都美術館でポンピドゥー・センター傑作展を見てきました。

 
 

ポンピドゥー・センター傑作展 ―ピカソ、マティス、デュシャンからクリストまで―
東京都美術館
6/11-9/22
 
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今回の展覧会、取り組みが面白いです。1906年から1977年までの間、一年一作家一作品と言う形でフランス20世紀美術を紹介していく形で構成されています。ポンピドゥー・センターがもっているコレクションと言うことで近現代作家の絵画、彫刻、写真、映像から更にはデザインまで含めた展示です。ジャンルも広いということで結構知らない作家なども多かったです。ええ、心の中ではこんな作品しか貸してくれなかったのかなぁ、などとも思ったりもしましたが、ポンピドゥーもイメージダウンはしたくないでしょうから変な手抜きはしてないでしょうけど、笑。
 
建築家の田根剛さんが会場デザインとして関わっているのも話題ですね。田根さんと言えばパリで活躍している建築家。新国立競技場のコンペにも参加したり、最近では21_21 DESIGN SIGHT「建築家 フランク・ゲーリー "I Have an Idea"」展やミナ・ペルホネンの展覧会「ミナカケル」などに関わってますね。田根剛さんの名前が日本で一番話題になったのはミラノサローネのシチズンの展示「LIGHT is TIME」でしょうか?東京でも青山スパイラルで凱旋帰国展示をやって話題になりました。オペラシティの「新井淳一の布・伝統と創生」の展示も田根さんなのですね。あれも良かったなぁ。
 
展示を年代を追っていくとラウル・デュフイ、ジョルジュ・ブラック、コンスタンティン・ブランクーシときて、マルセル・デュシャンはこれでしょうね、の車輪でした。マルク・シャガールはこれ以外にももっと良いのあったんじゃないかな?と言う気も。そしてマン・レイはデュシャンの写真でしたね。
 
ル・コルビュジエの絵画はまぁ好き好きなのですが、ジャン・プルーヴェの椅子は良いなぁ、うっとりする。レオナール・フジタの絵があって、ピエール・ボナールの裸婦やアンリ・カルティエ=ブレッソンの写真は良かったなぁ。ヴァシリー・カンディンスキーの絵があり、そしてアレクサンダー・カルダーのモビールは今回の展示の中で一番好きな作品です。
 
マリー・ローランサンがあり、そして1945年、ここには正式には作品がありません。そう第2次世界大戦終結の年、フランスのランスで調印されたのです。このコーナーには「ラ・ヴィ・アン・ローズ(ばら色の人生)」と言う曲が流れていました。歌っている歌手を確認し忘れましたがエディット・ピアフですかね?それからアンリ・マティス、ベルナール・ビュフェ、フェルナン・レジェ、アルベルト・ジャコメッティ等が続きます。
 
そして最後の1977年、ここに取り上げられているのはレンゾ・ピアノとリチャード・ロジャース作「ポンピドゥー・センター」。そう、このポンピドゥー・センターがオープンした年です。この当時はレンゾ・ピアノとリチャード・ロジャースも無名の作家扱いだったのですね。今や超一流建築家となっていますが。この建物、リサとガスパールのリサが住んでるという設定なんですよね。と言うことで、恒例の写真コーナーはリサガス。
 
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きっとこれだけの作品があれば、どれか好きな作品はあるはず。どれが好きか、など言い合いながら見ても良いかもしれないですね。

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