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ザ★刀剣 ─ 千年の匠の技と美

行ってまいりました、刀剣展です。
 
ザ★刀剣 ─ 千年の匠の技と美
東京富士美術館
 
 
 

ザ★刀剣 ─ 千年の匠の技と美
東京富士美術館
3/29-7/3
 
今(一部で)流行っている刀剣。狙ってはいなかったかもしれませんがあのゲームで刀剣ファンがぐっと増えたこの最近にうまく展覧会開催と相成った訳です。でも、流行だけでなくちゃんと刀剣について学べる展示構成。まずは五箇伝から説明です。
 
 
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五箇伝って何?と言う方、5つの有名な刀剣流派のことで刀剣の産地をベースに「山城伝」(京都)、「大和伝」(奈良)、「備前伝」(岡山)、「相州伝」(神奈川)、「美濃伝」(岐阜)と分かれています。それぞれの伝に更に流派があり、そこにまた有名な刀工が居たりします。
 
ここら辺は前にブログに少し書きましたのでよろしければ参考に。
 
名物刀剣 宝物の日本刀
 
この名物刀剣展からもう約5年と言うところか……。
 
 
さてこちらの展覧会、始めに展示されているのが正宗と村正。名刀、名物の伝正宗は宮本武蔵が所持していたと伝えられているもの。村正は徳川家に仇をなすと言われ妖刀と言われていた銘です(実際はその当時良く使われていたからたまたま徳川が討たれたときに使われていただけのようですが)。そこに一緒に飾られているのが本阿弥光悦+俵屋宗達の掛け軸。これはいきなり見ごたえありです。正宗と同じだけ有名な吉光は今回の展示には無かったですね、そういえば。後は一文字派が目に付きました。
 
 
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この展覧会、この様な感じで刀だけでなくその背景に屏風絵などを飾り組み合わせで見せています。合戦図と刀の組み合わせ、素晴らしいです。
 
 
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上記5年前の展覧会で私が好きだと書いたのが線の細い感じの相州派。正宗などがそれにあたりますが、ここでの正宗は少ししっかり目のやつでした。今回の展覧会では私はこの古備前の正恒が一番好きでした。これは前期の展示だけですね。
 
 
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合戦図の屏風との組み合わせ以外にも見せ方が工夫されているところがあって、本阿弥みたいに刀剣鑑定士な気分の見方ができるコーナーもあります。座って間近で刃文や地肌を眺めることが出来ます。
 
 
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刀の楽しみの一つがこの刃文や地肌を眺めることではないかと(勝手に)考えています。この美しさに取り付かれてしまい、人生を狂わせた人はどれだけ居るのでしょうかね……?近くで見ると刀に波のような模様があったり、その艶めかしい様は実物を見ないとわかりません。刀身に彫刻で装飾されているものもありますね。
 
 
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国芳の浮世絵と江戸の名工 虎徹(乕徹)の刀が並ぶ様も壮観です。
 
 
 
日本刀から生まれた言葉の解説があったり、地元の八王子の刀もあったり、後期展示には土方歳三の愛刀も展示されるようです。
 
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武士関連と言えば、エンタメ要素として(?)真田丸コーナーがあったりもします。そう、赤い彗星の真田……。例のゲームのガチャガチャが出口にあったりもして、楽しめるネタもありでした。
 

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