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生誕300年記念 若冲展

大変な混雑になっているようですね、東京都美術館の若冲展。私は結構はじめの方に行ってきました。

 
 
 
生誕300年記念 若冲展
東京都美術館
4/22-5/24
 
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連日、大行列という噂の若冲展。結構早いうちに行ってきました。ただそのときはショップが行列で買い物を諦めてしまったので、うーん、もう一度行きたい。後期で少し展示替えがあるのでそこで行きたいのだけどな……。 
 
さて、若冲の作品、年間どこかで見ている気もするし、今回の展覧会に出ている作品も有名どころは今までに見たことはあるんですよね。ただ、ここまで揃うと言うのが大事で、これが(多分)なかなか無い。特に日本画は展示期間などにも制限があったりして会期が約1ヶ月と言う短さだし……。
 
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まずは今回の一番の目玉はチラシでもメインで使われている「動植綵絵」30幅+「釈迦三尊像」が揃っているということ。これは1フロア全部を使ってそれだけの部屋を作っています。今までにも東博で「動植綵絵」の方だけをそろえて展示したり、今の持ち主の宮内庁の三の丸尚蔵館で何期間かに分けて全部展示したり、元々の持ち主である相国寺で2007年に揃って展示したりと初登場ではないのですが、やはり「揃ってみることできる機会は少ないですし、とにかくこの部屋を囲む展示は圧巻です。もちろん一つ一つの絵の緻密さ、変質的なくらいに描き込まれている具合も凄い。
 
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あと、見逃せないのが「菜蟲譜」。なんとこの絵巻が全て開いた状態で公開されています。前半の野菜、後半の虫の両方がいっぺんに見ることが出来るという機会は珍しいのはないでしょうか?もう、トカゲがかわいいし、ヤモリやオタマジャクシが愛らしいし、つるのくるっとしたところの塗り残しが可笑しいし、これは時間をかけても見るべしです。
 
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ジョー・プライスさん所有の「鳥獣花木図屏風」も人気ですね。じっくりと見てしまうのでどうしても時間がかかってしまいます。「象と鯨図屏風」、「石燈籠図屏風」などの大きめの屏風作品も良いですよね。
 
「蓮池図」の間の取りかた、初めにあった「鹿苑寺大書院障壁画 葡萄小禽図襖絵」の見事さも忘れてはいけません。
 
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大きめな作品で言うと「仙人掌群鶏図襖絵」も必見です。私個人的にはこの左下の方にいるヒヨコたちを見るといつも悶えてしまいます。わかっています、チラシにもちゃんと居ました。
 
長らく行方不明だった「孔雀鳳凰図」が去年再発見されて展示となりました。「百犬図」も話題ですが、これ可愛いと言うよりもブサ……いや、可愛いですね、笑。
 
前期のみの作品がなかなか良いのが揃ってました。墨だけで描かれた「鳳凰之図」がやたらとカッコいいし、「虻に双鶏図」の虻を見上げる鶏がなんとも言えずかわいいし、「月に叭々鳥図」の急降下の様は大胆な構図だと思います。

Photo
 
実はこんな具合で見所だらけな展覧会なのですが、地下1階にあった版画関連のシリーズがまたカッコいいのです。絵巻物の「乗輿舟」もなんと全部開いた状態で公開されているし、「花鳥版画」と「玄圃瑤華」も黒ベースに白抜きの格好良さ。版画ものはデザイン的に本当に優れていて、グッズなどにも使われています。「玄圃瑤華」のグッズ欲しいんだよなぁ。
 
通常ルートで見ると地下1階→1階→2階となっていますが地下1階の作品は夜間開館の時に見に行くと最後の方は誰も無い状態で見ること出来るのでかぶりつきですよ。なので地下と1階は人ごみすり抜けてどんな作品があるかだけチェックしておき、早めに2階の「菜蟲譜」や「鳥獣花木図屏風」をじっくり見ておいて、最後の方に人が減ったときに地下にある作品や1階の「動植綵絵」を見るのがいいと思います。ただ、それでも混んでいるようですけどね、ここ最近は……。
 
 
さてさて、もう一度行けるかなぁ……。

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