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奥村土牛 ―画業ひとすじ100年のあゆみ― 青い日記帳×山種美術館 ブロガー内覧会

山種美術館「奥村土牛 ―画業ひとすじ100年のあゆみ―」ブロガー内覧会に参加してきました。
 
 
 
【開館50周年記念特別展】奥村土牛 ―画業ひとすじ100年のあゆみ―
山種美術館
3/19-5/22
 
青い日記帳×山種美術館 ブロガー内覧会に参加してきました。山種美術館さま、青い日記帳のTakさんいつもありがとうございます。
 
弐代目・青い日記帳(人気アートブログ)
 
 
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今年は山種美術館の開館50周年記念の年。そのはじめに土牛展とは山種美術館らしい展覧会ですね。今年は他にもこれまた山種らしい御舟メインの展覧会やコレクションを時代などで切り取る名品展、若手の作家をとりあげるアワードをはじめるなど周年記念にふさわしい展覧会ラインナップのようです。
※以下、写真はブロガー内覧会での撮影にて許可を頂いております。
 
 
 
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「醍醐」奥村土牛 山種美術館所蔵
さて、まずは土牛の代表作「醍醐」の前でトークする山崎館長。醍醐の絵は実際に近くで見ないとわからない花びらなどの立体感、奥行き感などが凄いです。あ、この絵(桜の絵)があるから土牛展がこの季節に開催されたのか、と今気づきました、苦笑。
 
 
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左 「兎」奥村土牛 山種美術館所蔵
右 「うさぎ(画稿)」奥村土牛 山種美術館所蔵
土牛の絵と言えば動物を描いたものも多いのですが、特にこの兎の愛らしさは格別です!今回の展覧会はこのように下書きや写生の絵が多く展示されているのも特徴的です。見比べると面白い。
 
 
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左 「鳴門」奥村土牛 山種美術館所蔵
右 「鳴門(画稿)」奥村土牛 山種美術館所蔵
もちろんこの名作もあります。写生のために実際に船に乗って渦潮を見に行くと立てない位に船が揺れたので、奥様に後ろから帯をつかんで支えてもらいながら写生をしたと言うこの絵。Takさんが後のトークで実際に鳴門で見た渦潮の写真を掲示してましたが、本当にこのような青とも緑ともつかない神秘的な色なんですね。
 
 
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左 「城」奥村土牛 山種美術館所蔵
右 「城(写生)」奥村土牛 山種美術館所蔵
白い壁が特徴的で白鷺城とも呼ばれている姫路城を描いたもの。黒い瓦の部分は絵の具を焼いたもので近くで見るとキラキラしているのがわかります。
 
 
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左 「雨趣」奥村土牛 山種美術館所蔵
雨を一本一本描いてこの霞んだ感じを出した絵。この絵は実物を近くで是非に見て欲しい。
 
右 「吉野」奥村土牛 山種美術館所蔵
これもこの季節ならではの絵ですね。桜で染まった山間、そして春に霞が立ち上っていくぼんやりとした空気感が本当に素晴らしい。
 
 
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左 「雪の山」奥村土牛 山種美術館所蔵
土牛の絵はセザンヌに影響されたと言うことでした。そういう風に見たことは無かったのですが、改めてみるとそれがわかる様な描き方の山の絵でした。
 
右 「那智」奥村土牛 山種美術館所蔵
神格としての那智の滝を描いたもの。かなり大きな絵でした。これも岩の表情などを見るとセザンヌに影響を受けたと言うのがわかります。
 
 
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左 「北山杉」奥村土牛 山種美術館所蔵
構造が面白い絵。奥に縦線で杉が並ぶと言うこれまたなんとも面白い構造です。
 
右 「茶室」奥村土牛 山種美術館所蔵
大徳寺真珠庵の茶室。構成がまるでモンドリアンの描く抽象画のようだと。
 
 
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左 「輪島の夕照」奥村土牛 山種美術館所蔵
風景なども色々と書いていた土牛。この絵は多分始めてみたと思いますが、いやー、なんか好きです。しみじみくる感じのこう言う絵もあったんだなぁ、と。
 
右 「山中湖富士」奥村土牛 山種美術館所蔵
そしてさらに土牛がこんな風な富士山を描いてたのですねー。
 
 
 
前回の内覧会では建築内装設計や展示設計に関わった方が参加していて、特別に設計や照明などについてお話を聞くことができました。今回の内覧会では「兎」の絵を修復した表具師の方が参加されていたので、特別にちょっとしたミニトーク開催になりました!内覧会ならではの予定してなかったサプライズでした。
 
 
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また、いつもの展覧会をテーマにした和菓子もあります。そして50周年を記念した山種美術館の新シンボルマークは佐藤卓さんデザイン。これでは50の0のところが横組みのアルファベット「YAMATANE」と、縦組みの漢字「日本画」が重なってできた形になっています。また日本画で使われる紺の色を使っていて、東山魁夷の絵から紺の色を抜き出したとの事。その東山魁夷の使っていた紺の絵の具を見せていただきました。
 
山種美術館シンボルマーク

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