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プラド美術館展 ―スペイン宮廷 美への情熱

青い日記帳×「プラド美術館展」“ブロガー・特別鑑賞会”
に参加してきました。三菱一号館美術館の展覧会です。
 
 
 
 

プラド美術館展 ―スペイン宮廷 美への情熱
三菱一号館美術館
10/10-2016/1/31
 
 
20151011_15_06_15
 
青い日記帳×「プラド美術館展」“ブロガー・特別鑑賞会”
に参加しました。写真は鑑賞会で撮影許可を頂いきました。
青い日記帳のTakさま、いつも素敵なイベントありがとう
ございます。
 
アートブログ 弐代目・青い日記帳
 
 
スペイン、プラド美術館の王室コレクション、その中でも
小作品が多く選ばれているのが今回の展覧会だそうです。
 
 
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今回の展覧会の中でも比較的大きな作品が展示されている
第三章の部屋。バルトロメ・エステバン・ムリーリョ
《ロザリオの聖母》の前でトークをする高橋館長、展覧会
担当の安井学芸員、青い日記帳のTakさん。
 
 
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ペーテル・パウル・ルーベンス《聖人たちに囲まれた聖家族》。
ルーベンスの下絵を基にして描かれたコルネリス・デ・フォス
の《アポロンと大蛇ピュトン》。
ルーベンスの下絵《アポロンと大蛇ピュトン》も一緒に見る
ことが出来ます。
 
安井学芸員に熱く説明して頂きました。
《聖人たちに囲まれた聖家族》は大作品を描いた後のリコルド
と言う手控え作品です。大きな作品を小さい縮尺で描くのは
難しいそうで、ルーベンスの技量が判る作品だそうです。
 
この頃ルーベンスは仕事としてプロデュース請負をやっていて
請負額にあわせて、自分で描くもの、一部だけ自分で描くもの
など区分けていたそうです。《アポロンと大蛇ピュトン》は
下絵を自分で描いて、完成作は別の画家に描かせたもの。
 
 
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そのほかはキャビネットペインティングと呼ばれている小さい
作品がメイン。個人で持って楽しんだりするもの。
 
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美とは何か?小さなものは大きなものに劣るのか?小さなもの
を集めることで、良く見て、良く考えるきっかけになるとイイ
な、と言うのが今回の展覧会の狙いだそうです。
 
 
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ベラスケスやゴヤの作品。特にゴヤは1コーナーありました。
今回、目玉の作品が沢山あり、スペイン3大画家のエル・グレコ、
ベラスケス、ゴヤの作品が来ている。フランドルの巨匠ボスや、
ルーベンスなどの作品が並んでいる。
大きな有名作品どーん!だけでなく一つ一つ小さな作品を時間
かけて見るのにイイ展覧会です。
 
 
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ヒエロニムス・ボス《愚者の石の除去》(写真の一番手前)。
ボスの作品の中でも真筆とわかっている一つ。
 
 
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ちなみに個人的に気になった作品が二つ。
ヤン・ファン・ケッセル(1世)《アジア》
ビセンテ・パルマローリ・ゴンサレス《手に取るように》
 
《アジア》は足のある魚、双頭の魚、空飛ぶ魚、変な動物など
そんなのアジアにいないよ!アジアのイメージはそれか!と
突っ込み入れたくなる作品。きっとアジアでこんな動物見た!
という話を聞いて描いたのでしょうね。しかし、アジアをどれ
だけ辺境だと思っていたのか、当時は……。
 
《手に取るように》はね、最後の部屋にあって、描かれている
女性がやたらと美人……もうね、現代的な美人で今この女性が
目の前にいたら、凄く話題になるよ!と言う位の美人です。
はい、好みです。
 
 
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ヤン・ブリューゲル(2世)《地上の楽園》
ピーテル・ブリューゲル(2世)《バベルの塔の建設》
さすがにバベルの塔は有名な父のピーテル・ブリューゲルでは
無く息子が描いたものですが、父を模倣した息子の努力をここ
は見てみましょう。
 
 
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最近美術館ではもうあって当たり前のようになっているのが
撮影コーナー。自撮足元コーナーあり、インスタグラム写真
フレームもあり。
一人で行ったらフレームの方は撮影無理ですね……泣。
 
 
小作品と言うことでじっくり見たい展覧会なので混雑する前に
行きたいですね。既に混雑している時も多いとも聞いてますが、
会期後半になると更に混みそうです。

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