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鴻池朋子展「根源的暴力」

ちょっとこの展覧会、凄かったです。今年の好きな展覧会
上位に入るものです。素晴らしかった。必見です。
 
鴻池朋子展「根源的暴力」
神奈川県民ホールギャラリー
 
 
 

鴻池朋子展「根源的暴力」
神奈川県民ホールギャラリー
10/24-11/28
 
本当に痺れるくらいに素晴らしい展示に出会いました。
 
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「根源的暴力」とは刺激的なタイトルの展覧会です。
この展覧会は震災を受け、自然の脅威を目の当たりにし、
そこにある人間の在り方を見つめたものだそうです。
人間がものをつくり、生きていくという事は自然に対する
暴力だと言う意味合いを持っているこのタイトル。
原発事故なども間違いなく影響していることでしょう。
 
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ただ、この展覧会が凄いのは震災などと切り離しても、
自然に対する人の働き方、と言う事を踏まえれば、展示の
物語を通して意味合いが判るようになっていて、展示と
して素晴らしいと思える事です。
加えて、震災などに対する作家の働き方などを知ることに
よってさらに深く感じることが出来る展示になっている。
 
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鴻池さんの展覧会としては6年前にオペラシティで大きな
展覧会がありましたが、オペラシティの展覧会は鴻池さん
の「作品」が並ぶ展示でした。
今回は展覧会自体が一つの作品となり、鴻池の頭の中に
入り込む様なものになっていました。
(それを示すように作品リストは展覧会の最後に配布され
ています)
 
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鴻池さんが見つけて、産み出す、色々な物語が作品として
醸成されます。その作品と対峙しているのがこの子達。
作品との対話から生まれる問いや答え。
それが物語をつくっていきます。
その物語が繋がり一つの大きな物語となっている。
 
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影や暗闇をうまく使った展示。覗き込み、探し、見つけ、
対話していく展示になっています。
ちょっと痺れるくらいに素晴らしい展示でした。

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