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SHUNGA 春画展(+東京カテドラル聖マリア大聖堂)

永青文庫でやっているSHUNGA 春画展を見に行ってきま
した。話題の点では今年一番の展覧会ではないしょうか。
帰りがけには東京カテドラル聖マリア大聖堂にも。
 
 
 
SHUNGA 春画展
永青文庫
6/19-12/23
 
20150925_15_36_47
 
日本での春画展の開催までへの道のりは大変だったよう
です。イギリスで出来たからって、日本の習慣や人民性を
考えても簡単に出来ると思わない。政治的にもケアする
必要あるでしょうし。そういう意味でもこの美術館だから
出来たと言うのもありますね。
本国だからこそ難しい、と言うのがあるとは思う。
 
ただ、それを乗り越えての展覧会開催です。おそらく大変
だったでしょう、その分、力が入っているような気がします。
展示の物量、質がとても充実してます。
 
一通り見て思ったのが春画ってアートだのなんだの言って
も元々はインモラルなものですよね。
エグいグロいところも多い。
 
ただ、それでもわかるのが各絵師さんたちの技術や特徴。
浮世絵としての完成度の高さ。美術品としての質の高さ。
 
歌麿は艶めかしく
北斎は大胆で天才的
国芳はしっかりした安定さと勤勉さ
国貞のこちらも天才性の派手さ
 
それが判る、目に入ってくる。
 
 
後は、浮世絵としての、そして春画としての懲り方。
 
やたらと質感が強い絵があったり、構図が浮世絵として
素晴らしかったり。
 
ほのかにチラ見せしてるような構図もエロくて良いですね。
 
春画にお金を出す人が居たからでしょうか?やたらとお金
かけていそうなものもあります。
 
色を良く見るとキラキラしたものがちりばめられていて、更
に言うとそのキラキラが男性のアレにまでちりばめられて
いたり。
 
桜の花や描かれている服の模様にエンボスが掛かってい
て、やたらと立体感が出ているものがありました。
あれは凄かった。
春画の「目的」以外のところに思い切りお金をかけて仕上
げたこの贅沢さ。
 
インモラルな物ではあるけどれども、嗜好品として贅沢に
仕上げて、人に見せたり、オープンなコレクションとしての
ものもあったりしたのだろうな、と感じさせる仕上がりでした。
 
 
 
 
東京カテドラル聖マリア大聖堂
 
20150925_16_45_01
 
春画展見に行ったら少し足を伸ばして丹下健三さん設計
のこの名作建築を見に行くのオススメします。
 
 
 

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