« 7月後半から8月に行ったアート系あれこれ | トップページ | 8月後半に行ったアート系あれこれ »

8月前半から中頃に入ったアート系あれこれ

ようやくお盆の頃に見たもののメモです。ようやく。
 
「うらめしや~、冥途のみやげ」展
―全生庵・三遊亭圓朝 幽霊画コレクションを中心に―
東京藝術大学大学美術館
 
うるしのかたち展
東京藝術大学大学美術館 陳列館
 
前田青邨と日本美術院 ―大観・古径・御舟―
山種美術館
 
蔡國強展:帰去来
横浜美術館
 
横浜美術館コレクション展 2015年度第2期
横浜美術館
 
アーティスト・ファイル 2015
隣の部屋――日本と韓国の作家たち
国立新美術館
 
エリック・サティとその時代展
Bunkamuraザ・ミュージアム
 
伊藤博敏&徳持耕一郎 SWING DAYS
Bunkamura Box Gallery
 
ここら辺のあれこれ。
 
 
 
「うらめしや~、冥途のみやげ」展
―全生庵・三遊亭圓朝 幽霊画コレクションを中心に―
東京藝術大学大学美術館
7/22-9/13
 
20150814_13_17_22
 
はじめに入った部屋、ここがすごく良かったです。
部屋の周りにぐるっと展示された幽霊画の掛け軸。
贅沢に真ん中に何も無い空間の上から垂れ下がった
蚊帳。おどろおどろしさ満開です。他にも美しき幽霊
や浮世絵にあった庶民的なやつら、さまざまな怪談、
落語などに取り上げられた幽霊話など色々な
パターンの幽霊さまさま。なんか美人な幽霊も居たり、
これ幽霊?というまぁ、誘われたら絶対についていっ
てしまいそうな女性の絵があったり、いい展示でした。
 
 
 
うるしのかたち展
東京藝術大学大学美術館 陳列館
8/7-8/16
 
うらめしやのお隣でやっていました。漆って艶かしいし
美しいし、いいですよね。作る人だってかぶれる様な
難しい素材をなんでそんなみんな使うのだろう?と
重いますが、そこらで売っている塗料には出せない
質感、あれに魅せられるのですね、きっと。
漆の付け爪がありましたが、あれは良いかも。
後は蛸がいましたね、タコが。
 
 
 
前田青邨と日本美術院 ―大観・古径・御舟―
山種美術館
6/27-8/23
 
暁斎展など、この時代周辺の展覧会を同時期に見る
ことが出来て、他にも横浜美術館のコレクション展で
も日本美術院コーナーがあって、日本美術院周辺を
総浚い出来ちゃいそうなこの夏。青邨の事は知りま
せんでしたが、大観、雅邦、観山、春草、古径、土牛、
紫紅などの絵はやはり見ごたえあり。そして御舟の
炎舞が久々に展示されてました。あの照明で引き立
てる展示はどうしても目が行ってしまうね。
 
20150815_14_57_53(写真は横浜美術館で)
 
 
 
蔡國強展:帰去来
横浜美術館
7/11-10/18
 
20150815_14_19_59
 
好きな作家さんのですが……展示数が少ないのは、
まぁ、しょうがないかもしれないですが、なんか満足
しなかったです。最近現代美術に心が震えないのは
そういうモードだからでしょうか?(どんなモード?)
火薬を使い演出された制作の元でできあがった作品
はそれだけでは私にうったえかけなかったのか。
映像も一応見ましたが。
 
 
 
横浜美術館コレクション展 2015年度第2期
横浜美術館
7/11-10/18
 
20150815_14_53_48 20150815_15_03_26
 
戦後70年記念特別展示 戦争と美術
岡倉天心と日本美術院の作家たち
ポール・ジャクレーと新版画
という3つのコーナー。ここのコレクション展は見せかた
が良いですね。MOTにしろMOMATにしろコレクション展
に切り口を工夫している美術館が多くてすばらしいです。
 
 
 
アーティスト・ファイル 2015
隣の部屋――日本と韓国の作家たち
国立新美術館
7/29-10/12
 
20150815_16_09_20
 
数年前まではまとまりが無いなぁ、と思っていたのがこの
アーティストファイル。去年くらいからまとまりはないが
展示のレベルが揃ってきた感が出来てきた。
今年はまとまりも出てきた感じ。
ただ、少し難しい方向でまとまってきたかな、というのが
今年の展示。韓国と日本のアーティストという選択肢が
そういう方向に行ったのでしょうか。
はじめの部屋のヤン・ジョンウクさんの動きそうなもの
(実際は部分部分が動くらしい)が調整中で残念。
百瀬文さんの映像は目の前の紙を読んでいると映像が
見れなくなるというジレンマ。なんかそのどうしよう感が
面白い。
小林耕平さんは部屋全体を使ってそこここに転がる物
と映像、そしてそこにそのものがある理由に物語性を
つけている、いやつけているように見せかけているだけ
な気がする。
冨井大裕さんのいろいろ転がっているものたちもそこ
にストーリーがあるようで、無いのかもしれない。後は
ミニカーを勢いよく走らせると怒られます、笑。
イ・ウォノさんはダンボールハウスを交渉して買取り、
それで家を建てる。買った値段の領収書とともに。
私が一番好きだったのはイ・ソンミさんの交通事故の
車の粉々になった窓ガラスで作品を作り上げるもの。
手塚愛子さんの作品は好きです、が展示の仕方が
単品単品な感じで、もっと部屋全体を使ってうまく
やればいいのになぁ、と。
現代アート好きでないと厳しいむつかしめの考えさせ
るような展示でしたがひとつの方向にまとまっている
のは見えました。
 
 
 
エリック・サティとその時代展
Bunkamuraザ・ミュージアム
7/8-8/30
 
20150809_15_58_48
 
音楽家サティ、と楽しい仲間たち、というべき展覧会。
サティって気難しいイメージですが、結構仲間たちと
わいわいという感じでいろんな活動をしてます。
それも一流の仲間たちと。
いきなりロートレックがいろいろ出来たのは私的には
うれしかったです。
サティの音楽に影響を受けたような人達も多かった様
ですね。ブランクーシ、マン・レイなどがそうだったとか。
パラードというバレエリュスの演目はコクトーやピカソ
などと作り上げたもの。去年のバレエ・リュス展を見て
いて良かった。そうでなければ突っ込みどころ満載の
演目でした。それでも突っ込みどころ山ほどありますが。
他にもなんか想像上の楽器の絵があったり、結構変な
展覧会です。あと、サティの曲が会場内に流れている
のも、そういえば展覧会でBGMってめずらしいですね。
一番のみどころは「スポーツと気晴らし」という楽譜と
絵がセットになっている一連の作品(本として出されて
いるものです)。楽譜の読めない私は楽譜を見ながら
音符が踊ってい感じとか、静かな感じなどと想像を
しながら音楽と対になっている絵を見ていきます。
最後のコーナーで音を聞きながらその絵を見ることの
出来るコーナーがあるのでそこで、ああ、こんな音だ
ったのか、と答えあわせするような楽しさがありました。
 
 
 
伊藤博敏&徳持耕一郎 SWING DAYS
Bunkamura Box Gallery
8/6-8/13
 
ふらっと寄ったら楽しかった。演奏をしている人を
ワイヤーフレームで作り上げる徳持さん。影を見る
とさらに演奏してる感が高まり面白いです。
伊藤さんは石を削りだし、そこに何かを詰め込み、
ジッパーをつけたりして、硬い石を柔らかくみせる
そんな彫刻を作り上げる不思議な世界観。良いです。
 
 

|

« 7月後半から8月に行ったアート系あれこれ | トップページ | 8月後半に行ったアート系あれこれ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38654/62114540

この記事へのトラックバック一覧です: 8月前半から中頃に入ったアート系あれこれ:

« 7月後半から8月に行ったアート系あれこれ | トップページ | 8月後半に行ったアート系あれこれ »