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燕子花と紅白梅 光琳デザインの秘密

根津美術館の「燕子花と紅白梅 光琳デザインの秘密」
を見て来ました。かきつばた!
 
 
 
燕子花と紅白梅 光琳デザインの秘密
根津美術館
4/18-5/17
 
 
から衣
きつつなれにし
つましあれば
はるばる来ぬる
たびをしぞ思ふ
 
頭文字をとると「かきつばた」です。
 
毎年GWに決まったシャツを着て根津美術館に行きます。
根津美術館はカキツバタの咲く季節。
20150505_15_38_32
 
まぁ、実はこのシャツはアヤメの図柄なのでカキツバタで
は無いのですが、まぁ、親戚みたいなやつなので許して
ください。アヤメが逆さになっているTシャツを着て、GWに
カキツバタを見るのをここ数年。今年も庭園のカキツバタ
が見事でした。
20150505_15_29_58
 
でも、今年は少し様相が違いました。
まず、チケットを買うのに並んでます。
尾形光琳の2大国宝、燕子花図屏風と紅白梅図屏風が
揃いぶみしているのです。これは見ごたえあり。
 
今年は琳派イヤーと言うことであちこちで琳派関連の
展覧会が開催されています。
その中でも目玉となるべく物がこの二大国宝が並ぶ2つ
の展覧会ではないでしょうか。
 
今年頭にMOA美術館で開催された「光琳アート」とこの
根津美術館で開催されている「燕子花と紅白梅」です。
梅の時期にMOA美術館、燕子花の時期に根津美術館で
開催されるというのは洒落てますよね。
 
MOA美術館の様子
光琳アート -光琳と現代美術-
 
MOA美術館では光琳の画と、そこから琳派をたどって
現代アートまでを紹介。根津美術館では逆に光悦+宗達
から始まり完成された光琳デザインに注目する展覧会に
なっていました。
デザインセンスの塊とでも呼べる燕子花図屏風。
そして根津の質の高い照明とガラスで見る紅白梅図屏風。
もうため息ものですよ。紅白梅図屏風の妖艶さが引き立ち
ますね。
 
こちらは地下のホールに展示されていた複製屏風。
20150505_15_26_40
 
で、実はMOA美でこれらを見た私としてはそれよりも注目
いたのが伝俵屋宗達の「蔦の細道図屏風」です。
あの大胆な構図はビックリです。あれだけでも見る価値が
ありますよ!と言うもの。
尾形光琳「孔雀立葵図屏風」なども良かったです。
 
他にも光琳が参考にしたのでは無いかという様な図柄集
なども。本阿弥光悦が蒔絵装飾した「群鹿蒔絵笛筒」も。
今回は2Fの展示室にも光琳関連展示があり、こちらは
器ものが多かったです。光琳+乾山の兄弟コラボものも
ありますが、波の模様を象った光琳の箱も良かったな。
 
まだまだ今年は琳派関連の展示が続きますよね。
秋の京都、どうするかなぁ。行きたいなぁ……。
 

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