花と鳥の万華鏡 ―春草・御舟の花、栖鳳・松篁の鳥―
山種美術館で青い日記帳×山種美術館ブロガー内覧会
「花と鳥の万華鏡 ―春草・御舟の花、栖鳳・松篁の鳥―」
に参加してきました。
「花と鳥の万華鏡 ―春草・御舟の花、栖鳳・松篁の鳥―」
http://www.yamatane-museum.jp/exh/current.html
山種美術館
2/11-4/12
恵比寿から山種美術館に行く間にインベーダーのストリート
アートを発見・・・
山種美術館の「花と鳥の万華鏡」、青い日記帳×山種美術館
ブロガー内覧会に参加してきました。
※写真は美術館に許可を得て撮影しています。
花鳥画が好きな私にとってうれしい展覧会です。
実は人物画って苦手なんですよね・・・。
特に鳥好きとしては見どころ満載でした。
因みに今回ブログで取り上げたのは全部山種美術館所蔵。
凄いなぁ・・・。
入ってすぐの正面に飾られているのは・・・
速水御舟「牡丹花(墨牡丹)」
御舟の写生帖もありましたがこの人は本当に絵がうまいなぁ。
他にも見どころとしては田能村直入「百花」の豪華さ。
少し花が乱れすぎてうるさいくらいです。
少し前にNHK日曜美術館で取り上げられていた速水御舟の
「翠苔緑芝」もありました。ネコかわいい!
その中でも一番好きだったのが菱田春草「月四題」のうち「春」。
熱海のMOA美術館「光琳アート」でも春草は目を惹きました。
上手さというよりも色使いや優しい感じが好みです。
さて、鳥好きな私という事で鳥に絞っていくつか紹介をします。
まずはカワイイ的、卑怯さと言えば雛ですね。雛の絵4題。
雛4題、ニワトリ(ひよこ):鈴木基一「四季花鳥図」
基一の屏風は本当に色がきれいで素晴らしかった。これだけ
でも見に来る価値ありますね。そこに愛らしいヒヨコ!
さて、スズメもいくつかありました。冬のふっくらスズメはカワイイ。
最後の屏風は竹垣に梅と椿が描いてありますが良く見ると
その中にさまざまな種類と形態の小鳥が居るのです!
見てみると間抜けに(?)口開いているやつらが多いのです。
他にも鶴など大型の鳥はほぼほぼ口を開けてました。
ところが俺らは違うぜ、と言う奴らも居まして・・・
竹内栖鳳「双鶴」/瀧和亭「五客図」
岸連山「花鳥図」でも鶴は口を開けて孔雀は閉じてました。
俺は口を開けないぞ、と言うクジャクの強い意志でも・・・。
ブロガー内覧会でたまたま一般で申し込んで来ていたのが
日本設計の山下さん。実はこの美術館の設計を担当した
方です。エントランスのエピソードなどをお話し下さいました。
これからイベントも色々あるようです。
鳥に詳しい元上野動物園の園長さんから見た、絵の中の
鳥たちについてのお話しなども面白そう。
後は江戸の生活に関係する落語を聞く事の出来る機会も
あるようです。
「鳥を楽しむ」講演会
講師:小宮 輝之 氏〔上野動物園 元園長〕
2月22日 14:00~15:30
http://www.yamatane-museum.jp/event/2015/02/kouen.html
「落語入門Ⅱ―文菊が語る"江戸庶民の生活"」開催落語・トークショー
講師:古今亭 文菊 氏〔落語家〕
聞き手:藤澤 紫 氏〔國學院大學 教授(特別専任)〕
2月28日 14:00~15:30
http://www.yamatane-museum.jp/event/2015/02/rakugo.html
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