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蜷川実花:Self-image

原美術館で蜷川実花:Self-imageをみてきました。
 

 

蜷川実花:Self-image
http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html
原美術館
1/24-5/10

内覧会に参加してきました。
※写真は美術館の許可を得て撮影しております。

カラフルでポップな蜷川実花の写真・・・とはまた少し
違う面が今回展覧会で見えてきます。

活動20年目での原美術館での展覧会、入口には
初めて買ったカメラの展示。
Img_2201

 

そして次の部屋が映像と音のインスタレーションです。
音楽は渋谷慶一郎さん。

蜷川さんらしい金魚の映像、そこに女性の口など、また
交差点の雑踏などがかぶさってくる。

Img_2218

人に見てもらうために奇形を重ねていく金魚、そして人に
見てもらうためにする化粧、その様な少し異形な、でも
美しいともいえる様子を重ねた映像。

Img_2279_2

それを良いとか悪いとか言うのでなく、それがある現実と
それに向かい合う、そしてそれに見慣れた人と言うものの
不感症さを浮き彫りにしていく要素がある様です。

Img_2276

 

そして1階の大きな部屋はまさに蜷川ワールド。カラフルな
写真で部屋を覆います。
ただ・・・いつもの蜷川さんのカラフルでポップな写真とは
少し様子が違うように見えます。

Img_2264

何か、心地悪いような、綺麗でない様な、そんなものが
良く見るところどころに見えてきます。
初めの映像の部屋と同じく普通にある、でも異形で美しい
そんなもので覆われた部屋。
そうやって生きていく私たちを考えていたと言う事でした。

そうこれが展覧会のタイトルのSelf-imageでもあるのだと
思われます。

Img_2271

 

2階へ上がる階段にある窓も蜷川イメージで。2階の床は
元々のここの床模様をイメージし、また蜷川さんの写真に
出てくる白黒の床にも合わせて、白黒のチェック貼りに
したそうです。
原美術館が昔から憧れで、ここで展示をしたかったという
蜷川さんの思い入れで床の模様まで手を入れたのです。
直前までいろんあアイデアを試して決めていったと言う事
です。

Img_2244 Img_2272

 

そして2階の展示はものすごく個人的なものになってました。
どんどん中に入っていく展示です。

セルフポートレートが二部屋、中目黒の桜の写真が一部屋。

中目黒の部屋は旦那さんと別れた時に衝動で撮ったような
ものだということ。フィルム数も時間も少なく、ここには自我
が映っていない。普段も写真に自我は出さないようにして
いるがここまで自我がない写真は初めて。普段出さないよう
にしていても、どれだけ出てしまっているのかわかったと。
他とは是体に一緒に出来無いこの部屋だけのもの。

Img_2250

セルフポートレートの部屋は撮影禁止でしたが、蜷川さんは
今までに3度セルフポートレートを撮ったと言う事です。

デビュー時、映画「さくらん」の時、そして今回発表したのが
映画「ヘルタースケルタ―」の時。定期的に撮りたくなる時が
やってくるそうです。

様々な活動やコマーシャルな活動などで成長はしていった
が贅肉もついたかも、と。
気がつかないうちに、イメージが大きくなってしまったものに
対して原点を見直す意味で、カメラ1台で何ができるのか
考えてたときにこの憧れの腹美術館でセルフイメージと言う
個展ができるのがタイミングもよく、嬉しい、と言ってました。

 

内覧の時にあった贈り花が凄かった。芸能人からのお祝い
などアート展でここまで派手なのは初めてかも・・・。

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