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ボストン美術館 ミレー展― 傑作の数々と画家の真実

三菱一号館美術館「ボストン美術館 ミレー展」のブロガー内覧会に
参加してきました。

ボストン美術館 ミレー展― 傑作の数々と画家の真実
http://mimt.jp/millet/
三菱一号館美術館
10/17-2015/1/12

青い日記帳×「ボストン美術館 ミレー展―傑作の数々と画家の真実」展
“ブロガー・特別内覧会”へ参加してきました。
※写真は許可を得て撮影しています。

農民や積藁などの農村風景を描いたことで有名な画家ミレー。
ミレーととバルビゾン派の画家を紹介する展示になっています。

Img_8010

思ったよりもミレーが少ないな・・・と思ったものの、その分同じ
バルビゾンで同じ頃絵を描いていた画家たち、コロー、ルソー、
などの絵も展示し、その共通点や違いについてじっくり見る事
が出来るものになっています。

と言うか・・・個人的にはこれで正解!ミレーの絵は一つ一つ
じっくり見ていくととてもよく、きっと日本人好みの絵で、まぁ、
誰もが納得するようなものですが、見ていくと少し変化が欲し
くなる。茶色の中にさわやかな青空が欲しくなる。そんな時に
他の作家の絵があるのがとても良かったです。

 

入口にまずあったミレーの自画像や婦人像、ミレーの生家
から始まることで、印象づけます。

Img_8154

しばらくはバルビゾン派の画家たちが描いたバルビゾン
風景の絵が続きます。まるでバルビゾンの森に迷い込ん
だようです。

Img_8136

この真ん中の絵はフランソワルイフランセと言う画家の絵
ですが、こう言う緑濃い森の絵は好きです。

 

森の中で少女に会いました。コローのこの少女の絵、とても
はかなげです。
コローはこの絵の少女に恋をしていたのではないでしょうか?

Img_8126

クルーベの絵などもありました。

Img_8150

ルソーのこの絵も蕎麦らしかったです。

Img_8132

 

さて、この展覧会のタイトルってなんだったっけ?と思い始めた
ころにミレーの絵が出てきました。このじらしタイミング凄い。
ボストン美術館が持っているミレーの名作、種をまく人、羊飼い
の娘、刈入れ人たちの休息などがこの空間にあります。

Img_8021

 種をまく人、この絵はまた迫力あります。逆光で農夫の顔は
暗く表情は見えません。種をまくときの腕の振りや動きその
一瞬を見せているようです。
解説をしてくれた学芸員さんは「個性を描いたのではなく、
動きを描きとめたかったのでは」と言っておりました。
また、「ミケランジェロの筋肉の表現などを出したかったの
では?」とも。言われてみればそうかもしれません。

Img_8073

トロワイヨンが描いたキツネや犬の一瞬の動きを描きとめた、
その筋肉の描写なども凄いと思いました。

Img_8059

 

後半の展示ではミレーが同じアングルで描いた別の時期の
絵などがあります。水を飲む牛を同じアングルで別に時期
に描いたり、母親と子供が編み物をしているところを描いて
いたりします。アングルは同じですが時期が異なるので
子供が成長しています。姿かたちの成長だけでなく編み針
も2本から3本に増えていたり。

Img_8044

ミレーのバターをかき回す若い女などの素朴さも。

Img_8087

 

さらに後半、ほかの作家の作品が並んでいるところ、ここも
雰囲気好きでした。明るめの空と牧草の色が目を惹きます。

Img_8101

デュプレの色使いはとても好きです。

Img_8105

あと、このレルミットの大きな絵はとても見ごたえあります。

Img_8092

オープンしてまだ間もない時期でしたがそれでもそこそこ
人は入っているようです。早めに行かないと後半混みそう
ですね。

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